【ゆんゆん電波シンドローム】あらすじ・遊び方・Steam評価と収録曲・DLCまとめ

ゆんゆん電波シンドロームは、ヒキコモリの少女が電波ソングでハイになった頭で「怪文書」をネットに投稿し、世界を「ゆんゆん」に狂わせていくリズムアドベンチャーゲームです。Steamストアの紹介文には「アハハ。二次元の愛さえあれば、それでいいよね。」という一文が掲げられています。
遊べる楽曲はすべて「電波ソング」。「さくらんぼキッス 〜爆発だも〜ん〜」「巫女みこナース・愛のテーマ」「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」といった、かつてネットで広く親しまれた曲が並び、主人公のQちゃんをななひらさん、二次元キャラクターのゆんゆんを桃井はるこさんが演じます。開発はAlliance ArtsとWHO YOU、販売はAlliance Artsで、Steamのレビューは4,369件が集まり「非常に好評」となっています(2026年10月12日時点)。
一言で言うと:4列のノーツを叩くリズムゲームで電波ソングを演奏し、できあがった怪文書をゲーム内SNSに投稿して物語を進める作品です。演奏を重ねるほどシナリオが開放され、マルチエンディングで結末が分かれます。
作品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ゆんゆん電波シンドローム(英題:Yunyun Syndrome!? Rhythm Psychosis) |
| 開発 | Alliance Arts、WHO YOU |
| 販売 | Alliance Arts |
| 発売日 | Steamストアの表記は2026年4月23日(公式リリースの発売日は日本時間の2026年4月24日) |
| 価格 | 通常2,190円。2026年10月12日時点では20%オフの1,752円(Steamの表示では10月15日に終了) |
| ジャンル | アドベンチャー、インディー、シミュレーション(公式のジャンル表記は「リズムアドベンチャー」) |
| 対応言語 | 日本語対応(インターフェイス・フル音声・字幕)。ほかに英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語など計15言語。フル音声は日本語のみ |
| プラットフォーム | PC(Steam)。対応OSはWindows 10、11(64bit) |
| プレイ人数 | 1人 |
| ストア・公式ページ | Steamストアページ/アライアンス・アーツ公式の作品ページ |
早期アクセスではなく、正式リリース済みの作品です。Steamの機能欄にはSteam実績、Steamクラウド、Steamランキングが並びます。最低動作環境はCore i5-9400、メモリ8GB、GeForce GTX 1050 Ti(4GB)、ストレージ3GBの空き容量です。
スタッフはSteamストアに次のとおり記載されています。プロデューサー、ディレクター、シナリオライターはWHO YOU(林 風肖)さん。メインビジュアルとキャラクターデザインはmamimuさん、ゲームアニメーションとイラストはodykさん、背景美術は飴日和さん、譜面制作とBGM制作はHARDCORE TANO*C、オリジナル楽曲(電波ソング)はまろんさん、リードプログラマーはyazawa-ichioさんです。
世界観・ストーリー
主人公は、現実がつらすぎて「頭がくるくる」になってしまったヒキコモリの少女、Qちゃんです。Qちゃんは「ゆんゆん」という二次元のキャラクターへの愛に夢中で、電波ソングでハイになった頭から、ゆんゆんへの愛にあふれた怪文書をネットに流し続けます。公式の作品ページは、完成した怪文書をポストするとSNS上の人間が次第に「ゆんゆん」に染まっていく、と説明しています。
| キャラクター | CV | 公式紹介の内容 |
|---|---|---|
| Qちゃん | ななひら | 主人公。ヒキコモリの少女。ゆんゆんへの愛にあふれた怪文書を投稿する |
| ゆんゆん | 桃井はるこ | Qちゃんが大好きな二次元のキャラクター。「天使めいた悪魔」で、モニター越しにQちゃんへ話しかける |
