幻想水滸伝 STAR LEAPは、本拠地タイジュの里の酒場で毎日オルハンコインが配られるRPGです。店主オルハンの賭場で受け取ったコインは交換所で装飾品の素材や宝石に替えられますが、その宝石を交易所へ持ち込めば、買取強化品として街の交易Ptに化けます。仕入れの元手が要らない、いわば「賭場から始まる交易ルート」です。問題は、品質3・品質4・品質5のどの宝石に替えるのが一番得なのか。必要コイン数と買取額を並べてみると、「高品質ほど高く売れる」という直感とは逆の結論が見えてきます。

出典に関する注記:2026年9月2日のアップデートで「オルハンコイン交換所に各種宝石の品質1・品質2を追加」「チンチロリンの勝率とコイン獲得期待値を向上」が行われた点は、公式Xの告知(電撃オンライン掲載)で確認できる情報です。一方、オルハンコインの交換レート(必要枚数・交換上限)はGameWith・神ゲー攻略・ピヨたけの掲載値、交易所の基準買取額・買取強化の候補街・売却上限はKaiden.ggの2026年9月9日時点のデータで、いずれもKONAMIが公表した価格表ではありません。本記事の計算はすべてこれらの攻略サイト準拠の数値に基づく考察です。

オルハンコインの基本|毎日5,000枚が受け取れる

オルハンコインは、酒場の「遊技場」で遊べるミニゲーム「チンチロリン」の報酬として手に入るコインです。攻略サイトの情報では、遊技場に入るだけで1日1回5,000枚を受け取れ、チンチロリン自体は1日3回まで挑戦できます。賭けるレートは500・1,000・1,500の3種類で、対戦相手のキャラクターによってレートが変わることはありません。

項目内容
入手場所本拠地の酒場にある遊技場(チンチロリン)
毎日の受け取り遊技場に入ると1日1回5,000枚(攻略サイト情報)
チンチロリン1日3回まで。レートは500/1,000/1,500(攻略サイト情報)。9月2日に勝率と獲得期待値が向上(公式告知)
使い道交換所の「オルハンコイン」タブで強化書・技術書・攻玉/守玉・宝石などと交換
交換上限の更新毎月1日(神ゲー攻略・gensui-navi)。公式サポートが案内する月の切り替わりは毎月1日12:00

チンチロリンは運の要素が大きく、負ければコインが減ります。9月2日の調整でプレイヤー側が有利になったとはいえ、確実に増やせるものではありません。本記事では計算を単純にするため、チンチロリンの増減を含めず「毎日5,000枚=1か月およそ15万枚」を基準にします。

なお、名前が似ていますが交換所(コインやPtでアイテムと交換する施設)と交易所(街ごとの交易Ptで素材を売買する施設)は別のシステムです。本記事のルートは「交換所で宝石を手に入れ、交易所で売る」という2つの施設をまたぐ流れになります。

オルハンコイン交換所の宝石ラインナップと交換レート

オルハンコイン交換所に並ぶ宝石系の素材は、ガーネット・アクアマリン・シトリン・ペリドット・アメシストの宝石5種と、クリスタル・珊瑚・真珠の計8種類です。攻略サイトに掲載されている品質3〜5の必要枚数と交換上限は次のとおりです。

素材品質3品質4品質5
宝石5種(ガーネット・アクアマリン・シトリン・ペリドット・アメシスト)8,200枚(上限50個)13,200枚(上限10個)22,500枚(上限5個)※
クリスタル・珊瑚・真珠4,100枚(上限50個)6,600枚(上限10個)11,200枚(上限5個)

※宝石5種の品質5は、神ゲー攻略とピヨたけが22,500枚、GameWithが22,400枚と掲載しており、100枚の差があります。どちらでも後述の結論は変わりませんが、実際の枚数はゲーム内の交換画面で確認してください。また、アメシストは攻略サイトによって「アメジスト」と表記されている場合があります。

9月2日のアップデートで追加された品質1・品質2の宝石については、必要枚数と交換上限を掲載した攻略サイトが本記事の執筆時点で見つかっていません。SNSでは真珠の品質1が2,000枚、品質2が2,900枚だったという個人の報告がありますが、他の素材や上限まで確認できていないため、本記事では参考値として後半の考察でのみ扱います。

交易所で宝石はいくらで売れるのか

交易所では、どの街もあらゆる素材を「基準額」で買い取ります。そのうえで街ごとに買取強化品が設定されており、対象の素材は基準額の3倍または4倍で売れます。Kaiden.ggのデータによれば、宝石系素材の基準額と買取強化の候補になっている街は次のとおりです。

素材基準額(品質1→5)買取強化の候補
宝石5種402/563/788/1,103/1,545カクの町(3倍)
クリスタル201/281/394/551/772カクの町(3倍)
珊瑚・真珠201/281/394/551/772ロックランド(4倍)、レナンカンプ(3倍)

