悪には悪の矜持がある!
あなたの心は美しい?
きれいはきたないきたないはきれい!!!
中身の内まで見せてちょーだい!
恐怖の殺人鬼、ジャック・ザ・リパー!!!!
終末のワルキューレの『ジャック・ザ・リパー』の『神器錬成』をネタバレ解説!
ジャック・ザ・リパーのヴェルンドとヴァルキリー
神器名
手袋(フレック)
戦乙女
フレック(第十一女)
説明
名前(ルーン)に秘められた能力は「武器をガチャつかせる者」。
殺人鬼であるジャック・でるたくんはと・リッパーとの神器錬成を嫌がり、頑なに拒んでいたが、ジャック・ザ・リッパーによって無理矢理神器錬成をさせられてしまった。
その際の表記は「神器錬成」ではなく、「神器強制」。
形態:第1形態は大バサミ。連続殺人鬼の名の通り悪趣味な武器であると周りに評されたが、ヘラクレスの棍棒とぶつかり合い、あっけなく大破。
実はこの大バサミが神器というのはジャック・ザ・リッパーの嘘であった。
第二形態、神器を創出する袋。ジャックの両腰についている袋。
神器を自在に創造し生み出せるが、この袋より大きいサイズのものは創り出せないデメリットを持つ。
ジャックはナイフなどを生み出して、ヘラクレスに攻撃を与え続けた。しかし、この袋が神器なのもヘラクレスを欺くための嘘。
第3形態、手袋。こちらが真の神器。この手袋に触れたものは全て神器に変わるため、小石であろうが建物であろうが全てがジャックの武器となり、神にダメージを与える事ができる。
ジャック曰く、「ただの小石が壁を穿つ威力を持ち、時計の文字盤が神を弑す武器と成る」。
最後は手袋についた自身の血液さえも神器に変えた。
ジャック・ザ・リパーの必殺技
輪舞曲の祝福(ロンドの祝福)
纏っていた上着を、神器である手袋で触れる事で、上着を神器に変換。
布ではなく刃のように変わった上着でフィールドのロンドンシティのビルを切り裂き、倒れてきた建物でヘラクレスを押し潰した技。
ビルが倒れる際、意図的にヘラクレスに間合いを詰め、動揺して防御の構えを取ったヘラクレスの腕を踏み台にして、自身は倒れてくるビルの窓ガラスを背中から突き破ってその場を脱出した。
ヘラクレスをその場に止まらせるための牽制も相まって倒壊したビルはヘラクレスに直撃した。
ヘラクレスの反撃
倒壊してきたビルに押し潰されそうになるところをなんとか踏ん張って耐え抜くヘラクレスだったが、重さに耐えきれずビルの下敷きになってしまう。
神器化したビルが直撃し、瓦礫の山にヘラクレスの姿が消え、一才動きがなくなったことから、ヘラクレスを応援する観客席も、試合を観戦していたヘラクレスの友人であるアレスも動揺するが、ヘラクレスは瓦礫の山から拳を突き出し、瓦礫を避けて再び立ち上がる。
Dear GOD
ジャック曰く、ヘラクレスに捧げる技。
自らの血液を神器である手袋に染み込ませ、血液すらも神器に変えて、ヘラクレスの胸に両腕を突き刺し、貫通させた。
この技によってジャック・ザ・リッパーがヘラクレスに勝利した。
試合中、ジャックが落下した先で鉄柵の棘に刺さり、腹部を負傷してしまい、ずっと傷口を手でおさえているように見えたが、それすらも自身の血液を神器化させるための一連の計画だった。
ヘラクレスの反撃
Dear GODを食らっても尚、最後の力を振り絞って腕を振り下ろそうとするヘラクレス。ジャックも既に満身創痍で万事休すと思われたが、ヘラクレスはジャックを攻撃するどころか、「オレは・・・いついかなる時も人間を愛している」とジャックを強く抱きしめた。
ブリュンヒルデ達に人類を救ってくれと残し、ヘラクレスは消滅。ジャック・ザ・リッパーが人類の二勝目をあげた。
ジャック・ザ・リパーの元ネタ
ジャック・ザ・リッパーこと、「切り裂きジャック」は1888年にイギリス・ロンドンのホワイトチャペルと周辺で殺人を繰り返した有名な連続殺人鬼。
その正体や詳細は一切不明。被害者は喉や腹を切り裂かれ、臓器が取り出されているものもあったらしく、外科医や解剖学に精通したものが犯人ではないかという説もあった。
5人の娼婦を殺した猟奇的な殺人手口により有名な事件となっているが未解決のままで、現代も多くの説や噂があり、明確な答えや真相は未だ解明されていない。
ジャック・ザ・リッパーの「切り裂きジャック」は、通称であり、本当に名前が「ジャック」というわけではなく、正体が不明なので、日本で言うところの「名無しの権兵衛」のような呼び方に近い。本人が書いたか分からないが、ジャックの犯行予告文の一つに「切り裂きジャック」という名前が用いられていたのが初出とされている。
終末のワルキューレのジャックは娼婦の子どもという設定だが、娼婦を5人殺したという実際の事件の内容から来ているのかもしれない。