「イギリスのプリマス大学とスペイン・バルセロナのゲノム制御センターが合同で発表した論文」を根拠にお伝えします。
運動をするとき、何を期待して運動しますか?
健康? ダイエット? バッキバキの筋肉? ハリウッドスターみたいなスタイル?
今回は、健康目的で運動している人に対する重大なお知らせです。
健康になるために、運動しているのに、逆効果な場合があるんです。
もう10年以上も騒がれているメタボリックシンドロームなど、健康診断の際に医師から注意され、運動を始める中高年も少なくないでしょう。
まあ、メタボリックシンドロームの、俗にいうメタボの、基準も国によって違って、日本なんかは厳しいから、世界的に見たら、日本のメタボはメタボじゃないかもしれなけれど、「動脈硬化に進行する恐れがある」なんて医師に脅されたら気にもなりますよね。
で。
運動を始めるわけです。
運動は実際に、血管を広げ、血圧をさげ、動脈硬化予防に効果があると言われています。
が。
口内の菌バランスが、その作用に悪影響を及ぼすんじゃないか、という仮説がありました。
で。
イギリスのプリマス大学と、スペインのゲノム制御センターで、23人にルームランナーで走らせた後、一時間後、二時間後で血圧を測定しました。
結果、仮説は正しく、マウスウォッシュしていないグループは、運動後2時間経っても血圧が低下したままだったのに、マウスウォッシュしたグループは、2時間後には、運動する前と同じ血圧に戻ってしまったんですって。
何をウォッシュしてくれてんだ、マウスウォッシュ。
なかったことにしてくれればいいのは、口の中の汚れだよ、匂いだよ。
運動の効果をなかったことにして欲しいなんて、誰もウィッシュしてないよ。
これでわかったことは、口内細菌が、血圧に影響する、とわかっただけでなく、心疾患、つまり心臓病とも密接な関係にあるんじゃないかってことが分かったってわけです。
筋トレした後、最も効果的なプロテイン摂取タイミングをゴールデンタイムといいます。
運動後、30分以内ですね。
それと同じで、やった方がいいタイミング、やらない方がいいタイミングっていうのが、物事にはすべて存在するのかもしれません。
ゴールデンタイムの逆って何タイムでしょうね?
マリッジブルーとかいうんで、色はブルーでしょうか。
ブルータイム? 夏休みっぽいですね。
ウォッシュブルータイム? 生活そうです。
エクササイズブルータイム? プール遊びですか?
・・・ネーミングって難しいデス。
ともあれ。
運動後のプロテイン後に
「なんか口がモワモワする」って思っても、マウスウォッシュはしないようにしましょうね。
口をすすぐなら水で。
インバウンド感染症予防にもなりますしね。
了