【ぐらんぶる Season 3】パラオ編スタート!あらすじ・声優・放送配信情報を徹底解説
ぐらんぶる Season 3は、井上堅二さんと吉岡公威さんが講談社「good!アフタヌーン」で連載するダイビング青春コメディを原作とするTVアニメシリーズの第3期です。2026年7月6日(月)よりTOKYO MX・BS11で放送が始まり、全12話で展開されています。
透き通った海、光の差し込む水中、そして陸に上がった瞬間に始まる酒と全裸の狂乱。伊豆の大学生・北原伊織が飛び込んだ世界は、パンフレットに載っているような爽やかなマリンライフとはずいぶん様子が違いました。第1期の沖縄、第2期の伊豆と、ダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」の面々は行く先々で青春の名を借りた惨事を積み上げてきましたが、第3期でついに彼らは国境を越えます。公式イントロダクションが掲げるのは、シリーズ初となる海外の舞台。今度の海は、パラオです。
ぐらんぶる Season 3 の基本情報
まずは公式サイトで確認できている情報を整理します。Season 3のスタッフ欄に掲載されている項目は限られており、ここでは第3期の情報として明記されているものだけをまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送開始 | 2026年7月6日(月)TOKYO MX・BS11ほか |
| 話数 | 全12話 |
| 原作 | 井上堅二・吉岡公威「ぐらんぶる」(講談社「good!アフタヌーン」連載) |
| 監督・音響監督・脚本 | 高松信司 |
| アニメーション制作 | ゼロジー×セイバーワークス |
| オープニング主題歌 | FUNKY MONKEY BΛBY’S「夏子」 |
| エンディング主題歌 | 豆柴の大群「裸のマーメード」 |
| シリーズ | TVアニメ第3期(Season 2は2025年7月放送・全12話) |
注目したいのは、監督・音響監督・脚本の三役を高松信司さんが兼任している点です。ギャグのテンポは音の間合いに大きく左右されますが、脚本と音響を同じ人物が握っているということは、台詞の応酬から絶叫のタイミングまでが一本の設計思想で貫かれているということでもあります。制作はゼロジーとセイバーワークスのタッグ体制です。
スタッフ表記についての注意:公式サイトのトップページはSeason 3の欄のすぐ下にSeason 2の欄が続く構成になっており、キャラクターデザインや音楽の担当者はSeason 2側の欄に掲載されています。Season 3の担当として公式に明記されているわけではないため、本記事では第3期のスタッフとしては扱っていません。
あらすじ・世界観 ― 今度はパラオで、ぐらんぶる
物語の起点は伊豆です。北原伊織が伊豆で大学生活を始めて数か月、彼はダイビングショップ「グランブルー」に居候し、かわいい従妹の古手川千紗と一つ屋根の下で暮らしています。そこに従姉の古手川奈々華、公式イントロダクションが「オトナの色気がたまらない」と紹介する浜岡梓、同級生の吉原愛菜も加わり、傍から見れば順風満帆な青春のキャンパスライフが広がっている――はずでした。
ところが実際のところ、伊織の大学生活の大半は全裸野郎どもとの狂乱騒ぎに費やされています。彼が入ったダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」は、ダイビングはそこそこに、屈強な男たちが全裸になって酒を酌み交わすバカ騒ぎを日常としている集団だからです。イケメンでありながら真性のオタクである今村耕平とともに、伊織はすっかりこのサークルの色に染まってしまいました。
そんな折、ダイビングショップ「ドルフィン」がパラオに支店を作ったものの人手が足りない、手伝いに来てくれないかと奈々華から頼まれます。願ってもない話に見えますが、伊織の頭をよぎるのは耕平の言葉でした。アニメがリアルタイムで見られないから海外には行きたくない――そう言っていたのです。こうして、シリーズ初となる海外・パラオでの「ぐらんぶる」ライフが幕を開けます。