基準額は品質が1段階上がるごとにおよそ1.4倍になります。品質5の宝石をカクの町の3倍買取に出すと4,635Pt、品質5の真珠をロックランドの4倍買取に出すと3,088Ptです。

注意:上の表の街はあくまで「買取強化品になり得る候補」です。Kaiden.ggによると、1つの街で同時に買取強化される素材は5品だけで、候補の中から毎週月曜12:00(公式サポート)に入れ替わります。宝石がカクの町の強化品に入っていない週に売ると基準額のままなので、交換したらすぐ売るのではなく、強化品に入った週まで手元に置いておくのが前提になります。

品質別の交換効率を計算する|1Ptあたり何枚のコインが必要か

ここからが本題です。各品質の必要コイン数を、買取強化で売ったときの交易Ptで割り、「1Ptを得るのに何枚のオルハンコインが必要か」を計算しました。数字が小さいほど効率の良い交換です(宝石5種の品質5は22,500枚で計算)。

宝石5種・クリスタルをカクの町(3倍)で売る場合

素材・品質必要コイン3倍買取額1Ptあたりのコイン1万枚あたりのPt
宝石 品質38,2002,364約3.47枚約2,883Pt
宝石 品質413,2003,309約3.99枚約2,507Pt
宝石 品質522,5004,635約4.85枚約2,060Pt
クリスタル 品質34,1001,182約3.47枚約2,883Pt
クリスタル 品質46,6001,653約3.99枚約2,505Pt
クリスタル 品質511,2002,316約4.84枚約2,068Pt

珊瑚・真珠をロックランド(4倍)で売る場合

素材・品質必要コイン4倍買取額1Ptあたりのコイン1万枚あたりのPt
珊瑚・真珠 品質34,1001,576約2.60枚約3,844Pt
珊瑚・真珠 品質46,6002,204約2.99枚約3,339Pt
珊瑚・真珠 品質511,2003,088約3.63枚約2,757Pt

レナンカンプの3倍買取に出す場合、珊瑚・真珠の効率は宝石・クリスタルのカクの町3倍と同じ数字(品質3で約3.47枚)になります。また、買取強化されていない基準額のまま売ると、品質3でも1Ptあたり約10.4枚、品質5では約14.5枚と、強化時の3〜4分の1の効率に落ちます。

考察ポイント:なぜ品質3が一番お得なのか。交易所の基準額は品質が1段階上がるごとに約1.4倍にしかならないのに対し、オルハンコインの必要枚数は品質3→4で約1.6倍、品質4→5で約1.7倍に跳ね上がります。つまり高品質になるほど「売値の伸び」より「コスト増」の方が大きく、1枚のコインが生むPtは品質3が最大になります。品質5の宝石は1個4,635Ptと見栄えは良いものの、同じ22,500枚を品質3に回せば2個と約6,100枚分の端数で4,700Pt超を得られる計算で、コイン単価では品質3が約4割有利です。

結論|お得な交換の優先順位

計算結果を、売却先の買取倍率ごとにまとめると次の優先順位になります。

順位交換する素材売却先1Ptあたりのコイン
1位珊瑚・真珠 品質3ロックランド(4倍)約2.60枚
2位珊瑚・真珠 品質4ロックランド(4倍)約2.99枚
3位宝石5種・クリスタル 品質3カクの町(3倍)約3.47枚
同率3位珊瑚・真珠 品質3レナンカンプ(3倍)約3.47枚
5位珊瑚・真珠 品質5ロックランド(4倍)約3.63枚
6位宝石5種・クリスタル 品質4カクの町(3倍)約3.99枚
最下位宝石5種・クリスタル 品質5カクの町(3倍)約4.85枚

ポイントは2つあります。1つ目は、同じ買取倍率なら品質3が常に最も効率が良いこと。2つ目は、4倍買取の候補を持つ珊瑚・真珠が、倍率の差で宝石を上回ることです。宝石5種は必要コインも売値もちょうど珊瑚・真珠の2倍に設定されているため、両者の効率差は売却先の倍率(3倍か4倍か)だけで決まります。珊瑚・真珠はロックランドとレナンカンプの2か所に強化候補があるため、強化品に入る週を待つ機会が宝石より多いのも利点です。

欲しい街のPtで選ぶ:交易Ptは街ごとに別管理です。ロックランドのPtが欲しいなら珊瑚・真珠、カクの町のPtが欲しいなら宝石5種かクリスタル、と「どの街のPtを増やしたいか」で交換先を決めるのが実用的です。カクの町のPtはキャビアやスッポンの仕入れに、ロックランドのPtは宝石の仕入れに使えるため、どちらも交易所の転売ルートの元手になります。

