暗殺教室の松井優征先生の最新作。
週刊少年ジャンプで連載中『逃げ上手の若君』7話:弓術1333のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
主人公、北条時行たちは牛鬼「牡丹」を倒すことに成功した。
一方そのころ、足利陣営では、信濃守護に任じられた小笠原貞宗が、北条時行への刺客として差し向けられるのだった。
『逃げ上手の若君』7話:弓術1333のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で『逃げ上手の若君』7話:弓術1333の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
『逃げ上手の若君』7話:弓術1333の結末
諏訪神社に隠れながら鍛錬を積む主人公、北条時行。
足利尊氏に信濃守護を任された小笠原貞宗に狙われることとなる。
諏訪頼重はそれを好機と、悟られず、小笠原貞宗の弓の技術を盗む鍛錬「隠れ鬼」を提案するのだった。
『逃げ上手の若君』7話:弓術1333の登場人物
北条陣営
北条時行、主人公。十歳で英雄になると予言された子。
諏訪頼重、信濃国の神官。未来が見える。
雫、諏訪の娘。巫女。
孤次郎、諏訪の部下。目つき悪い。へんなとこで髪結ってる。
亜也子、諏訪の部下。頭ひとつ分おねえさん。黒髪ロング。
足利陣営
足利尊氏、敵。南北朝時代の絶対的主人公。元足利高氏。
小笠原貞宗、信濃守護。視力自慢。
『逃げ上手の若君』7話:弓術1333のあらすじ
逃げ筋と弓術
@諏訪領内
真剣な表情で、剣の試し切りに使う藁束の前に立つ主人公、北条時行。
気の抜けた掛け声とともに、刀を上段から振り下ろす。
ぽいーん
藁束に傷一つつけることができなかった。
諏訪頼重は、
常に筋肉が逃げることに集中しているため、
へっぴり腰になってしまうからだと、原因を特定する。
五大院の首を切り落とせたのは、
孤次郎と亜也子の助けがあり、逃げる必要がなく、兄の仇であったため、全体重を込め振り切れたから。
つまり、敵軍が五大院だらけなら「わたしにまかせろ!」と北条時行は言うけれど、そんなことはありえないから、ちゃんと訓練しろと、孤次郎は激励する。
しかし。
「それは逆効果だ」と諏訪頼重。
「逃げ筋が衰える」のだそうだ。
逃げ筋って・・・なに?
刀の次に弓を射てみせる北条時行。
これはなかなかの腕だった。
まずは弓を伸ばすことで方針は決まる。
しかし、逃げてばかりでは味方軍の士気に関わるため、
逃げながらも敵を打ち倒す術をなんとかかんがえられないものか、と諏訪頼重が頭を悩ませていると、伝令がやってくる。
「小笠原さまがいらっしゃいました」
隠れ鬼
@神社の表
足利尊氏に、信濃守護を任された小笠原貞宗は突然やってきた。
「北条一族やその重臣の生き残りを匿っているなら引き渡して欲しい」
それが彼の要求だった。
諏訪頼重は、もちろんしらを切るが、千里眼をもつ小笠原貞宗は、時行たちが潜伏している場所を言い当ててしまう。
北条時行の鼓動は高まり、緊張が走るが、「今日はこのまま帰る」と余裕を見せる小笠原貞宗であった。
しかし、ただでは帰らない。
弓を引くと遠くに控えていた巫女の耳を射抜いた。
「耳の裂けた牝鹿は縁起物だ!」と大笑いしながら、受け取るがいいと、声たからに諏訪神社から去っていった。
小笠原貞宗はゲスではあるが、弓の名手。
それを時行は素直に認める。
そして、諏訪頼重はひらめく。
「次なる鬼ごっこは、「隠れ鬼です」」
小笠原貞宗は、北条残党を捉えることと、諏訪を弱体化することを目的としている。
そのなか、小笠原貞宗にさとられず、彼の弓の技術を盗む。
それが、諏訪頼重が提案した「隠れ鬼」であったのだった。
『逃げ上手の若君』7話:弓術1333の感想と考察
最近のマンガは展開がはやいですよね!
前週に紹介された敵キャラがもう翌週には主人公と接近する。
呪術廻戦もそうでしたが、いまのコンテンツ過多な世界だと、どんどんどんどん物語を動かしていかないと、読者離れしてしまうのかもしれません。
さて、次のお題は「隠れ鬼」となりました。
一般的な遊びだと、「かくれんぼ」のことを「隠れ鬼」と言ったりするそうです。
これとは趣がちょっと違うかも知れませんね。
相手に気づかれず、監視し続けるなんてことが果たして可能なのでしょうか。
時行の解決策に期待です!
『逃げ上手の若君』7話:弓術1333のまとめ
今回は、週刊少年ジャンプで連載中『逃げ上手の若君』7話:弓術1333のネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!