白織の腐食攻撃で勇者ユリウスは塵となり、死亡しました。
その戦いから唯一生きて帰ったのは勇者の幼馴染にして、タンクのハイリンス。
実は、彼の正体は、魔王軍との内通者であり、裏切りものだったのです。
ネタバレ『蜘蛛ですが、なにか?』勇者パーティーの裏切り者はハイリンス!その正体とは?
この記事を読むとわかることは以下です。
ハイリンスの正体
ハイリンスはシュンも裏切るかどうか
ハイリンスが死ななかった本当の理由
白織との戦いで、勇者ユリウスが死に、そのパーティーの中で唯一生きて帰ったハイリンスは言いました。
「不死鳥の尾のおかげで死なずにすんだ」
FF好きならニヤニヤ。
フェニックスの尾ですね!
で、このやりとりでおかしなことにきづきませんか?
そうです。
一回助けてくれたのだとしたら、なぜ、ハイリンスは不死鳥の尾をもっていたのでしょうか。
1回きりの消耗品のはずですよね?
そして、対戦型MMOやFPSなどやったことがある人ならピンとくるかもしれませんが、
仮にこのアイテムでリスポーンした、復活したとしてです。
周りに仲間もいない状況。
リスキル(リスポーンキル)されるだけですよね?
最近のアニメだと、魔王学園を思い出してもらえるとわかりやすいかもしれません。
殺す、蘇らす、殺す。
あれです。
なので、仮に不死鳥の尾が消耗品でなかったとしても、
あの状況で、リスキルされなかったのは不自然なのです。
それもそのはず。
ハイリンス、彼が死ななかった理由は、不死鳥の尾などではなく、
彼の正体にあったからです。
ハイリンスの正体
ハイリンスの正体は、魔王軍第9軍団長です。
正確にはイコールではないのですが、まあ、ニアリーイコールです。
なぜなら、ハイリンスは、第9軍団長にして、この星のシステムの管理者でもある、ギュリエディストディエス、通称ギュリギュリの分体だからです。
分体の概念を他の作品でもっているものとしてわかりやすいものでいえば、
世界的に見れば神話のもろもろですし、振興の神話体系でいえば
クトゥルフ神話の神様たちや、SCPなんかにもでてきます。
ジャンプ的マンガでいえば、めだかボックスの安心院なじみなんかですかね。
まあ、安心院なじみはどちらかといえば、この世界でいえば、管理者Dつまり、若葉姫色ですけど。
ゲームでいえば、アリスソフトのランスシリーズなんかは、そもそもが世界設定含んで
たぶん、蜘蛛ですが、なにか? だけでなくなろう系全般に影響あたえているとおもうので、
わかりやすいかとおもいます。
ランス10の第二部の主人公なんて、まんま創造神の分体でしたし。
で。
ギュリギュリは魔王軍なわけですから、
勇者の敵なわけですし、ユリウスが魔王軍と戦えば死ぬのもわかっていたわけです。
でも、それも織り込んでいっしょに旅をしていたわけで
ユリウスが白織(主人公)に殺されるときも、抵抗しませんでした。
幼馴染の勇者ユリウスだって大事だったけれど、女神サリエルのほうが大事だったんですね。
ハイリンスはシュンも裏切るかどうか
ハイリンスは今度こそ、勇者を、シュンを守ると強く誓っていることもあり、
シュンを裏切ることはないと思われます。
ハイリンスは分体であるけれど、人間であるから、
普段ステータスは人間のそれです。
しかし、リンクを通じて、ギュリエディストディエスの力を引き出すこともできる、と明言されているので
シュンが本当にピンチになったときには、迷わず使おうと考えているようです。
それを知ってみていると、
アニメで勇者視点のシーンを見ている時、「このシーンでは使おうとしたのかなあ」なんていろいろ妄想しながらみることができるのでおすすめです!
エルロー大迷宮に水路で行くシーンも、水龍に対してほんとうにやばかったらきっとギュリギュリパワーをつかっていたのだとおもいます。
ハイリンスの裏切りと正体についてまとめ
最後に、ハイリンスの正体と死ななかった本当の理由、裏切りの理由についてまとめます。
ハイリンスが死ななかった本当の理由は、魔王軍の内通者だったから。
ハイリンスは、勇者ユリウスに死んでほしくなかったが、女神サリエルを助けるためにはしかたないと見捨てた。