これまでのあらすじ
意思のある迷宮の守護者マリウスを倒したルードたち。
迷宮の秘宝を手に入れ、マニシアの病を治癒した。
正式にクランを立ち上げたルードのもとに現れたのは、
なんと迷宮の守護者マリウスだった。
マリウスは言った。
「ルード、おまえが迷宮の守護者になってくれ」
迷宮の管理者
登場人物
ルード、主人公。最強タンク。シスコン。
ルナ、ヒロイン。ホムンクルス。
マニシア、ルードの妹。
ニン、聖女。元勇者パーティーのヒーラー。
マリウス、アバンシアの迷宮守護者。
ライム、ルードに作成されたスライム
HOWTOクラン運営
迷宮はすぐに知れ渡り、
アバンシアは冒険者であふれた。
ルードは喧嘩の仲裁以外なにもできていないと嘆く。
ニンは、クラン運営経験のある人間の助けが必要だ、とルードに助言した。
迷宮管理者
「迷宮の管理者になってくれ」
今日も、マリウスはやってきた。
しかたがないので、
しぶしぶルードは迷宮管理のしごとを手伝うことにした。
迷宮の管理は、
冒険者の削られた外皮をエネルギーに、
タワーディフェンスゲームのように、モンスターを作成し、
ダンジョンに配置する仕事だった。
複製できるのは、4種類。
ゴブリン、
アックオーク、
カメレオンコング、
フィルドザウルス
だけ。
複製するには、オリジナルを1体作る必要がある。
ポイントに従い、ランクが決まり、決まったランクに合わせて強いモンスターのオリジナルを創ることができるという仕組みだ。
Sランクには、九尾や始祖吸血鬼などがいて、100万ポイントを必要とした。
ガチャ
ところが、500ポイントで作成できる、Eランク魔導書というものがある。
これは、いわゆるガチャで、かぶらなければお得。
マリウスは毎回これで作成しているといった。
ルードも使ってみる。
なんとかわいいスライムが作成された!
弱いらいしが、実は強いに決まっている。
だって、スライムだもの。
クラン運営のひらめき
いま、アバンシアが盛り上がっているのは、
フィルドザウルスのおかげであることはわかっていた。
しかし、それが飽和すれば、また過疎が進むことになる。
それを防ぐために、迷宮管理者をやるべきだ、とルードは前向きに引き受けることにした。
外皮の減少が何ポイントになるかスライムに攻撃させて検証するルード。
スライムの攻撃、
一撃で1000ポイント減る。
やっぱり強いスライムだった・・・!
そして、なついているので、そのまま連れて帰ったスライムに
ライムと名前をつける。
黒竜の牙と白虎の爪
和気あいあいとルードたちがしているなか、
うらでは、
無名なルードのクランに目をつける、クランが2つあった。
黒竜の牙と白虎の爪である。
2クランは、クラン舞踏会を開き、ルードを招くことにした。
悪巧みをしているようである。
最強タンクの迷宮攻略11 感想
クラン、拠点運営ものかとおもっていたら、
まさかのダンジョンメイカーでした!
迷宮の守護者って、迷宮の管理人さんだったんですね。
つまり、勇者のくせになまいきだ
の、破壊神さまと同じことをしているってことですよね
魔素を集めて、
魔物つくって、魔物配置して、魔物を増やして
勇者たおして、勇者の魔素あつめて、魔物増やして、
ダンジョンを補強していく。
正直たのしそうな仕事だ!
それでまた次回お会いしましょう!