週刊少年ジャンプで連載中! アニメも放送中だよ! の 呪術廻戦の考察記事です。
今回は呪術廻戦の両面宿儺と虎杖悠仁が同一人物説について検証してみたいとおもいます。
『呪術廻戦』なぜ、宿儺と虎杖は同一人物と言われるのか?
以下の順番で考察していきたいと思います。
虎杖悠仁の視点での考察、宿儺の視点での考察、虎杖と宿儺両面から考察、です。
『呪術廻戦』虎杖悠仁と宿儺は同一人物である説:虎杖悠仁から考察
虎杖の驚異的な身体能力は天与呪縛?
虎杖悠仁は、驚異的な身体能力を持っています。
学校4階にまでジャンプで飛び上がり窓をぶちやぶったアニメのシーンなどは冴えたるものです。
砲丸投げも世界記録を上回り、
50mも3秒で走ります。
呪術廻戦の世界観でいうならば、これは禪院真希と同じく天与呪縛によるフィジカルギフテッドだと思われます。
天与呪縛によるフィジカルギフテッドとは、
本来、もって生まれてくるはずだったものが、それを持たずに生まれ、その分身体能力が強化される、といったものです。
禪院真希の場合、持っているはずが持てなかったものが呪力であり、
その分、身体能力が強化されています。
それでは虎杖悠仁の場合はどうなのでしょうか。
彼は優れた呪力は持っています。
なら、なにを持っていないか?
そうです。術式です。
術式をもってうまれるはずが、持っていないことによる天与呪縛。
そのもつはずであった術式というのが、宿儺の術式であり、五条悟が言っていた「宿儺の術式が刻まれる」につながるのだと考えます。
『呪術廻戦』虎杖悠仁と宿儺は同一人物である説:宿儺から考察
なぜ宿儺と虎杖の見た目が同じ?
虎杖悠仁は宿儺の指を取り込み、自我を保ったままでいることができた初めての事例です。
そのことで宿儺の器と言われています。
なので、宿儺が虎杖の表層に出てきている場合、
宿儺が虎杖の見た目をしていること、これは問題ないでしょう。
しかしです。
宿儺の魂の描写があります。
それは、真人が宿儺の魂にふれる場面や、
虎杖が宿儺と対面する場面です。
魂の形。
宿儺の魂の形が虎杖悠仁と同じ姿をしている。
これが、宿儺と虎杖悠仁が同一人物説の根幹をなす根拠になっています。
『呪術廻戦』虎杖悠仁と宿儺は同一人物である説:宿儺と虎杖の『両面』から考察
宿儺はなぜ、『両面宿儺』でないのか
宿儺とは、そもそも宿禰、豪族に与えられた称号のことです。
つまり、○○大臣、とか○○社長とかそういうやつですね。
つまり宿儺自体には固有名詞の意味がなく
両面宿儺となって初めてユニークな固有なものとなるのです。
「そんな呼び名に深い意味ないだろ笑」
という誹りもあるかもしれないですが、
ぼくの答えはNO! です。
なぜなら、このお話。
呪術廻戦は、呪術のお話。
呪術といえば、安倍晴明のこんな言葉があります。
「この世で1番短い呪は、名だ」
つまり、名というのは呪術会では大いに意味があるものなのです。
呪術廻戦の言い回しでいえば、
『縛り』です。
名は、もっとも短い縛りなのです。
それを呪霊が呪詛師が雑に扱うとは思えません。
*呪術師側はみんなが宿儺っていうから、宿儺っていっているという側面はあるかもしれませんガネ
で。
なんで、両面宿儺を宿儺と呼ぶのか。
それは、宿儺が今、両の面をもっていないことを知っているからではないでしょうか。
それでは、宿儺のもう片面はどこにあるのか。
それが虎杖悠仁なのではないでしょうか。
虎杖悠仁はどうやら、偽夏油=加茂憲倫=? に作られたという説が有力になってきましたしね。
偽夏油の「我ながらとういべきか」
「宿儺の器、タフだね」
という意味の発言がされました。
宿儺の器=タフ=我ながら=わたしが作ったんだけどね
ここについては、また別の考察にまとめたいとおもいます。
『呪術廻戦』虎杖悠仁と宿儺は同一人物である説:まとめ
両面宿儺と虎杖悠仁は同一人物であり、
虎杖悠仁の体に「宿儺」が同時に表層に出ている状態になったのが、
両面宿儺である。
皆さんの考察や、感想もぜひコメントいただけるとうれしいです!