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不滅のあなたへ人物紹介:18代目継承者ミズハを解説

不滅のあなたへの現代編のラスボスにして、ヒロイン、18代目継承者ミズハについて解説します。

不滅のあなたへ人物紹介:18代目継承者ミズハを解説

プロフィール

性別:女性
出身:ヤノメ
年齢:13歳
誕生日:4月6日
好きな物:フシ
嫌いな物:本当の母親

人物

ハヤセの生まれ変わり。
18代目継承者。
歴代の継承者の中でも一番狂気が強い。

たぶん、作者(大時良今(女性))の考える、
かわいい自分と、めんどくさい自分の投影。

心理学的にいうと共依存症で、相手をコントロールしたがる。
逆に自分の母のようにコントロールしてくる相手や
トナリやフウナのようにコントロールしたい対象からコントロールを奪おうとする相手へ
とてつもなくストレスを感じる。

共依存症患者は、相手を支配(コントロール)したがる。
フシはそれを感じ取り、「おれを支配するな!」とミズハの下から逃亡した。

見た目は、ちょうどハヤセとヒサメの間くらい。
すこしヒサメよりかもしれません。
現世編にて敵役にして、ヒロイン。
黒髪のハーフアップ。(お嬢様といえばハーフアップですよね)

フシに依存しており、フシを愛している。
ずっとハヤセから守護団で継承されてきたノッカー(守護団ノッカー)と同化しているため
どこまでがミズハ本人の感情でどこからが守護団ノッカーの感情なのか、むずかしいところ。

フシと出会う前に好きな人が同じ部活と、ハンナに告げている。
これはきっとハンナのことだと思われる。

ハンナはメガネをしているのでわかりにくいが、
パロナの生まれ変わりだと思われる。

パロナに引かれるのは、同じくハヤセの生まれ変わりであったカハクがパロナの姿のフシを
愛していたためだろう。

ここについては別考察記事を書く予定。

活躍

初登場

116話、時代の終わりの最終コマで登場。

大今良時/講談社

ニナンナ編

出番なし

ヤノメ編

出番なし

タクナハ編

出番なし

ジャナンダ島編

出番なし

サールナイン島編

出番なし

ウラリス王国編

出番なし

現世編

ハヤセの生まれ変わりである18代目継承者にして守護団長のミズハは、
成績優秀、品行方正。
絵に書いたような優等生だった。

数々の部活に在籍し、すべて好成績を残し、すべからく止めた。
もちろん男子にも大人気だ。

モテる。

そんな彼女ではあるけれど、人生勝ち組女子ではあるけれど、
窓辺で星を眺めながら「しにた」とぼやく。左腕をかきながら。

すべてミズハがやってきたことは、
ミズハがやりたくてやってきたことではなくて、
母親のイズミがやらせてきたことなのだ。

ミズハは優勝し、トロフィーをもらう。
しかし、イズミはそんなミズハこそがトロフィーなのだった。

それがいやでいやでたまらない。

順調に行っているように見えて、その実は、ストレスの塊となっていたのだ。

仲が良いハンナが在籍している部活の課外活動で
根の秘密を探ろうというイベントに同行することにしたミズハ

母親のイズミはそれを急にキャンセルさせ、
自主練をしろと、強要する。

みんなが楽しく過ごしているなか、家でひとりピアノの練習をして疲れ果てたミズハは、
ピアノに頬をあて、伏し、「ココニイルケド・・・」と生気のない言葉を漏らす。

翌日。
ミズハは創芸部に一時的に在籍することを宣言する。
創芸部の後輩ユーキの家にフシがいるという話を聞き、左腕がうずく。

「なんかなつかしい気がして」

談笑していると
ミズハは男子生徒に呼び出され告白される。

もちろん、断った。
「好きな人がいるんです」

それを見ていたハンナは「だれ?」と興味本位で聞いた。
「秘密」とおしえないミズハだったが、
そのあと、ミズハのことをよく思っていない女子たちに
ミズハのことを悪く言われても、きっぱりとそれを否定した
ハンナの態度に、心を少し開いてか「ヒント、同じ部活」と、ハンナにほほえみかけた。

翌日、体育祭の練習でも、
女子から陰湿ないじめの対象となるミズハ

保健室に運ばれたところへやってきたハンナに
「わたしが死んだら泣いてくれる?」
と訊ねた。

いっしゅんどもり、そのあと「うん」と答えるハンナに
「困らせてごめんね」とあやまってその場を去るのだった。

心を痛めた帰り道。

「それはそのままにしないほうがいい」
声をかけられた。

白髪の美少年。
フシだった。

急に見ず知らずの男に声をかけられ、左腕をにぎられ「知り合いに似てたから」と笑われる。
「どうだたのしくやってるか?」
フシがうれしそうに問いかける。
そんなふたりのやり取りに割って入ってきたのは、ミズハの母、イズミだった。