ポイント:本作の面白さは、ダイビングという本来は静かで美しいアクティビティと、陸上での破滅的な酒宴とのギャップにあります。シリーズ初の海外となるパラオに舞台が移ることで、この落差はさらに大きくなるはずです。海の描写に説得力があるほど、全裸の場面の理不尽さが際立つという構造です。
序盤の展開 ― 第1話と第2話
第3期は、いきなりパラオへ飛ぶわけではありません。公式サイトに掲載されている各話情報によれば、第1話「やり残し」は夏の終わりが近づき、Peek a Booの三年生の引退が迫るなかで始まります。一同が企画するのは、夏にやり残したことを実行する納涼祭。ただし、何もかもがPaB流で行われることになり、当然ながら普通の催しでは済まなくなっていきます。
続く第2話「帰省」では、パラオ渡航に必要なパスポートを実家に置いたままにしていた伊織が動きます。送付を拒む妹・栞からパスポートを取り戻すため、千紗と耕平を連れて実家へ帰省するのですが、栞は直接会っても拒否の構え。やむなく部屋への侵入を企てる伊織たちの前に、道中で遭遇した不審なドイツ人たちまで現れ、実家の旅館は騒がしいことになります。
視聴前の注意:本作は「全裸系青春ダイビング漫画」を掲げる作品です。男性キャラクターが脱ぐ場面や酒にまつわる下品なやり取りが常時発生します。家族と一緒に観る、あるいは公共の場でスマートフォンから流すといった鑑賞方法には向きません。逆に言えば、そこを許容できるかどうかが本作を楽しめるかどうかの分かれ目です。
キャスト ― 公式サイトに掲載されている顔ぶれ
Season 3の公式サイトCAST欄に掲載されている配役は以下の通りです。シリーズを重ねてきた作品らしく、レギュラー陣に加えて多彩な脇役が並びます。
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| 北原伊織 | 内田雄馬 |
| 今村耕平 | 木村良平 |
| 時田信治 | 安元洋貴 |
| 寿竜次郎 | 小西克幸 |
| 古手川千紗 | 安済知佳 |
| 古手川奈々華 | 内田真礼 |
| 浜岡梓 | 行成とあ |
| 吉原愛菜 | 阿澄佳奈 |
| 毒島桜子 | 山根綺 |
| 野島元 | 江口拓也 |
| 山本真一郎 | 榎木淳弥 |
| 御手洗優 | 花江夏樹 |
| 藤原健太 | ロバート・ウォーターマン |
| 工藤会長 | 福山潤 |
| 北原栞 | 諸星すみれ |
| 乙矢尚海 | 青山吉能 |
| 古手川登志夫 | 川田紳司 |
| 古手川紗耶華 | 大原さやか |
| 水樹カヤ | 水樹奈々 |
| カリーナ | M・A・O |
| チーフ | 瀬戸麻沙美 |
| マキ | 洲崎綾 |
主人公・北原伊織を演じるのは内田雄馬さん、相棒の今村耕平は木村良平さん。この二人の掛け合いが本作のリズムを作っています。上級生である時田信治役の安元洋貴さんと寿竜次郎役の小西克幸さんは、長く第一線で活躍してきたベテランが並ぶ布陣です。ヒロイン側では古手川千紗役の安済知佳さん、古手川奈々華役の内田真礼さん、浜岡梓役の行成とあさん、吉原愛菜役の阿澄佳奈さんが名を連ねています。
主要キャラクター紹介
ここでは、公式サイトのイントロダクションおよびCHARACTER欄で紹介されている情報の範囲でキャラクターを整理します。シリーズ未見の方は、この五人と一つのサークルを押さえておけば十分に追いつけます。
北原伊織(CV:内田雄馬)
本作の主人公。伊豆で大学生活を始めて数か月が経ち、ダイビングショップ「グランブルー」に居候しています。ダイビングサークル「Peek a Boo」に所属していますが、その日常の大半は先輩たちの狂乱に巻き込まれる時間で占められています。Season 3では、パラオ支店の手伝いという話を持ちかけられる当事者として物語の中心に立ちます。
今村耕平(CV:木村良平)
伊織と行動を共にする同級生で、容姿は整っているものの熱烈なオタク。公式のイントロダクションでは「イケメンだが真性オタク」と紹介されています。海外にはアニメがリアルタイムで見られないから行きたくないという発言をしていた人物で、この一言がパラオ行きの前に立ちはだかる最初の障害になります。
古手川千紗(CV:安済知佳)
伊織の従妹で、ダイビングショップ「グランブルー」で一緒に暮らしています。同じ屋根の下という距離感は、本作におけるコメディの供給源であると同時に、シリーズを通じて少しずつ変化してきた関係性の軸でもあります。
