【BlazBlue Entropy Effect】評価・遊び方・継承システムを紹介|日本語対応のローグライト

BlazBlue Entropy Effectは、アークシステムワークスの対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE」のキャラクターを操作して戦う、2Dのローグライトアクションです。4Gamerの紹介記事(広告企画)によると、舞台は意識を持った機械たちが暮らす謎の多い世界。プレイヤーは意識訓練装置「ACE」に選ばれた訓練者となり、ACEが課す訓練に挑み続けることで、世界を救うための力と知識を蓄えていきます。ラグナやノエルといったおなじみの面々は、ACEに記録された「アバター」として登場します。
開発は中国のスタジオ91Actで、Steamでは2023年8月に早期アクセスを開始し、2024年1月に正式リリースを迎えました。公式告知によればPC版は2025年3月に全世界で100万本を突破しています。
作品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | BlazBlue Entropy Effect |
| 開発 | 91Act |
| 販売 | 91Act、Astrolabe Games |
| 発売日 | Steamストアの表記は2024年2月14日(早期アクセス開始は2023年8月16日、正式リリースは2024年1月31日と4Gamerが報道) |
| 価格 | 取得時価格1,380円(通常2,300円から40%オフ、2026年10月1日時点) |
| ジャンル | アクション、アドベンチャー、インディー(Steamの分類)/2Dローグライトアクション |
| 日本語対応 | あり(インターフェース・字幕・フル音声) |
| 対応言語 | 日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)(以上フル音声対応)、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語 |
| プラットフォーム | Steam(Windows/macOS)。Steam Deckは互換性「確認済み」 |
| プレイ人数 | シングルプレイ、オンライン協力・LAN協力・画面共有/分割での協力プレイ |
| ストアページ | Steamストア |
4Gamerの紹介記事によると、91Actはかつて「BLAZBLUE REVOLUTION REBURNING」を手がけたスタジオで、本作はアークシステムワークスから正式な許諾を受けた完全新規タイトルという位置付けです。Windowsの最低動作環境はWindows 10(64ビット)、Intel Core i3、メモリ8GB、GeForce GTX 950、空き容量18GB(SSD推奨)で、推奨はCore i5以上とGTX 1060以上とSteamストアに記載されています。
Steam版のほかに、2025年7月22日にはiOS/Android版が世界配信されました(Steamの公式告知)。家庭用ゲーム機向けには、内容を拡張した『BLAZBLUE ENTROPY EFFECT X』が2026年2月12日にPS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|Sで発売されています(Astrolabe Gamesの発表)。本記事はSteam版を扱います。
世界観・ストーリー
4Gamerの紹介記事は、原作「BLAZBLUE」シリーズとの物語上の直接的なつながりはないと説明しています。ACEの世界を何度もループし、その中で得られる断片的な情報から世界設定を読み解いていく構成で、物語を理解するのに原作の事前知識は必要ありません。正式リリース版でストーリーは最後まで描かれ、ムービーシーンや一部のオリジナルキャラクターにも日本語ボイスが収録されています。
2026年2月の大型アップデートでは、新ストーリー「DBS Laboratory」がPC版に無料で追加されました(2025年12月15日と2026年2月14日のSteam公式告知)。実装当初の告知では、元からあるストーリー「Sky City」のクリアが新ストーリーに入る条件とされていましたが、その後のSteam公式パッチノート(2026年9月24日分)で条件が緩和され、現在はゲームの2回目の起動後に、初回クリアをしなくても「DBS Laboratory」と「Sky City」の両ストーリーを切り替えられると案内されています。このストーリーは家庭用版『X』向けに用意されたもので、PlayStation Storeの『X』の説明では、世界崩壊を阻止するための研究に必要な「可能性の欠片」が眠る「可能性の海」(世界と世界の隙間にある場所)へダイブできる唯一の存在“エース”が、エースをサポートするドクター達とともにダイブを繰り返す物語として紹介されています。なお、公式告知ではこの新ストーリーはモバイル版には実装されないとされています。
