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ネタバレ『蜘蛛ですが、なにか?』フィリメスが秘密にしている不都合な事実とは?なぜ秘密にしなければならないのかをネタバレ解説!

『蜘蛛ですが、なにか?』の登場人物にして転生者。
岡ちゃんの愛称で呼ばれる元先生にして現エルフっ子。
フィリメスがシュンたちに訪ねられるたび「秘密です」と応える、
不都合な事実と、理由についてまとめました!

ネタバレ『蜘蛛ですが、なにか?』フィリメスが秘密にしている不都合な事実とは?なぜ秘密にしなければならないのかをネタバレ解説!

フィリメスは、『蜘蛛ですが、なにか?』の世界の黒幕ポティマスの娘です。
転生前は、転生者たちの担任教師でした。

そんな彼女は、ポティマスに支援を仰ぎ、転生者たちを、誘拐し、買い、事情も話さず、エルフの里に軟禁しています。

悪者なのでしょうか?
かといえば、その答えはNOです。

フィリメスが「秘密です」とごまかすにはそうせざるをえない理由があります。

フィリメスが秘密にする不都合な事実とは

それは転生者特典スキル<生徒名簿>です。
簡単にいえば、昔アニメ化された『未来日記』の未来日記みたいなものです。

で。

フィリメスの未来日記がどんなものかといえば、
転生者25人の大まかな過去、状況、未来(死因)がわかってしまうというものでした。

そして、ほとんどの生徒たちが、転生後20歳になる前に
様々な理由で死んでしまうことを知り、保護することを決めた
のです。

で。

なぜ、秘密にしなければならないのかといえば、それは<生徒名簿>の制約です。

制約と誓約

ハンターハンターかよ!

ちがうちがう、呪術廻戦ですよ?

ではなくて・・・

この世界のスキルには、メリットとデメリットが設定されているものが多くあり、
この生徒名簿のスキルの場合は、生徒名簿で知った情報を本人に伝えてはいけないと
いうものなのです。

なので、笑ってごまかしていますが、教えることができないわけなのですね。

フィリメスは加害者

フィリメスは加害者です。
悪者ではありませんが、加害者は加害者です。

善意の加害者

とでもいうべきでしょうか。

フィリメスは転生してすぐ、生徒たちが死ぬことを知り、
赤ん坊ながらに、能力を最大限に発揮し、ポティマスに助けを請います。

その結果、黒幕であるポティマスは、
自分の目的を達成するための実験台とするために、
転生者たちを保護の名目で、集め、軟禁することになりました。

マッドサイエンティストの実験台として
生徒たちを提供してしまったわけですから、それは立派な加害
ですよね。

フィリメスの秘密まとめ

『蜘蛛ですが、なにか?』のフィリメスの秘密と不都合な事実についてまとめます。

フィリメスが秘密にしているのは、スキルの制約
不都合な事実は、生徒たち全員が20歳になる前にみんな死んでしまうということ
だからと、保護し、軟禁し、人体実験の対象にしてしまった善意の加害者

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