Pokémon Champions(ポケモンチャンピオンズ)は、Pokémon HOMEに預けてあるポケモンを「遠征」させて、対戦に連れてこられるゲームです。スカーレット・バイオレットで育てたポケモンも、レベル100まで上げた相棒も、ポケモンGOから送ったポケモンも、チャンピオンズに登場する種類なら一緒に戦えます。気になるのは、そのときレベルや個体値、努力値がどう扱われるのか、そして元のソフトに戻したときに何かが変わってしまわないか、という点です。

この記事では、HOMEを通してほかのポケモンのソフトとやり取りしたときに、レベルとステータス(個体値・努力値・性格・特性・技)がどうなるかを調べてまとめました。情報は2026年10月20日時点のものです。仕組みは公式サイトで確かめ、細かい扱いは攻略サイト(GameWith・Game8・Serebii・Bulbapedia)と、実機で試した電撃オンラインの記事・ふる茶 channelの動画で照合しました。換算の例や、VPを節約する送り方のように筆者が計算・考察した部分は、そのように明記しています。

この記事の要点
・レベル:チャンピオンズの中では全員レベル50の能力で、レベルの表示もない。元のレベルが1でも100でも、実数値は変わらない
・個体値:すべて31として計算される。王冠を使ったかどうかも関係ない
・努力値:初めて受け入れたときに「能力ポイント」へ換算される。最初の1ポイントは努力値4、そのあとは8ごとに1ポイントで、252は32になる
・性格・特性・技:初めて受け入れたときの状態を引き継ぐ。ミントで変えた補正も反映される。特性のないZ-Aから来たポケモンには、受け入れたときに特性が付いていた
・HOMEに帰したあと:元のレベル・個体値・努力値のまま。チャンピオンズで変えた内容は戻らないが、チャンピオンズ側に別に保存され、もう一度遠征させると戻ってくる
・送り元のソフト:SV・剣盾・BDSP・Z-Aなどは努力値が換算されて来る。ピカブイのAVは換算されず、ピカブイ産は一度遠征させるとピカブイへ戻せなくなる。GOやバーチャルコンソール(第1・2世代)から来たポケモンは、途中のソフトで努力値を振らずに送れば、能力ポイントは0から振ることになる(考察)

HOMEとチャンピオンズのやり取りは「遠征」

チャンピオンズにポケモンを連れてくるときは、HOMEのボックスにいるポケモンを「遠征」させ、チャンピオンズの「スカウト」→「Pokémon HOMEから受け入れ」で受け取ります。一度に30匹まで、累計で1,000匹まで遠征させられ、連れてこられるのはチャンピオンズに登場するポケモンだけです(Pokémon HOME公式サイト)。

遠征させても、ポケモンはHOMEから消えません。HOMEのボックスに残ったまま、チャンピオンズでも使える状態になります。そのかわり、遠征中はHOMEで引き出す・逃がす・マーキングすることができず(ふる茶 channelの動画の画面、GameWith)、HOMEを通してほかのソフトへ移すこともできません(GameWith)。遠征中のポケモンはHOMEのボックスでアイコンが暗く表示され、交換やラベルの編集もできません(Gamerch・Bulbapedia)。遠征から帰せば、また元どおり動かせます。一度遠征したポケモンには、HOMEでチャンピオンズのマークが付きます(電撃オンライン。Bulbapediaによると、帰したあとはスマホ版HOMEのステータス画面にだけ表示される)。

レベルとステータスを考えるうえで大事なのは、遠征させたポケモンに「元のソフト側の状態」と「チャンピオンズ側の状態」の2つができることです(図1)。HOMEや元のソフトで見えるのは元のソフト側の状態で、チャンピオンズのトレーニングで変えた内容はチャンピオンズ側にだけ残ります。元のソフトでの育成がチャンピオンズ側に写されるのは、初めて受け入れたときだけです。

元のソフト・Pokémon HOME・ポケモンチャンピオンズのあいだのポケモンの動きと、元のソフト側とチャンピオンズ側で別々に保存される状態の図
図1:HOMEを通して行き来すると、レベルとステータスはどうなるか(Pokémon HOME公式・チャンピオンズ公式サイト、ふる茶 channelの検証動画、電撃オンラインから整理)

