Core Keeperは、目覚めると忘れ去られた洞窟にいた探検家が、地下世界を掘り進みながら「コア」の謎に迫るサンドボックスアドベンチャーです。スウェーデンのスタジオPugstormが開発し、Fireshine Gamesとbilibiliが販売しています。Steamでは2022年3月8日に早期アクセスが始まり、2024年8月27日に製品版が配信されました。

暗い洞窟をたいまつで照らし、ツルハシで壁を崩し、手に入れた鉱石で道具を作り、さらに奥へ進む。その繰り返しの先に、地下に眠る伝説の巨獣との戦いが待っています。

Core Keeperの基本情報

項目内容
タイトルCore Keeper
開発Pugstorm
販売Fireshine Games、bilibili
発売日(Steam)早期アクセス開始:2022年3月8日/製品版:2024年8月27日
価格(Steam)2,300円(2026年10月4日取得のSteamストア価格データ)
ジャンル(Steam表記)アクション、アドベンチャー、インディー、RPG、シミュレーション
プレイ人数Steam版は1〜8人(オンライン協力プレイはドロップイン・アウト方式、専用サーバーにも対応)
対応言語日本語対応あり(ほか英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、ドイツ語、フランス語など計13言語)
プラットフォームPC(Steam:Windows、Linux/Steam Deck認証済み)、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2
ストアページSteamストア:Core Keeper

家庭用機版は、パブリッシャーのFireshine Gamesの発表によると、PlayStation 5とXbox Series X|SがSteam製品版と同じ2024年8月27日に発売されました。PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchのダウンロード版は2024年10月17日、Nintendo Switch 2 Editionは2026年1月28日の発売です(任天堂公式ストア(米国)の商品ページ、gamebizの報道より)。PC版の最低動作環境は、Steamストアの表記でWindows 10 64-bit、メモリー8GB、グラフィックはGeForce GTX 460/Radeon HD 5850です。

価格について:表の価格は2026年10月4日取得のSteamストア(日本)の価格データです。価格は変わることがあるため、購入前にストアページで確認してください。

世界観・ストーリー|止まったコアと地下の巨獣

Steamストアの紹介文によると、プレイヤーは目を覚ますと探検家として「忘れ去られた洞窟」にいます。目的は、レリックと資源を集めて道具をクラフトし、基地を築き、伝説の巨獣を倒しながら「コア」の力を明らかにすること。地下世界にはケイヴリングと呼ばれる存在の痕跡や、古代文明の忘れ形見が残されています。

紹介文に登場する地名は、生きる壁を持つ「粘土の洞窟」、水晶の洞窟がある「光輝の辺境」、ボートで漕ぎ出す「沈んだ海」、横断レースができる「始まりの砂漠」などです。非公式の日本語Wikiによると、「光輝の辺境」は早期アクセス版での名称で、製品版では「光が誘う辺境」と表示されます。

同Wikiの解説では、この世界はコアを中心に円状に作られており、スタート地点はコアのある「土の洞窟」です。外側へ向かうほど強い敵や珍しいアイテムが現れ、内側から順に粘土の洞窟と忘却の遺跡、アゼオスの原生地域・始まりの砂漠・沈んだ海、光が誘う辺境と広がっていきます(図1を参照)。各地域の配置はワールドごとにランダムに決まります。

Core Keeperの地下世界の構造を示した概念図
図1:地下世界の構造(日本語Wiki(非公式)のバイオーム解説をもとに作成した概念図。距離・形状は実際と異なる)

ネタバレ注意:以下の段落と図2は、序盤以降に戦うボスの名前と進行の順番に触れています。

日本語Wikiの「ストーリー」ページでは、物語の進行を次のように整理しています。最初はコアの周りにある3つの像が動力を失った状態で、奇怪生命体グラーチ、大喰らいのゴーム、頽廃の王マルガズを倒して得たキーアイテムを像にはめると、コアに光が灯ります。その後はコアの言葉に従って外周の「大いなる壁」を消し、天空の巨鳥アゼオス、海の巨獣オモロス、砂の巨獣ラ・アカールの三巨獣へ、さらに三巨竜へと進みます(図2を参照)。

Core Keeperのメインの進行とボスの順番を示した図
図2:メインの進行(日本語Wiki(非公式)の「ストーリー」ページをもとに作成。ボス名は同Wikiの表記)

ゲームシステム・遊び方

採掘・クラフト・探索の基本サイクル

Steamストアの紹介文が挙げる遊びの柱は、資源の採掘、生物群系の探検、建設とクラフト、巨獣との戦いの4つです。地下を掘り進めて希少な資源や宝石を手に入れ、ツルハシ、釣りざお、シャベル、罠、爆弾、臼砲といった道具を作ります。進行すると、破壊光線や、採掘・精錬・保管を自動化する機械も扱えるようになります(図3を参照)。

Core Keeperの採掘・クラフト・探索・拠点の基本サイクルの図
図3:遊びの基本サイクル(Steamストアの紹介文をもとに作成)

英語の非公式Wiki(Core Keeper Wiki)の初心者ガイドによると、キャラクター作成時には「背景」を選び、それに応じて開始時の装備やスキルレベルが変わります。たとえば坑夫(Miner)は採掘スキルが上がった状態で銅のツルハシを持って始まります。

スキルと才能ポイント

能力の成長は、行動に応じてスキルが上がる方式です。英語の非公式Wikiの「Skills」ページでは、採掘・近接・遠距離・活力・走行・クラフト・ガーデニング・釣り・料理などのスキルがあり、5レベルごとに才能ポイントを獲得して各スキルの才能ツリーに割り振る仕組みと説明されています。Steamストアの紹介文でも「才能ポイントを使用して能力をレベルアップ」と案内されています。

