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プラチナエンドの58話、最終回 ネタバレあらすじ解説

プラチナエンド』の58話、最終回のをネタバレしつつ、あらすじ解説します。

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「私が“生きる希望”をあげる」 架橋明日は家族を事故で失い、引き取られた親戚のもとでも辛い日々を送っていた。全てに絶望した少年は、中学校を卒業したその日、ビルの屋上から身を投げる。しかし、少年はそこで1羽の天使と出会う――!?

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1分で『プラチナエンド58話、最終回』のあらすじネタバレ解説

手毬からの架橋夫妻との関係について問われ、米田教授は友達などいないと返答する。

無理矢理「友」をつけるなら戦友と付け加える米田だったが、花束と手紙を貰ったお返しをしなくてはいけない事に不満を漏らしながらもどこか嬉しそうな様子も見せる。

天空から眺めていた中海神は米田の様子を見てにナッセの言った通りかと納得すると他の人の様子を覗き見る事にした。

神争奪戦を戦った仲間達の現在を覗き見て幸せそうで良かったと安堵する中海神は今度は死にたい人間を探し始める。

しかし、毎日のように多くの人間が神の手を借りなくても勝手に死んでいく現実を目の当たりにしてしまう。

それどころか暴力、貧困、戦争など悲惨な現状や神に祈りを捧げる人間たちに驚きを隠せない。

自分の中の神に問いかける中海神は何もしないという前の神の答えに戸惑う。

何もしないならば神など不要じゃないか、そもそも神自体が偽りのものだと中海神の中で疑いが深まる。

中海神は自分がいなくなれば赤の矢も消えてクリーチャーがいなくなったことが博士に伝わると考えた。

様子がおかしいことを心配するオガロに大丈夫だと返答する中海神の指示でぺネマ・バレ・ルベルたちを呼び寄せる。

天界なら誰にも迷惑はかからないと中海神は前の神の静止も効かずに行動を起こした。

呼び寄せられて神の座に到着した天使たちの姿が次々に消えていく。

神の異変を察知して振り向いたオガロの前に自分に白の矢を突き立てた中海神の姿があった。

わずかな間だけ目を離していた瞬間に不覚をとったオガロは中海修滋の強い思いが融合を遅らせていたと悔いる。

神が自殺してしまったことによって終焉を迎えた天界

闇に飲み込まれていく様子を眺めてムニに天界の破壊をおめでとうと言うナッセ。

隣にいたムニも消えてしまい消滅を知ったナッセはバイバイと別れの言葉を呟いた。

赤の矢の消滅に驚く米田は助手から世界中で人間が消滅する事件が起きているニュースを知る。

花屋を営む架橋夫妻の目の前からも売り物の花が消えてしまい……。

小学生たちの消失や無人になったバイクの事故を目撃する明日。

ロンドンやエジプト、ニューヨークなど世界中で次々に人間たちが若いものから順番に姿を消していった。

世界中に起きている異変を聞き、赤の矢も消えて天使もいないことから米田は中海神の身に何かあったことを察知して天を仰いだ。

怖がらなくていいと明日は咲の手を取り必ず訪れる死の瞬間が今なだけ、ナッセやルベルに救ってもらわなければ2人はとっくに死んでいたのだと語る。

天使に救ってもらったことを感謝し、幸せをもらえたことを喜ぶ明日。

明日は咲と一緒に死ねることを幸せに思っていた。

私も、と明日の言葉に同意する咲。

周りの人々が次々に消えていく中で愛を確かめ合った明日は最後にナッセにありがとうの言葉を胸にして咲と共に消えてしまった。

中海神からのメッセージを受け取った米田は地球上の生命を創り、無にできる物が神だと確信する。

ムニの狙いは天界のみならず人類をも破壊することだったと気がついた米田は人類が地球で最も進歩した動物として最期を迎えれるのなら光栄だと思っていた。

そして中海は自分の説が間違っていたのか疑問を抱くが、自分がクリーチャーをはっきりと見ていたことから否定する。

全ての命を消すことが出来るクリーチャーの存在意義について考察する米田に声をかけようとする手毬も姿を消した。

命を殺す事を目的としたクリーチャーが人類が到達していない科学の産物であることを確信し、正体に辿り着いた瞬間に米田も他の人間たちと同じく消滅してしまう。

人類が消えてしまった都会は徐々に荒れ果てていき、地球は死の惑星になってしまった。

神を作ったものは自らの死を欲し、死が訪れると決まっていてこそ命を燃やし命を輝かせることができると語った。

プラチナエンド58話、最終回』の感想と考察

神選抜戦が終わった後の話でどうなってしまうのかと思いきや滅亡エンドとは驚かされました。

神になった中海修滋は人類に影響は及ばないと考えていたようですが、神の存在がある種の自爆スイッチのようになっていたんですね。

予定調和のハッピーエンドで終わらないのは「DEATH NOTE」に繋がる『らしさ』にも思えます。

「DEATH NOTE」のライトもですが、どのように終わりを迎えるのかは大場先生の片隅にある考え方なのでしょうか。

山を仰いで神に祈る教徒たちの姿があの作品のラストと重なるのも意図的のように思えてきてしまいます。

天界の終わりを目の当たりにしながらどこか満足げに別れを告げるナッセ。

異常事態にも関わらず人智を超越した存在について探究し最後は辿り着いた米田我工。

神になりながらも最後は人間として自分の意思で終わりを迎えた中海修滋。

世界が終わりを迎える中でも悲観するどころか今までの事を幸せのように思っていた架橋明日と結婚して一緒になった咲。

そういった登場人物のそれぞれ最期の迎え方は印象的でした。

期間をおいて先生方の新作が始まることもあるのでしょうが、読者たちを良い意味で裏切ってくれる壮大な作品が生まれることを期待してしまいます。

まとめ

今回は『プラチナエンド』についてあらすじをネタバレしつつ、感想、考察をまとめました。
第1話を読んで『プラチナエンド』へ興味もってもらえたら、ぜひマンガで読んでみてくださいね。U-Nextならかんたんに続きを見ることができますよ!

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