『ぽこあポケモン』でうっかりこけカビゴンを元の洞窟から動かしてしまい、お供え日課が機能しなくなった――。この復旧にはちょっとしたコツがあります。こけカビゴンは「押して戻す」ものでも「連れて帰ってすみか変更」するものでもなく、おそなえのだい(お供え台)の設置位置を基準にテレポートで再配置される仕様になっているからです。

ポイントを先にまとめると、おそなえのだいを戻したい場所に置き直し、そこでお供えして、こけカビゴンを起こし、エリア切り替え(ロード画面)を挟む――これだけで、こけカビゴンは自動的に新しい台の位置へ移動してくれます。以下、具体的な手順と、引っかかりやすい落とし穴を解説します。

仕組み:こけカビゴンの位置はおそなえのだいで決まる

まず、復旧作業に入る前に仕組みを理解しておくと迷わずに済みます。ドンヨリうみべの街の洞窟で眠っているこけカビゴンは、背景オブジェクトのように洞窟に固定されているわけではありません。実機確認の挙動としては、おそなえのだいの位置を基準に、その前に配置される動きを見せます。

仕様内容
位置決定の起点おそなえのだいの設置座標
配置の発生タイミングお供え→食べ物を渡して起こす→エリア切り替え(ロード)を跨いだ後
移動方向新しいおそなえのだいの前に、こけカビゴンが自動で座る
同マップ内の制約同じドンヨリうみべの街の中でなら、お供えのだいを移動させたい場所に置き直せばそこへ移動

重要:こけカビゴン本体を「押す」「いっしょに行こうで連れ回す」といった直接操作で戻そうとする必要はありません。逆に、本体をどこに動かしていても、おそなえのだいさえ正しい位置に置き直せば、テレポートで元の位置に戻ってくれます

なぜおそなえのだいが起点になるのか

一見不思議に感じる挙動ですが、ゲームデザイン上は自然な設計です。こけカビゴンはおそなえのだいとセットで機能する「お供え拠点」として配置されており、プレイヤーが拠点そのものを動かせるようにするためには、こけカビゴン本体の位置もおそなえのだいに追従させるのが合理的です。結果として、おそなえのだいが位置決定の主、こけカビゴンはそれに追従する従という関係で動きます。

この関係を知らずに「カビゴンを押して戻そう」「いっしょに行こうで連れて帰ろう」と直接操作しようとすると、どれもうまくいきません。原因が分からないまま時間を溶かしてしまうのは、おそなえのだい起点の配置という前提を見落としているからです。

元の洞窟に戻す完全手順

仕組みが分かれば、やることは5ステップです。順番が大事なので、上から順に実行してください。

ステップやること目的
1現在のおそなえのだいを回収する位置の起点をリセット
2ドンヨリうみべの街の元の洞窟の寝床位置におそなえのだいを設置し直す新しい位置の起点を確定
3設置したおそなえのだいに料理をお供えするお供えイベントを発火
4こけカビゴン本体に食べ物を渡して起こす再配置フラグを立てる
5別エリアへ移動してロード画面を挟み、再度ドンヨリうみべの洞窟へ戻るテレポート配置を実行

この5ステップを踏めば、再度洞窟に入った瞬間、こけカビゴンは新しく設置したおそなえのだいの前に座っているはずです。以下、各ステップの細かいポイントを補足します。

各ステップの詳細解説

ステップ1:現在のおそなえのだいを回収する

まず、今のおそなえのだいがどこにあるかを確認します。こけカビゴンを別の場所に動かした流れで、おそなえのだいも一緒にずれているケースが多いはずです。台にカーソルを合わせて、アイテム化して回収します。

おそなえのだいの回収は、こけカビゴンのお願い事「街を明るくしよう!」をクリア済みで、かつ台の上のお供え物が消費されている状態であれば可能です。お供え物が載ったままの台は回収できないため、前日にお供えした料理が残っている場合は、翌朝5時のリセットでお供え物が消えてから回収を試してください。クリア前は「でんじふゆう」を使っても壊せない仕様になっているため、もしクリアしていない状態であればまずお願い事を進めてください。

ステップ2:元の洞窟の寝床位置に置き直す

ドンヨリうみべの街の中央付近の山にある洞窟に入り、奥まった広めのスペースまで進みます。ここが、こけカビゴンが元々眠っていた寝床位置です。苔むした地面や花の目印がある付近を狙って、おそなえのだいを置き直します。

ポイント:おそなえのだいの設置位置が、そのままこけカビゴンが座る場所になります。洞窟内のどこに置くかで、洞窟内の見た目も変わるので、元のレイアウトを思い出せるならできるだけ近い位置を選びましょう。忘れてしまった場合も、洞窟奥のスペースの中央あたりに置けば違和感はありません。

ステップ3:お供えを実行する

設置したおそなえのだいに、料理(またはきのみなどの食材)を一つお供えします。ここで大事なのは、お供え操作を必ず実行することです。ただ台を置いただけではテレポート配置のフラグが立ちません。お供えすることで初めて「この台はアクティブなお供え拠点」として認識されます。

