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終末のワルキューレ人物紹介『零福』6回戦の神陣営

終末のワルキューレ人物紹介!
今回は「零福」について紹介します。
零福は七福神が合体した姿です。男女、爺婆入り混じって、この姿?!という驚愕から始まります。

終末のワルキューレ人物紹介『零福』6回戦の神陣営の解説

終末のワルキューレ』本編44話から登場。
第六回戦、神側の出場者。七福神が合体して、ひとつの神になった姿である。
しかし、その実は逆。
元々零福というひとつの神であったものが、己を制するために、身と心を七つに分けた姿こそが、七福神だったのだ。
釈迦が人間であったころから因縁があり、釈迦のことを強く憎んでいるのであった。

プロフィール

出典:オリジナル
地域:インド
好きな物:人の幸福
嫌いな物:人の不幸
天敵:釈迦

人物

元々温和で人間大好きな神だった。
不幸に見舞われている外界の人間たちの姿を悲しく思い、自分が不幸を吸い取り、肩代わりすることで、人々を幸せにしようとした。
それと引き換えに、零福はボロボロになってしまう。
しかし、何の対価なく不幸でなくなった人々は、堕落していく。
こんなはずじゃなかったと嘆いていると、自分の理想を叶えている存在に気づく。
それは、他の神ではなく
人間。
そう、釈迦だった。
憎しみに焼かれ悪伸とならんとしたとき、零福は自らの身を7つに分け、それを未然に防いだのであった。

能力

不幸を吸い取る。

必殺技

不明

武器

斧爻(ふこう)

終末のワルキューレ人物紹介『零福』6回戦の神陣営の感想と考察

零福が悪神になるまでのエピソードは、アイルランドの作家オスカー・ワイルドの短編小説「幸福な王子」が元ネタだと思われます。違うことがあるとすると、それはツバメがいてくれたかどうかかもしれませんね。
ほかには、FateZeroの聖杯問答が思い出されます。
イスカンダルは言います。
「救うのと導くのはちがう」
「王とは導くものだ」
*意訳
人民を救って救って救い続けた。アーサー・ペンドラゴンに向けての言葉です。
そうです。

この聖杯問答の、イスカンダルの言っていることやりとげたのが、釈迦なのです。
まあ、言っていることっていう意味だと化物語の忍野メメも同じですかね。

そして、何も求めず、ただ、救い続けたのがアーサーであり、終末のワルキューレでいえば、この零福なのです。

その人を救いたいのなら、
魚ではなく、竿の使い方を教えてあげなさい。

つまりはそういうことですね。

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