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人生の意味を知るコツを精神医学の研究から紹介します!

こんにちは、ぼくです。

あなたは何のために生きてますか?

もし、感覚としてあなたがその答えを持っているのだとしたら、きっと今までに大きな消失感を持ったことがあるのでしょう。

人生の意味を理解する実験

カリフォルニア大学サンディエゴ校で精神医学を研究するAwais Aftab氏らの研究チームは、21歳から100歳までの被験者1042人を対象にアンケート調査を行いました。
by GIGAJIN

21歳から100歳までということで、幅広い年齢層に対して実験したことには大きな意味があると思います。
年齢比がちゃんと同じになっているかは気になりますが・・・
100歳の人を21歳の人と同じだけ集めることができたのだとしたら、カリフォルニア大学すごいですね。

人生の意味を理解する結果

このアンケートの結果、「人は60歳前後で人生の意味を知った実感を得られる傾向がある」と示されました。60歳前後の回答者は「人生の意味を探している」と答えた人が最も少なく、「人生の意味の存在を感じる」人が最も多いとのこと。
by GIGAJIN

60歳以上で、人生の意味を実感している人が多いそうです。
種明かしをすると、人間は求めていたものの充足によって人生の意味を測っているようです。

若いうちは、キャリアを積み上げることが目的となっており、それが多くの人の場合完成するタイミングが5、60歳程度で、そこがピークになります。
ところが60歳を超えると、その積み上げてきたものが、健康問題や退職によって失われ、また人生の意味を探し始めるのだそうです。

そして、そこで見つけた人生の意味が、本当の意味で「人生の意味」だと感じるのだとか。
心理学でいうところの葛藤の話になりますが、適応規制がうまく行かないほどの欲求・緊張に対して、合理的規制がうまく行った場合、それを人生の意味だと考えるのでしょう。

ここでいう合理的規制は、説得のことです。
自分自身の説得。
これが人生の意味を知るコツだと思います。

まず、実験結果から出てきた、健康問題の例でいえば、健康問題という障壁は、基本、適応規制を働かせて、努力で解決しようとしても、もうどうしようもないことはあります。
これを逃避規制に回してしまった場合や防衛機制に回してしまった場合、何となくある緊張や不安感は継続し続けるのだと思います。

そこで、一段上の規制に立ち返り、努力ではどうにもならないことを、自分で自分を説得させられるか、が鍵になります。

人生の意味を知る実験のまとめ

強い消失感の後に得たものは、何者にも変えがたいもの(人生の意味)だと人間は錯覚する。

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