Fate/strange Fakeは、成田良悟先生が手がけるFateシリーズのスピンオフ作品で、アメリカ・スノーフィールドを舞台に「偽りの聖杯戦争」と「真の聖杯戦争」が同時に繰り広げられるという、シリーズでも類を見ない壮大な物語なんです。

通常の聖杯戦争では7騎のサーヴァントが召喚されますが、本作では14騎以上のサーヴァントが入り乱れる大混戦。しかもマスターたちも一筋縄ではいかない曲者揃いで、「誰が味方で誰が敵なのか分からない」というスリリングな展開が魅力ですよね。

2026年1月からはTVアニメ(A-1 Pictures制作)も放送中ということで、「キャラクターが多すぎて誰が誰だか…」と感じている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、偽りの聖杯戦争・真の聖杯戦争の全サーヴァントとマスターを網羅的にまとめました。陣営ごとの関係性やキャラクターの背景まで、これを読めばFate/strange Fakeの世界がグッと分かりやすくなりますよ!

Fate/strange Fakeの聖杯戦争とは?偽りと真の二重構造を解説

まず押さえておきたいのが、本作の聖杯戦争は通常のものとは根本的に異なるということです。

舞台はFateシリーズおなじみの冬木市ではなく、アメリカ西部の都市スノーフィールド。ここで行われる聖杯戦争は、ファルデウス・ディオランドやフランチェスカ・プレラーティといった黒幕たちによって人為的に作り出された「偽物」なんです。

しかし、この偽りの聖杯戦争が引き金となって「真の聖杯戦争」も同時に発動。結果として、偽の陣営6騎+真の陣営7騎+規格外のセイバー+エクストラクラスのウォッチャーという、前代未聞の大規模な戦いが幕を開けることになります。

偽りの聖杯戦争(False Holy Grail War)サーヴァント&マスター一覧

偽りの聖杯戦争で召喚された6騎のサーヴァントとそのマスターを紹介します。「偽り」とはいえ、召喚されたサーヴァントは本物の英霊ばかり。むしろ規格外の存在が多いのが特徴です。

クラス真名マスターCV(アニメ)
偽アーチャーギルガメッシュティーネ・チェルク関智一 / 諸星すみれ
偽ランサーエルキドゥ銀狼の合成獣小林ゆう
偽キャスターアレクサンドル・デュマ・ペールオーランド・リーヴ森久保祥太郎 / 羽多野渉
偽アサシン真名なし(通称「狂信者」)ジェスター・カルトゥーレLynn / 橘龍丸
偽バーサーカージャック・ザ・リッパーフラット・エスカルドス堀内賢雄 / 松岡禎丞
偽ライダーペイルライダー繰丘椿古賀葵

偽アーチャー:ギルガメッシュ(英雄王)

Fateシリーズでおなじみの英雄王ギルガメッシュが、偽りの聖杯戦争にアーチャーとして降臨。「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」にはあらゆる宝具の原典が収められており、最強宝具「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」の破壊力は桁違いです。

本作のギルガメッシュは、親友エルキドゥの召喚を察知して全力で聖杯戦争に臨むという、いつもの傲慢さとは一味違う姿を見せてくれるんですよね。友との再会を前に、王としてのプライドすら捨てて戦う姿は胸が熱くなります。

偽アーチャーのマスター:ティーネ・チェルク(CV:諸星すみれ)

スノーフィールドの先住民族の末裔である少女。かつて魔術師たちと政府によって土地を奪われた一族の誇りを取り戻すため、聖杯戦争に参加しています。ギルガメッシュに対して忠実に仕え、王と臣下としての関係を築いているのが印象的です。

偽ランサー:エルキドゥ(天の楔)

ギルガメッシュの唯一無二の親友にして、神々が作り出した「意志を持つ生きた神造兵器」。メソポタミア神話に登場するエルキドゥそのものです。

本作では積極的に聖杯戦争に参加するのではなく、マスターである銀狼の合成獣を守りながら結界化した森の中から親友ギルガメッシュの運命を見守るという立場をとっています。二人の再会シーンは、シリーズファンなら涙なしには見られないでしょう。

偽ランサーのマスター:銀狼の合成獣(キメラ)

本来のマスターとなるはずだった魔術師が作った合成獣(キメラ)。しかし令呪がこの銀狼に宿ってしまい、エルキドゥはこの獣をマスターとして認識しました。言葉を話すことはできませんが、エルキドゥとの間には不思議な信頼関係が生まれています。

