【黒執事 -寄宿学校編-】完全ガイド:2024年春の話題作、名門校に潜入する執事と坊ちゃんの新たな物語を徹底解説
2024年4月から6月まで放送された『黒執事 -寄宿学校編-』は、枢やな原作の大人気コミック「黒執事」をアニメ化したシリーズ第6作目です。TVシリーズとしては約10年ぶりとなる待望の新作で、名門寄宿学校を舞台にした新たな物語が展開されます。
作品基本情報
- 原作:枢やな『黒執事』(月刊Gファンタジー連載)
- 制作会社:CloverWorks
- 放送期間:2024年4月~6月
- 話数:全11話
- 放送局:TOKYO MX、BS11他
- 配信:ABEMAほか各配信サイト
制作スタッフ
- 監督:岡田堅二朗
- シリーズ構成:吉野弘幸
- キャラクターデザイン:清水祐実
- 音楽:川﨑龍
- 制作:CloverWorks
主要声優キャスト
- セバスチャン・ミカエリス:小野大輔
- シエル・ファントムハイヴ:坂本真綾
物語の舞台と魅力
本作の舞台は、名門寄宿学校「ウェストン校」。女王からの依頼により、複数の生徒が音信不通になっている事件を調査するため、シエルとセバスチャンがウェストン校に潜入することから物語が始まります。
ウェストン校には4つの寮が存在し、それぞれを統べる監督生たち「P4(プリーフェクト・フォー)」が学園の秩序を保っています。このP4がストーリーの重要な鍵を握っており、ファンの間でも非常に人気の高いキャラクターたちです。
シリーズの位置づけ
『黒執事』は枢やなによる大人気コミックで、シリーズ累計3,500万部を突破している世界的な作品です。本作は劇場版『Book of the Atlantic』(2017年)から約7年ぶり、TVシリーズとしては約10年ぶりの新作アニメとなります。
アニメシリーズとしては第6作目にあたり、19世紀末期のイギリスを舞台に、”女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負う名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャンと、その主人である少年シエルの活躍を描いています。
注目ポイント
久々の新作への期待
小野大輔さんは前作『豪華客船編』で物語も一区切りがついた感じもあり「もうセバスチャンを演じることはないかもしれない」とすら思っていたが、今作のお話をいただけたのは「ご褒美をいただけた感じ」とコメントしています。
声優陣の成長
坂本真綾さんは「あれから約15年を経て声優として経験を積んできたつもりなので、今だったらより細やかに彼の言葉を表現することができるかもしれない」と新シリーズへの想いを語っており、ベテラン声優陣の円熟した演技が期待されます。
実力派制作陣
監督の岡田堅二朗は『3月のライオン』で繊細な世界観を映像化した実績があり、制作会社のCloverWorksは『ホリミヤ』『SPY×FAMILY』などの話題作を手がけています。原作の魅力を余すことなく映像化する実力派スタッフが集結しています。
今後の展開
2025年4月からは『黒執事 -緑の魔女編-』の放送も予定されており、同じ制作陣による継続した世界観で物語が続きます。ファンにとっては長く愛される黒執事シリーズの新たな章の始まりと言えるでしょう。
視聴方法
TOKYO MX、BS11での地上波放送に加え、ABEMAをはじめとする各種配信サービスでも視聴可能です。過去のシリーズを知らない方でも楽しめる内容となっており、この機会に黒執事の世界に触れてみることをおすすめします。
まとめ
『黒執事 -寄宿学校編-』は、長年愛され続けている黒執事シリーズの新たな魅力を発見できる作品です。名門校という新たな舞台で展開されるセバスチャンとシエルの物語は、既存ファンはもちろん、新規視聴者にとっても魅力的な入り口となることでしょう。緻密に描かれた世界観と魅力的なキャラクターたちが織りなす物語をぜひお楽しみください。