月刊少年シリウスで連載中、4月号に掲載された『転すら』「転生したらスライムだった件」最新81話のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
ヤムザは敗北し、クレイマンによって暴風大妖渦(カリュブディス)へと変異させられる。
そこへ颯爽と現れたベニマルは、一撃で暴風大妖渦(カリュブディス)を消滅させるのだった。
「転生したらスライムだった件」81話 死霊の王の結末
魔王たちの宴では、白黒はっきりつけるため、リムルとクレイマンが闘うこととなった。
一方そのころ、クレイマン領に調査に向かったシュナたちは、死霊の王アダルマンと遭遇。
戦闘し、勝利したのだった。
「転生したらスライムだった件」81話 死霊の王の登場人物
ジュラ大森林(テンペスト)
リムル、主人公。スライム。魔王になった。
ガビル、リザードマンの王子。愛すべきバカ。
ゲルド、豚。だけど、紳士。
ベニマル、鬼。イケメン。侍。
シュナ、鬼。美少女、巫女服。
ソウエイ、鬼。イケメン。忍者、にんにん。
ハクロウ、鬼。イケジジ。侍。
魔王たちの宴
ミリム、竜神美少女。
ラミリス、妖精美少女。
レオン、金髪の悪魔。勇者であり魔王。
ギィ、最古の魔王。赤い。
ヴァレンタイン、聖王さま。
ダグリュール、強靭な魔王。
フレイ、翼人美女。
クレイマン、魔王。わかりやすい悪役。
ユーラザニア
スフィア、三獣士。虎ねーさん。
フォビオ、三獣士。豹にーさん。
ジスターブ
ヤムザ、クレイマンの部下。わかりやすい小物。
アダルマン、示指。死霊の王。
竜の都
ミッドレイ、竜を祀る民、神官長。ハゲ。
ヘルメス、竜を祀る民、ミッドレイの側近。チャラい。
中庸道化連
フットマン、ピエロ。太い。
ティア、ピエロ。ロリ子。
「転生したらスライムだった件」81話 死霊の王のあらすじ
クレイマン軍壊滅
@森林地帯
中庸道化連のピエロ、フットマンとティアは、クレイマン軍の壊滅をもって撤退した。
フォビオ+ゲルド 対 フットマン+ティアの戦闘の勝敗は、
かくして、フォビオ+ゲルドコンビの勝利で幕を閉じたのだった。
@山岳地帯
一方そのころ、戦場の僻地では
ミッドレイ+ヘルメス 対 スフィア+ガビルが戦っていた。
カリュブディスの出現と消滅。
戦闘は中断される。
そこへカリュブディス2体を一瞬で屠った張本人が現れた。
ベニマルである。
「あんたらに闘う意思はあるか?」
クレイマン軍の壊滅を告げ、竜を祀る民神官戦士団、つまり魔王ミリムの配下であるミッドレイたちに問う。
「ない」
ミッドレイは応えた。
しかし、お互い、ベニマルもミッドレイも力試しに勝負はしてみたいようであった。
一息ついて。
ヘルメスが気になっていたことを確認した。
「どうやって援軍にきたんですか?」
空間転移魔法でも使わない限りまにあわなかったはず、と。
ベニマルは素直に答える。
「うちの大将はなんでもありなんだよ」
リムルが空間転移の問題を解決した軍団魔法(れぎおんまじっく)を、即座に開発、使用したことをだ。
ヘルメスは白目になって驚きを隠せないのであった。
魔王たちの採決
@魔王たちの宴(ワルプルギス)
魔王たちの宴では、クレイマンが熱弁していた。
・今回の騒動のまとめ(クレイマンいわく)
犯人、魔王カリオンとリムル
動機、リムルは魔王になりたかった
方法
カリオン、リムルそそのかす「魔王になれるぞ」
リムル、ヴェルドラの封印をとき、ファルムス王国を生贄に
カリオン、リムルそそのかす「魔王は定員制。クレイマン殺しちまおうぜ」
もちろん、すべてクレイマンのでっち上げである。
そして、
証人である部下のミュウランは、リムルに殺され
容疑者であるカリオンは、ミリムに葬られた
今回、獣王国跡地(ユーラザニア)へ派兵したのは、
証拠を抑えるためである、と。
魔王はだれもが、クレイマンを訝しんでいたが、
進んで咎めもしなかった。
しかし、リムルはクレイマンに言う。
「おまえは嘘つきだな」
リムルいわく
ミュウラン、生存
魔王の座に興味がない
カリオンは謀略タイプじゃない
