第1話ネタバレ

ネタバレ1話『異世界おじさん』の結末まであらすじ

異世界おじさん第1話のネタバレあらすじ解説です。

ネタバレ1話『異世界おじさん』の結末まであらすじ

おじさん、目覚める。

2017年の秋、病院である男が目覚めたという連絡がありました。

17歳の時にトラックにはねられて昏睡状態だった叔父です。

イレルラーズ「グランバハマル」トナ ガルトエバ リレクス

病院で面会した叔父の一発目の挨拶でした。

17年間の昏睡で頭がおかしくなっている。

甥っ子はそう確信します。

気を取り直して、」あの…と声をかけた彼に叔父は急に「日本語」と口を開きます。

「異世界グランバハマルに17年いたがようやく帰ってきたぞ!スマンスマン。」

頭をかいて陽気に笑う叔父をよそに、甥っ子の気分は一気に暗くなります。

そこへかわいい看護師が検温に来ました。

最初の頃のような意味不明なカタカナ言葉を話す叔父を、看護師は慣れた様子で受け流して検温を済ませて出て行きました。

甥っ子、おじさんと話す。

看護師が出て行って、いよいよ甥っ子は叔父と2人っきりで話をすることになります。

叔父の姉の子供のたかふみだと自己紹介をすると、叔父は覚えていてくれていました。

大きくなったな、と感慨深い様子です。

他の親族は?と聞く叔父に、たかふみは辛い現実を話します。

昏睡状態の彼の処置を巡って家族で言っちゃいけないことをボロクソ言い合ったあげく離散してしまったので。

「うちの母も正直会いたくないって…」と続けるたかふみの話の途中で、叔父は何やらまたカタカナ言葉を呟きます。

イキュラスキュオラ…

そしてフーッとため息をついた後、鋭い目でたかふみを見つめてこう言いました。

「異世界にいた証拠を見せよう」と。

たかふみはとりあえず遠慮します。

おじさんの力が炸裂!

いいです、と遠慮したたかふみに構わず、叔父は壁に片方の手のひらをかざすと「ワーグレント・セルド!」と大声で唱えました。

そんな叔父を見て貴文は思います。

いや、ホントつらいな、と。

そして特に何も起こりません。

あれ?ワーグレント・マグナ!ワーグレント・ヒルド!と続ける叔父にたかふみは青ざめながら現実を伝えていきます。

不景気でうちも厳しいみたいだし、俺も色々あってバイトしているし、自立支援とかあれする書類を…と話すたかふみの目に衝撃の光景が飛び込んできました。

叔父がコップを宙に浮かせたのです。

「風よ戻せ」

こっちじゃ日本語なんだな、と呟きながら叔父が唱えると宙に浮いていたコップは元の位置に戻りました。

おじさんと甥っ子の進む道。

ほ、本物だ!とたかふみは驚愕します。

そんなたかふみに何かひどいことを言っていなかったかと尋ねる叔父ですが、たかふみの興奮は止まりません。

何も言ってないよ、とごまかしつつ叔父に今何をしたのかを尋ねます。

叔父はドヤ顔で指先から炎を出しつつ、「魔法だよ」と答えました。

そんなことよりゲームハード戦争はどうなったんだ?と叔父はたかふみに聞きます。

今更?と思うたかふみですが、17年間昏睡していた叔父にはその間のゲーム業界の情報を何も知らないのです。

たかふみからSE●Aが無くなったことを聞いた叔父は絶望した表情を浮かべ、再び何か呟きます。

記憶消去の魔法でした。

SE●Aの件はそれほどにショックだったのです。

それから一週間後、おじさんは退院しました。

たかふみは叔父の力を金に換えて食っていくことを決め、叔父とタッグを組みます。

手始めとしてのユーチューブでの動画公開で、6万円の公告収入をゲットした2人でした。

ネタバレ1話『異世界おじさん』まとめ感想

登場人物が今のところほぼたかふみとおじさんの2人だけなので、これから金に目がくらんだ他の親族が絡んできたりする展開もあるのかと考えてしまいました。

17年間昏睡していて記憶が無いためたかふみと組むことはおじさんにとってとてもメリットだとは思いますが、昏睡前もオタクで周りに迷惑をかけていたような節が見受けられるので、たかふみはこれから予想外の方向で苦労しそうな気もします。

とりあえずユーチューブでの動画の公開の滑り出しが順調なので当分は食っていけそうですが、何かミスをしてチャンネルを削除される可能性もあるのでまだ油断はできなさそうです。

しかし17年という月日は長いですが、おじさんは一体異世界で何をしてどういう立場まで上り詰めていたのでしょうか?

話が進むにつれて明らかになってくることを期待したいです。

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