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終末のワルキューレ:呂布奉先の神器錬成と必殺技を解説!

卑怯な裏切り者?
否!
三国1の武将はこいつだ!
呂布奉先!!

終末のワルキューレ:呂布奉先の神器錬成と必殺技を解説!

呂布奉先にヴェルンドとワルキューレ

神器名:方天戟

戦乙女:ランドグリーズ(戦乙女四女)

名前の意味するものは「盾を壊す者」。
神側代表、先鋒はトールであろうと予想したブリュンヒルデにより呂布のパートナーに選ばれた戦乙女。
穏やかで優しい雰囲気の少女。呂布の方天戟に神器錬成(ヴェルンド)する。
「盾を壊す者」の名前に相応しく、トールが装備している鉄の手袋の神器、ヤールングレイプルを破壊した。
トールの神器である手袋を破壊するなど快進撃を見せたが、最後はトールの覚醒雷槌と呂布の天喰のぶつかり合いに負け、呂布と共に消滅した。

呂布が生前愛用していた方天戟へと神器錬成する。トールの神器であるミョルニルから放たれるトールハンマーを受け止め切れるほどの耐久力を誇る。
また盾を壊す者というランドグリーズの名前の力もあり、相手の神器を破壊できる能力も兼ね備えている。
2度もトールの攻撃を受け切ったが、最後は本気の覚醒雷槌の威力に耐えきれず崩壊。そのまま人類側の敗北と共に呂布と一緒に消滅した。

呂布奉先の必殺技

天喰(そらぐい)

神器錬成によって生み出した方天戟の1番下の部分を掴み、全力で振りかぶって相手に全身全霊の威力を込めて振り下ろす大技。天を切り裂くほどの凄まじい威力からその名前がつけられた。

作中呂布は基本的に技名のある技を放たないが、作中唯一技名の出た呂布の必殺技。
生前、この世で自分が最強であり、もう自分を超える強さを持ったものが現れることがないだろうと悟った呂布であったが、死の前に究極の必殺技を完成させていた。

しかしながら前述の通り自分より強い者がこの世にいないため、生前この技を使用する事は叶わなかった。

崖に登り、影の先端で大量の檄を用意した呂布。呂布はそれを空目掛けて何度も何度も振り下ろし続けた。

呂布の振り下ろす力に耐えきれず、檄は次々倒れて使い物にならなくなっていったが、それでも尚渾身の一撃は完成しなかった。

しかしある日、家臣の陳宮がその様子を固唾を呑んで見守る中、遂に、雲がかかった空の雲を分断するほどの究極の一撃が完成する。これが天喰である

壊れない武器である神器の方天戟との相性はまさに抜群。

両足を破壊されてしまった呂布であったが、愛馬である赤兎馬に跨り、この天喰によって勝負を決めようとする

好敵手として呂布を認めていたトールは、好敵手の全身全霊渾身の一撃に応えるべく、呂布の両脚を破壊した覚醒雷槌よりも更に力を込めた最大威力の覚醒雷槌で迎え撃つ。

お互いの強さを認め合ったお互いの全力の一撃がぶつかり合い、その結果呂布が力負けし、神器である方天戟は大破、自身も両腕が再起不能な程の大ダメージを負ってしまう。

もはや反撃の手段もなく、生前叶わなかった自分より強い相手との戦い、そこに己の全力を一切惜しみなく出し切ったことに満足し、最後は頭からトールに特攻する。トールは呂布の頭部をミョルニルで粉砕し、第一試合はトールの勝利で幕を下ろす。

勝利したトールだったが、好敵手と認める相手を失ってしまったことにどこか悲しげな表情を浮かべていた。

史実の呂布と元ネタ

呂布は三国時代の英雄で、字は奉先。
剛勇で勇猛、武術だけでなく武芸にも秀でていたとされる。
最初に丁原(ていげん)という人物に仕えていたが、その当時最も力を持っていた董卓(とうたく)からの誘いにより、主君である丁原を殺害して董卓軍へと移る。
その後董卓と父子関係を結び、董卓の護衛も務めていた。
しかしながらそんな董卓のことも裏切って殺害し、今度は三国志の英雄、劉備の元へと転がり込む。劉備の元にしばらく仕えるが、劉備すらも裏切ろうとしたために最後は早々に捕らえられて処刑されてしまう。
処刑の間際、曹操に、自分を曹操軍に入れてくれれば活躍できるはずだと処刑を免れようと懇願し、曹操も呂布の武勇を買っていたため、提案を飲もうとするが、曹操は家臣に「董卓や丁原のことをお忘れか」と諭され、呂布の処刑を実行した。
呂布は史実や文献によって様々だが、大男で方天戟を振りかざし、真っ赤な馬の赤兎馬に跨っている姿、また何度も裏切りを繰り返す人物像は共通している。

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