アーケロン公、シリラの父そして、実は◯◯である、ダニーについてまとめます。
躊躇せず、ネタバレをすることを心情にしているぼくですが、流石にこれは・・・
とも思うレベルのネタバレを含みます。
重大なネタバレを含むため、今更ですが、にしても重大すぎるので、Netflixドラマ版しか視聴しておらず、物語のかなり真相に触れる部分については見たくないよ! って人はブラウザバック推奨です。
キャスト
ダニーのキャストを紹介します。
名前
バート・エドワーズ
生年月日
1989年生まれ。
出身地
イングランド
初登場
シーズン14話「宴、命、葬」
所属国
ニルフガード
国旗
職業
ニルフガードの王子
↓
騎士
↓
シントラの王子
↓
ニルフガード皇帝
活躍
4話「宴、命、葬」
↓
(私は行くべきだろか)
なんて。
ダニーは迷うことはなかった。
心は決まっていた。
行かなければ、恋人は永遠に自分の手の届かない場所へ行ってしまうのだから、迷う余地などなかった。
恋人はシントラの王女。名をパヴェッタという。
ひょんなことから救った命。
シントラの王ログネル。褒美にもらった驚きの法。それが結びつけた運命の相手だった。
最初は褒美を放棄することも考えた。
ダニーの顔は醜い人外ーーハリネズミの怪物ーーだから、自分の妻になる相手には酷く我慢を強いることになると思ったからだ。
なりたくてなった顔ではなかったし、自分の悪行の報いでもない。
ただ悪戯に、魔法使いに呪われた結果だ。
ダニーはニルフガードの王子だった。
本名はエムヒルという。
しかし、父親が王位を簒奪されたあと、その簒奪者付きの魔法使いに呪いをかけられてしまったのだ。
なぜ、ハリネズミの顔なのか。
簒奪者付きの魔法使いの名はブラーゼンスという。
彼は言った。
「知っているか? エムヒル。ニルフガードに伝わっている方言を知っているか?」
意地悪く、「エムヒルはな、エムヒル・・・」高笑いし、「ハリネズミって意味なんだぜぇ」
悪い冗談だ。
冗談抜きに。
そんな理由で、拷問の末、エムヒルはハリネズミ男にされてしまったのだ。
そして、役立たないことがわかると、森に捨てられたのだ。
そして夜が明けた!(しつこい)
ダニーは呪いを解くために旅をしていた。
ログネルを救ったのもその道中だ。
自分は悪くない。
とはいえ、自分が怪物なのは事実だった。
それは、怪物と蔑まれ、呪いが解ける12時まで常に兜を被り生活をし続けているダニーが一番よくわかっている。
はずだった。
しかし、運命の力か。
出会ってしまったふたりはすぐに相思相愛になった。
そして、体も心も許し合う仲になったのだ。
ダニーに迷いはなかった。
今宵も仮面を被り、シントラの王城を目指した。
「パヴェッタ」月に向かって力強く馬上で誓いを立てる。「いま行く」
・
・
・
・・・なんてことがあったのかは知らないが、シントラ城ではいろいろあってーー
ゲラルトに命を救われ、呪いは解かれ、ゲラルトと恩返しで驚きの法を結び、パヴェッタが妊娠していることが発覚。
その子ーーシリラは、ゲラルトの驚きの子となるのだった。
その後、彼は事故死を装い、ニルフガードへ帰る。
そして、正当な血筋の王として返り咲き、北方諸国に向けて侵略を仕掛ける。
次にシントラを訪れるとき、彼はシントラの王子ではなく、侵略者の王だった。
了