これまでのあらすじ
アバンシアの迷宮攻略を、開始したルードたち。
ふつうの迷宮より強力な魔物が多いダンジョンに苦労しながらも、１０階層に到着する。
そこには、知能のある守護者ーーマリウスが待っていた。
夢へ（2）
登場人物
ルード、主人公。最強タンク。シスコン。
ルナ、ヒロイン。ホムンクルス。
マニシア、ルードの妹。
キグラス、元勇者。反省している。
リリア、元勇者パーティーのアタッカー。リリィの姉。シスコン。
リリィ、元勇者パーティーのサポーター。リリアの妹。シスコン。
ニン、聖女。元勇者パーティーのヒーラー。
シュゴール、教会騎士。
マリウス、アバンシアの迷宮守護者。
マリウスの本気
マリウスは全力をだすために１０階層で、ルードたちを待っていたいう。
それは、全力を出すため。
守護者は、存在する階層により開放できる力が制限されているのだ。
そして、全力のマリウスと戦闘が始まる。
作戦はこうだ。
盾役と前衛をローテーションしながら、
長期戦を狙う。
そうしているうちに削られた外皮を基に、
ルードの生命変換でとどめを刺す。
作戦はうまくいっているように見えた。
本気を出し、モンスターの姿になったマリウス相手でも
互角以上の戦いをしていた。
しかし、それでも徐々に押されていく。
リリィの魔力切れから一気に形成が不利になる。
ルードは、退却の指示を出すが、本心ではなかった。
ニンの言葉を受けて、ルードは本心を打ち明ける。
それを聞いてパーティーは奮い立った。
スキル融合
リリアとリリィには秘策があった。
「融合」スキル。
ふたりが１人になることで、能力を大きく向上させるスキルだ。
しかし、長時間は利用できない諸刃の刃なのだ。
融合した名は「リリアリィ」。
雷のように激しく攻め続ける。
ルードは外皮をカウントし、満を持して
生命変換を放つ。
それでも倒れないマリウス。
マリウスの最期の一撃をルードは受け、削られた外皮をパワーにラストアタックを放った。
ここに決着。
マリウスは力尽き、人の姿へと戻るのだった。
迷宮の秘宝
戦いに満足したマリウスは、ルードに潔く負けを認め、殺せという。
しかし、ルードは殺すことが目的ではなかった。
目的は
１迷宮の秘宝を手に入れる
２迷宮を維持する
３迷宮魔物を迷宮の外にださない
すべてを叶えるように、
マリウスへわがままをいうルード。
それに答えるマリウス。
ここに、ダンジョンブレイクはしない、迷宮攻略の新しいカタチが成立したのだ。
帰還したルードは、
マニシアに迷宮の秘宝＝魔石を使用させる。
元気になるマニシア。
ルードとマニシアの願いは叶ったのだ。
そして、クランのリーダーとして活動を始めたルードの下に思いも寄らない客人が現れた。
迷宮守護者のマリウスだ。
マリウスは言った。
「今日からおまえが迷宮の守護者だ」
最強タンクの迷宮攻略10話感想
ええええええ！
クランリーダーになるんじゃなかったのか！
迷宮攻略者として活動するどころか、自分が迷宮守護者になっちゃいましたよ。
どういう制度なんでしょうか。
続きが気になりますね。
それにしても「融合」スキルは
まあ・・・
なんというか・・・
・・・いうまでもないですけど・・・
ドラゴンボールのフュージョンですね！！！！！
それでまた次回お会いしましょう！