お供えするものはバフ効果の内容を気にせず、手持ちにある料理で問題ありません。ただし、生食材より調理済みの料理の方がバフ効果は高くなるので、せっかくならからい料理(ポケモン出現率UP)など、翌日使いたい効果の料理を選ぶと無駄がありません。

ステップ4:こけカビゴンに食べ物を渡して起こす

現在こけカビゴンがいる場所(洞窟の外・別の街・クラウド島など動かしてしまった場所)まで行き、こけカビゴンに話しかけて食べ物を渡し、起こします。眠ったままだとテレポート移動が発生しないため、必ず起こしてください。

ポイント:ステップ3のお供えとステップ4の起こす順序は、お供え→起こすが鉄則です。逆の順番だと、起こしても「お供えする拠点(=新しい台の位置)」の情報がまだ登録されておらず、テレポートが発生しない可能性があります。お供えを先に済ませてから、起こす工程に進みましょう。

ステップ5:エリア移動でロード画面を挟む

ここが最後の、そして最も忘れやすい工程です。こけカビゴンを起こしただけでは、まだその場にいます。エリアを切り替えてロード画面を跨ぐことで、再配置の処理が走ります。

エリア切り替えの具体例やりやすさ
ドンヨリうみべの街からクラウド島へ一度移動◎(確実にロード画面が入る)
別の街(パサパサこうや・キラキラうきしま等)へ移動○(ロードが入る)
建物の出入り△(ロードが発生するかは場所次第)
メニュー開閉のみ×(ロードが入らず無効)

最も確実なのは、クラウド島への一時移動です。クラウド島行きはマップ切り替えで必ずロード画面が入るため、テレポート配置のトリガーとして安定します。クラウド島に移動したら、特に何もせずすぐにドンヨリうみべの街へ戻ってください。

戻ってきてこけカビゴンを確認

ドンヨリうみべの街に戻ったら、元の洞窟に向かいます。洞窟に入った瞬間、新しく設置したおそなえのだいの前に、こけカビゴンが座っているのが見えれば成功です。以前と同じように話しかけてお供え操作ができ、お供え日課が復活します。

よくある失敗パターンと対処法

この手順はシンプルですが、細かいところで引っかかるとテレポートが発生しないことがあります。失敗しやすいポイントと対処法をまとめました。

症状原因対処
戻ってきてもこけカビゴンが洞窟にいないエリア切り替えでロードが発生していなかったクラウド島を経由するなど、ロード画面が確実に入る方法で再試行
こけカビゴンが寝たまま動かないステップ4の「食べ物を渡して起こす」が未完了こけカビゴンに話しかけて食べ物を渡し、起きたことを確認してからエリア移動
台を置いただけで満足してしまったお供えを実行していない必ずお供え操作まで実行して、台をアクティブ化する
お供え先が別の台に認識されている古い位置に台が複数残っていた街の中に古いおそなえのだいが残っていないか確認し、重複を回収
洞窟に台を置けない設置スペースに障害物がある洞窟内のブロックや家具をどかして設置可能な空きマスを作る

注意:クラウド島のショップで50コインで購入できる「おそなえのだい」は、購入したクラウド島でのみ設置可能です。ドンヨリうみべの街などの通常マップには持ち込めません。元の街のこけカビゴンを戻すには、元々街に設置されていたおそなえのだいを回収して置き直す必要があります。別物の台で代用できないので注意してください。

実際にやるときの流れ(プレイ目線のイメージ)

手順だけ並べると機械的に見えますが、実際にプレイして作業するときのイメージを一度なぞっておくと、当日迷わずに済みます。

まずドンヨリうみべの街にワープし、動かしてしまったおそなえのだいのあるところに向かいます。台を選択してアイテム化し、そのまま中央の山にある洞窟へ向かいます。洞窟に入ったら奥のスペースまで進み、元々こけカビゴンが眠っていた場所の目星をつけて、インベントリからおそなえのだいを設置。置いた直後に台に向かって料理をお供えします。台の上に料理が載ったのを確認したら、次はこけカビゴンの現在位置へ向かいます。

こけカビゴンに話しかけて食べ物を渡し、起きたモーションを確認します。ここまで終わったら、一度マップを切り替えます。最も安全なのはクラウド島への移動で、マップ画面から「クラウド島へ行く」を選べば必ずロード画面が入ります。クラウド島に到着したら、特に何もせずすぐにマップ画面を開き、ドンヨリうみべの街へ戻ります。戻ったら洞窟までもう一度歩いて、おそなえのだいの前にこけカビゴンが座っているのを確認すれば作業完了です。