ゆんゆんが本当に話しかけているのかどうかは、公式も明言していません。Steamストアの紹介文は「真実はわかりませんが、きっと、Qちゃんの妄想でしょう」と書き、アライアンス・アーツの発売日決定の告知は「Qちゃんの妄想の中で生きているのかも?」と含みを持たせています。
Steamストアの紹介文は、次の3つの「Q」を投げかけています。
- どうして少女はヒキコモリになったのか
- どうして怪文書で世界が狂うのか
- 負け組オタクの少女にハッピーエンドなんてあるのか
4Gamerのプレイレポートによると、物語はQちゃんのPC画面上で展開し、Qちゃんの怪文書はネットの住民から「陰謀論」として解釈されていきます。同記事は、デスクトップ上で陰謀論のネットニュースに反応するゆんゆんの立ち位置を、2000年に発表されたデスクトップマスコット「伺か」になぞらえています。
ゲームシステム・遊び方
基本の流れは、電波ソングのリズムゲームを遊び、その結果として生まれた怪文書を投稿し、物語を読み進めるという繰り返しです(図1を参照)。公式は「プレイヤーはリズムゲームを通じて怪文書を生み出します」と説明しており、以下の細かい仕様はゲームメディアのプレイレポートにもとづきます。

リズムゲームはQちゃんのタイピング
Game*Sparkの先行プレイレポートによると、リズムパートは横4列で降ってくるノーツをタイミングよく押す形式です。演奏中、Qちゃんは怪文書をタイピングしており、画面の下には打ち込んでいる最中の文章が表示されます。プレイヤーの入力とQちゃんのタイピングの動きが連動する作りです。
難易度は「ノーマル」「ビンビン」「バリバリ」「廃人専用」の4段階です。同レポートは、空押しをしても失敗にならない点を本作の「優しい」ところとして挙げています。操作キーについては、4Gamerの東京ゲームショウ2025試遊レポートが[S/D/K/L]の4つと伝えています。
怪文書カードと陰謀論
曲が終わると、怪文書を投稿するパートに移ります。3つの文章を組み合わせて怪文書を作り、ゲーム内のSNSに投稿すると、そこから陰謀論が生まれます。4Gamerのプレイレポートによると、文章のカードは「ドキドキ怪文書」「ゆんゆん怪文書」「カリスマ怪文書」の3系統で、使ったカードに応じてQちゃんのパラメータ「ドキドキ度」「ゆんゆん度」「カリスマ度」が上がります。カードにはレアリティがあり、どの陰謀論が生まれるかは基本的にランダムですが、カリスマ度を消費して指定することもできます。
同記事が紹介している陰謀論は「打ち切りになった漫画は、謎のパトロンの力で密かに連載が続いている」「現世にはデバッグメニューが潜んでいる」といった内容で、記事は悪意を感じさせないものと評しています。
目標は「電波度」100%
進行の目安になるのが「電波度」という数値です。Game*Sparkのレポートによると、電波度は陰謀論が生まれるたびに上がるほか、楽曲と難易度ごとに設定された「1回クリア」「フルコンボ達成」「ランクA以上クリア」といった実績を解除しても上がります。電波度を100%まで高めることがゲームの目標です。
ポイント:4Gamerのプレイレポートによると、オートモードで演奏してもシナリオは進みます。また、日本時間2026年4月28日に配信が告知されたVer.1.0.7では、電波度100%に必要な量が引き下げられました(Steamニュースのパッチノート)。Game*Sparkのレポートも、音ゲーが苦手でもシナリオを進められると伝えています。
PC画面に仕込まれた仕掛け
4Gamerのプレイレポートは、リズムゲームと怪文書以外の仕掛けも紹介しています。デスクトップに置かれたzipファイルはヒントから推測したパスワードで解凍でき、[TAB]キーを押すと猫やボートの動画を流してゲーム画面をごまかす「ママキタモード」が起動します。エンディングの発生条件も陰謀論やパラメータに限らず、ゲームを放置する、ゆんゆんをデスクトップのごみ箱に入れるといった操作で特殊なエンディングに進むと同記事は伝えています。確認したSteamストアとアライアンス・アーツ公式の作品紹介ページは「マルチエンディング」と案内していますが、エンディングの総数は記載されていません。
