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不滅のあなたへ人物紹介:6代目継承者カハクを解説

不滅のあなたへの6代目継承者カハクについて解説します。

不滅のあなたへ人物紹介:6代目継承者カハクを解説

不滅のあなたへの守護団長であり、ハヤセの6代目継承者カハクのプロフィール、人物像をまとめたあと、活躍を各編ごとに解説します。

プロフィール

性別:男性
出身:ヤノメ
所属:守護団
年齢:?歳

人物

守護団長でハヤセの6代目継承者。
継承者としてはじめての男性。
カハクの母が、女児を生む前に死んでしまったためである。
初めは、フシに性的には興味ないとしていたが、
パロナの姿でいるフシに惚れてしまう。
そこからは、どの姿であるか関係なく、フシという存在を愛するようになる。
初めこそ、ヒサメよりで、真面目な好青年であったが、
だんだんと、ハヤセのような狂気を見せるようになっていく。
最終的には、フシのためと、自ら左手に宿したノッカーとともに投身自決。

活躍

初登場

大今良時/講談社

61話に初登場。
街から街へと転々としていたフシの下へ危機を知らせにやってきた。

ニナンナ編

出番なし

ヤノメ編

出番なし

タクナハ編

出番なし

ジャナンダ島編

出番なし

サールナイン島編

出番なし

ウラリス王国編

フシはノッカーと戦う聖戦士であると、守護団は広めてきたが、
それを異端とする一派が、フシを悪としている。
フシがいるからノッカーがやってくる。
そのせいで、守護団はじめ、フシの信奉者も迫害の対象になってきている。
その状況をかえるため、フシに仲間になってくれるよう頼んだ。

反フシ守護団の筆頭はベネット教。
フシは初めの少年の人相で金貨1000枚の報奨金が設定されたお尋ねものになっている。
カハクは、姿をかえるよう進言するが、却下された。

守護団はノッカーから人々を救っていた。
ノッカーから救われた人々は、守護団の支持者になり、フシの信奉者になっている。
そんな彼らに姿を見せてやってほしい、とカハクはフシにお願いした。

フシは快く引き受けた。

大今良時/講談社

街の人達の願いをフシが叶えていると、
フシと守護団を異端とする連中が強襲してきた。
カハクは、左腕のノッカーを自分の一部のように自在に使い、撃退する。

身の安全のため、再度、姿をかえるようフシに依頼すると、
今度はフシはそれに従った。

そして、パロナの姿で行動することで決定するのだった。

パロナの姿に心がときめいたカハクは、
以来、フシに愛する女性に接するように接するようになる。

大今良時/講談社

そんな旅路。
ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリス王子の罠で捕縛されてしまう。

ウラリス国につくと、晩餐に招待される。
その中で、フシは守護団が管理していると、ウラリス王へ告げる。
それはフシに関する最古の本「ハヤセ文書」にかかれている、と。
他には、医師サンデルの本とトナリの日記が広く販売され出回っているのだそうだ。

トナリの姿には、守護団の前でしかなっていないことから
守護団が日記を盗み、改変し、販売したのだと、フシの怒りの対象になってしまうカハク。

それでもフシから離れず、信頼を取り戻すためにがんばっていたある日、
「男同士でも好きになるのか?」とフシに尋ねられ、ドキリとする。

そして、逆質問。
「フシはどちらを好きになるんですか?」
と、「男を好きになってもいいと思います」
自分の願望を吐露する。

その後、イルサリタ国のウガ城にて
王の娘を助けてほしいと依頼され、王の娘を蘇生したあと、
街で見かけた人形に恋をしたような目をするフシをみて、カハクは内心(よかったフシは女の子だ)と喜んだ。

大今良時/講談社

そしてカハクがプレゼントした恋愛小説をおもしろいと言うフシに、がまんならなくなり
勢いで告白してしまう。

大今良時/講談社

「私の妻になってほしいとおもいます」
「おれたちのはちがくないか?」
と、実感できないフシに「私が教えてあげます」と、ハヤセ、ヒサメとおなじように、フシを抱きしめた。
が、しかし。
パロナの姿でいたフシの身体はそれに拒絶反応を起こし、嘔吐する。

姿を変えカハクから逃れようとするフシであったが、
暴走するカハクは止まらない、どの姿でも愛することができる!
わたしを試しているのですねフシ!

かわいい!!!

と逆に興奮する。

大今良時/講談社

しかし、フシにハヤセがパロナにしたこと(パロナとマーチを殺したのがハヤセであるという事実)を伝えられると、頭をかかえ、落ち着きを取り戻すのだった。

そして、カハクはしばらくフシ接近禁止令をだされるのだった。

そんなこんなしていると、エンタス市から招待状が届く。
フシの信奉者たちに迎え入れられるが、ベネット教の罠が仕組まれていた。

フシはそそのかされ、ボンはフシを差し出せば王にしてやると、説得される。
その姿を覗き見していたカハクは「フシを愛するものたちがゆるしません!」と
企みをくじくことを決意した。

鉄の箱に閉じ込められたフシを助けに向かったカハク。
しかし、鉄の箱はカハクのノッカーでもあけることはできなかった。

ほどなくして、
フシは鉄をも溶かす熱を獲得し、自ら脱出する。
だが、ボンだけは自らの意思で捕らえられたままとなっていたため、
それを助けたいというフシ。
カハクは協力した。
トナリの日記、原本に記載されていた睡眠毒のことである。
ニシアサガオだ。
フシはトナリの身体になり、ニシアサガオを含み刺激から獲得。
それを再現し、フクロウのリガードになり街中に散布し、ボンを助けることに成功した。

しかし、フシは悪魔認定されてしまう。
自分の不甲斐なさから、せめてもの償いにと、左てのノッカーを切除しようとするが、
ノッカーの抵抗にあい失敗する。
「おまけに好きな女性からは嫌われて子孫も残せない・・・」
守護団はもう終わりです、と。

意気消沈したカハクであったが、その後、左手に宿ったノッカーとフシの対話があり、ノッカーの目的が、ファイの身体からの解放だということがわかった。

フシは言う。「カハクおれにはおまえがまだひつようだ」

おまえも変化をたのしめ!