ワールドの難易度と生成設定

非公式の日本語Wikiの「システム」ページによると、ワールド作成時の難易度はスタンダード、ハード、カジュアル、クリエイティブから選びます。ハードは敵の攻撃力2倍・最大体力1.5倍でボスのドロップ量が増え、カジュアルは敵の体力とダメージが0.5倍です。クリエイティブは専用キャラクターでアイテムを自由に出して世界を作るモードです。ほかにシード値や、鉱石の密度・川・池などのワールド生成パラメータも調整できます。

序盤のコツ(プレイヤー報告):YouTubeチャンネル「WakuWakuGaming」の解説動画では、作業台の周囲10マス以内に置いたチェストの素材を使ってそのままクラフトできると紹介されています(Ver1.0.1で範囲が広がったとの説明)。拠点の作業台の近くに素材用のチェストをまとめておくと、持ち物の出し入れが減ります。

非公式の英語Wikiの初心者ガイドでは、空腹ゲージがあるものの空腹だけでは死亡せず、最大体力などの能力が下がると説明されています。日本語Wikiによると、スタンダードのキャラクターは倒れると所持品を墓石に落とし、その墓石から回収できます。

地下での暮らしとマルチプレイ

戦闘や採掘以外の要素として、Steamストアの紹介文は菜園づくり、水場での釣り、料理のレシピ、動物の飼育と世話、季節の行事、商人との取引、ペットのふ化、演奏できる楽器を挙げています。基地は素材とカスタマイズで自由に作れ、キャラクターの外見や衣装も変えられます。

マルチプレイは、ドロップイン・アウト方式のオンライン協力プレイで2〜8人のチームを組む形です。専用サーバーのホストにも対応しています。Steamストアではシングルプレイヤー、オンライン協力プレイ、フルコントローラサポート、Steamクラウドの各機能が表示されています。

Steamでの評価

Steamレビューでは、2026年10月4日時点で総レビュー数66,755件のうち好評が62,046件、不評が4,709件で、評価ラベルは「非常に好評」です。好評の割合は約93%になります。SteamストアのデータではMetacriticのスコアは86と表示されています。

指標数値
Steamレビュー評価非常に好評
総レビュー数66,755件(好評62,046件/不評4,709件)
Metacritic(PC)86

受賞歴について、Fireshine Gamesのプレスリリースでは、TIGA Games Industry Awardsで「Best Social Game 2022」を受賞し、Golden Joystick Awards 2022の「Best Early Access Launch」にノミネートされたと紹介されています。同じリリースでは、早期アクセス期間中の販売本数が200万本に達したことも発表されました。Steamストアのページには、TheSixthAxis、TechRaptor、GameSpewによる9/10のメディア評が掲載されています。

YouTubeチャンネル「あるばゲーム」の製品版解説動画では、投稿者が「マイクラやテラリアが好きな人」に勧めたうえで、初心者にも丁寧で遊びやすいサンドボックスだという感想を述べています(プレイヤー個人の感想)。

アップデートと関連コンテンツ

製品版の配信後も、大型アップデートが続いています。Steamの公式ニュースで確認できる主なものは次のとおりです。

バージョン・名称配信日主な内容(公式ニュースより)
1.1.0「Bags & Blasts」2025年3月10日公式ニュースで「Major Update」と案内された大型アップデート
1.1.1(Abiotic Factorコラボ)2025年4月2日他作品『Abiotic Factor』とのコラボを含む小規模アップデート
1.2.0.3「Void & Voltage」2026年2月25日外周の新バイオーム「Breaker’s Reach」(日本語Wikiでの表記は「突破者の到達点」)と巨大ロボットのボス「S.A.H.A.B.A.R.」を追加
1.3「Riders of the Underground」2026年9月21日サドルを使って家畜に乗る騎乗機能と、壁などに引っ掛けて穴や水を越えるフックショットを追加

1.3は、2026年8月13日に発表されたロードマップ「Road to the Maw」の第1弾にあたります。公式ニュースによると、このロードマップは1.3から1.5までの3つの大型アップデートで構成されています。日本語Wikiでは、1.3の日本語名を「地下のライダー」と記載しています。

Steamストアでは、関連する有料コンテンツとして次の2つが販売されています(価格は2026年10月4日取得のSteamストアの通常価格)。

名称配信日価格内容
Core Keeper – Explorer’s Guide2026年3月5日920円公式ガイドブック。生物・生物群系・資源の情報、公式の設定(ロア)、100点の手描きイラストなどを収録(ストア説明は英語)
Core Keeper Soundtrack2025年1月9日920円サウンドトラック

類似作品

海外ゲームメディアのPC Gamerは、本作を「Stardew Valley、Terraria、Valheimを組み合わせた協力サバイバルゲーム」と見出しで紹介しました。前述の「あるばゲーム」の動画では、マインクラフトやテラリアが好きな人に向くゲームとして挙げられています。採掘とクラフトの面ではテラリアとマインクラフト、菜園や釣りなどの生活面ではStardew Valley、仲間とボスに挑む協力サバイバルの面ではValheimが、比較対象として名前の挙がる作品です。

まとめ

  • 購入前に押さえる情報: 開発はPugstormで、Steam製品版は2024年8月27日配信、価格は2,300円です。日本語に対応し、Steam Deck認証済みです。
  • 評価と今後: Steamレビューは66,755件で「非常に好評」です。2026年9月21日に1.3「Riders of the Underground」が配信され、1.4・1.5も予定されています。