収録曲と追加コンテンツ
Steamストアの紹介文は、本編の収録曲を「30曲以上の電波ソング」と案内しています。楽曲リストは、当記事の作成に使ったストアの提供データでは30番まで(オリジナル楽曲5曲・許諾楽曲25曲)、別途確認したストアページでは36番までが載っており、差の原因は確認できていません。オリジナル楽曲は「電波的妄想美少女Q」「幸福絶頂!! りむ・で・らてんと☆」「YUNYUN HARDCORE」と、曲名が「???」と伏せられた2曲の計5曲です。主題歌「電波的妄想美少女Q」はKOTOKOさんが歌い、「幸福絶頂!! りむ・で・らてんと☆」はゆんゆん(CV:桃井はるこ)のキャラクターソングとして公開されました。
許諾楽曲には「true my heart」「つるぺったん」「チルノのパーフェクトさんすう教室」「患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院」のほか、「INTERNET OVERDOSE」「INTERNET YAMERO」「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」も並びます。4Gamerのプレイレポート(2026年5月掲載)は、収録曲が2000年代初期の定番から2020年代の曲まで多岐にわたると紹介し、同記事の集計で許諾楽曲25曲のうち18曲が2000年代初頭の成人向けゲームに関連する曲だと指摘しています。この25曲という数は、30番までのリストに並ぶ許諾楽曲の数と同じです。
2026年10月9日のVer.1.3.0では、追加コンテンツを買わなくても遊べる曲として「MEGA TSKR」「メチャ恋らんまん☆」「RORO JUMP! (feat. CHiNCHiYA)」「Strawberry Cake」「メイドやめますか?人間やめますか?」の5曲が加わりました。この5曲は、ストアページの楽曲リストで32〜36番に載っています。

有料の楽曲追加パックは7種あり、合計で66曲です(図2を参照)。発売と同時に5種が配信され、2026年10月にKOTOKOさんの楽曲とゆずソフト作品の主題歌を収めた2種が加わりました。公式の発売告知によると、発売と同時に配信された5種には、ゲーム中に使えるキーボードのスキンが付属します。
| 追加コンテンツ(Steam表記) | 内容 | 通常価格(税込) |
|---|---|---|
| Extra Song Pack feat. Touhou Project | 東方アレンジ楽曲6曲 | 550円 |
| Extra Pack feat. HARDCORE TANO*C BGM | 6曲 | 550円 |
| Extra Song Pack feat. Nanahira | ななひらさんの歌唱曲12曲 | 980円 |
| Extra Song Pack feat. Rish | 立秋さんの楽曲12曲 | 980円 |
| Extra Song Pack feat. FrontWing | Frontwingのゲーム楽曲12曲 | 980円 |
| Extra Song Pack feat. KOTOKO | KOTOKOさんの楽曲12曲(2026年10月配信) | 980円 |
| Extra Song Pack feat. YUZUSOFT | ゆずソフト作品の主題歌6曲(2026年10月配信) | 550円 |
| オリジナルサウンドトラック | 28トラックを収録(Steamストアの説明) | 1,760円 |
| Digital Artbook | 設定資料やアートを収めたデジタルアートブック | 650円 |
本編と追加コンテンツをまとめたバンドルもサウンドトラックとアートブックのセット、「Deluxe Edition」、「Complete Edition」の3種が用意されています。価格はセールで変わるため、購入時にストアの表示を確認してください。
発表から発売後までの経緯