Steamストアの説明では、無料クロスオーバーとして『ICEY』と『Dead Cells』のキャラクターも登場します。『ICEY』では主人公ICEYとナレーターが再会し、ストアの説明では、ナレーターの指示に従って進めても無視してもかまわないとされています。『Dead Cells』からは「首無しの囚人」が参戦し、メトロイドヴァニア型の専用ステージで完全オリジナルの物語を探索します。ストアには、クロスオーバーのストーリーは原作の設定とは関係ないと明記されています。
ゲームシステム・遊び方
意識訓練:ステージを進んでボスを倒す
メインコンテンツは「意識訓練」と呼ばれる1回ごとの挑戦(ラン)です。4Gamerの紹介記事によると、各ステージには「サンプル」と呼ばれる敵が出現し、一定数のステージを通過するとエリアボスが現れます。限られた回復リソースのなかで、全ボスの撃破を目指します(図1を参照)。
攻撃手段は、連打できる「弱攻撃」、相手の防御を崩せる「強撃」、時間経過で回復するMPを消費する「スキル」の3つで、いずれもワンボタンで発動し、自由に組み合わせてコンボを組み立てられます。

ポテンシャルと戦術でビルドを組む
ステージをクリアすると報酬を選べます。キャラクターに新しいアクションを追加する「ポテンシャル」と、主に誘発型の特殊能力を得る「戦術」の2系統があり、Steamストアの説明ではポテンシャル能力は100種以上とされています。4Gamerの紹介記事によると、正式リリース版では戦術を入手できるステージで、クリア時に選べる戦術のタイプを事前に指定でき、指定したタイプの中から3種類が提示されます。狙った方向性のビルドを組み立てやすくする仕組みです。
継承:育てたキャラの能力を次のランへ
本作の大きな特徴が「継承」です。以前の挑戦で使ったキャラクターの能力の一部を、次の挑戦で別のキャラクターに引き継げます。4Gamerの紹介記事によると、継承できる能力はキャラクター固有の「継承スキル」と「継承タレント」、そしてそのキャラクターが攻略時に獲得した「継承戦術」(最大2個)で、1体あたり最大4つです。挑戦開始時に継承するキャラクターを2体選べるため、最大8つの能力を継承した状態でスタートできます(4Gamerの記事は「8種類」と表現しています)。
このほか、全キャラクターに反映される強化要素「意識向上」もあり、正式リリース版では「意識結晶」をスロットに装備する形式になりました。4Gamerの記事は、継承や意識向上によって過去のプレイが無駄にならない点を本作の特徴として挙げています。2024年2月の4Gamer記事では、難度をランごとにダメージ上昇やHP上昇などの項目を追加する「エントロピーオプション」で調整する仕組みが紹介されています。
プレイヤー報告:YouTubeチャンネル「モモさんゲームス~momosangames~」の紹介動画では、技の色が白・青・紫・金・赤の順に強くなること、継承元として同じキャラクターを2体選ぶことはできないことが説明されています。動画投稿時点の内容で、公式の仕様説明ではありません。
協力プレイ
Steamストアのカテゴリでは、オンライン協力、LAN協力、画面共有/分割での協力プレイに対応しています。2025年5月に実装されたローカル協力について、Steamの公式告知は次のように説明しています。先に操作設定をしたプレイヤー(マスタープレイヤー)が継承元を2体選び、その継承スキルは2人の両方に適用されます。ポテンシャルは各自が選び、進むルートの選択などはマスタープレイヤーが担当。片方が倒れても、相方がその部屋をクリアすれば復活します。
見どころ
アップデートで増えてきたキャラクターとコンテンツ
Steamストアの説明では、本編で操作できるキャラクターは13人、DLCキャラクターは4人です。ヒビキ、ラグナ、ノエル、ジン、ハクメン、タオカカ、マイなど原作でおなじみの顔ぶれに加え、2026年8月13日の無料大型アップデートではプラチナが追加されました。Steamの公式告知によると、プラチナはランダムな効果を持つ魔法の武器で戦う魔法少女で、専用スキル「Prismatic Signal」で「Super Lucky!!」が出れば攻撃範囲が広がる一方、「Unlucky…」のときは技が失敗したり自爆したりすることもあるという、運の要素を持ったキャラクターです。
Steamストアの説明では、キャラクターにはシリーズでおなじみの声優陣のボイスが付いています。2026年2月のアップデートでは、5つの「Mutation」でゲームの仕組みを大きく変える新難易度「Extreme」と専用ステージが追加され、同年9月には新ステージ「Remains」と巨大な機械のボス「The Lost Gearhulk」が登場しています(いずれもSteamの公式告知の英語表記)。正式リリースから2年以上が経っても大型の追加が続いていることは、図2の年表で確認できます。

DLCの内容と価格
| DLC | 価格 | ストアの発売日 |
|---|---|---|
| 「レイチェル」Character Pack | 580円 | 2024年7月24日 |
| 「ハザマ」Character Pack | 580円 | 2025年1月20日 |
