【ASTRONEER】宇宙開拓サンドボックスの遊び方・評価・DLCを紹介

ASTRONEERは、米シアトルのSystem Era Softworksが開発・販売する宇宙探索サンドボックスアドベンチャーです。公式サイトによると舞台は25世紀の「Intergalactic Age of Discovery」(銀河間の大発見時代)で、Astroneerと呼ばれる探検者たちが命の危険を冒して宇宙の辺境を探り、希少な発見と宇宙の謎を求めます。手にするのは、地面を粘土のように掘り、盛り、形作れる「Terrain Tool(地形ツール)」。掘り出した資源で基地や乗り物を組み上げ、地表から星の核まで、7つの天体を探っていきます。
Steamでは2016年に早期アクセスとして登場し、2019年に1.0へ到達しました。その後も無料アップデートと有料DLCの追加が続いています。
ASTRONEERの作品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ASTRONEER |
| 開発・販売 | System Era Softworks |
| Steam発売日 | 2019年2月5日(1.0版。早期アクセス開始は2016年12月16日) |
| 価格(Steam) | 通常価格3,500円(データ取得時点で75%オフの875円のセール中) |
| ジャンル | アドベンチャー、インディー(Steamの分類) |
| 日本語対応 | あり(インターフェース。Steamの言語表では全13言語ともインターフェースのみの対応で、音声・字幕の欄に対応表示がある言語はない) |
| 対応言語 | 日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)、オランダ語、韓国語、ポーランド語、ロシア語、中国語(簡体字)、ポルトガル語(ブラジル)、トルコ語 |
| プレイ人数 | 1人/オンライン協力プレイ2〜4人 |
| Steam版の対応OS | Windows(64ビット) |
| 他のプラットフォーム | Xbox One、PS4、Nintendo Switch、PS5 |
| ストアページ | Steam(ASTRONEER) |
| 公式サイト | astroneer.space |
価格・発売日・対応言語・レビュー集計は、Steamのストアデータ(2026年9月2日取得)にもとづいています。セール価格は時期によって変わるため、購入時はストアページで確認してください。Steamの発売日表示は2019年2月5日ですが、公式プレスキットでは1.0のリリース日を2019年2月6日としています。日付が1日ずれるのは時差によるものとみられます。
開発元のSystem Era Softworksは、公式プレスキットによると2014年に設立されたシアトルのスタジオです。343 Industries、Disney、EA、Valve、Ubisoftなどで経験を積んだ開発者が率いるチームで、ASTRONEERはその最初のタイトルにあたります。同じプレスキットには、2019年のThe Webby Awardsで「Best Adventure Game」と「Best Visual Design」を、SXSW Game Awards 2019で「Gamer’s Voice Award」を受けたことも記載されています。
世界観・ストーリー
Steamストアの説明文では、Astroneerたちは「全人類のために宇宙の辺境を探索する厳しい訓練を受け」た存在とされ、サバイバルの鍵は創造力と発想力だと書かれています。プレイヤーが操作するのはこのAstroneerの一人で、公式の説明に固有の主人公名や詳しい経歴は出てきません。
舞台となる未確認の星系は、7つの天体で構成されています。ストアの説明文によると、各天体は丸い地表から核まで隅々まで探索でき、それぞれに独特の地形と過酷なバイオーム(環境)があります。7つの天体の内訳は公式サイトでは照合できていませんが、有志の攻略Wiki(astroneer.fandom.com・astroneer.wiki.gg)では、Sylva、Desolo、Calidor、Vesania、Novus、Glacio、Atroxの7つで、このうち5つが惑星、2つが衛星(DesoloはSylvaを、NovusはVesaniaを周回)と整理されています(図1を参照)。

物語の軸は「謎」です。ストアの説明文によると、星系には謎めいた建造物やアーティファクトが点在し、Astroneerたちは未知の発信源から不思議な通信を受け取ります。こうした異常現象を調べていくと、星系の秘密に近づける仕組みです。攻略Wikiのミッション一覧には、惑星上の施設「ゲートウェイチャンバー」の起動や、惑星のコアに関わる目標が並んでいます。ここから先の展開はネタバレになるため、本記事では扱いません。
ゲームシステム・遊び方
ゲームの始まり方
攻略Wikiによると、通常のアドベンチャーモードはドロップシップで惑星Sylvaに着陸して始まります。着陸地点にはシェルターとランディングパッドが置かれ、ランディングパッドの「ミッションログ」に序盤の課題と報酬が表示されます。Wikiでは、序盤ミッションの報酬にOxygenator(酸素を供給する装置)とSmall Printerが含まれると説明されています。Steam版のユーザータグには「サードパーソン」があり、視点は三人称です。
基本ループ:掘る、作る、研究する
遊びの中心は、図2のような循環です。地形ツールで地面を掘って資源を集め、プリンターで道具や設備を作り、行動範囲を広げます。探索中に見つけたサンプルなどを研究するとバイト(Bytes)が手に入り、バイトを使うと新しい設計図が解放されます。作れる物が増えるほど、より遠く、より深い場所へ行けるようになります。