古手川奈々華(CV:内田真礼)
伊織の従姉。Season 3では、パラオにできた「ドルフィン」の支店を手伝ってほしいと伊織に依頼する役どころです。物語をパラオへ動かす起点そのものであり、第3期において重要な位置を占めます。
浜岡梓(CV:行成とあ)/吉原愛菜(CV:阿澄佳奈)
浜岡梓は公式イントロダクションで大人びた魅力の持ち主として紹介される女性。吉原愛菜は伊織の同級生です。二人とも伊織を取り巻く伊豆での日常の一角を担っています。
北原栞(CV:諸星すみれ)
伊織の妹。第2話「帰省」では、パスポートの送付を拒む立場として登場し、伊織たちの帰省の直接の原因になります。
作品のテーマ ― 青春はきれいなだけではない
「ぐらんぶる」というタイトルが指し示すのは、光の差し込む青い海です。ダイビングという題材は、静けさ、浮遊感、圧倒的な自然のスケールといった要素と結びついています。ところが本作が繰り返し描くのは、その海に潜るまでの陸の時間、つまり酒と裸と怒号に満ちた大学生活の方です。
この構造は、単なるギャップギャグ以上のものを含んでいます。大学生活とは本来、パンフレットに載っているような理想像とは似ても似つかない、雑然とした時間の積み重ねです。授業に出て、バイトをして、意味のない企画に全力を注ぎ、翌日には後悔している。本作の全裸騒ぎは極端な誇張ではありますが、そこで描かれているのは「思っていたのと違うけれど、なぜか手放しがたい日々」という普遍的な感覚です。30代、40代の読者にとっては、当時の自分たちの馬鹿騒ぎを別角度から眺め直すような可笑しさがあるはずです。
そしてSeason 3では、三年生の引退という時間の区切りが最初から提示されています。永遠に続くように見えたサークルの日常にも終わりが用意されている――第1話「やり残し」というタイトルが持つ二重の意味は、その予感を静かに示しています。
Season 3の見どころ
第3期を追いかけるうえで押さえておきたいポイントを整理します。
- シリーズ初の海外編:舞台がパラオへ移ります。第1期の沖縄、第2期の伊豆に続く新しいロケーションで、ダイビング作品としての見せ場に期待がかかります。
- パラオへたどり着くまでの道のり:第1話の納涼祭、第2話の帰省とパスポート騒動と、序盤は出発前の助走にたっぷり時間を割いています。海外編に入る前の伊豆・実家パートも本編の一部です。
- 高松信司監督による一貫した演出:監督・音響監督・脚本を兼任する体制のもと、台詞回しと音のテンポが直結したギャグが展開されます。
- 主題歌の遊び心:オープニングはFUNKY MONKEY BΛBY’Sの「夏子」、エンディングは豆柴の大群の「裸のマーメード」。曲名を並べただけで作品の空気が伝わってきます。
- 三年生の引退という時間軸:夏の終わりとPaB三年生の引退が近づくという設定が、第1話から提示されています。
考察:Season 3が原作コミックスのどの巻に相当するかについて、公式サイトは巻数や話数の範囲を明記していません。したがって「第何巻までアニメ化されるのか」は現時点では公式発表待ちの状態です。原作既読の方も、どこで区切りが打たれるかは放送を追いながら見守ることになります。
放送・配信情報
テレビ放送は2026年7月6日(月)にスタートしています。放送局ごとの初回放送日と時間帯は以下の通りです。
| 放送局 | 初回放送日 | 放送時間 |
|---|---|---|
| TOKYO MX | 2026年7月6日(月) | 毎週月曜24時00分(火曜0時00分) |
| BS11 | 2026年7月6日(月) | 毎週月曜24時00分 |
| MBS毎日放送 | 2026年7月7日(火) | 毎週火曜26時30分(水曜2時30分) |
| AT-X | 2026年7月9日(木) | 毎週木曜21時00分 |
配信は二段構えです。先行配信と一般配信で開始日が分かれているため、視聴環境によっては数日の差が出ます。
| 区分 | 開始 | 主なサービス |
|---|---|---|
| 先行配信 | 2026年7月7日(火)0時30分 | U-NEXT、アニメ放題、アニメタイムズ、Lemino |
