ネタバレ考察

「黙示録の四騎士」パーシバルはパーシバルじゃない説についてネタバレ考察

この記事は、週刊少年マガジンで連載中!「黙示録の四騎士」の主人公パーシバルの考察記事です。
「アーサー王の死」などから、パーシバルの物語を妄想した内容については、以下のページを見てください。

「黙示録の四騎士」人物考察:パーシバルこの記事は、週刊少年マガジンで連載中!「黙示録の四騎士」の主人公パーシバルについて、基になっているアーサー王の伝説群からその人物を考察・...

「黙示録の四騎士」パーシバルはパーシバルじゃない説についてネタバレ考察

いきなり主人公が主人公じゃない説なんて持ち出してなんだってんだ?って思われるかもしれませんね。
まあ、自分でもそう思います。
ただ、これには、前回の記事を書いているときにあったひらめきを基にした考察・妄想なので、お付き合いいただけたらとおもいます。

結論

主人公パーシバル(偽)は主人公ではなく、イロンシッドです。
イロンシッドがパーシバル(真)です。

また、主人公パーシバル(偽)はイロンシッドの息子という設定から、
ローエングリン(真)だと妄想します!

根拠

前回説明したパーシバルについての物語群の中で、戯曲『パルジファル』というものがあるという話をしました。
ドイツ語です。
戯曲なので三幕構成。
この『パルジファル』のパーシバルは、聖槍をもって活躍し、聖杯を手に入れ、王となる物語なのですが、
二幕に気になる記述があります。

それは・・・・

聖槍はパルジファルの頭上で静止し、パルジファルがそれをつかんで十字を切ると、魔法が解け、城は崩壊して花園は荒野と化す。

の部分です。

ん?

わかりました?

大事なことなので、2回いいますね。

聖槍はパルジファルの頭上で静止し、パルジファルがそれをつかんで十字を切ると、魔法が解け、城は崩壊して花園は荒野と化す。

んんんん???

見覚えありませんか?

そうです。
第一話のあれです。

講談社

そして、

講談社

これです!

他にもわかりやすく複数箇所で、イロンシッドは、十字を斬り、相手を切り裂く描写があります。

この十字を切って、崩壊させる、というのは、
『パルジファル』でいうところの、パーシバルの所作です。技です。結果です。

主人公パーシバル(偽)の正体

これについては、前回の記事にも書きましたが、パーシバルにはローエングリンという「白鳥の騎士」と呼ばれる息子がいます。
なので、主人公パーシバル(偽)の正体は、本名はローエングリンなのではないでしょうか。

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「黙示録の四騎士」パーシバルはパーシバルじゃない説についてまとめ

今回は、週刊少年マガジンで連載中「黙示録の四騎士」の主人公の正体について考察・妄想しました!

はっきりいって、そうであるとはおもってません!(え

でも、記述と描写から重ね合わせて色々考えてみると、
面白いですよねーということだとおもって生暖かく見守ってもらえたらと思います。

ただ、にしては、
十字を強調しすぎてますよね? 第一話。
それが気になるというのは、ほんとのところです。

次回は、パーシバルはローエングリン説はとりあえずおいておいて、パーシバルの聖杯探しについて考察・妄想してみたいと思います。
題して・・・「聖杯はすでに見つかっている説!」です。

それではまた次回お会いしましょう!

POSTED COMMENT

  1. あっきー より:

    【パーシバルの実父】……では無かったイロンシッド 「黙示録の四騎士」の主人公をトリスタンの【勿論、当時ですら仮ですが】ままに執筆すると、キャメロットの描写が少なかったり、「主人公の実父がクズ」の設定を失念している事に鈴木央先生が気付き、そこで「メリオダスの息子」をもう一人、それもマーリンの錬金術でのホムンクルス【人造人間】と言う形で造り、【便宜上の養祖父のバルギス】と【名目上の義父のイロンシッド】を作ったのです
    【バルギス→イロンシッド→パーシバル】の並びは、【メリオダス→エスタロッサ(実はマエル)→ゼルドリス】の並びを彷彿させていますが、バルギスはイロンシッドの養父でパーシバルは義理の息子なので、そもそも家族関係すら無い訳で一体どう言う事なのかと言うと、バルギスはイロンシッドの本当の家族を殺してしまったとしか考えられ無いのです
    勿論それが出来るバルギスでは御座いません 何故かと言うとイロンシッドの本当の家族は盗【義、山】賊でバルギスは奴等を討伐していたのでしょう 奴等の殲滅で唯一、生き残ったのが赤ん坊だったイロンシッドなのでしょう ましてやイロンシッドの親がボスだった可能性も否めず、イロンシッドの真の父親の名前がイロンシッドだった【ボス】のか、唯一の生き残りの赤ん坊の名前が【イロンシッド】と名付けられて【名前の札が付けられている、または母親に抱かれていた】いたか、のどちらかなのです
    バルギスは元々キャメロットの聖騎士では無い可能性も浮上していますが、【七つの大罪に置けるソラーダやエルラッテ達に当たる】「天翼人」だったのでしょうか ならば合点も行きます
    そしてバルギスは唯一の生き残り【それも泣きじゃくる赤ん坊】だったイロンシッドを育てる為に「天翼人」の立場を捨てキャメロットに現れ、聖騎士と成ったのでしょう
    キャスを倒した後、キャメロットはホムンクルスを造ると言う禁断の手段に出て【男がパーシバル、女がガウェイン】、バルギスはパーシバルを連れてキャメロットを脱出し、そして光景を見たイロンシッドは真実を暴露されてしまったのです
    それでもイロンシッドは、養父のバルギスを【自分の本当の家族を殺してしまったとしても自分を息子の様に育てた命の恩人】、そして事実上の義理の息子のパーシバルを【ホムンクルス(人造人間)だろうと関係が無い、血の繋がりが無くたって自分のたった一人の息子だ】と思い髭も養父に似せて、家族水入らず三人で暮らせると思っていたのです ですが、それも崩れ去ってしまいます 【神の指】に初めて到達し、パーシバルに遭遇した時こそ「彼がパーシバルで、そして幼い自分に似ている」と思いましたが、その後すぐに「何故、幼いままなんだ?」と疑問を抱き【イロンシッドですら16歳の時は大人と見間違える位に成長していた】そして【パーシバルの顔が、かつてキャメロットを陥れたメリオダスそっくり】だった事に気付きます そして、暴走【アサルト】状態【モード】のメリオダスとパーシバルの幻覚が現れ自分を罵り恐怖に怯えたのでしょう そして「バルギスは父親で無ければ、パーシバルは息子でも無い! 本当の家族を殺し、そしてメリオダスに似た化け物なんだ!」と悪魔に成る事に誓い、バルギスとパーシバルの始末を決意してしまったのです
    そしてアーサーに罰を下されたのも、最初は私怨で動いたからであり、次はメリオダスに似たパーシバルに怯えていた恐怖を抜き取ったからなのです

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