週刊少年ジャンプで連載中「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーのあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
死滅回游を終わらせるための準備。
禪院真希は、禪院家に呪具を取りに向かった。
呪具が収められている忌庫。
そこで待っていたのは、真希の父、扇だった。
五条悟開放の共謀で、禪院真希、真依。そして、伏黒恵を誅殺し、禪院家のすべてを取り戻すために。
そして、禪院扇は、禪院真希を切ったのだった。
「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーのネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーの解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーの結末
真依が死んだ。
一卵性双生児は、呪術的には同一人物。
ふたりに分かたれていた因果がひとつとなり、それは成った。
伏黒甚爾と同じ力に目覚めた禪院真希は、父、禪院扇の頭部を両断し打倒するのだった。
「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーの登場人物
呪術高専
虎杖悠仁、主人公。宿儺の器。九相図10人目。
伏黒恵、主人公の同級生。禪院家当主に繰り上がり当選。
五条悟、虎杖の恩師。「僕無敵だから」。六眼と無下限術式の使い手。
乙骨憂太、特級呪術師。虎杖抹殺指令を受けている。
禪院真希、2年。フィジカルギフテッド。
九十九由基、特級術師。天元と関係を匂わせている。
夜蛾正道、東京校学長。楽巌寺嘉伸に殺された。
パンダ、夜蛾正道が作った完全自立型呪骸。
九相図
脹相、虎杖公認お兄ちゃん。九相図の長男。
死滅回游泳者
来栖華、1000年前の術師。術式無効化の術式を持つ。「天使」を名乗っている。
伏黒津美紀、伏黒恵の義理の姉。
高羽史彦、売れないお笑い芸人。
禪院家
禪院真依、禪院真希の妹。
禪院直哉、細め関西弁。
禪院扇、真希、真依の実父。
その他
羂索、加茂憲倫、夏油の本体にして、黒幕。
夏油、羂索の今の器。
加茂憲倫、歴代最悪の術師。加茂家の汚点。過去の羂索の器。
祈本里香、乙骨の術式。特級過呪怨霊。
「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーのあらすじ
禪院扇。
禪院真希、真依の父。
本来であれば、何に変えても娘の味方であるはずの男がしたことといえば、愛娘ふたりを斬り伏せ、それを誇らしげに、語ることだった。
当主に選ばれなかったのは「おまえたちのせいだ」と、血を流した娘を引きずりながらひとり語りする。
子どもが親の足をひっぱるとはなにごとだ。
無情に言い放ち、動けないふたりを「訓練と懲罰の部屋」へ放り投げた。
「さらば、我が人生の汚点」
そう言い残し、禪院扇は呪霊の群れの中に動けない実の娘たちを放置し、去っていった。
先に意識を取り戻したのは、真依だった。
「最悪」と言いながら、その顔は笑みを浮かべていた。
「いつかこうなると思っていたの」
禪院真希が目を覚ますと、海辺にいた。
となりには妹の禪院真依。
禪院家の「訓練と懲罰の部屋」にいたはずのふたりが実際に外界にいるはずもない。
そう、これは心象風景なのだ。
「これを作ったら私死ぬから」
あとはひとりでがんばりなさい。
真依は言った。
一卵性双生児は、呪術では同一人物としてみなされる。
だから。
「わたしがいるかぎり、あんたは」一生半端者なの。
余計なものはすべてわたしが持っていく。
「全部壊して」
全部だからね、おねえちゃん。
笑顔で彼岸に去る真依と、それを見送る真希はふたりが仲良く手をつないでいた童の頃に戻っていた。
禪院真希は目を覚ます。
真依は動かない。死んでいる。
夢ではなかった。
手には、呪具。真依が作ってくれた剣があった。
その剣をもって、真希は「訓練と懲罰の部屋」にいたすべての呪霊をまたたく間に祓う。
そして、「訓練と懲罰の部屋」を出ると、父にして妹の敵、禪院扇と対峙する。
余分なものをすべて失い、双子の片割れを失い、完全な一となった真希は、天与呪縛の完成形、あるいはバグ。
伏黒甚爾と同じ力を得た。
フィジカルギフテッドの先。
呪力からの開放。
人間の進化の形。
禪院扇におぞけがはしる。
それを打ち消そうと、術式「焦眉之赳(しょうびのきゅう)」を開放し、今度こそ実の娘を手にかけようとしたそのとき・・・
扇は頭部を切断されていた。
それにきづくこともできない間に間に。
葦を啣む真希
準備はここにととのったのだ。
「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーの感想と考察
真依が離脱してしまいました。
アニメではじゅじゅさんぽで、東堂とアイドルのイベントへ行く微笑ましいシーンなどがありましたけれど、
ああいう日常がもう訪れることがないのだとおもうと悲しくなりますね。
ふたりのうちひとりがしに、完全になる。
最近リマスターが販売されたサガフロンティアのブルーとルージュのくだりを思い出しました。
あれの場合は、はじめからひとりであったものをふたつに分けていたという設定でしたが、
真依がいうところの、呪術的にはもともとひとりであるということですよね。
両面宿儺二人説なんてものもありますけど、
案外、このふたりひとり問答は、ここだけでおわらず、
話しの根幹の伏線にまるかもしれません。
パンダーと夜蛾正道の末期の会話もそうですが。
「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーのまとめ
今回は、週刊少年ジャンプで連載中「呪術廻戦」149話:葦を啣む-2ーのネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!