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チェーソーマン人物紹介:支配の悪魔マキマの能力について紹介

チェーソーマン人物紹介:支配の悪魔マキマの能力について紹介

能力名:支配(しはい)

マキマは支配の悪魔であり、自分より格下と認識した人間や悪魔に小動物などを、その名前通り支配する能力を持っています。
支配した小動物からは耳を借りて、周囲の音や会話を聞くことができるようです。
この能力によって支配された対象の不都合な記憶を忘れさせたり、記憶の捏造もでき、男女問わずマキマに対して恋愛感情や尊敬など、強い好意感情を抱きます。

またこの支配はただ自分の命令に従わせると言うだけのものではなく、支配下に置いた悪魔の持っている能力や、支配下に置いた人間が契約した悪魔の持った能力を行使することも可能です。
作中でも支配の能力そのもので敵と戦闘していると言えるようなシーンはほぼなく、マキマが直接戦闘するシーンでは、支配下に置い人間や悪魔の行使できる能力を使って戦っています。

支配能力を使った印象に残ったシーン

マキマの能力を使ったシーンで印象に残る場面と言えば、第76話でマキマを殺害しにやってきた銃の悪魔を撃退したシーンでしょう。
頭を撃ち抜かれたマキマですが、その銃創から内臓が天使の輪のように頭上に浮かび上がらせると、銃の悪魔の頭上にも同じ輪が浮かび上がります

そしてそのまま黒瀬ユウタロウの契約した罰の悪魔、沢渡アカネの契約した蛇の悪魔、早川アキの契約した未来の悪魔、天使の悪魔、蜘蛛の悪魔の能力を使用。
銃の悪魔の頭上に浮かんだ輪から、多くの腕を持ち蛇かワニの上下顎のような長さと形状の状態を持つ悪魔と、刃物を持った大量の悪魔とが登場し暗転、という物語の最初期から何度も最終目的のように扱われてきた敵との戦いにしては、あっさりと言えばあっさりな戦闘シーンです。
描写的に、内臓で作った天使の輪(天使の悪魔)で、蜘蛛の悪魔の転移能力を使い、蛇の悪魔と罰の悪魔を地獄から呼び出したものと思われます。

直前の銃の悪魔による圧倒的な破壊描写と、それに反して被害や状況報告のようなモノローグのみで台詞も効果音も一切ない、戦闘シーンとしては異常な静けさ。
そしてマキマ(支配の悪魔)が圧倒的な強さを誇る存在だというのがわかる、インパクトの強い戦闘シーンと言えます。

支配能力についての謎

マキマの能力についての疑問としては、支配した相手との聴覚を共有する能力が挙げられるでしょう。
67話で、マキマは小動物の耳を借りる、周囲にネズミや鳥とかはいないから会話は聞かれていない、と言う発言をしています。
実際52話で大量のネズミを集め、ネズミの山の中から登場し「私も田舎のネズミが好き」と発言していることから、小動物を大量に支配して利用しているのは事実です。

ただしこれは諜報要員として小回りの利く小動物を利用しているだけで、支配している生物全部と感覚を共有できるのか、それとも小動物としか感覚を共有できないのかは明らかになっていません。

支配の能力に似た能力をもったキャラクター

登場作品:ビッグオーダー
能力:拘束する支配者(バインドドミネイター)
似ているポイント:自分の歩いた場所を領土とし、その上にいるモノを支配する能力です。
支配したモノは声に出して命令することで、物理法則も無視して操作することができます。
支配するための条件はマキマと比べるとかなり厳しく、心や精神には一切干渉できず、支配下に置いた相手の能力コピー自体もできませんが、他の能力者(オーダー)を操って能力を使わせることは可能です。
マキマのように支配能力とコピー能力両方を兼ね備えたキャラは他に見ませんが、相手を支配し能力を使わせられるという点では似ていると言えるでしょう。

まとめ:チェーソーマン人物紹介:支配の悪魔マキマの能力

「支配したものとの共有」が根本であり、支配力の方向性は、一方通行である。
つまり、ドラえもんのジャイアン「おれのものはおれものもおまえのものはおれものも」能力である。

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