これまでのあらすじ
ずっとルードに対して、聞きたいことを聞けなかった妹のマニシア。
ルナの助言もあり、
ルードに「いま幸せ?」
「なぜ、わたしのことを見捨てないの?」
と聞くことができた。
しかし、感謝しているのは、ルードのほうだった。
お互いがお互いを必要としていることを再確認したふたりと、ルナ。
和気あいあいとしているところに、元勇者パーティーのヒーラー、ニンがやってきた。
「勇者パーティーは解散したのよ」
勇者パーティー壊滅
登場人物
ルード、主人公。最強タンク。シスコン。
ルナ、ヒロイン。ホムンクルス。
マニシア、ルードの妹。
フィール、自警団副団長。
ニン、元勇者パーティーのヒーラー。
キグラス、元勇者。
リリィ、元勇者パーティーの魔法使い。
迷宮攻略失敗
ニンは、勇者パーティーがなぜ解散したのか、ルードに話し始める。
ルードがいなくなって以来、勇者パーティーは迷宮攻略失敗続きだった。
そして決定的になったのは、グランミノタウロスとの戦闘だった。
思うように戦えないパーティーに苛立つ勇者キグラス。
自分の必殺技ライフバーストで決着をつけようとする。
しかし、グランミノタウロスを倒すことはできなかった。
どうもルードがいなくなってからライフバーストの威力が弱くなっているのだ。
外皮もなくなり、大きな怪我を追う勇者キグラス。
ダンジョンウォークのスキルを、リリィが使いなんとか脱出したが、
キグラスは勇者の位を剥奪された。
ライフバーストの真相
静養しながら、パーティーメンバーと揉めるキグラス。
ライフバーストは外皮を消費して威力を高めるスキルであることをカンパされる。
そして、いままで、ルードが「犠牲の盾」で肩代わりしていたことも、周知の事実となった。
こうして、勇者パーティーは解散することになったのだ。
ルードならいっしょでもいいのに
「気づかなくてごめん」
謝罪するニンを許すルード。
ニンはすぐに、ぺこちゃんのように明るい笑顔で、
もう暗い話はおしまい、と話を変える。
そして、マニシアとルナに挨拶を済ませ、しばらくアバンシアに滞在すると告げた。
ルードは、彼女が公爵の娘であることから、あまりそれを望んでいないようだったが、強引に止まることとなった。
ルードの部屋を借りるニン。
外で寝るというルードに「ルードならいっしょでもいいのに」と顔を赤らめた。
魔獣
と、ふたりのいい空気を察したか察さないでか、
自警団の副団長フィールが現れる。
「町に見たこともない魔物があらわれたんです・・・」
最強タンクの迷宮攻略5話感想
毎回FFの話してますが、まあ、したくもなるのはごめんなさい。
だって、作者も好きそうだからしかたないですよね?
元勇者パーティーのニンの服装なんて、白魔道士まんまじゃあないですか。
白魔道士といえば、FF11初期ではパーティー組むのに必須だったので、超花形でした。
>>いっしょにレベル上げしませんかー
と誘おうものなら
>>いいですよ
と、そっけなくも、上から目線をくれる方が多かったことを憶えています。
返事くれるだけましですけどね。
いまでいうところの既読スルーみたいな人も多かったかと思います。
まあ、それだけチャット(Tel)が多かったのだとは思いますが。
で。
話はもどって、
前回は暗黒騎士、暗黒さんの話しましたけど
まさかの、勇者さまが暗黒さんだったなんて・・・
まだ一撃のWS(ウエポンスキル)っぽいのでいいですが、
これで多段ヒットの技をライフバーストつかって使い始めていたら
パーティー全滅していたかもしれませんね。
さて、とうとう魔物が現れました。
勇者パーティーから外れて最初の大型との戦いとなるのでしょうか!
犠牲の盾、生命変換をうまく駆使して戦う姿、たのしみですね!