アニメ2期2シーズン開始記念!
転スラ人物紹介解説シリーズです。
この記事を読むと、ヴェルドラ=テンペストについて以下のことがわかるようになります。
ヴェルドラの兄と姉たち
ヴェルドラと魔王たちの関係
【転スラ】ヴェルドラ=テンペストの能力と強さをネタバレ解説!【転生したらスライムだった件】
転生したばかりだったリムルが最初に出会った魔物であり友人であるヴェルドラ、そんな彼のアルティメットスキルや兄姉、魔王たちとの関係について触れていきます。
究極能力「究明之王(ファウスト)」の強さの秘密
ヴェルドラの究極能力(アルティメットスキル)「究明之王(ファウスト)、その能力は解析系です。
元々ヴェルドラが持っているユニークスキル「究明者(シリタガリ)」は対象の情報を知ることでした。
リムルの「大賢者」と似たようなスキルではあるものの、「究明者」はヴェルドラが「知りたい」と思わない限り、発動しません。
まさに好奇心旺盛なヴェルドラにぴったりなユニークスキルですが、作中、真なる魔王に進化したリムルの「祝福」を受けてヴェルドラのユニークスキルはアルティメットスキルへと進化しました。
アルティメットスキルとは覚醒魔王や勇者といった超越者たちの証とも言える特別なスキルで、ヴェルドラのアルティメットスキル「究明之王(ファウスト)」は先述したように解析系のスキルです。
その性能は「究明者」とは桁違いとなっており、また「思考加速」や「解析鑑定」、「森羅万象」に「確率操作」、「真理之究明」という5つの権能に分類されています。
「思考加速」と「解析鑑定」、「森羅万象」はリムルも持っていますが、「確率操作」と「真理之究明」はヴェルドラだけの能力です。
「確率操作」は同格以下の相手に対して自分にとって都合の良い展開にさせることが、「真理之究明」は敵のスキルを即座に見抜いて対応することができます。
ヴェルドラの兄と姉たち
物語冒頭でヴェルドラは「世界に4体しかいない」と断言していますが、その残り3体がヴェルドラの兄と姉になります。
兄は「星王竜」ヴェルダナーヴァ、長女は「白氷竜」ヴェルザード、そして次女の「灼熱竜」ヴェルグリンドです。
そのせいか末っ子であるヴェルドラは『竜種』という種族のなかでは最下位で、特に姉たちからは過去に「お仕置き」をされたこともあって全く頭が上がりません。
反対に兄との関係はこれといって描かれていませんが、少なくとも「険悪だった」という描写や示唆はされていないです。
その兄であるヴェルダナーヴァは「星王竜」という異名を持つ『竜種』で、転スラ世界において最初に生まれた『竜種』でもあり世界の創造主でもあります。
完全無欠の神でしたが、「そんなのつまらない」という理由から全知全能を捨てて幾多の次元を生み出して様々な種族を生み出しました。
その後ヴェルダナーヴァはある人間の女性に恋をし、その女性との間に子供を授かりますが、代償としてヴェルダナーヴァは不滅の存在である『竜種』でありながらも寿命を持ってしまいました。
おまけにかなり弱体化もしてしまい、ヴェルダナーヴァは人間として生きていく決意をするものの、テロに巻き込まれて妻とともに命を落とします。
性格はロマンチストだったそうですが、それはそれとして現実を見据える合理的なところもあったそうです。
そしてヴェルドラの姉たちですが、それぞれ「白氷竜」ヴェルザードと「灼熱竜」ヴェルグリンドといい、それぞれが持つ異名通りにヴェルザードは氷を、ヴェルグリンドは炎を司っています。
現在、魔王ギィ・クリムゾンと共に行動しているヴェルザードは竜の形態であれば白くて美しい竜となり、人間の形態であれば白い髪と青い瞳が印象的な少女です。
チャーミングなお姉さんのように振る舞いますが、とても厳しい性格の持ち主で、それはヴェルドラに対しても同様と言えます。
実際に暴れん坊なヴェルドラを懲らしめるため、封印されたことを知ってもわざと放置していた模様です。
もっとも消滅するのは見過ごすつもりはなかったらしく、直前で助ける予定でした。
ちなみにヴェルドラはヴェルザードに受けたトラウマから彼女をひどく恐れ、ヴェルザードがいる北の大地には行こうとしません。
一方ヴェルグリンはというと、東の帝国を統べる皇帝ルドラの側近となっています。
「始まりの勇者」とも呼ばれているルドラに仕えているのは、彼の戦友であり恋人だからです。
そのためルドラをとても愛しており、ルドラのためなら何度もする覚悟をしています。
ヴェルドラにとってはおっかない言動から避けられていますが、「それでもヴェルザードと比べたらマシ」だそうです。
ヴェルドラと魔王たちの関係
誰にも手がつけられない暴れん坊で、しかも300年間孤独に過ごしていたヴェルドラですが、実はリムルと兄姉たち以外にも深い関係を持っている人物たちがいます。
それが魔王ルミナス、魔王ラミリス、魔王ミリムです。
魔王ルミナスは5番目の魔王で、神聖法皇国ルベリオス及び西方聖協会では神として信仰されています。
見た目こそは銀髪の美少女ではあるものの、その正体は始祖である吸血鬼ですが、すでに吸血鬼の弱点である日光は克服している覚醒魔王です。
そんな彼女とヴェルドラの関係を一言でまとめるなら、水と油となります。
それというのも2000年前に当時ルミナスが統治していた国の首都を、ひいてはその国を滅ぼされたからです。
しかも戯れで暴れたこともあってかなりヴェルドラを恨んでおり、ルミナスはヴェルドラを「クソトカゲ」などと呼んでいます。
反対に仲が良いのは魔王ラミリスと魔王ミリムで、なかでもミリムは兄ヴェルダナーヴァの娘であるため、いわばヴェルドラとミリムは叔父と姪の関係です。
もっともちゃんと顔を合わせたのは「魔王たちの宴(ワルプルギス)」の時ですが、ジュラ・テンペスト連邦国が開国することや魔王ラミリスがテンペストに引っ越してきたことが重なってつくられた地下迷宮にて親交が深まります。
ヴェルドラはリムルの思惑もあってこの迷宮のラスボスを担当していますが、そのリムルが「疑似魂」というアバターの開発に成功したおかげで骸骨剣士として迷宮の攻略をするようになったのです。
その攻略パーティーには同じくアバターを使ったリムルとラミリス、そしてミリムがおり、この4人は迷宮仲間もといゲームフレンドとなりました。
それもあってラミリスとの関係は良好ですが、その前からラミリスはヴェルドラを「師匠」と呼んで慕っています。
また先述した地下迷宮の創造及び運営に関わっているため、気安い仕事仲間といったところです。
まとめ
→リムルの魔王化で進化した。確立操作で格下対策「真理之究明」で格上対策も万全。
→ギイとヴェルザード(姉)、ルドラとヴェルグリンド。
ヴェルドラと魔王たちの関係
→ルミナスとは犬猿、ラミリスとは仲良し。ミリムは姪。
「【転スラ】ヴェルドラ=テンペストの能力と強さをネタバレ解説!【転生したらスライムだった件】」
楽しんでいただけましたでしょうか!
アニメも再開され、マンガ版に追いつくかもしれませんね。
ぜひ、事前にマンガも合わせせて読んだり、原作Web小説も読んでみることをおすすめします。
そうするとまた違う絵が見えてくることでしょう。
この記事が皆さんの雑談の種になることを、祈ってます。それではまた!