【東京リベンジャーズ 三天戦争編】あらすじ・声優キャスト・放送配信と三天の勢力を解説

東京リベンジャーズ 三天戦争編は、和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』(講談社「週刊少年マガジン」)を原作とするTVアニメ『東京リベンジャーズ』の続編で、2026年10月2日からMBS・TBS・CBC“アニメイズム”枠、AT-Xほかで放送されています。タイムリープを繰り返して恋人・橘日向(ヒナタ)を救おうとしてきた花垣武道(タケミチ)は、ついにヒナタが生きている未来にたどり着きます。しかし、そこには東京卍會の総長だった佐野万次郎(マイキー)の姿がありませんでした。
公式サイトのSTORYは、本作を「3チームが覇権を争う“三天時代”となった世界で、最後のリベンジが始まる」と紹介しています。ポニーキャニオンNEWSは、天竺編から約3年ぶりの新シリーズと伝えています。話数は前作からの通し番号で、第51話から第63話までの全13話です。
作品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | TVアニメ『東京リベンジャーズ』三天戦争編 |
| 放送開始 | 2026年10月2日(金)深夜から順次(MBS・TBS・CBC“アニメイズム”枠、AT-Xほか全25局) |
| 話数 | 全13話(第51話〜第63話) |
| 原作 | 和久井健「東京卍リベンジャーズ」(講談社「週刊少年マガジン」) |
| 監督 | 小平麻紀 |
| シリーズ構成 | むとうやすゆき(シリーズ構成協力:初見浩一) |
| キャラクターデザイン | 大貫健一、太田恵子、露木愛里、高倉香恵 |
| 音楽 | 堤 博明 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| アニメーション制作 | ライデンフィルム |
| オープニング主題歌 | 「IGNITE」JO1 |
| エンディング主題歌 | 「トリックスター」go!go!vanillas |
公式サイトのSTAFF欄を前シリーズと比べると、8・3抗争編から天竺編まで監督を務めた初見浩一はシリーズ構成協力に回り、三天戦争編の監督は小平麻紀です。公式サイトの各話情報では、第51話「Break up」の演出・絵コンテを小平監督が担当しています。シリーズ構成のむとうやすゆき、音楽の堤 博明、音響監督の飯田里樹、アニメーション制作のライデンフィルムは前シリーズと同じです。キャラクターデザインは大貫健一・太田恵子の2人に、露木愛里・高倉香恵が加わりました。監督交代についての公式コメントは、2026年10月26日時点で見当たりません。アニメ情報サイトのアニメハックでは、小平麻紀は同じ「週刊少年マガジン」原作の『七つの大罪 黙示録の四騎士』(2023年秋)の監督としてクレジットされています。
シリーズの歩み
TVアニメは2021年4月の第1期(8・3抗争編/血のハロウィン編、第1〜24話)から始まり、聖夜決戦編(第25〜37話)、天竺編(第38〜50話)と続いてきました。三天戦争編は2025年3月22日に続編のタイトルとして発表され、2026年3月29日に10月放送が決まりました。原作の連載開始から本作までの流れは図1を参照してください。

世界観・あらすじ
物語の出発点は、人生どん底のダメフリーター・花垣武道(タケミチ)です。講談社の作品紹介によれば、タケミチは壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップのアルバイトで6歳年下の店長にこき使われる日々を送っていました。ある日、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、最凶最悪の悪党連合“東京卍會”に殺されたことを知ります。翌日、駅のホームで何者かに背中を押されて線路に転落したタケミチは、目を開けると12年前の中学時代にタイムリープしていました。