拍子抜けした顔で、カハクはうなずいた。

大今良時/講談社

次にノッカーに襲われたのはベネット教本山。
ノッカーを退けることができたフシたちだったが、
5体器が奪われ、フシは単独取り戻しにいく。

フシがノッカーを退治し、戻ると、フシのために甲冑を買って合流する。
まだ勝ち筋が見いだせく焦りを感じるフシをまたもノッカーが奇襲する。
カハクは「信頼を取り戻すんです!」と左手ノッカーと協力し、それを撃退した。

カハクのノッカーを通して、ノッカーたちのメッセージが届く。
次は大都市レンリルが襲撃される。

各自それに向けて準備と備えをするのだった。
その間、カハクは、フシにいわれたとおり、仲間にあたらしく加わった土器人少女のエコの面倒を見て過ごした。

レンリルの対ノッカーの備え。
それは都市ごとすべてフシが力で作り変える、つまりフシが都市そのものになるということだった。
フシが無理をして、疲労困憊であると考えたカハクは、なんとかフシを休ませようと努力する。
しかし、フシはカハクの目を盗んで、都市、オレ化をすすめるのだった。

そして、レンリルの戦いがはじまると、フシを側で守ろうとするが、フシに「おれから離れてくれ」と拒絶される。

フシはよく戦った。
感覚にふれるノッカーを適切に駆除していった。
しかし、都市をまるごと感覚を背負い守ることには、ひどく意識を摩耗させるようで、サンデルの格好のまま気絶してしまう。

戦士たちは、フシ不在のまま、ノッカーに戦いを挑み続けるのだった。

フシが次に目を覚ました時、多くの人間が死んでいた。
そして、その死んだ中には、カイ、ハイロ、メサールの3人も含まれていることを
カハクは、フシに告げた。

しかし、奇跡が起こる。
フシが分離した器に、成仏していないファイが入れば、また人間として生き返ることができるのだ。
しかし、それを知っているのはボンだけだった。

戦局は不死の戦士を手に入れ好転するように思えた。
しかし、内部で争いがおきる。

カハクは、良かれと思って味方の腕を切り落とした。
ノッカーに乗っ取られないためだ。

だが、それをみた味方兵士たちに捕縛されてしまう。

椅子に縛り付けられ、見張りに立っているカイを相手に、カハクは言った。
「わたしが守りたいのは、彼の人間性です」と。

このあと、カハクはどんどんと孤立していくこととなる。
見張りだったカイを殺して、フシの下に戻り、食事の準備をし、
カイ、ハイロ、メサールと仲良く食卓を囲むつもりが、
向けられた殺意に反応し、また3人を殺害してしまう。

大今良時/講談社

混乱するカハク。
疲労するフシ。

カハクは、フシに問う。
「どうしてほしいですか?」

するとフシはいった「楽になりたい」

その言葉を契機に、カハクの左手ノッカーはまた勝手に行動する。
フシに取り付き、すべての器を奪ってしまうのだった。

カハクは、左手ノッカーにやめるよう命令し、命令に従わないノッカーに左手ごと、痛みに耐えながら、切り落とそうとした。

しかし、すべての器を奪ったノッカーは、カハクの左腕を離れ、どこかへと姿をくらませてしまうのだった。

球にもどってしまったフシを助けたのは、ボンだった。
ボンの死によって、ボンの器を手に入れたフシは、霊が見えるようになり、
霊が、ファイがまだフシのもとを離れていない仲間の器を取り戻した。

仲間たちとレンリルでフシが戦っているころ、
カハクはひとりノッカーたちと戦っていた。

フシから奪った器すべてとカハクは戦った。
そして、それをたったひとりで打倒した。

しかし、生身のエコを殺すことはできなかった。
それを知ってか、左手ノッカーはエコに取り憑いて離れなかったのだ。

左手ノッカーとの取引。
カハクの提案を受け入れ、左手のッカーはふたたび、カハクの身に戻ることとなったのだ。

大今良時/講談社

そしてカハクはエコを迎えに来たカイにいった。
「わたしはもうもどりません」
そう告げると、ひとり姿を消すのだった。

フシたちが新しい世界について思いを馳せている間、
カハクはひとりベネット教本山を訪れていた。

悪魔を殺す地獄の業火を作りましょう。
そう提案して作った熱鉄の釜の中に自らノッカーといっしょに落ち、死亡する。

彼の最後の言葉は
「愛しています。フシ」であった。

大今良時/講談社

そして、左手ノッカーがフシから奪った大量の器を自らの命と引き換えにフシに返すことで
彼の人生は終わりを迎えるのだった。

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