アニメ絶賛放映中! ジャンプSQで連載中!『怪物事変』52話:突入のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
狐vs狸の裏屋島の戦いは、火之迦具土vs瀬戸内之白波という強力な術同士が激突した。
そして、夏羽は紺たちと合流し、狸に力を助力することを宣言する!
『怪物事変』52話:突入のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で『怪物事変』52話:突入の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
『怪物事変』52話:突入の結末
夏羽、紺、晶と隠神は上空で行われる火之迦具土神と太三郎狸の戦いに参戦した。
お福との特訓で手に入れた力で、火之迦具土神を妥当するため、熱風の中突撃する夏羽。
赤城に手足を消し飛ばされるが、再生させた手足は見たこともない異形だった。
これが、特訓の成果、近距離パワー型、ジャイアントキリングモードだったのだ。
『怪物事変』52話:突入の登場人物
夏羽、主人公。屍鬼(クーラー)。
隠神、探偵。化狸。
紺、化狐。夏羽に夢中。
晶、雪男子。
野火丸、化狐。トリックスター。
太三郎狸、裏屋島を作り上げているボス狸。
赤城、根暗狐。幻狐。
楓、脳筋狐。炎狐。
『怪物事変』52話:突入のあらすじ
準備は整った
@裏屋敷
夏羽は、成人した姿の野火丸を見て「知り合いに似ている」と言う。
野火丸はごまかすが、紺は「野火丸のにおいがする」と指摘した。
野火丸は、「ぼくは兄の野火太郎です」と見え透いた嘘をつくが、夏羽と紺は素直に信じるのだった。
野火太郎の名字はきっと「のび」ですね
のびのびたろう
隠神はお福に確認する。
「あれは?」
あれとは、隠神がお福に頼んで、夏羽への修行の成果のことだ。
お福は答えた。
「ばっちりでしてよ!」
ついでに、晶と織についても仕上げた、という。
3人共、お福の声を聞くと、びしっとアメリカのアーミーが鬼軍曹を前にしたように背筋を伸ばし答える。「オッス」
そうとうシゴカれたようである。
夏羽たちを、太三郎狸の下へ送るため準備する狸たち。
慌ただしくする中、紺は隠神に話かけた。
「稲荷陽子のことだ」
紺は自分だけが知っている情報について、隠神に伝えておきたいという。
自分が死んだら知る人がいなくなるから、と。
しかし、隠神は断る。
「悔いは残しておくもんだ」
生き延びるためにはな。
年長者のありがたいお言葉である。
加えて、夏羽が言う。
「おわったら一緒にいこう」
おれも稲荷さんに紺に謝ってもらいたい。
その言葉に、紺は夏羽との距離を詰める。
恋人握りで強くつないだ手。
その距離2cmくらい。
おまえらもうちゅーしちゃえよ!
まあ、したところで、夏羽にはその接触の意味すらわからないのかもしれないけれど。
準備は整った。
夏羽たちを裏屋敷に送る狸最終決戦兵器は・・・
巨大たぬきがたトランポリン。
夏羽たちはトランポリンで上空高く打ち出され、太三郎狸の下へ向かうのだった。
上空決戦参戦
@上空
上空には、
炎幻連携 炎神・火之迦具土(えんげんれんけい・えんじん・ひのかぐつち)と化した赤城と花楓、それと闘う太三郎狸がいた。
落下する夏羽たち。
しかし、特訓の成果、晶が氷の能力で足場を作り落下を止める。
ときを同じくして、
太三郎狸に並んで波に乗る隠神は、太三郎狸に言った。
「死に場所はここじゃないだろ」
大勢のたぬきに囲まれて大往生してくれよ。
願望。
隠神のやさしさでもあった。
「助太刀させてくれ」
その不器用な隠神の想いを受け、迷惑そうに装いつつも、太三郎は了承するのだった。
太三郎狸は、火之迦具土神に勝つためには、敵の気を削ぐ必要があるという。そして、炎があるかぎり、心を乱すことは不可能であると。
「崩すなら炎のほうからじゃ」
神が消えれば幻も消えよう。
と、予言めいたことを言うのだった。
火之迦具土神攻略法
一方その頃、火之迦具土神と交戦中なのは、夏羽たち。
火之迦具土神の火球による猛攻で、攻撃のすきをなかなか見つけられずにいた。
紺は同じキツネであることから、「あれは幻だ」と看破する。
「見掛け倒しってこと?」訊き返す晶に、「違う、五感に作用する」と否定した。
そして、元々の火球はもっと小さく、火球を作っている炎狐ではなく、それを大きく力強いものにしている、幻狐をどうにかすれば、突破できると提言した。
@遠方の屋敷の屋根上
その攻防を遠くに隠れて見ていたのは、織と野火丸である。
野火丸は言う。
「花楓の存在が赤城の抑圧された本能に火を灯した」
その本能とは、
世の中が自分に合わせればいいじゃないか、というとても自己中心的な欲望だった。
とはいえ、そのふたりを巡り合わせたのは、野火丸であり、それを悪びれた様子もなく、笑う。
「完璧な合体ですよ」
赤城の幻が、花楓の炎を増幅させ
花楓の炎が、赤城の精神を安定させる。
ゆえに完璧。
攻略するには、ふたりを分離する意外ないと、野火丸は分析した。
特訓の成果
@上空
シーンは上空の夏羽たちに戻る。
逃げ回る夏羽たちを援護するように、術を放つ隠神と太三郎狸。
『篠突雨龍』(しのつきうりゅう)
6頭の水竜が火之迦具土神に襲いかかる。
火之迦具土神も応戦。
『神技・陽之冠』(しんぎ・ひのかんむり)
大容量の熱風を放ち、相殺しつづけている。
近づけば、内側から焼け死ぬほどの熱気を前に、夏羽は言った。
「熱風ならおれの再生の炎の速度のほうがはやい」
そして、晶に自分を赤城のそばに落として欲しいと。
「あれ をやる」
特訓の成果を見せる時が来たのだ!
赤城のところへ、体を焼け焦げさせながらも、再生し、突撃した夏羽。
赤城はその姿に驚嘆しながらも、夏羽に感謝の念を述べた。
夏羽に敗北したから、他人に歩み寄ることにした。
花楓のおかげで稲荷に頼らずともほしかったものが手に入った。
「安らぎですよ」
それが赤城の求めていたものだった。
穏やかの表情のきつねに、夏羽は言い放つ。
「言っていることはわかる」
睨みつけ「していることは、全然わからない!」
近づき、赤城に手足を消し飛ばされるが、即座に再生する。
「もっとつよく、つよく生えろ!」
と念じると、夏羽の手足はいままでに見たことがないような異形の姿に変貌した。
近距離パワー型。ジャイアントキリング特化形態。
これこそが特訓の成果だったのだ。
『怪物事変』52話:突入の感想と考察
夏羽が体の一部ではありますけど、鬼のような造形になりましたね。
屍鬼の力は想いの力でコントロール可能なのでしょうか。
コントロールの範囲が気になります。
その気になれば、巨大化とかもできちゃったりするんですかね?
もしそうだとしたら、とんでもないことですよね。
最悪、大事に思っている人たちになにかがあれば、
東京喰種のカネキくんみたいに、主人公がラスボス化してしまうかもしれません。
とはいえ。
そうなったとしても、まだまだ先の話でしょう。
今回の戦いでどこまでの変貌を見せてくれるのか、力を見せてくれるのか、たのしみですね!
『怪物事変』52話:突入のまとめ
今回は、ジャンプSQで連載中『怪物事変』52話:突入のネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!