連携の手順や、Z-A・GOから連れてくる場合の詳しい流れは、ポケモンレジェンズZ-Aとのデータ連携とポケモンGOとの連携方法の記事で扱っています。この記事では、連れてきたあとのレベルとステータスに絞って見ていきます。

チャンピオンズの中では、レベルと個体値がそろう

レベル:全員がレベル50の能力になり、表示もない

チャンピオンズの対戦では、すべてのポケモンがレベル50の能力で戦います。Serebiiのランクバトルのルールには、レベル1〜100のポケモンでチームを組め、対戦ではすべてレベル50に設定される、と書かれています。GameWithも、チャンピオンズではレベルは50で固定されると説明し、Bulbapediaも、レベルは表示されず、能力はレベル50として計算されると書いています。

レベルの表示そのものもありません。Z-Aのレベル100のヘルガーを連れてきた電撃オンラインは、チャンピオンズではレベルの表示がなく、能力も補正されたと報告しています。有志の攻略Wikiは、使ったポケモン自身のレベルと同じダメージを与える「ちきゅうなげ」「ナイトヘッド」も、ダメージが50で固定されていると説明しています。

つまり、同じポケモンで能力ポイント・性格が同じなら、タマゴから生まれたばかりのレベル1でも、レベル100まで育てたポケモンでも、チャンピオンズの中での実数値は同じです。チャンピオンズの中でレベルを上げる仕組みもなく、レベルアップや石による進化もありません(GameWith)。

個体値:すべて31として計算される

チャンピオンズには個体値がなく、すべてのポケモンが個体値31(いわゆる6V)の状態で計算されます。HOMEから個体値の低いポケモンを連れてきても、自動で最大になります(Game8・GameWith)。有志の攻略Wikiによると、元の個体値や「すごいとっくん」(王冠)を使ったかどうかも関係ありません。

そのかわり、個体値を0にしてわざと能力を下げる育て方はできません。Game8は、すばやさを低くするほど威力が上がる「ジャイロボール」や、後攻で「とんぼがえり」「クイックターン」を出すための調整がしにくくなった点を挙げています。

実数値はこう計算される

レベルと個体値がそろうので、チャンピオンズの実数値(ステータス画面の数値)は、種族値・能力ポイント・性格だけで決まります。GameWithとBulbapediaが示す計算式は次のとおりです(小数点以下は切り捨て)。

  • HP:種族値+75+能力ポイント
  • HP以外:(種族値+20+能力ポイント)×性格の補正(上がる能力は1.1、下がる能力は0.9)

これは、これまでのソフトでレベル50・個体値31のポケモンを育てたときと同じ結果になる式です。たとえば、いじっぱりで「こうげき」に努力値252を振ったガブリアス(こうげきの種族値130)は、SVのレベル50・個体値31なら「こうげき」の実数値が200です。チャンピオンズでも能力ポイント32で200になります。同じガブリアスをSVでレベル100まで上げていれば実数値は394ですが、チャンピオンズでは200です(いずれも筆者の計算)。

努力値は「能力ポイント」に換算される

チャンピオンズには努力値のかわりに「能力ポイント」があります。1つの能力に32まで、6つの能力の合計で66まで振れ、1ポイントで性格の補正をかける前の実数値が1上がります(GameWith・Game8)。性格で上がる・下がる能力は、1.1倍・0.9倍して切り捨てるので、1ポイントで2上がったり、上がらなかったりすることもあります(計算式からの筆者の計算)。HOMEから初めて連れてきたポケモンは、元のソフトの努力値が能力ポイントに換算されて来ます。SVで育成済みのカイリューを送った実況では、努力値・性格・特性・技がそのまま引き継がれていました(ふる茶 channel、プレイヤー報告)。

換算のしかたは公式には書かれていませんが、Bulbapediaによると「1つの能力につき、最初の1ポイントは努力値4、そのあとは努力値8ごとに1ポイント」です。これまでのソフトでは、レベル50・個体値31のポケモンは努力値4で実数値が1上がり、そのあとは8ごとに1上がりました。その区切りに合わせた換算なので、努力値252はちょうど32ポイントになります(図2)。