以降のシリーズで、タケミチは過去と現代を行き来しながら東京卍會の抗争に関わってきました。公式サイトの人物紹介では、ヒナタの弟で警察官の橘直人(ナオト)との握手がタイムリープのトリガーと説明されています。三天戦争編の公式STORYは、東京卍會と天竺の抗争が「凄惨な結果」で幕を閉じたところから始まります。
ネタバレ注意:ここから図2までは、天竺編の結末と三天戦争編の第51話・第52話の内容を含みます。
第51話「Break up」
公式サイトのあらすじによると、天竺との抗争は、天竺総長のイザナが稀咲鉄太の凶弾に倒れ、稀咲自身もトラックに撥ねられて落命するという結末を迎えました。タケミチはあらためて自分がタイムリーパーであることをマイキーに説明し、これまで経験してきた出来事をひとつひとつ語ります。マイキーはその言葉を正面から受け止めたうえで、東京卍會の解散を宣言しました。
第52話「Be left behind the times」
ポニーキャニオンNEWSに掲載されたあらすじでは、東京卍會の解散宣言を受けて、タケミチは元の世界に戻ることになります。ただひとつ忘れていたヒナへのバレンタインデーのお返しは、思いがけない形で12年を先取りするプロポーズになりました。東京卍會の仲間たちとタイムカプセルを埋めて12年後に会う約束をしたタケミチは、タイムリープの先で、ともに戦ってきた仲間たちが幸せに暮らす世界にたどり着きます。しかし、そこにマイキーの姿はありませんでした(図2を参照)。

キャスト
主要キャストは前シリーズから続投しています。三天戦争編から登場する新キャラクターは、2025年6月22日に瓦城千咒役の伊瀬茉莉也が、2026年3月29日に明司武臣・今牛若狭・荒師慶三・寺野 南の4役が発表されました。下の表は公式サイトのCAST欄(三天戦争編)から主な役を抜き出したものです。
| キャラクター | 声優 | 公式紹介での立場 |
|---|---|---|
| 花垣武道(タケミチ) | 新 祐樹 | 主人公。東京卍會の壱番隊隊長 |
| 橘 日向(ヒナタ・ヒナ) | 和氣あず未 | タケミチの中学時代の唯一の恋人 |
| 橘 直人(ナオト) | 逢坂良太 | ヒナタの弟で警察官 |
| 佐野万次郎(マイキー) | 林 勇 | 東京卍會の総長 |
| 龍宮寺 堅(ドラケン) | 福西勝也 | 東京卍會の副総長 |
| 松野千冬 | 狩野 翔 | 壱番隊副隊長 |
| 三ツ谷隆 | 松岡禎丞 | 東京卍會の創設メンバー、弐番隊隊長 |
| 柴 八戒 | 畠中 祐 | 弐番隊副隊長 |
| 三途春千夜 | 岡本信彦 | 伍番隊副隊長(天竺に合流) |
| 乾 青宗 | 榎木淳弥 | 通称「イヌピー」。壱番隊に所属 |
| 九井 一 | 花江夏樹 | 通称「ココ」 |
| 半間修二 | 江口拓也 | 稀咲の死後、逃亡生活を続ける |
| 佐野真一郎 | 松風雅也 | マイキーの兄。初代黒龍総長 |
| 瓦城千咒 | 伊瀬茉莉也 | 梵(ブラフマン)の首領【新キャラクター】 |
| 明司武臣 | 下鶴直幸 | 梵のNO.2【新キャラクター】 |
| 今牛若狭(ワカ) | 立花慎之介 | 梵の大幹部【新キャラクター】 |
| 荒師慶三(ベンケイ) | 星野貴紀 | 梵の大幹部【新キャラクター】 |
| 寺野 南(サウス) | 安元洋貴 | 六破羅単代の総代【新キャラクター】 |
このほか、公式サイトのCAST欄には溝中五人衆の千堂 敦(寺島拓篤)・山本タクヤ(広瀬裕也)・鈴木マコト(武内駿輔)・山岸一司(葉山翔太)や、天竺の鶴蝶(山下誠一郎)・灰谷 蘭(浪川大輔)・灰谷竜胆(下野 紘)らも並んでいます。
主要キャラクター紹介
以下の紹介は、公式サイトのCHARACTER(三天戦争編)の記載をもとにしています。
花垣武道(タケミチ)
人生唯一の恋人ヒナタと東京卍會の仲間を救うため、タイムリープを繰り返して東京卍會の壱番隊隊長になった主人公です。天竺との抗争「関東事変」では、中心メンバーが不在のなかで奮闘し、駆けつけたマイキーとドラケンの援護を受けて、すべての元凶である稀咲との直接対決を果たしました。