偽キャスター:アレクサンドル・デュマ・ペール(仏の文豪)

19世紀フランスの大作家アレクサンドル・デュマ・ペールがキャスターとして召喚。『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』で知られる文豪ですが、サーヴァントとしての能力は「贋作宝具」の作成。英雄王の宝具にも匹敵する贋作を生み出す創作力を持っています。

直接戦闘には参加せず、「二十八人の怪物(クラン・カラティン)」のメンバーに贋作宝具を提供する裏方的な役割。それでいて無断外出して現代のグルメや文化を楽しむなど、自由奔放な性格が魅力的なキャラクターです。

偽キャスターのマスター:オーランド・リーヴ(CV:羽多野渉)

スノーフィールドの警察署長にして魔術師。10年以上かけて全米から集めた警察官兼魔術師で構成される「二十八人の怪物(クラン・カラティン)」を率いる指揮官です。ケルト神話でメイヴ女王がクー・フーリンを倒すために作った怪物に由来するこの組織名が示す通り、個人戦ではなく組織戦で聖杯戦争に臨む異色のマスターですね。

偽アサシン:真名なし(通称「狂信者」)

暗殺教団に属していた少女で、真名を持ちません。英霊の資質を得る頃にはすでに名前を捨てていたためです。

ハサン・イ・サッバーハの座に就くことはできませんでしたが、歴代18人のハサンが持つ「ザバーニーヤ」を全て会得しているという規格外の実力者。唯一習得していないのは、同期にあたる19代目のハサンのザバーニーヤのみです。

ハサンの名を継げなかった理由は、オリジナルの業を生み出せなかったこと、そしてその才能と狂信的な性格が組織に恐れられたこと。「暗殺者」よりも「戦士」気質で、直接戦闘を好む性格が暗殺教団にそぐわなかったんですね。

偽アサシンのマスター:ジェスター・カルトゥーレ(CV:橘龍丸)

死徒(吸血鬼)。聖杯に興味を持って聖杯戦争に参戦した、Fateシリーズでは珍しい吸血鬼のマスターです。不気味な存在感を放つ危険人物ですね。

偽バーサーカー:ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)

19世紀ロンドンを震撼させた未解決事件の象徴「切り裂きジャック」がバーサーカーとして召喚。ただし特定の個人ではなく、19世紀から現代までの人々が思い描く多種多様な「ジャック・ザ・リッパー」像が混ざり合った存在として召喚されています。

「千貌」というスキルにより、歴代の容疑者候補(警官、娼婦、医者など)の姿に変身可能。宝具と併用すれば200体を超える分身も生成できます。通常は腕時計の姿でマスターのフラットに付き添っているのが面白いですよね。

宝具は「悪霧は倫敦の暁と共に滅び逝きて(フロム・ヘル)」と「其は惨劇の終焉に値せず(ナチュラルボーンキラーズ)」の2つを持ちます。

偽バーサーカーのマスター:フラット・エスカルドス(CV:松岡禎丞)

ロード・エルメロイII世の弟子にして天才魔術師。ただし常識が壊滅的に欠けている青年で、師匠に無断でアメリカへ渡って聖杯戦争に参加するという暴挙に出ます。ジャック・ザ・リッパーのことを「カッコいい」と肯定してくれるため、正体不明の自分を受け入れてくれたフラットにジャックも好意的。この二人の関係は本作の中でも屈指の癒やしポイントです。

偽ライダー:ペイルライダー(蒼ざめた騎士)

ヨハネの黙示録に登場する「黙示録の四騎士」の一騎にして、「死」の概念そのものが受肉したサーヴァント。個人としての人格を持たない、極めて特殊な存在です。

宝具は疑似的な冥界を展開する能力で、結界内に「死」を具現化させる恐るべき力を有しています。通常のサーヴァントとは根本的に異なる、概念的な脅威と言えるでしょう。

偽ライダーのマスター:繰丘椿(CV:古賀葵)

東洋系の魔術師の家に生まれた幼い少女。昏睡状態のまま聖杯戦争に巻き込まれ、ペイルライダーのマスターとなりました。肉体は眠ったままで、夢の中でペイルライダーと接触しています。