| 「バレット」Character Pack | 580円 | 2025年6月26日 |
| 「ナオト」Character Pack | 580円 | 2026年2月11日 |
| Launch Exclusive Content | 399円 | 2024年1月30日 |
| 【X-File】カラーパレットパック | 700円 | 2026年2月11日 |
| Soundtrack A/C | 各299円 | 2024年1月30日/2026年2月11日 |
| Soundtrack B | 無料 | 2024年5月23日 |
価格は2026年11月5日時点のSteamストアの表示です。キャラクターDLCはいずれも580円です。
Steamでの評価
Steamレビューでは、全言語の合計36,639件のうち好評が34,553件、不評が2,086件で、評価は「非常に好評」です(2026年10月1日時点)。好評の割合は約94%にあたります。
日本語の評価上位レビューでは、複雑なコマンド入力なしにBLAZBLUEのキャラクターを動かせる操作性や、難易度を自分で調整できる点、1周を短時間で遊べる点が挙げられています。1周の長さについては「約30分程」と書いたレビューもあります(プレイヤーの体感で、キャラクターや腕前で変わります)。原作を知らなくてもアクションゲームとして楽しめる、という声も見られます。
一方で、おすすめを付けたレビューの中にも不満点の指摘があります。一部のレビューでは、繰り返し遊ぶうちに単調に感じること(その後の大型アップデートで改善されたという追記もあります)、エンディング分岐の条件が分かりにくいことが挙げられています。英語のレビューでは「長いあいだ簡単すぎる」という意見やシステムの説明不足、「おすすめしない」のレビューではステージやボスの使い回しへの不満も見られます。いずれも投稿時点の内容で、アップデートで変わっている場合があります。
こんな人におすすめ
おすすめのポイント:BLAZBLUEシリーズのキャラクターを、ワンボタンで技が出る操作で動かしたい人。挑戦のたびに能力の組み合わせが変わるローグライトで、継承によって前回の成果を次に生かしたい人。友人との協力プレイ(オンライン・LAN・画面分割)を楽しみたい人。
注意点
購入前に確認したい点:Steamストアには、光感受性てんかんを引き起こす可能性のある画面の点滅などの視覚要素が含まれると記載されています。対応OSはWindowsとmacOSで、Linux版はありません。家庭用版『X』のファミ通クロスレビューでは、レビュアーの1人が説明不足と専門用語の多さでシステムの理解に時間がかかる点を指摘しており、Steamの英語レビューにもシステムの説明不足を挙げる声があります。
まとめ
- 作品の位置付け: 91Actがアークシステムワークスの許諾を受けて開発した、BLAZBLUEのキャラクターで戦う2Dローグライトアクション。原作の事前知識は不要
- 遊び方: 「意識訓練」でステージを進み、ポテンシャルと戦術でビルドを組んでエリアボスを倒す。攻撃は弱攻撃・強撃・スキルのワンボタン操作
- 継承: 以前に使ったキャラクター2体から最大8つの能力を引き継いで挑戦できる
- ボリューム: 本編13人とDLC4人(各580円)。2026年もプラチナ追加や新ストーリー、新難易度などの大型アップデートが続いている
- 価格と言語: 取得時価格1,380円(通常2,300円から40%オフ、2026年10月1日時点)。日本語はフル音声に対応









わ〜!BLAZBLUEのキャラたちがローグライトで戦うなんて、すごく楽しそう!✨
前のキャラの能力を次に引き継げる「継承」って、育てた時間が無駄にならないのが嬉しいな〜。
日本語でフル音声なのも安心!原作を知らなくても遊べるって書いてあって、ヒナも遊んでみたくなっちゃった
1周も30分くらいって聞いて、わくわく!
ヒナちゃんのわくわく、すごく伝わってくるよ。育てた時間が次の挑戦で活きるのは、ローグライトの醍醐味だよね。
BLAZBLUEは、繰り返される運命や、何度も立ち向かう人の姿がテーマとして語られる作品なんだ。だから、ACEの世界をループしながら断片をつなぎ直す構成には、どこか重なるものがあると言われている。
原作と直接つながる話ではないから、知らなくても遊ぶのに問題はないよ。ただ、前の挑戦の力を次へ受け継ぐ継承も、繰り返しの中で積み重なる感覚として見ると、原作を知っている人には味わいが変わるかもしれない。
ACEの世界を何度もループする構成、BLAZBLUEを知っている人ほどニヤリとするはずだ。原作もループや繰り返しの運命が大きなテーマになっているから、ここは元ネタを意識した作りだと思う。ループのたびに断片をつなぎ直す流れは、前の挑戦の能力を次に引き継ぐ継承システムとも重なって見える。原作未プレイでも遊べるけど、知っているとその重みが変わってくる。
わあ、先生の解説すごくわかりやすい〜!✨
ループって、何回もやり直すってこと? 負けたらまた同じ世界に戻って、今度は前の能力を持ったまま挑戦できるのかな?
原作を知ってたら、どこがニヤリなの? 先生の話を聞いて、ヒナもますます遊んでみたくなっちゃった