佐野万次郎(マイキー)
東京卍會の総長で、通称「無敵のマイキー」。最愛の妹・エマの死を乗り越えて天竺総長イザナとの対決を制し、抗争の終わりを宣言しました。タケミチからタイムリープの一部始終を聞き、「ある決断」をします。公式サイトは2026年6月に「12年後のマイキー」、8月に「関東卍會のマイキー」のキャラクター設定を公開しました。マイキーの兄・佐野真一郎は初代黒龍総長を務めた伝説の存在で、公式紹介には「死してなお、さまざまな人物に影響を与え続けている」とあります。
龍宮寺 堅(ドラケン)と松野千冬
ドラケンは東京卍會の副総長で、喧嘩の腕っぷしだけでなく精神的にもマイキーを支える存在です。千冬は壱番隊副隊長で、タケミチが相棒として心を許し、タイムリープのことも知っています。一人でも天竺を倒しに行こうとするタケミチに、笑顔でついていくと伝えた人物でもあります。
橘 日向(ヒナタ)と橘 直人(ナオト)
ヒナタはタケミチの中学時代の唯一の恋人で、現代では東京卍會の抗争に巻き込まれて殺されてしまう人物として描かれてきました。弟のナオトは警察官で、彼との握手がタケミチのタイムリープのトリガーになっています。
新勢力「三天」
公式サイトで紹介されている三天戦争編の新キャラクター5人は、梵(ブラフマン)と六破羅単代のどちらかに属しています。人物紹介では、この2チームがいずれも東京三大勢力“三天”の1チームと説明されています(図3を参照)。
- 梵(ブラフマン):新宿区を拠点とする集団。首領は瓦城千咒。NO.2の明司武臣は「軍神」の異名を持ち、タケミチをスカウトしにきます。大幹部の今牛若狭(ワカ)と荒師慶三(ベンケイ)は「最強コンビ」と呼ばれています
- 六破羅単代:港区を拠点とする最大の勢力。総代は「無双のサウス」こと寺野 南です
- 関東卍會:先行上映会の公式レポートに「三天戦争編で新たに登場する組織」と注記されています。8月公開のキービジュアルでは、マイキーが関東卍會の特攻服をまとっています

関東卍會の拠点や役職、三天との関係は、2026年10月26日時点の公式サイトの紹介文には書かれていません。解説サイトには関東卍會を三天の残る1チームとする整理もありますが、参照した公式の紹介文では確認できないため、本記事では所属を区分せず、図3でも3組織を並べて紹介しています。
作品のテーマ
アニメ公式サイトは原作を「『新宿スワン』の作者・和久井健が贈るタイムリープサスペンス」と紹介しています。講談社の作品紹介にある「恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する」という一文が、シリーズを通した軸です。
三天戦争編では、その目的のひとつだった「ヒナタが生きている未来」には、物語の序盤で手が届きます。公式STORYが示すのは、その未来にマイキーがいないという新たな問題と、「最後のリベンジ」という言葉です。2026年8月公開の第4弾PVは「マイキーを救うため再び過去へと戻るタケミチ」を描いたと公式は説明しており、タケミチとマイキーを描いたキービジュアルの告知文も「これまでとは異なる二人の関係性を感じさせる」と書いています。公式の説明に沿えば、タケミチが過去へ戻る目的は、ヒナタを救うことからマイキーを救うことへと移っていきます。
見どころ
JO1とgo!go!vanillasの主題歌
オープニング主題歌はJO1「IGNITE」で、2026年7月20日に発表されました。エンディング主題歌はgo!go!vanillas「トリックスター」で、8月10日に発表されています。2026年9月6日の先行上映会でJO1の白岩瑠姫は「IGNITEは燃やすという意味があるので文字通り、心を燃やしながら歌いました」と話し、豆原一成は「みんなで多数の曲の中から選定して、これでいこうと全員で意見を出しあって作った」と語っています。ノンクレジットのOP・ED映像は10月3日に公式から公開されています。