ヴェルドラは友だち
犯人、動機、方法すべてを否定した。
そして、クレイマンに詰め寄る。
「
魔王なんてどうでもいい。
たのしく過ごせる国をつくりたいだけだ。
邪魔をするやつは、だれでも、ゆるさない、と。
」
ふたりのやりとりから魔王たちの宴(ワルプルギス)の判断は、
魔王たちが見届け人になり、
リムルvsクレイマン
勝利したほうが魔王になるということで話がついたのだった。
死霊の王と神聖魔法
@クレイマン領 領内
一方そのころ、クレイマン領に探索へ向かったシュナ、ソウエイ、ハクロウは、霧の中にいた。
ソウエイとハクロウは気配遮断スキル。
シュナは「幻覚魔法」と妖術の組み合わせで
気配を消して行軍する。
シュナのそれを可能にしたのは、「創作者」(ウミダスモノ)。
リムルが魔王化したことで得たユニークスキルだ。
独自の魔法技術を作り出すことができるのだという。
しかし、敵も強敵。
クレイマン最強の部下、五本指がひとり示指のアダルマン。
みためは骸骨がローブを着ている姿。
そうです。
死霊の王(ワイトキング)です。
3人を包囲する圧倒的数量の死霊だけでなく、
死せる魔物の頂点「死霊竜」(デスドラゴン)も使役していた。
だが、シュナはひるまない。
「対魔属性結界」(アライメントフィールド)
魔法不能領域(アンチマジックエリア)と聖浄化結界(ホーリーフィールド)の融合魔法を発動。
ほとんどの死霊を無力化した。
そして力強く宣言する。
「アダルマンはわたくしがたおします」
アダルマンは応戦。
浸食魔酸弾(アシッドシェル)
呪怨束縛(カースバインド)
高度な魔法でシュナを攻撃するが、
幻炎の防壁(フレイムウォール)
聖なる福音(ホーリーベル)
ですべて対応する。
アダルマンは、シュナが「聖なる福音」を使用したことに驚く。
魔の者が神聖魔法を使ったからだ。
アダルマンは生前司祭であり、信仰をなくし、神聖魔法の奇跡を失い、死霊の王にまで成り果てた。
なぜ?
シュナは応えた。
神聖魔法は信仰を力に変える魔法。信仰の対象が聖なる存在である必要はない。
魔法の真理に到達している若い魔人(シュナ)に感動したアダルマンは、
シュナが苦しまないよう一撃で戦闘を終わらせようと、強力な魔法を行使する。
霊子崩壊(ディスインテグレーション)
しかし「それをまってました!」
とシュナ。
霊子暴走(オーバードライブ)
アダルマンの霊子崩壊を魔素量でいえば、10分の1にもみたないシュナが上書き、アダルマンを葬った。
戦闘がおわり、
「クレイマンの城を制圧しなければ」
さあ、いきましょう、とシュナたちは歩をすすめた。
「転生したらスライムだった件」81話 死霊の王の感想と考察
最近の物語は、魔王ってたくさんでてきますよね。
むかしは魔王といえば、1人!
絶対無敵、唯我独尊!
ってかんじでした。
まあ、このイメージは間違いなくドラゴンクエスの竜王なんですけどね。
そういう意味では、勇者も増えましたね。
転スラでも勇者って3人はでてきますよね。
ん、でもあれか。
ドラクエ2でも勇者って3人なのかな?
そもそも勇者って職業なんですかねって疑問を投げかけ始める中学生ぐらいのころの自分がなつかしいです。
盛り上がってきました、ワルプルギスですが、
誰かの思い通りに進んでいるという記述がありました。
誰の思い通りなのでしょうか。
早く明らかになってほしいですね!
また、シュナの「創作者」(ウミダスモノ)とリムルの「智慧之王」(ラファエル)ってどの程度作り出せる魔法に差があるのかについても言及されるのを楽しみにしています!
「転生したらスライムだった件」81話 死霊の王のまとめ
今回は、月刊少年シリウスで連載中、4月号に掲載された「転生したらスライムだった件」最新81話のあらすじをネタバレ解説しました!
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勝敗
フットマン+ティアvsフォビオ+ゲルド フォビゲル勝利
ユーラザニアvsジスターブ ユーラザニア勝利
死霊の王 vs シュナ シュナ勝利