効率を上げるコツ

手順がわかれば、実作業は数分で終わります。より効率よく復旧させたい場合のコツをまとめます。

  • 料理を事前にストックしておく:ステップ3のお供えと、ステップ4の起こす用に、料理を2〜3個手持ちに入れてから作業開始
  • ステップ4の「起こす」をステップ2の前にやらない:順序を守らないと再配置フラグが立たない可能性があるので、必ず台の再設置→お供え→起こす→ロードの順
  • クラウド島経由を標準ルートにする:エリア切り替え先として最も確実。建物の出入りはロードが発生しない場所もあるため避けた方が安全
  • からい料理でお供えしておく:どうせお供えするなら、翌日のバフ効果(ポケモン出現率UP)まで狙って選んでおくと一石二鳥
  • 戻した直後にセーブの確認:オートセーブはオフにできないが、一度ゲームを閉じて再起動すればバックアップが確定する。これで次回以降のトラブル時にロードできる保険が作れる

バックアップロードは最終手段

上記の5ステップ手順で復旧できる限り、バックアップロードを使う必要はありません。ただし、おそなえのだい自体を紛失している、あるいは何度試してもテレポートが発生しないといった例外的なケースでは、最終手段として覚えておくと安心です。

タイトル画面で十字キー上+Bボタン+Xボタンを同時押しすると、直前のオートセーブよりも一つ前のバックアップデータに戻せます。ただしこの方法は、こけカビゴンの移動以降に進めたゲーム内進行(捕獲・建築・料理など)も全て巻き戻るため、本当にどうしようもない時だけ使ってください。

よくある質問

Q:おそなえのだいを置き直しただけで、お供えと起こす工程を省いたらどうなりますか

お供えと起こすは、テレポート配置のトリガーとなる重要な工程です。台を置き直しただけではこけカビゴンは動きません。必ずお供え→起こす→ロードの順でトリガーを発火させてください。

Q:別の街のこけカビゴンに対しても同じ手順が使えますか

こけカビゴンが登場するのはドンヨリうみべの街です。クラウド島のこけカビゴンは、クラウド島で購入したおそなえのだいを起点にした別拠点として機能します。この記事の手順はドンヨリうみべの街のこけカビゴンを元の洞窟位置に戻すことを想定していますが、仕組み自体(おそなえのだい基準で配置→お供え→起こす→ロード)は他の場所でも応用できます。

Q:エリア移動中にこけカビゴンが勝手に別の場所に行ってしまうのが怖いです

エリア切り替えによるテレポート配置は、直前にお供えと起こす工程を実行した場合にのみ発動する再配置処理です。普段のプレイでクラウド島と街を行き来しているだけで勝手に位置が変わることはないので、安心してエリア移動してください。

Q:お供えのだいを洞窟に置けないのですが

設置スペースに障害物があると台は置けません。洞窟内のブロック、家具、モンスターボールなど、置きたい場所に何か重なっていないか確認し、必要ならまずそれらをどけてから設置してください。また、洞窟の入口すぎる通路部分は設置不可のことがあるので、少し奥のスペースで試しましょう。

Q:こけカビゴンが動かしてしまった状態でお供えできてしまう場合はどうすればいいですか

動かした先におそなえのだいも一緒に移動しているケースでは、そのまま現在地でお供えが機能してしまうことがあります。ただ「元の洞窟で使いたい」という目的であれば、この記事の手順で元の寝床位置に台を置き直せば元に戻せます。現在お供えできているからといって「もう直らない」ということはないので、安心して手順1から始めてください。

Q:バフ効果が翌日発動していません

お供えしたバフ効果は翌朝5時のリセットでアクティブになります。お供えした当日ではなく、日付が変わった朝5時以降にプレイしてください。それでも発動しない場合は、おそなえのだいの位置とこけカビゴンの位置がリンクしていない可能性があるので、もう一度手順1からやり直してみてください。特に、台が置いてある位置とカビゴンが座っている位置がずれている場合はリンク切れを疑いましょう。双方が同じ座標にある状態を作って翌日のバフを待つのが確実です。

まとめ

  • こけカビゴンの位置はおそなえのだいで決まる:本体を直接動かすのではなく、台の位置を変えることで再配置される
  • 復旧は5ステップ:台を回収→元の寝床位置に設置→お供えする→こけカビゴンを起こす→エリア移動でロードを挟む
  • 順序が重要:お供え→起こす→ロードの順を守らないとテレポートが発生しない
  • ロード画面は必須:メニュー開閉では不十分。クラウド島経由が最も確実
  • クラウド島購入の台は代用不可:元の街のおそなえのだいを回収して置き直す必要がある
  • バックアップロードは最終手段:台自体を紛失した等の例外時のみ、タイトル画面で上+B+X

こけカビゴンを動かしてしまったと気付いた時、最初は慌てるかもしれません。でも仕組みさえ分かれば、作業自体はたった5分程度で終わります。まずはおそなえのだいを元の洞窟の寝床位置へ置き直し、お供えして、起こして、クラウド島を経由するだけ。テレポートで戻ってきたこけカビゴンの前で、また明日のバフを選ぶ日常が再開します。