努力値から能力ポイントへの換算表と、努力値の振り方ごとの換算例の図
図2:努力値は能力ポイントにこう換算される(換算のしかたはBulbapedia、表と例の数値は筆者の計算)
元の努力値の振り方能力ポイント(筆者の計算)ポイント
252・252・6(よくある「2か所に振り切り」)32・32・1(合計65)6のうち2は余る。あと1ポイントをチャンピオンズで振れる
252・252・432・32・1(合計65)上と同じ。あと1ポイント振れる
244・252・4・4・4(5か所に振る)31・32・1・1・1(合計66)66ポイントを使い切って来る
努力値を振っていないすべて0チャンピオンズで66ポイントを振ることになる

Bulbapediaは、合計510の努力値を3〜4か所に分けて振ったポケモンは最大65ポイント、5〜6か所に分けて振ったポケモンは最大66ポイントで来ると説明しています。これまでの「252・252・4」の振り方では端数が出ますが、チャンピオンズの能力ポイントは(性格の補正を除けば)振った分だけ実数値が上がるので、残りの1ポイントもむだになりません(有志の攻略Wiki)。足りない1ポイントは、チャンピオンズのトレーニングで振れます。費用は能力ポイント1つにつき5VPです(Game8・GameWith)。

チャンピオンズの「Pokémon HOMEから受け入れ」の説明画面には、「受け入れたポケモンはPokémon Championsで最適な状態になるように能力や特性が変化していることがあります」と書かれています(はっちゃんねるの動画の画面で確認)。何がどう変わるのかは、画面にも公式サイトにも具体的には書かれていません。努力値の換算もその一つと考えられますが、ほかに何が変わることがあるのかは確認できませんでした。

性格・特性・技・見た目はどうなる?

レベル・個体値・努力値以外の項目も、初めて受け入れたときの状態を引き継ぎます。項目ごとの扱いを図3と表にまとめました。

レベル・個体値・努力値・性格・特性・技・持ち物・見た目が、受け入れたとき・チャンピオンズの中・HOMEに帰したあとでどうなるかの表の図
図3:項目ごとに見る、受け入れたとき・チャンピオンズの中・HOMEに帰したあと(公式・Serebii・GameWith・Game8・電撃オンライン・ふる茶 channel・有志の攻略Wikiから整理)
項目チャンピオンズではどうなるか出典
性格性格の補正を引き継ぐ。Z-Aで「せっかち」のヘルガーにひかえめミントを使って連れてきたところ、チャンピオンズでは補正に合わせて「ひかえめ」と表示された。チャンピオンズにミントはなく、能力補正はトレーニングで変える電撃オンライン・有志の攻略Wiki
特性確認された例では、そのまま引き継いでいた。SVから送ったカイリューは、「せいしんりょく」の個体も「マルチスケイル」の個体もそのままだった。Z-Aには特性がないが、Z-Aのヘルガーには「もらいび」が付いていた。受け入れの説明画面には特性が変わることがあると書かれているので、すべての場合にそのままとは言い切れない。チャンピオンズでは通常の特性と夢特性の区別がなく、トレーニングで選べる(ゲッコウガの「きずなへんげ」のような特別な特性は選べない)ふる茶 channel・電撃オンライン・Game8・有志の攻略Wiki
技最後にいたソフトで覚えていた技をそのまま引き継ぐ。チャンピオンズで使えない技は、トレーニングで別の技に変える必要がある。使えない技には禁止マークが付き、変えるまでチームに入れられない公式・電撃オンライン・Bulbapedia
持ち物HOMEに預けるときに外れるので、引き継がれない。チャンピオンズのショップで用意するPokémon HOMEサポート(英語)・Game8
見た目色違い・二つ名・ボールもそのまま。Z-Aのトリミアンも、全部の種類がその姿のまま遠征できたGameWith・電撃オンライン
ニックネームチャンピオンズでは「バトルネーム」と呼ばれ、無料で変えられる。チャンピオンズでバトルネームを変えても、HOMEでは以前のニックネームで表示される公式サポート・有志の攻略Wiki
テラスタイプ今のレギュレーションではテラスタルが解禁されていない。SVのテラスタイプがチャンピオンズで使われるかは未確認GameWith