JO1公式サイトによると、「IGNITE」は2026年9月9日に先行配信が始まり、11月18日発売のJO1 11TH SINGLE『AAO』の1曲目に収録されます。go!go!vanillas公式サイトでは、「トリックスター」は9月30日発売のシングルとして案内され、カップリングに「宝石」「ICK」の2曲が入っています。
先行上映会で語られた第51〜52話
先行上映会はTOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれ、新 祐樹、林 勇、福西勝也、狩野 翔らメインキャストとJO1のメンバーが登壇し、第51話と第52話が上映されました。公式レポートによると、『東京リベンジャーズ』のイベントにアーティストが実際に出演したのはこれが初めてです。林は初お披露目となる関東卍會の白い特攻服で登壇しました。
キャストのトークでは、第51話がドラケンにとって重いエピソードであることから、福西が収録現場であまり話さず集中していたことが語られました。第52話については、バレンタインデーのお返しに奔走するタケミチと千冬の“T2D2大作戦”が描かれると紹介され、狩野は「千冬らしくやってくださいっていうのと、かっこつけてやってください、別人でいいです……といろいろなテイクを録りました」と、収録での試行錯誤を明かしています。福西はエンドロールのキャスト順が変わったことに触れ、新しい章に入ったことを感じさせると話しました。
PVで段階的に明かされた新章
公式は放送前に4本のPVを公開しました。2025年6月の第1弾PVには、瓦城千咒のセリフや、天竺との“関東事変”を制して成長した東京卍會の幹部陣、東京卍會の解散を発表するマイキーの場面が収められています。2026年3月の第2弾PVには明司武臣・今牛若狭・荒師慶三・寺野 南が登場し、6月の第3弾PVでは12年後のマイキーと三途春千夜が登場しました。
放送・配信情報
以下は2026年10月26日時点の公式サイトON AIRページの情報です。最新の情報は公式サイトのON AIRページで確認してください。
テレビ放送
| 放送局 | 放送開始日 | 放送日時 |
|---|---|---|
| MBS | 2026年10月2日 | 毎週金曜深夜1時23分〜(公式ON AIRの通常枠。第53話は1時33分に変更。ほかの回も変更される場合あり) |
| TBS | 2026年10月2日 | 毎週金曜深夜1時23分〜(公式ON AIRの通常枠。第53話は1時33分、第54話は1時28分に変更) |
| CBC | 2026年10月2日 | 毎週金曜深夜1時53分〜 |
| BS-TBS | 2026年10月2日 | 毎週金曜深夜2時30分〜 |
| AT-X | 2026年10月3日 | 毎週土曜夜9時〜(リピート:毎週火曜朝4時30分〜、毎週土曜朝6時〜) |
| tys テレビ山口 | 2026年10月5日 | 毎週月曜深夜1時25分〜(※初回の10月5日は深夜1時30分〜。第53話〈10月19日〉も深夜1時30分に変更) |
このほか、HBC北海道放送、仙台放送、SBS静岡放送、RCC中国放送、TNCテレビ西日本など各地の局でも放送され、公式発表では全25局です。放送時間は週によって変わることがあり、たとえば第53話はTBS・MBSで特別編成のため10分遅い10月16日(金)深夜1時33分からの放送になりました。TBSの2026年10月23日放送分の番組ページにある深夜1時28分は、第54話の放送時刻です。公式ON AIRページに載っているTBSの通常枠は、金曜深夜1時23分です。
配信
| 配信開始日 | サービス |
|---|---|
| 2026年10月2日 | ディズニープラス |
| 2026年10月5日 | バンダイチャンネル、クランクイン!ビデオ、dアニメストア、DMM TV、FOD、Hulu、J:COM STREAM、Lemino、milplus、ニコニコチャンネル、Prime Video、TELASA、U-NEXT、Video Market |