「退屈なほど平和よ」

車にのって家に帰ろうとしたとき

「たのしくやってるのか」

そうか、よかった。

微笑むフシの顔に、ミズハはなにをおもったのだろうか。
結果的にいえば、これが現世での恋のはじまりだったのだ。

これからの生活にいろいろと思いを馳せていただろうミズハ
家について家族で食事をしていると、
「引っ越すわよ」
と突然母親にいいつけられる。

そして、彼女は消息を立った。

ミズハは人生を回想する。
なんでもうまく行っている人生だった。
客観的にみれば。
しかし、主観的に見ればただの母親の傀儡。

家出して、祖父の家に逃げ込んだとき、
そこでミズハは自分が守護団の18代目当主。
つまり、18代目の継承者であることを祖父から聞かされた。
フシの話も。

突然話しかけてきたあの少年のことを思い出す。

フシ。

ミズハはおもった。

(わたしはあの人がほしい)

創芸部のみんながミズハを探す。

ユーキの家に居候しているフシたちもいっしょに、だ。

フシは足の痛みから、ミズハのいる場所を特定し、
連れ戻すのだった。

ミズハは家出して祖父の家にいたのだ。
母のイズミは祖父と仲が悪いことを知りながら、そんなことをしたことに
腹を立てていた。

しかし、そんな母にはじめて従わず、本音をいうミズハ
ハンナに引き止められたのがうれしくてしかたなかったのだ。

それを聞いて母のイズミが
引っ越しは考え直すこと
大事な髪飾りをくれたこと

うれしくてうれしくてしかたなかった。

ハンナといっしょにショッピング。
こんなに晴れ晴れとしたした気分なんていままでなかったかもしれない。

大今良時/講談社

しかし、いいことは続かない。
かわいそうに、ここまでくるとハヤセの呪いなのではないかと心配になる。

引っ越しはなかったことにしたことをなかったことにされた
大事にしていた髪飾りなんてうそ。ハンナと買い物に行った先で300円で売られていたものだった。

ミズハのストレスは限界だった。
そして、それに守護団ノッカーが反応してしまう。

ミズハは、母親を刺殺してしまうのだった。

血まみれになっていた。
母親が死んでいた。
なにがなんだかわからない。

ミズハは全てから逃げるように、森のなかへと身体を隠していた。

するとそこへ現れたのはフシだった。
「なにかしてあげられることはあるかい?」
ミズハは泣きながら笑顔でいった。
「わたしとともだちになって」

大今良時/講談社

このときから
ミズハはハヤセのようにフシを求め、フシに依存するようになる。

フシがミズハの家の状況を確認して、これからのミズハのことを考えて
さきにすすませようとするが、それらをすべて拒絶する。

しかし、荷物の中にあったスマホがなり出てみると、
殺したはずの母イズミが生きていた。

家にかえると、いままでどおり食卓を囲んでいる家族。
配膳しているのは死んだはず、殺したはずの母。

いままでミズハにしてきたことを悔いているようすだった。

「わたしママ殺したんだけど」
取り乱すミズハに「悪い夢でも見たのね」とイズミは笑った。

大今良時/講談社

結論からいうと、
このときのイズミはもう本当のイズミではなくなっていた。

イズミの器に、ノッカーが入り込んでいるのだ。

しかし、ミズハにとってこのニセモノの母こそ、求めていた母親像だったのだ。

ミズハはフシと状況整理をした。
その流れで、フシの家(といってもユーキの家だが)に遊びにいくことになる。
フシに「みんなに紹介するつもりだ」と言われ、浮足立つミズハ

トナリやエコをみて「かわいいこね」とヤキモチを焼きながらも
みんなに紹介してもらえることがうれしくてしかたなかった。

特別な人の特別。

これこそが、ほんとうの特別なのだから。

フシが学校に通うようになると
少年の姿が美形なことも相まってすぐに学校中の女子の人気者になった。
その人気者と親しいのは自分だけだ、という優越感がミズハを満たす。