チャンピオンズでは、能力ポイント・性格(能力補正)・技・特性をすべてトレーニングで変えられます。Game8とGameWithによると、費用は能力ポイント1つ5VP、技1つ250VP、能力補正500VP、特性500VPで、能力ポイント66・技4つ・能力補正・特性をすべて変えると2,330VPになります(合計は筆者の計算)。Game8によると、トレーニングチケットなら、能力ポイント・性格・技・特性をすべて変えても1枚で足ります。元のソフトで育ててから連れてくれば、そのぶんのVPがかかりません(くわしくはトレーニングのやり方とおすすめの育て方)。

HOMEに帰したあと、元のソフトではどうなる?

チャンピオンズからHOMEに帰したポケモンは、遠征させる前と同じ状態です。公式サイトは、帰したときのポケモンのつよさをHOMEに反映させることはできないが、もう一度遠征させると帰したときのつよさで受け入れられる、と説明しています。

  • レベル:元のレベルのまま。チャンピオンズでレベル50の能力になっていたのは、チャンピオンズの中だけ
  • 個体値:元の個体値に戻る(Game8・GameWith)
  • 努力値・性格・特性・技:元のソフトで最後にいたときのまま。チャンピオンズで振った能力ポイントや覚えた技は、元のソフトには入らない(公式・GameWith)

ふる茶 channelは、SVのカイリュー2匹でこれを確かめています。育成していない色違いのカイリュー(特性「せいしんりょく」)をチャンピオンズで「しんそく」を覚えさせ、性格・能力ポイント・特性(マルチスケイル)を変えてから帰したところ、SVでは「しんそく」を忘れ、振った努力値も特性も元の状態でした。そのあとSVで「ほのおのパンチ」を覚えさせて送り直すと、チャンピオンズでは「ほのおのパンチ」がなく、チャンピオンズで育てたときの状態に戻っていました。電撃オンラインも、チャンピオンズでカスタマイズしたヘルガーをHOMEに戻すと能力値は元に戻り、Z-Aで能力値を変えてから連れていくと、チャンピオンズでカスタマイズしたままの能力値に戻ったと報告しています。

つまり、元のソフトとチャンピオンズで、育成の状態が別々に保存されています。チャンピオンズに来るのは「最後にチャンピオンズにいたときの状態」、元のソフトに戻るのは「最後に元のソフトにいたときの状態」です。受け入れるときの確認画面にも、初めて受け入れたときのつよさが反映され、それ以降はほかのソフトで技などを変えても反映されない、という注意が出ます(ふる茶 channelの動画の画面)。

考察:過去作で能力ポイントを振る方法が使えるのは、初めて送る前だけ
Game8は、VPが足りないときはHOMEを通して過去作に送り、そこで能力ポイント(努力値)を振る方法もある、と紹介しています。ただし、元のソフトの育成がチャンピオンズに入るのは初めて受け入れたときだけです。一度チャンピオンズに連れてきたポケモンを過去作に戻して努力値を振り直しても、チャンピオンズには反映されません。この方法が役立つのは、まだ一度もチャンピオンズに送っていないポケモンか、まだHOMEに預けていないポケモンを育てるときだけだと考えられます。

姿を変えて送り直すと、チャンピオンズの育成は「まっさら」

例外が1つあります。公式サイトによると、一度HOMEへ帰して、チャンピオンズにいたときから姿を変えた状態でもう一度遠征させると、チャンピオンズでのトレーニングの内容はまっさらになります。そのとき元のソフトの育成があらためて換算されるのかは、確認できませんでした。どのポケモンのどんな変化が「姿を変えた」にあたるかは、公式には書かれていません。Bulbapediaは、チャンピオンズに遠征したことのあるピカチュウを元のソフトで進化させてから送り直す場合も、これにあたると説明しています。発売前の解説で、柊みゅうのゲーム実況は、ウォッシュロトムの状態で育てたあと、HOMEに戻してヒートロトムにしてから送ると、努力値がまっさらになる例を挙げています。元のソフトで姿を変えたり進化させたりできるポケモンは、チャンピオンズで使う姿にしてから送るのが安全です。