| 2026年10月10日 | TVer(最新話の期間限定無料配信) |
配信の曜日・時刻と、見放題で見られるか都度課金(レンタル)かは、視聴前に公式ON AIRページと各サービスの作品ページで確認してください。配信時刻は回によって変わることがあり、第53話は特別編成に合わせてディズニープラスの配信時刻も変更されました。dアニメストアでは、三天戦争編はレンタル(都度課金)作品として扱われています(2026年10月26日確認)。
原作情報
原作は、『新宿スワン』で知られる和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』です。2017年に講談社「週刊少年マガジン」で連載が始まり、同誌の2022年11月16日発売号で連載を終えました。単行本は全31巻で、最終31巻は2023年1月17日に発売されています。
講談社の作品ページでは、2020年5月12日に第44回講談社漫画賞の少年部門を受賞したことと、「世界累計8000万部突破」の記載が確認できます。同じページでは、全巻をフルカラー化した『極彩色 東京卍リベンジャーズ Brilliant Full Color Edition』も紹介されており、その第31巻は2024年4月17日に発売されました。アニメ三天戦争編が原作のどの巻・話から始まるかについては、公式の発表は見当たりません。
まとめ
- 放送:2026年10月2日から順次、全25局で放送。MBS・TBS・CBCは“アニメイズム”枠で毎週金曜深夜(MBS・TBSの通常枠は1時23分、TBSの第54話は1時28分)、AT-Xは毎週土曜夜9時。全13話(第51〜63話)
- 物語:東京卍會の解散を経て、タケミチはヒナタが生きている未来にたどり着くが、そこにマイキーの姿はない。公式STORYは“三天時代”での「最後のリベンジ」と紹介
- スタッフ:監督は小平麻紀に交代し、初見浩一はシリーズ構成協力。シリーズ構成・音楽・アニメーション制作は前シリーズから継続
- 新勢力とキャスト:梵(ブラフマン)の瓦城千咒に伊瀬茉莉也、六破羅単代の寺野 南に安元洋貴など。関東卍會も新たに登場
- 主題歌:OPはJO1「IGNITE」、EDはgo!go!vanillas「トリックスター」
- 配信:公式ON AIRページ(2026年10月26日時点)では、ディズニープラスが2026年10月2日から、dアニメストア・U-NEXTなど14サービスが10月5日から、TVerが10月10日から最新話の期間限定無料配信。配信時刻や見放題かどうかは各サービスの作品ページで確認が必要









「最強コンビ」と聞いて、今牛若狭(ワカ)の名前が気になったんだよね。「牛若」は源義経の幼名で、五条大橋で武蔵坊弁慶を負かした逸話の主役だ。ベンケイこと荒師慶三と並べると、主従コンビを意識した名付けだと思う。義経と弁慶の組み合わせは歌舞伎や能でも定番の題材だから、知っていると梵の大幹部二人がどう動くのかが、いっそう楽しみになる。
ヒナタが生きている未来に序盤で届いたことで、この編の推進力はマイキーを取り戻す方向へ移ったように見えます。ヒナタの救済という目的が一区切りついたことで、タケミチが戻る理由がはっきりしました。シリーズの積み重ねをうまく活かしていると思います。ただ、マイキーの不在を埋める役割が三天の新勢力に分散すると、喪失感が薄まってしまうのは惜しいところです。『ある決断』の重みを残りの話数でどう描くかが、この編の強さを決めそうです。
「三天時代」「最後のリベンジ」と煽る割に、第51〜52話の範囲では三天の連中はまだ戦っていない。梵も六破羅も、今のところ名前と肩書きだけだ。
マイキーのいない未来を見せた時点で、本当の敵は新勢力より「マイキーをどう取り戻すか」の方だろ。そっちの話が薄いと、三天は飾りのまま終わりそうな気がする。マイキーが抜けた穴を埋める役も、まだ見えてこない。