- 地形ツール(Terrain Tool): ストアの説明文では、地形を掘る・集める・形作る・構築する・色を付けることができる道具と紹介されています。攻略Wikiによると、集めた土で整地したり地形を盛ったりするにはキャニスターが必要です。
- 資源: 攻略Wikiでは、ResinとCompoundは全天体で採れる自然資源、Lateriteは地下で採れ、製錬炉でAluminumに精製できる資源とされています。
- プリンター: 攻略Wikiの分類では、バックパックに組み込まれたBackpack PrinterがTier 1、Small PrinterがTier 2(一部Tier 1も)、Medium PrinterがTier 3、Large PrinterがTier 4のアイテムを製作します。
- 研究とバイト: 攻略Wikiによると、Research ChamberでResearch Samplesなどを研究するとバイトを得られ、バイトで設計図を解放できます。
酸素とテザー
攻略Wikiによると、生存には酸素が必要です。序盤は、最初のミッション(Planetfall)の報酬として受け取るOxygenatorを開始時のシェルターかプラットフォームに設置し、そこから「テザー」を地面に置いてつないでいくことで、酸素の届く範囲を伸ばせます。Wikiでは、Oxygenatorはつながったテザーに酸素と電力を送る装置と説明されています。テザーはCompound 1個からバックパックで作れます。YouTubeチャンネル「-bravo-ちゃんねる」の序盤解説動画でも、酸素の供給線から離れるとバックパックの酸素ゲージが減っていく様子が紹介されています(プレイヤー報告)。
基地づくりと自動化
ストアの説明文によると、オブジェクトはモジュラーシステムで所定の位置にスナップされ、自由な組み合わせで基地を作れます。自動化システム、クラフトステーション、動力プラント、リソース収集機、鉄道施設をゼロから組み上げられるとも書かれており、Steamのユーザータグにも「基地建設」「自動化」が並びます。探索のための拠点づくりから、生産ラインを自動で回す工場づくりまで、遊びの幅が広いのが特徴です。
ゲームモードとマルチプレイ
- アドベンチャーモード: Sylvaから始まる通常のモード。ミッションログに沿って探索と製作を進めます。
- クリエイティブモード: 攻略Wikiと公式のアップデート告知によると、資源の収集や酸素・電力の管理といった制約を気にせず、建築や地形づくりを楽しめるモードです。Wikiでは、クリエイティブモードを有効にしたセーブでは実績やミッションの進行に制限がかかると説明されています。
- カスタムゲーム: 公式ブログのパッチノートによると、開始する惑星、開始時のシェルターの有無、酸素供給、リスポーン回数などを細かく設定できます。設定はコードで他のプレイヤーと共有できます。
- オンライン協力プレイ: ストアの説明文によると、2〜4人で協力プレイができます。ソロでもオンラインでプレイすれば、他のプレイヤーが自由に自分の世界へ出入りできる仕様です。
アップデートとDLC
ストアの説明文で開発元は、今後も無料のコンテンツアップデートを提供し続けると述べています。公式のSteamニュースと公式ブログによると、1.0以降も「Automation Update」(PC版は2020年6月24日)、Nintendo Switch版の配信開始に合わせた「Xenobiology Update」(2022年1月13日)、鉄道を加えた「Rails Update」(2022年7月11日)などの無料アップデートが続きました。2024年からは有料の拡張DLCも配信されています(図3を参照)。Steamで販売されている主なDLCは次のとおりです(価格はSteamの通常価格)。