本作は2024年5月25日にAlliance ArtsとWSS playgroundが発表し、当初は2024年中の発売を予定していました。その後、2025年10月30日とされた発売日が2025年9月に「今冬」へ延期され、2025年11月に「2026年4月発売」と改めて発表されています(図3を参照)。

延期を伝えたクリエイターレターで、WHO YOU(林 風肖)さんは、本作が自身とプログラマーのyazawaさんの2人で始めたプロジェクトだと明かしています。2人は学生時代に同じ同人ゲーム制作サークルに所属しており、十数年ぶりに一緒に作り始めたのが本作でした。林さんは『CRYSTAR -クライスタ-』で企画・プロデュース・ディレクション・シナリオ原案を務めた人物です(同作公式サイト)。
2025年11月のクリエイターレター第2弾によれば、企画書と試作を気に入ったWSS Playgroundが開発に加わり、2025年にパブリッシング業務がAlliance Artsへ移されました。期間限定の体験版は2025年10月10日に配信され、同年11月29日にはダウンロード数15万本の突破が発表されています。体験版の配信は2026年5月に終了しました。
販売本数は、発売5日で5万本超(2026年4月30日のSteamニュース)、6月19日に累計10万本突破と発表されました。10月9日付のプレスリリースでは、作品紹介の欄に「販売本数15万超」と書かれています。
発売後は、6月30日のVer.1.1.0で判定分布の表示や楽曲のソートと検索の拡充が入り、10月1日のVer.1.2.0で英語テキストが全面的に改訂されました。WHO YOUさんは10月9日のSteamニュースで、今後も楽曲の追加とアップデートを続ける方針を示しています。
Steamでの評価
Steamレビューでは、2026年10月12日の取得時点で4,369件のレビューが投稿され、好評が3,997件、不評が372件です。好評の割合は約91%で、評価ラベルは「非常に好評」。ストアページの表示では、日本語のレビューが278件中92%好評の「非常に好評」、過去30日間のレビューが164件中95%好評の「圧倒的に好評」でした。
海外メディアのレビューを集計するMetacriticでは、メタスコアが78(批評家レビュー6件)です。4Gamerのプレイレポートは、音ゲー初心者への配慮と、2000年代初頭のネット文化にちなんだ仕掛けの多さを評価しています。
一方で、一部のSteamレビューでは、曲によって判定のタイミングに差を感じる、譜面が曲と合っていないと感じる、といったリズムゲーム部分への指摘が見られます。海外メディアのShacknewsは7点を付け、物語を進めるために同じ曲を繰り返し遊ぶ必要がある点を難点に挙げました。好評のレビューの中にも、本作の中心は音ゲーよりも物語にあるという趣旨の感想があります。
補足:リズムゲームの調整機能は発売後に増えています。曲ごとの音ズレ調整と、リズムゲームのプレイ中にノーツ速度を変更する機能は、2026年6月30日のVer.1.1.0で追加されたもので、発売直後のレビューはそれ以前の状態について書かれている場合があります。
こんな人におすすめ
おすすめのプレイヤー:
・「true my heart」「巫女みこナース・愛のテーマ」などの電波ソングを、リズムゲームとして遊びたい方
・2000年代のネット文化や美少女ゲームの主題歌に覚えがある方
・ななひらさん、桃井はるこさんのフルボイスで進む物語を読みたい方
・音ゲーは得意ではないものの、オートモードを使ってでも物語を追いたい方
・マルチエンディングの分岐や、PC画面に隠された仕掛けを探すのが好きな方
リズムゲームとしての精密な判定や譜面の手応えを第一に求める場合は、Steamレビューの指摘と発売後のパッチノートを確認してから判断するのが無難です。
購入前の注意点
注意:
・重いテーマを含みます。4Gamerのプレイレポートは、Qちゃんが抱える闇の描写について「人によってはトラウマを刺激されてしまうこともあるかもしれない」と書いています。一部のSteamレビューも、虐待や家庭内暴力を示唆する描写があるとして注意を呼びかけています。
