週刊少年ジャンプで連載中『アイテルシー』6話のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
相生は、現地調査し、殺人犯の拷問部屋を発見、動機を知る。
相生をフォローするため残った左近は、殺人犯に襲われそうになったところに、相生が現れ、殺人犯の手を握るのだった。
『アイテルシー』6話のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で『アイテルシー』6話の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
『アイテルシー』6話の結末
相生の説得を受けて、犯人の大平伸人は会心した。
しかし、その瞬間、加賀美あたるが犯人を銃で撃ち抜く。
そして、
彼は、相生を誘拐した鏡野日は自分であると宣言するのだった。
『アイテルシー』6話の登場人物
相生りさ、主人公。ゆるふわ系犯人愛性癖者。
二月右近、主人公の同僚。ふたご兄。白い。
二月左近、主人公の同僚。ふたご弟。黒い。
加賀美あたる、小説家。相生を誘拐した鏡野日を名乗る。
オーナー、大平屋敷の主人。
大平伸人、0年前の殺人の犯人と思われる。手に異常な執着。オーナーの息子。
『アイテルシー』6話のあらすじ
右近の後悔
@食堂前
相生と左近が犯人に遭遇している頃、
相生を追わなかった、右近は後悔していた。
死んだ父親の二の舞になりたくない。
だから、右近は警察でありながら「犯罪者」である相生を道具とみなし、人と思うことはできないのだという。
犯罪者に情を抱けば愚かな目に合う。
しかし。
自分の気持ちに素直に行動した弟、左近を羨ましくも思った。
右近が悩んでいると、
小説家、加賀美あたるは言う。
「行こう」
@屋敷の廊下
一方、殺人犯と対峙していた相生は、殺人犯の手を強く握る。
すると不思議なことに、殺人犯は落ち着きを取り戻した。
事件の真相
犯人は、オーナー大平権蔵の息子、伸人だった。
彼は幼い頃から動物を虐待するなど異常性をもっており、年々その異常性は強くなっていった。
成人する頃には、多くの人間を殺害、手を切り取るという異常行動を取ることとなった。
父である、大平権蔵は、息子を閉じ込め隠しながら生きてきた。
もちろん、事件のことも隠蔽して。
それが「どうしてか」部屋からでてきてしまい、父、大平権蔵を殺害、相生たちにおそいかかったというのが、今回の真相であった。
加賀美あたるの正体
相生に心の隙間を埋められ、伸人は人の心を取り戻したかのように思えたそのとき・・・
銃声。
小説家、加賀美あたるが、犯人、伸人の頭を撃ち抜いたのだ。
そして、加賀美あたるは正体を現すのだった。
「ボクはキミを誘拐した鏡野日(かがみのひかる)だ」
『アイテルシー』6話の感想と考察
相生の誘拐犯、唐突にあらわれましたね!
が、しかし。
ほんとうに鏡野なのでしょうか?
相生の回想シーンの印象とだいぶ違いますよね。
また犯人の大平伸人、会心できたようなのに、いきなり撃ち殺されちゃってかわいそうでしたね。
というのは建前です。
実際、大平伸人のような犯罪者は、心理学でいうところのというか、まあ、クリミナル・マインドでいうところの? 反社会性パーソナリティ障害なので、これは治療がほんとうにむずかしいタイプの人格障害です。
なので、あんなに簡単にあれくらいのことで回復するようなものではありません。
先天性ですしね。
後天的なものなら、論理的に、叶えることができれば、回復ということもあるかもしれませんが、先天性なので、相生がやったような理屈は、通用しないとおもいます。
なんで先天性と断定しているかというと、大平オーナーの手記によります。
なにかがあって、異常行動を取り始めたのではなく、
なにがあったわけでもないのに、きづいたら異常行動をとっていたわけです。
手の件もそうですが、
反社会性パーソナリティ障害者は、自分の望みを叶えることをなにより優先します。
その際、他人を傷つけるようなことがあってもいとません。
というか、他人を傷つけている、という認識がないのです。
前回書いた、ジョジョ4部吉良吉影と同じ分類ですね。
細かいところをいいはじめたらきりないですが、こういったジャンルをジャンプでやることには意義があると思います!
次回も楽しみです!
『アイテルシー』6話のまとめ
今回は、週刊少年ジャンプで連載中『アイテルシー』6話のネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!