週刊少年マガジンで連載中『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
ノッカーとの戦い方を考察するフシ。
フウナに張り付き様子を伺おうとしていたところ、現れた人物が、フウナを刺殺してしまった。
慌てて取り押さえると、犯人はミズハだった。
ミズハもノッカーだったのだ。
フシはミズハを助けたいと告げる。
ミズハは答えた。
「わたしを愛して」と。
『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)の結末
「わたしを愛して」フウナを殺したミズハはフシに乞う。
それは、ミズハの願い。
そして、守護団当主に寄生していたノッカーの願いでもあった。
ノッカーの願いはただひとつ。
フシとともに生きることだったのだ。
『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)の登場人物
フシ、主人公。不滅の人。
ミズハ、カハクの生まれ変わり。ノッカー。
フウナ、薙刀女。ノッカー。
カハク、500年前守護団長。
『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)のあらすじ
守護団当主
「わたしを愛して」
それはあの一族の言葉。
フシはノッカーを調査するため、フウナを追って飛び込んだトンネルの中で、フウナを刺殺したミズハを抱きしめる。
すると、死んだはずのフウナは、起き上がり「おめでとうございます」と拍手する。
笑顔である。
傷はもうなかったことになっていた。
ノッカーだ。
フシはノッカーに向けて剣を構える。
そして、壁に縄を張り戦闘準備をしたところで、達観した表情になったミズハが口を開いた。
「おひさしぶりです、フシ」
声の主は、歴代守護団当主の中にいたノッカーだった。
守護団ノッカーは、カハクの死とともに、楽園へと帰っていた。
500年の歳月が流れ、楽園にいた守護団ノッカーは、ミズハのSOSをキャッチ、転生することとした。
危惧していたのは、記憶を引き継いだまま転生できるかということ。
危惧は杞憂
守護団ノッカーは、無事記憶をもったまま、転生することができ、ミズハのカラダに寄生したのだった。
なにかがあれば、ミズハを守れるように、進化・共生してきたのだと。
そこに現れたのが、フウナだった。
フウナはフシに恋心を抱いていた。
それがミズハには強いストレスだったのだという。
なので、もともと友人とうまくいっておらず、自殺願望があった、フウナの魂(ファイ)には、楽園にいってもらい、守護団ノッカーに忠誠心のなかかった別のノッカーが代わりにカラダに入ったのだという。
つまり、魂もノッカーも同義、同意ということだ。
ミズハの母についてもどうようだったという。
ミズハのストレスは、母の幸せを作るためのものだった。
母を幸せにするために、ミズハは擦り切れていった。
限界が来た。
あるいは限界がくるまえに。
守護団ノッカーは、ミズハの母を排除したのだという。
「そんなことは方便じゃないか」
みもりみたいな小さな子も利用して、とフシは守護団ノッカーへの不信感をあらわにする。
過激なみもりノッカーについては、守護団ノッカーも謝罪をする。
あれは、調べ物のためだったと。
調べ物
それは、フシの命の在り処。
「なんだ、まだオレをころしたいのか」
嘲るフシに、守護団ノッカーは言った。
いいえ、わたしたちはただ・・・
「ともに生きたいだけです」
『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)の感想と考察
楽園と天国。
死後の世界。
魂の行き着く場所。
ノッカーも人もそこがアルファにしてオメガなら根本的には違いがないのかもしれませんね。
だれが、どうして、そのような仕組みにしたのか。
そして、フシの命の在り処とは。
物語の核心も近いかも知れません!
次週もたのしみですね。
『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)のまとめ
今回は、週刊少年マガジンで連載中『不滅のあなたへ』【#139】なかなおり(1)のネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!