真の聖杯戦争(True Holy Grail War)サーヴァント&マスター一覧

偽りの聖杯戦争に触発されて発動した「真の聖杯戦争」。こちらも負けず劣らず強力なサーヴァントと、一癖も二癖もあるマスターが勢揃いしています。

クラス真名マスターCV(アニメ)
真アーチャー(アヴェンジャー)アルケイデス(ヘラクレス)バズディロット・コーデリオン西前忠久 / 三宅健太
真ランサー※シグマ自身が器となるシグマ梶原岳人
真ライダーヒッポリュテ(アマゾネスの女王)エルメロイ教室(代表:ヴェルナー・シーザームンド)関根明良
真キャスターフランソワ・プレラーティフランチェスカ・プレラーティ内田真礼
真アサシンハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕ファルデウス・ディオランド保村真 / 榎木淳弥
真バーサーカーフワワ(フンババ)ハルリ・ボルザーク
ウォッチャー(エクストラクラス)真名伏せシグマ

真アーチャー(アヴェンジャー):アルケイデス

ギリシャ神話最大の英雄ヘラクレスが、「アルケイデス」として召喚されました。「アルケイデス」とはヘラクレスがゼウスの妻ヘラの名を冠する「ヘラクレス」と呼ばれる前の名前です。

マスターであるバズディロットの令呪と冬木の聖杯の泥によって神性を失い、アヴェンジャー(復讐者)としての属性を付与されています。十二の功業の証である宝具「王の指令(キングスオーダー)」を持ち、ゴッドハンドを失った代わりに功業の証明として機能する複数の宝具を使いこなします。

真アーチャーのマスター:バズディロット・コーデリオン(CV:三宅健太)

スクラディオ・ファミリーに属する冷酷な魔術師。通称「ポイズンシャーク」。表向きは産業廃棄物処理会社の社長ですが、その実態は30人以上の魔術師をサイレンスピストルだけで殺害した危険人物。令呪でサーヴァントの神性を剥奪するという前代未聞の行為を行った、本作屈指の脅威です。

真ランサー:シグマ自身が「器」に

真ランサーの枠は、本作でも特に異例な展開を見せます。シグマが真ランサーを召喚しようとしたところ、代わりにエクストラクラス「ウォッチャー」が出現。ウォッチャーの導きにより、シグマ自身が真ランサーの「器」となる道を歩むことになるのです。マスターがサーヴァントになるという、Fateシリーズでも前代未聞の事態ですね。

真ランサー陣営のマスター:シグマ(CV:梶原岳人)

名もなき傭兵にして魔術使い。フランチェスカに雇われる形でスノーフィールドの聖杯戦争に参戦しました。幼少期からの過酷な経験により感情が極めて希薄で、与えられた任務を機械的にこなす人物。しかし聖杯戦争を通じて少しずつ変化していく姿が描かれています。

ウォッチャー(エクストラクラス)

シグマが真ランサーの代わりに召喚してしまったエクストラクラスのサーヴァント。複数の「影法師」から構成される存在で、その正体は「人間の限界を超えようとして失敗した者たち」です。ウォッチャー自身は戦闘能力を持たず、「観測した事実をマスターに伝えるメッセンジャー」として機能します。シグマ以外には姿が見えません。

影法師の中には以下のような人物が含まれています(アニメ版CV付き):

影法師特徴CV
船長白い義足の初老男性、顔に大きな疵痕内田直哉
絡繰り翼の青年機械仕掛けの翼を装着した少年千葉翔也
蛇の杖を持つ少年10代前半の少年鈴木崚汰
屈強な偉丈夫好色な男性神奈延年
老年の侍自虐的性格辻親八
飛行士姿の女性召喚に嘆く女性日笠陽子
十字軍服の少年騎士十字軍関連の知識を持つ渡辺明乃

真名は作者・成田良悟先生によって伏せられたままで、「■■■・■■■■」と表記されています。

真ライダー:ヒッポリュテ(アマゾネスの女王)(CV:関根明良)

ギリシャ神話に登場するアマゾネスの女王ヒッポリュテ。三色に輝く弓を振るう誇り高き戦士です。ヘラクレスの十二の功業の一つとして「ヒッポリュテの帯」を奪われた人物であり、同じ聖杯戦争にアルケイデス(ヘラクレス)がいるという因縁の構図が物語を盛り上げています。

真ライダーのマスター:エルメロイ教室

当初のマスターはフランチェスカと契約したドリス・ルセンドラでしたが、不法入国後に遠坂凛との決闘で令呪を失い権利を喪失。その後、エルメロイ教室のヴェルナー・シーザームンドがロード・エルメロイII世の理論を応用し、令呪を魔術で分散させることで教室全体が一つのマスターとして機能する形をとりました。