品質1・品質2は品質3より得になるのか

9月2日に追加された品質1・品質2の必要枚数は未確認ですが、「何枚以下なら品質3より得になるか」という損益分岐点は、基準額から逆算できます。品質3と同じ効率になる必要枚数は次のとおりです。

素材・品質買取額(強化時)品質3より得になる必要枚数
宝石5種 品質21,689Pt(3倍)約5,860枚未満
宝石5種 品質11,206Pt(3倍)約4,180枚未満
珊瑚・真珠 品質21,124Pt(4倍)約2,920枚未満
珊瑚・真珠 品質1804Pt(4倍)約2,090枚未満

考察ポイント:SNSで報告された「真珠 品質1=2,000枚、品質2=2,900枚」が正しいと仮定すると、ロックランド4倍買取での効率は品質1が1Ptあたり約2.49枚、品質2が約2.58枚となり、品質3の約2.60枚をわずかに上回ります。ただし差は4%程度にすぎず、品質1は1個あたりの売値が804Ptと小さいため、後述する売却数の上限に早く達してしまいます。上限の範囲でPtの総額を稼ぐなら品質3、コインの節約を最優先するなら品質1・2、というのが現時点での見立てです。いずれにせよ、品質1・2の正確な枚数と交換上限はゲーム内で確認してから判断してください。

実際に回すときの制約と注意点

コインの供給量がボトルネック

品質3の交換上限は各素材50個ですが、宝石5種を50個替えるには410,000枚、珊瑚・真珠でも205,000枚が必要です。毎日の5,000枚だけなら1か月で約15万枚なので、ほとんどのプレイヤーは上限より先にコインが尽きます。上限を気にするより「限られたコインをどれだけ効率よくPtに変えるか」を考える方が現実的で、その意味でも1枚あたりの効率が高い品質3が有利です。1か月分の約15万枚を使い切った場合の目安は次のとおりです。

交換パターン(約15万枚)交換数強化売却で得られるPt
真珠 品質3 → ロックランド4倍36個(147,600枚)56,736Pt
宝石 品質3 → カクの町3倍18個(147,600枚)42,552Pt
宝石 品質5 → カクの町3倍上限5個(112,500枚)23,175Pt

売却数の上限と強化品の入れ替わり

Kaiden.ggによると、買取強化品として売れる数は1品につき10個が上限です。真珠を36個替えても、1回の強化期間で売り切れるのは10個までと考えておく必要があります。珊瑚と真珠、宝石5種はそれぞれ別の品目なので、複数の種類に分けて交換しておくと、同じ週に強化品に入った分をまとめて売りやすくなります。どの素材が強化品に入るかは毎週月曜12:00の更新まで分からないため、「交換して手元に置き、強化された週に売る」ストック運用が基本です。

装飾品の素材として使う選択肢も

宝石は属性系の装飾品を作る素材でもあり、オルハンコインは強化書・技術書・攻玉といった育成素材にも替えられます。装飾品の作成を進めている段階なら、交易で売るより自分で使った方が価値が高い場合もあります。交易用に交換するのは、装備育成に必要な分を確保したうえでコインが余っているとき、と考えるのが無難です。

注意:SNSではオルハンコインの所持上限が99,999枚だという報告もありますが、公式や主要攻略サイトでは確認できていません。仮に上限がある場合、使わずに貯め続けると毎日の受け取り分が無駄になる可能性があるため、残高が大きくなってきたら早めに交換先を決めておくと安心です。

まとめ

  • オルハンコインは毎日5,000枚:酒場の遊技場に入るだけで受け取れる(攻略サイト情報)。交換上限は毎月1日に更新
  • 最もお得なのは品質3:交易所の基準額は品質1段階ごとに約1.4倍なのに対し、必要コインは約1.6〜1.7倍に増えるため、同じ買取倍率なら品質3が1Ptあたりのコインが最も少ない
  • 1位は珊瑚・真珠の品質3をロックランド4倍へ:1Ptあたり約2.60枚。宝石5種・クリスタルの品質3をカクの町3倍へ売る場合は約3.47枚
  • 品質5は最も非効率:宝石の品質5は1Ptあたり約4.85枚で、品質3より約4割割高
  • 品質1・2は枚数次第:9月2日に追加されたが必要枚数は未確認。真珠なら品質2が約2,920枚未満、品質1が約2,090枚未満で品質3より得になる
  • 強化品に入った週に売る:各街で同時に強化されるのは5品だけで毎週月曜12:00に入れ替わる。売却上限は1品10個なので、複数種類に分けてストックする
  • 数値は攻略サイト準拠:交換レートはGameWith・神ゲー攻略・ピヨたけ、買取額はKaiden.gg(2026年9月9日時点)の掲載値。宝石品質5は22,500枚と22,400枚で表記が割れている