| 一般配信 | 2026年7月12日(日)0時30分 | Netflix、ABEMA、dアニメストア、FOD、Hulu、DMM TV、バンダイチャンネル、ニコニコ動画、milplus ほか |
Amazon Prime Videoについては、配信スケジュールのデータ上は毎週水曜2時30分更新とされています。一方で公式サイトのON AIRページでは一般配信グループの一つとして案内されており、更新タイミングの扱いが一致していません。視聴前に各サービスの作品ページで最新の更新時刻を確認しておくと確実です。
このほか、TVerでは最新話の期間限定無料配信が行われています。無料で追いかけたい場合はTVerやABEMA、いち早く観たい場合はU-NEXTやLeminoといった先行配信組を選ぶ、という使い分けになります。
視聴時の注意:配信サービスごとの取り扱いや無料期間は変更される場合があります。実際に視聴する際は、公式サイトのON AIRページおよび各サービスの最新情報を確認してください。
原作情報 ― 既刊26巻、連載は継続中
原作は井上堅二さんが原作、吉岡公威さんが漫画を担当する「ぐらんぶる」。講談社の「good!アフタヌーン」に連載されています。アニメ公式サイトでは両名をまとめて「原作 井上堅二・吉岡公威」と表記しています。
単行本は2026年8月時点で第26巻まで刊行済みで、第26巻は2026年4月7日に発売されました。第27巻は2026年10月7日発売予定とされており、連載は現在も続いています。シリーズ紹介では全世界累計1,000万部を突破した作品として案内されており、ダイビングという比較的ニッチな題材でありながら、幅広い読者に届いてきたことがうかがえます。
アニメから入った方が原作に手を伸ばす場合、映像で描かれた範囲の続きを追う読み方もできますが、Season 3がどの巻に対応するかは公式には示されていないため、まずは第1巻から通読するのが確実です。
Season 2からの流れ
前作となるSeason 2は2025年7月7日から放送された全12話です。公式の紹介では、妹の襲来、大学の学園祭、肝試しにデートに無人島キャンプといったエピソードが並んでいました。伊豆に戻ってきた伊織たちの大学生活を、季節の行事とともに描いた一期といえます。
Season 3はその続きとして、夏の終わりから始まります。第2期の最後まで観ていなくても第3期から入ることは可能ですが、北原栞をはじめとするキャラクターの関係性は前作で積み上げられたものが土台になっているため、余裕があればSeason 2から追いかけるほうが人物関係をつかみやすいはずです。
まとめ
「ぐらんぶる Season 3」の要点を整理します。
- 放送: 2026年7月6日(月)よりTOKYO MX・BS11で放送開始。MBSは7月7日(火)、AT-Xは7月9日(木)から。全12話。
- 配信: 7月7日0時30分からU-NEXTなどで先行配信、7月12日0時30分からNetflix・ABEMA・dアニメストアなどで一般配信。Amazon Prime Videoは毎週水曜2時30分更新とされる。TVerで最新話の期間限定無料配信あり。
- スタッフ: 監督・音響監督・脚本は高松信司、アニメーション制作はゼロジー×セイバーワークス。
- 主題歌: オープニングはFUNKY MONKEY BΛBY’S「夏子」、エンディングは豆柴の大群「裸のマーメード」。
- 物語: シリーズ初の海外編。ダイビングショップ「ドルフィン」のパラオ支店を手伝うため、伊織たちがパラオへ向かう。序盤は納涼祭と帰省・パスポート騒動から。
- 原作: 井上堅二・吉岡公威「ぐらんぶる」(講談社「good!アフタヌーン」連載)。既刊26巻、第27巻は2026年10月7日発売予定。
- 留意点: キャラクターデザイン・音楽など一部スタッフはSeason 3欄に記載がなく、原作の対応巻数も公式未発表。今後の発表を待つ状態です。
青い海と全裸の狂乱、その振れ幅こそが本作の芸風です。パラオという新天地に舞台を移した第3期で、Peek a Booの面々がどんな惨事を起こすのか。三年生の引退という区切りが提示されている以上、笑いのなかにわずかな寂しさが混じる回もあるかもしれません。夏の終わりに始まった物語を、最後まで見届けたいところです。