・対応OSはWindowsのみです。Steamの表記ではMacとLinuxには対応していません。家庭用ゲーム機版の公式発表は確認できませんでした。
・Steam Deckの互換性表示は「プレイ可能」です(2026年10月12日時点のSteamストア)。ストアの互換性の詳細には、デフォルトのコントローラ設定ではアクセスできない機能がある、テキストを入力するにはオンスクリーンキーボードを手動で呼び出す必要がある、一部のゲーム内テキストが小さく読みにくい場合がある、といった項目が並んでいます。表示は更新されることがあるため、購入時にストアで確認してください。
・コントローラーは部分的な対応です。Steamの機能欄は「部分的コントローラサポート」となっています。
関連作品
本作と接点のある作品を2つ挙げます。どちらも収録曲やコラボを通じて本作とつながっています。
NEEDY GIRL OVERDOSE
承認欲求の強い女の子との生活を描き、配信者として育てていくマルチエンディングのアドベンチャーゲームです。Steamストアの表記では、開発がWSS playgroundとxemono、販売がWSS playgroundとAlliance Artsです。本作には同作の楽曲「INTERNET OVERDOSE」「INTERNET YAMERO」が収録されています。前述のとおり、WSS playgroundは本作の発表時に名を連ね、開発にも加わっていました。
Muse Dash
PeroPeroGamesのリズムゲームで、横スクロールアクションとリズムゲームを組み合わせた作品です。電ファミニコゲーマーの報道によると、本作の発売日にあたる2026年4月24日から、楽曲パック「MD 補完計画」に本作の主題歌「電波的妄想美少女Q」を追加するコラボが発表されました。Steamストアページの楽曲リストには、31番に「MuseDashを作っているPeroPeroGamesさんが倒産しちゃったよ~」という曲が載っていました。
まとめ
- 作品の内容: ヒキコモリの少女Qちゃんが、電波ソングにのせて怪文書を投稿し、世界を狂わせていくリズムアドベンチャー
- 基本情報: 開発はAlliance ArtsとWHO YOU、販売はAlliance Arts。Steamストアの発売日表記は2026年4月23日で、通常価格は2,190円(2026年10月12日時点は20%オフの1,752円)
- 言語と動作環境: 日本語はインターフェイス・フル音声・字幕に対応。対応OSはWindowsのみ
- 遊び方: 4列のリズムゲーム、怪文書の投稿、電波度の上昇を繰り返して物語を進める。難易度は4段階で、オートモードでもシナリオは進む
- 楽曲: 本編はSteamストアの紹介文で「30曲以上」。有料の楽曲追加パックは7種で計66曲
- 評価: Steamレビューは4,369件で「非常に好評」。リズムゲーム部分の判定や譜面には一部で指摘がある
- 注意点: 重いテーマの描写を含む。Steam Deckの互換性表示は「プレイ可能」(2026年10月12日時点のSteamストア)で、コントローラーは部分的な対応










怪文書を投稿したら、SNSがじわじわゆんゆんに染まっていく演出がたまらない!電波ソングを叩きながら、Qちゃんのタイピングと自分の指が連動する感じも最高に気持ちいいんだよね。「二次元の愛さえあれば」を本気で信じたくなるような、この作品ならではの熱さがたまらない。
「ママキタモード」って、画面を猫やボートの動画でごまかす仕掛けなんだね。ネットでは「ママ来た」と言って慌てて画面を隠すネタが昔からあるから、それを本物の機能にしたのが面白い。2000年代に個人のPCで遊んだ人なら、すぐ懐かしく感じるはず。怪文書がじわじわ広がる構図と合わせて見ると、PC画面そのものが小さな舞台になっているのがわかる。
「電波ソングを叩いて遊ぶ」が看板なのに、オートモードでもシナリオが進むなら、リズムゲームは物語の入口にすぎないんじゃないか。判定のズレを指摘するレビューが一部にあるのも、音ゲーとして詰め切れていないからだろう。怪文書の仕組みは面白いけど、本作の核は音ゲーの手応えにあると思うけどな。