| DLC名 | 配信日 | 価格 | 内容(Steamストアの説明より) |
|---|---|---|---|
| ASTRONEER: Glitchwalkers | 2024年11月13日 | 1,200円 | 本作初の拡張コンテンツ。新惑星Aeoluz(Aeoluz星系)、星系へ不正に侵入したならず者のアストロニーア、電子の嵐「Glitched Storms」、新しい技術ツリーを追加 |
| Astroneer: Megatech | 2025年11月20日 | 1,200円 | 巨大建造物「メガストラクチャー」を建設。全5種のうち複合ターミナルと射出型搬送システムは無料アップデートで全員に、バイオドーム・軌道プラットフォーム・ミュージアムはDLCに含まれる。既存のセーブデータと互換 |
| ASTRONEER (Original Soundtrack) | 2016年12月15日 | 620円 | オランダのアーティストRutger Zuydervelt(Machinefabriek)がゲームのために作曲した1時間以上の楽曲 |
このほか、スーツなどの見た目を変えるコスメティック系のバンドル(サポーターバンドル、エッセンシャルバンドルなど)や、各DLCに対応したDeluxe Cosmetic Pack(各920円)も販売されています。DLCはいずれも本編とは別売りです。
Steamでの評価
本編のSteamレビュー(全言語・全期間、2026年9月2日時点)は次のとおりです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 評価ラベル | 非常に好評 |
| レビュー総数 | 139,066件 |
| 好評 | 127,837件 |
| 不評 | 11,229件 |
| 好評率(計算値) | 約91.9% |
言語を日本語に絞ったSteamのレビュー集計(2026年10月3日取得)では、日本語レビューは788件(好評628件)、評価は「やや好評」でした。全言語の「非常に好評」より一段低い評価です。海外メディアの評価集計サイトMetacriticでは、PC版のMetascoreは71です。同サイトに掲載された海外レビューの抜粋では、ストレスの少なさや協力プレイの楽しさを評価する声がある一方、一人で遊ぶと単調・繰り返しが多いと指摘する声も見られます。
なお、本編とDLCの評価は分かれています。Steamレビューでは、Glitchwalkersは「賛否両論」(1,098件中、好評471件)、Megatechは「やや不評」(545件中、好評212件)です(2026年10月3日時点)。開発元は2025年12月6日のSteamニュース「ASTRONEER: Megatech – An Overdue Apology」でMegatech配信直後の不具合を謝罪し、2025年12月18日の「Astroneer in 2026」では、2026年前半は新コンテンツより毎月のバグ修正を優先する方針を示しました。2026年5月の「ASTRONEER Mid-Year Dev Update」では、月1回のアップデートを少なくとも2026年末まで続けること、早期アクセス開始から10周年を記念した無料アップデートを年末に予定していることが告知されています。
こんな人におすすめ
こんな人に向いています
・地形を自由に掘ったり盛ったりして、自分だけの基地を作りたい人
・資源集めから生産ラインの自動化まで、少しずつ設備を整えていく過程が好きな人
・2〜4人のオンライン協力プレイで、友人と一緒に宇宙を開拓したい人
購入前の注意点
購入前に確認したい点
・Steam版の対応OSはWindowsのみで、64ビット環境が必要です。最低動作環境はデュアルコア2GHz以上のCPU、4GBのメモリ、VRAM 1GBのディスクリートGPUです(Steamストアの表記)。
・Steam版のOS要件は、日本語ページではWindows 7/8/10、英語ページでは最低Windows 10・推奨Windows 11(いずれも64ビット)と、表示言語によって異なっています。購入前にストアページで最新の要件を確認してください。
・Steam Deckの互換性はValveの判定で「プレイ可能(Playable)」です。判定の注記には、画面の文字が小さく読みにくい場合があること、文字入力時にキーボードが自動で表示されないことが挙げられています。
類似作品
公式サイトには、Popular Scienceの「[Astroneer] could leave Minecraft in the blocky, angular dust」という評が掲載されており、Minecraftと比べて語られることがある作品です。海外メディアNintendo LifeのSwitch版レビュー(OpenCritic掲載の抜粋)では、Minecraft、Terraria、No Man’s Sky、Subnauticaを好きな人に勧めています。
まとめ
- 特徴: 地形ツールで星を掘り、資源で基地や乗り物を作りながら7つの天体を探索する宇宙サンドボックスで、2〜4人のオンライン協力プレイにも対応
- 注意点: 日本語はインターフェースのみ、Steam版はWindows専用。拡張DLCは別売りで、本編とは評価が分かれている











え、地面を粘土みたいに掘ったり盛ったりできるゲームなの!? わ〜これ面白そう!✨ 自分だけの基地をゼロから作ったり、謎の星々を友達と一緒に探検できるって、すごく楽しそう〜! Steam でも高い評価もらってるし、びっくり!宇宙冒険…憧れちゃう〜!
ヒナちゃんの「粘土みたいに掘れる」って感想、実はこの作品の核心なんだよ 記事によると開発のSystem Era Softworksは、343 IndustriesやValveなどで経験を積んだ人たちが2014年に立ち上げたスタジオで、ASTRONEERが最初のタイトル。早期アクセス開始は2016年、1.0到達は2019年で、同年のWebby Awardsで「Best Visual Design」も受賞しているんだ。ちなみにサントラはオランダのRutger Zuydervelt(Machinefabriek)が作曲していて、電子音響寄りの作家さんと言われているから、静かな宇宙の空気感は音からも来ているのかも。ただ記事の通りDLCは本編と評価が分かれているから、まずセール中の本編から入るのが良さそうだよ