この記事は、蜘蛛ですがなにか?の謎多き人物、管理者Dの正体が「若葉姫色」である件について解説します。
若葉姫色といえば、15年後の世界。つまり勇者視点ではすでに死んでいると、岡ちゃんこと「フィリメス」に語られています。
主人公視点でつづられる本編では、主人公の蜘蛛子こと「私」が若葉姫色であるという前提の下、話しが進んでいました。
若葉姫色は死んでいて、蜘蛛でもあり、管理者Dでもある?
意味不明ですね。
そんな疑問に応えるべく記事をつくることにしました。
蜘蛛ですがなにか?「管理者D」の正体は「若葉姫色」である
主人公たちは前世で爆発事故が起こった際、全員同じ教室にいたとされています。
ということは「若葉姫色双子説」だとかそういうミステリー的ななにかではなくて、
管理者Dが言っていた「私もそのときあの教室にいました」の教室にいた生徒というのが、
「若葉姫色」だったのです。
若葉姫色とは
管理者Dはわかりやすくえいば、「神」です。
これは、主人公が進化してなる「神」白織だとか、黒のギュリギュリといったあの世界の「神」ではありません。
もっとコズミックホラー的な存在です。
クトゥルフでいえば、 ツァトゥグァのような旧支配者ではなく、外なる神ということになります。
また外なる神の中でもアザトースという原初の神が若葉姫色です。
ただ、この若葉姫色というのは、管理者Dが神さまの仕事をサボって、
女子高生としての生活を満喫していたときの個性に過ぎず、本来は邪神Dなのです。
ちなみに、旧支配者は地球由来の神で、外なる神は地球外の由来の神のことです。
そして、この世界に「システム」を作ったのも若葉姫色です。
なぜ、主人公が自分を若葉姫色と認識していたかといえば、
クラスメイトが全員死亡して転生したという物語に辻褄をあわせるように
そうしたのだとか。
主人公の蜘蛛子こと「私」の前世は若葉姫色ではなく、「教室にいた蜘蛛」でした。
これは、最初の管理者Dとの会話で、「みんな相性がよいものに生まれ変わった」という話しがされ
主人公が「じゃあ、なんで私は蜘蛛なんだ!」という怒りに「なんででしょうねぇ」とごまかしていたところは伏線ですね。
前世が蜘蛛だったので、蜘蛛と相性がいいのは当たり前です。
「管理者D」の正体は「若葉姫色」である:まとめ
管理者Dは若葉姫色である。
若葉姫色は管理者Dが女子高生になって遊んでいたときの個体の一つである。
また、主人公の前世は若葉姫色だと思い込まされた、「教室にいた蜘蛛」である。