送り元のソフトで変わること

チャンピオンズに来るときのレベルと個体値は、どのソフトから来ても同じ(レベル50の能力・個体値31)です。差が出るのは、能力ポイントのもとになる努力値です。ソフトによって努力値の仕組みが違うため、能力ポイントの来かたが変わります(図4)。

送り元のソフトごとの努力値の扱いと、チャンピオンズの能力ポイントの来かたの表の図
図4:送り元のソフトで、能力ポイントの来かたが変わる(努力値の扱いはBulbapedia、チャンピオンズでの結果は筆者の考察を含む)
送り元HOMEに入るときの努力値・レベルなどチャンピオンズでは
スカーレット・バイオレット、ソード・シールド、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール努力値(1つ252・合計510)をそのまま持っている能力ポイントに換算されて来る
Pokémon LEGENDS Z-A努力値にあたる「基礎ポイント」を持っている。特性はない能力ポイントに換算されて来る。特性は受け入れたときに付いている(電撃オンライン)
ポケモンバンク経由の第3〜7世代のソフト努力値を持ったままHOMEへ入る(第5世代で1つの能力に252を超えていた分は、ポケムーバーで削られる)能力ポイントに換算されて来る
Pokémon LEGENDS アルセウス「がんばレベル」は、ほかのソフトでは能力に効かない。一方で、アルセウスの中でもバトルで見えない努力値は貯まっていて、HOMEを通してほかのソフトへ移すと残る(Bulbapedia)がんばレベルは引き継がれない(GameWith)。貯まっていた見えない努力値の分だけ能力ポイントになると考えられるが、狙った振り方にはなっていない(考察)
Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイピカブイには努力値がなく、かわりのAV(アメやレベルアップで上がる値)は、HOMEを通してほかのソフトへ移すと能力に効かない(Bulbapedia)AVは能力ポイントにならない。一度チャンピオンズに遠征させると、ピカブイへは戻せなくなる(Bulbapedia)
ポケモンGOGOには努力値の仕組みがない(HOMEに入るときに努力値がどう設定されるかを書いた資料は見つからなかった)。レベルはGOで強化したレベル(小数点以下切り捨て)、性格はHOMEに入るときにランダムで決まる。個体値は「GOの個体値×2+1」(すばやさはランダム)(Bulbapedia)途中のソフトで努力値を振らずに送れば、能力ポイントは0から振ることになると考えられる(考察)。GOの個体値・CP・レベルは、チャンピオンズの実数値には関係しない(レベルはHOMEに入るときの技に関わる)
バーチャルコンソール版(第1・2世代)ポケムーバーで送るときに、努力値にあたる値がすべて消えて0になる(Bulbapedia)途中のソフトで努力値を振らずに送れば、能力ポイントは0から振ることになると考えられる(考察)

GOから送ったポケモンは、HOMEに入る時点で性格がランダムに決まり、技もそのレベルで覚える技に置きかわります(Bulbapedia)。チャンピオンズではレベルと個体値の差がなくなるので、GOでCPや個体値が低くても実数値は変わりません。ただし、性格・技・能力ポイントはたいてい対戦向きになっていません。トレーニングで整える前提で連れてくるのが現実的です(考察。くわしくはポケモンGOとの連携方法)。

なお、HOMEを通してSV・剣盾・Z-Aなどのあいだでポケモンを移しただけで、レベルや努力値がリセットされるという情報は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。

VPを節約する送り方(考察)

ここまでの仕組みから、レベルとステータスの面でVPを節約しやすい送り方を考えます。

1. 初めて送る前に、元のソフトで仕上げておく

元のソフトの育成がチャンピオンズに入るのは、初めて受け入れたときだけです。努力値・性格(ミント)・特性・技を元のソフトで整えてから送れば、チャンピオンズのトレーニングにかかるVP(能力ポイント66・技4つ・能力補正・特性をすべて変えると2,330VP。合計は筆者の計算)の大部分を節約できます。252・252・4で送ったときに残る1ポイントだけは、チャンピオンズで振ると5VPかかります。反対に、レベル上げや個体値の厳選、王冠は、チャンピオンズのためだけならいりません。