ハンナにも「今のママは最高!」と笑顔で話した。
ニセモノの母親だと、知ってかしらんでか。

それからも、フシとミズハはふたりでよく話した。
ミズハのアピールに気づかない鈍感なフシ。

しかし、ひとつひとつまじめに本音で返す。

それがミズハには辛くてしょうがなかった。

ミズハはフシのことが好きだから。

なにかをしてあげたいと常に思った。
だから、聞いた。

「フシのことを好きな子がいたら、その子になにしてほしい?」

フシは答えた。
「何もしないでいてくれたらうれしい」

拒絶された気分だった。

次に、フシの紹介でトナリとも友だちになろうとしたけれど、
友だちの証にと作った髪飾りをいらない、と捨てられてしまう。

拒絶された気分だった。

それから、フシにはいろいろあって
放課後、ミズハと話しをする約束をしていたことなど忘れていた。

フシに忘れられていた。

会えない時間が愛を育てる。

そんな言葉のとおりに、ミズハはフシのことばかりを考えていた。

今度あったら、フシになっていおうか。

怒ろうか。

でも、ヒステリックだとおもわれたくない。

心配しようか。

これだ!
などと、街を徘徊し、海辺までやってきたところで、ウミガメの産卵に出くわす。

そのウミガメは愛を知ろうと変身したフシだった。

フシ。
たまごをうむ。

大笑いするミズハ

ウミガメになった理由が「愛を知りたかったから」
という話しをきいて、ミズハは言う。
「わたしがフシに愛を教えてあげる」

大今良時/講談社

無言。

きまずい。

頬を紅潮させ、汗を流しながら、目は泳ぐ。
「あなたの力になりたくて・・」
すると

「ありがとう、ミズハ
希望。
はすぐに打ち砕かれた。

「そんなことしなくていいよ」

泣き崩れるミズハ
戸惑うフシ。

「君が泣き止むならなんでもする」

適当なことを言ってはいけない。
しかし、言ってしまったものはもうどうにもならない。

こうしてミズハに支配されていくのだった。
「じゃあ、オレに愛を教えてっていって」
言われるがまま、フシは言う。

自分が言わせたことだとしても、ミズハはうれしかった。

「よろこんで」
泣きながら笑った。

ハヤセと、ヒサメと、カハクと、歴代の守護団長と同じ角度に頭を傾けて。

そして、はじめてふたりはデートすることとなった。
道行く女子はみんなフシに注目している。
それに愉悦を感じるミズハ

しかし邪魔者が現れるのは恋愛ものの常である。

恋敵ではないけれど、強力な敵が現れた。

巨乳。

サトル(黒いのが人になった姿)の姉、スミカだ。

なぜかスミカのバストアップ。

逃亡するミズハたち。

フシが変身することでなんとか巻くことに成功するのだった。

デートはつづく。

ミアになり、写真をとってもらい
ウーロイになり動物園にいき、
ウーパーになりプラネタリュームへ行った。

生前三人がやりたがっていたことを叶えられてフシは満足だった。

好きな人が喜んでくれている。

ミズハはうれしくてしかたがない。

「フシに会えて幸せ」
と笑顔で言った。「いままで死にたいと思ってたのが嘘みたい」

そんな最高の夜の別れからしばらく、ミズハはフシに会うことが出来ない。

フシがみもりノッカーと戦っていたためだ。

そしてひさしぶりに再会できたとおもったら、フシは学校でフウナに壁ドンしていた。

ミズハはのことが好きなりくやは、
フシのその態度がミズハを弄んでいるのだと勘違いし、フシに殴りかかる。

実際はフウナノッカーと対話を図っていたのだけれど。

しかし、ミズハはりくやに感謝などしない。
りくやを叩く。

そして、翌日。
朝目覚めるとりくやは全身の骨が折れ、
歯はすべて抜け落ちていた。

ミズハの意識外で、ミズハに宿る守護団ノッカーがやったことだ。

そして、次に
フシに壁ドンされていたフウナを殺した。

そこに居合わせたフシは取り乱すミズハを押さえつける。

ミズハはなにもおぼえていないという。
ミズハを落ち着かせようと「おれになにができる」とまた聞いてしまう。
ミズハは答えた。
歴代の守護団長と同じように。
「わたしを愛して」

大今良時/講談社

そして、ミズハはフシを抱きしめた。

それをみて、フウナは起き上がった。
死んだはずだったが、ノッカーに入れ替わられ生き返ったのだ。

そして、ミズハも人格が入れ替わった。
500年前、フシたちと戦ったあの守護団長の左腕に寄生していたノッカーだ。

大今良時/講談社

そして、フシと争うつもりがないこと。
人類とは共存共栄しているということ。

をフシに伝える。

フシとともに生きたいだけ、と。

大今良時/講談社

混乱。

フシはミズハを拒絶した。
「おれを支配するな」とその場から逃げ出す。

置いていかれたミズハはひとり、雨に撃たれながら泣いていた。
そこへ現れたのは、母のイズミ。ニセモノである。
しかしイズミノッカーはミズハの理想の母だった。
やさしく抱きしめ、ミズハののぞんだ言葉をくれる。
ミズハも安心して泣きじゃくった。

「ママァ」

ふたりの暖かな会話をうちやぶったのは
トナリやボンと会話をし、心が決まったフシだった。

ノッカーを殺す。

「人間ごっこはもうおわりだ」

フシは剣を片手にイズミノッカーへ宣戦布告する。

そしてイズミノッカーを殺そうとするフシに、ミズハは取り乱し、すがる。
「やめて!」と、ずぶぬれ、泥まみれになりながら
「私の大切なひとを傷つけないで」

大今良時/講談社

フシはミズハと、イズミノッカーの反応を見ると
殺すことがどうしてもできず、そのまま引き上げるのだった。

フシがボンたちと合流すると、
ボンの下へノッカーの調査にでていたフェン、ニクソン、イズミ(真)が
帰ってきていた。

三人の報告によれば
守護団は現世でも機能しており
その当主の席には、ミズハが座っているということが判明したのだった。

大今良時/講談社

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