真キャスター:フランソワ・プレラーティ

歴史上、ジャンヌ・ダルクの戦友ジル・ド・レェに魔術を教えたとされるフランソワ・プレラーティ。本作では、マスターであるフランチェスカ・プレラーティが自分自身を触媒として召喚したサーヴァントです。つまりマスターとサーヴァントが同一人物という前代未聞の状況なんです。

真キャスターのマスター:フランチェスカ・プレラーティ(CV:内田真礼)

本作の黒幕の一人。幼い少女の姿をしていますが、その正体は歴史上のフランソワ・プレラーティ本人。数百年にわたり異なる肉体に憑依し続けて現代まで生き延びてきた存在です。ファルデウスと共にスノーフィールドの聖杯戦争を企図し、聖杯戦争そのものを「玩具」のように弄ぼうと暗躍する危険な人物です。

真アサシン:ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕(CV:保村真)

「幽弋(ゆうよく)のハサン」と呼ばれる真アサシン。本来は暗殺教団とは無関係の人物で、別の暗殺組織により科学・呪術・錬金術で徹底的な改造を施された人間兵器でした。

その組織の崩壊後、放浪の末にアズラーイールの霊廟へたどり着き、初代「山の翁」と出会います。「彼の影になることが自分の運命」と悟り、山の翁の刃を受けて後天的にハサン・サッバーハとなった異色の存在です。マスターとは通常の念話すら避け、紙片で意思を伝えるという徹底ぶりを見せます。

真アサシンのマスター:ファルデウス・ディオランド(CV:榎木淳弥)

アメリカ合衆国に属する魔術師。フランチェスカと共にスノーフィールドの聖杯戦争を作り上げた首謀者の一人です。偽りの聖杯戦争を仕掛けた張本人でありながら、真の聖杯戦争にも参加しているという、まさに暗躍する策士。物語全体の裏で糸を引く重要人物ですね。

真バーサーカー:フワワ(フンババ)

メソポタミア神話に登場する杉の森の番人フンババ(シュメール語読み:フワワ)。神々が約3,000人の子供の魂を合わせて作り出した存在で、確認できた知性の数は2,891個とされています。

そのほぼ全ての魂が狂気に侵された中で、ただ一人の少女の魂だけが正気を保っていました。エルキドゥにとっては最初の友人であり育ての親同然の存在という、深い因縁を持つサーヴァントです。

狂化スキルにより召喚直後に暴走し、マスターのハルリを重傷にしてしまいます。

真バーサーカーのマスター:ハルリ・ボルザーク

祖父は「魔蜂使い」の異名を持つ魔術師オッド・ボルザーク。祖父の研究を狙った時計塔の魔術師に両親を殺され、魔術師社会への復讐心を抱いています。聖杯の力で魔術師たちの隠蔽手段を無効化し、魔術世界の崩壊を目論んでいます。15歳未満の少女ながら、強い意志で聖杯戦争に臨みます。

どちらにも属さない異例のサーヴァント:セイバー陣営

クラス真名マスターCV(アニメ)
セイバーリチャードI世(獅子心王)アヤカ・サジョウ小野友樹 / 花澤香菜

セイバー:リチャードI世(獅子心王)(CV:小野友樹)

第三次十字軍で名を馳せたイングランドの伝説的英雄リチャードI世、通称「獅子心王」がセイバーとして召喚されました。偽りの聖杯戦争にも真の聖杯戦争にも属さない独自のポジションを占めています。

歴史と神話の境目を彷徨った王とも呼ばれ、妖精やルーンが日の下にあった時代に片足を置いた最後の王とされます。宝具は手に持った物体をエクスカリバーの概念で強化する「永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)」、生前の縁者を召喚する「円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート)」など。敏捷EXという規格外のステータスを持つ、Fateシリーズ初のセイバーです。

セイバーのマスター:アヤカ・サジョウ(CV:花澤香菜)

Fate/Prototypeの沙条綾香に酷似する謎の女性。髪の色を除けば瓜二つですが、ロード・エルメロイII世により本物の沙条綾香はルーマニアに滞在していることが確認されており、明確に別の存在です。その正体には深い謎が隠されており、物語の重要な鍵を握る人物です。