2. 努力値は「252・252・4」で送り、最後の1ポイントはチャンピオンズで振る

2つの能力に252ずつ振ると、残りは6なので、3か所目に1ポイント付くだけで65ポイントで来ます。2か所を32ずつにしたまま66ポイントで送ることはできず(5か所に振るには252・252・4・4・4=516が必要で、上限の510を超える)、66ポイントで送るには「244・252・4・4・4」のように少なくとも片方を31ポイント以下に下げることになります(Bulbapediaの換算からの筆者の計算)。2つの能力を32ずつにしたいなら、252・252・4で送り、残りの1ポイントをチャンピオンズで足すのがいちばん無理がありません。足す費用は5VPです(Game8・GameWith)。

3. 姿を変えられるポケモンは、使う姿で送る

帰したあとで姿を変えて送り直すと、チャンピオンズで育てた内容はまっさらになります。ロトムのように元のソフトで姿を変えられるポケモンは、チャンピオンズで使う姿にしてから初めて送り、そのあとは姿を変えないのが安全です。

4. 送ったあとに直すなら、チャンピオンズのトレーニングで

一度連れてきたポケモンは、元のソフトで育て直してもチャンピオンズには反映されません。直したいときは、チャンピオンズでVPかトレーニングチケットを使います。チケットなら、能力ポイント・性格・技・特性をすべて変えても1枚で足ります(Game8)。

5. ほかのソフトでも使うポケモンは、遠征させたままにしない

遠征中のポケモンは、HOMEからほかのソフトへ移せません。SVやZ-Aでも使いたいポケモンは、チャンピオンズから帰してから引き出します。ただし、ピカブイ産のポケモンは一度遠征させるとピカブイへ戻せなくなる(Bulbapedia)ので、ピカブイで使い続けたいポケモンは送らないようにしましょう。帰してもチャンピオンズでの育成は残るので、姿を変えずにまた遠征させれば、同じ状態で使えます。

よくある質問

レベル1のポケモンを連れてきても大丈夫?

大丈夫です。チャンピオンズでは全員がレベル50の能力で戦うので、同じポケモンで能力ポイント・性格が同じなら、レベル1でもレベル100でも実数値は同じです(Serebii・GameWith)。

個体値が低いポケモンや、王冠を使っていないポケモンは弱い?

弱くありません。チャンピオンズではすべての個体値が31として計算されます(Game8・GameWith・有志の攻略Wiki)。HOMEに帰すと、元の個体値に戻ります。

チャンピオンズで育てたポケモンを、SVやZ-Aで同じ強さで使える?

使えません。チャンピオンズのトレーニングはHOMEや元のソフトには反映されず、帰すと遠征前の状態に戻ります(公式)。チャンピオンズでスカウトしたポケモンや、ふしぎなおくりもので受け取ったポケモンは、そもそもHOMEに預けられません(公式)。

一度送ったポケモンの努力値を、SVで振り直してから送り直せば反映される?

反映されません。チャンピオンズには、最後にチャンピオンズにいたときの状態で戻ってきます(公式・ふる茶 channel・電撃オンライン)。チャンピオンズのトレーニングで振り直しましょう。

遠征中のポケモンは、HOMEで交換に出せる?

出せません。遠征中はHOMEで引き出す・逃がす・マーキングができず(ふる茶 channel・GameWith)、Gamerchによると交換やラベルの編集もできません。帰してから操作します。

まとめ

HOMEからチャンピオンズに連れてきたポケモンは、チャンピオンズの中ではレベル50の能力・個体値31で計算され、元のレベルや個体値は関係なくなります。努力値は初めて受け入れたときに能力ポイントへ換算され(最初の1ポイントは努力値4、そのあとは8ごと)、性格・特性・技もそのときの状態を引き継ぎます。HOMEに帰せば、レベルも個体値も努力値も元のソフトの状態のままで、チャンピオンズで育てた内容はチャンピオンズ側に別に保存されます。

VPを節約したいなら、元のソフトで努力値・性格・特性・技を整えてから初めて送るのがいちばんの近道です。GOやピカブイのように努力値が引き継がれないソフトから来たポケモンは、途中のソフトで努力値を振らずに送るなら、チャンピオンズのトレーニングで仕上げる前提で連れてきましょう。ポケモンチャンピオンズの始め方や家族での遊び方は、子どもと一緒に遊ぶ保護者向けガイドでまとめています。

出典