その他の重要キャラクター

聖杯戦争の参加者以外にも、物語を動かす重要なキャラクターがいます。

キャラクター名役割CV(アニメ)
ハンザ・セルバンテス聖堂教会の監督役(代行者)小西克幸
ロード・エルメロイII世時計塔の君主・フラットの師匠浪川大輔
ランガル魔術協会の人形遣い・ファルデウスの師咲野俊介
ジョン・ウィンガードクラン・カラティン所属の警官土屋神葉
ヴェラ・レヴィット東城日沙子

ハンザ・セルバンテス(CV:小西克幸)

聖堂教会から派遣された聖杯戦争の監督役。一見軽薄な振る舞いが目立ちますが、その正体は代行者としての確かな実力を持つ人物。聖杯戦争の行方を見守りつつ、必要に応じて介入する立場にあります。

ロード・エルメロイII世(CV:浪川大輔)

かつて第四次聖杯戦争に参加したウェイバー・ベルベットが、成長して時計塔の君主となった姿。本作ではフラット・エスカルドスの師匠として、弟子が無断で聖杯戦争に参加してしまったことに頭を抱えています。「ロード・エルメロイII世の事件簿」シリーズでおなじみのキャラクターです。

ランガル(CV:咲野俊介)

魔術協会に所属する人形遣いの魔術師。人形を用いた諜報活動を得意とし、聖杯の波長を調査するためにスノーフィールドを訪れます。弟子であるファルデウス・ディオランドの裏切りに遭うという波乱の展開を迎えます。

二十八人の怪物(クラン・カラティン)

オーランド・リーヴが10年以上かけて全米の警察署から集めた警察官兼魔術師で構成される組織。ケルト神話でメイヴ女王がクー・フーリンを倒すために作った怪物に由来する名前を持ちます。偽キャスター・デュマが作る贋作宝具で武装し、個人ではなく組織の力で聖杯戦争に挑むユニークな集団です。メンバーにはジョン・ウィンガードなどがいます。

全陣営マップ:サーヴァントの関係図

最後に、全サーヴァントとマスターの関係を整理しておきましょう。

【偽りの聖杯戦争】6騎

  • 偽アーチャー(ギルガメッシュ) ← ティーネ・チェルク
  • 偽ランサー(エルキドゥ) ← 銀狼の合成獣
  • 偽キャスター(アレクサンドル・デュマ・ペール) ← オーランド・リーヴ + クラン・カラティン
  • 偽アサシン(真名なし・通称「狂信者」) ← ジェスター・カルトゥーレ
  • 偽バーサーカー(ジャック・ザ・リッパー) ← フラット・エスカルドス
  • 偽ライダー(ペイルライダー) ← 繰丘椿

【真の聖杯戦争】7騎

  • 真アーチャー / アヴェンジャー(アルケイデス) ← バズディロット・コーデリオン
  • 真ランサー(シグマ自身が器) ← シグマ
  • 真ライダー(ヒッポリュテ) ← エルメロイ教室(ヴェルナー・シーザームンドら)
  • 真キャスター(フランソワ・プレラーティ) ← フランチェスカ・プレラーティ
  • 真アサシン(幽弋のハサン) ← ファルデウス・ディオランド
  • 真バーサーカー(フワワ) ← ハルリ・ボルザーク
  • ウォッチャー(真名伏せ) ← シグマ

【どちらにも属さない】1騎

  • セイバー(リチャードI世) ← アヤカ・サジョウ

まとめ:Fate/strange Fakeの魅力はキャラクターの多様性にあり

Fate/strange Fakeの最大の魅力は、なんといっても個性豊かなキャラクターたちの群像劇にあります。

英雄王ギルガメッシュと親友エルキドゥの再会、ヘラクレスの別側面アルケイデスとヒッポリュテの因縁、フワワとエルキドゥのかつての友情…。メソポタミア神話やギリシャ神話の英雄たちが、マスターという「現代人」を通じて新たな物語を紡いでいく。それがこの作品の醍醐味なんですよね。

さらに、フラットとジャックのような心温まるコンビから、バズディロットとアルケイデスのような歪んだ主従関係まで、マスターとサーヴァントの関係性のバリエーションも見どころのひとつ。名前すら持たない「狂信者」やマスター自身がサーヴァントの器となるシグマなど、既存のFateシリーズの常識を覆す設定も盛りだくさんです。

2026年放送中のTVアニメで、これらのキャラクターたちがどのように動き出すのか。原作ファンも新規の方も、ぜひ一緒に見届けましょう!