終末のワルキューレキャラ紹介：『雷神トール』1回戦神陣営

終末のワルキューレ人物紹介！
北欧神話最強の神ということもあり、圧倒的な強さが印象に残るキャラクターである。
その見た目、言動、武器、必殺技、逸話、どれをとっても戦闘狂、闘いの神の名がふさわしく登場時は、相手が呂布ということもあり、非常にワクワクした。
闘い方も闘いの神らしく、小細工等はなしで、敵の攻撃を避けることもなく、真正面から受け止め、そして自分自身も一撃必殺の技を繰り出す、闘争そのものを楽しむ戦闘スタイルで、見ているこちらまで熱くなるような闘いを繰り広げてくれた。

終末のワルキューレキャラ紹介：『雷神トール』1回戦神陣営の解説

プロフィール

出典

北欧神話

地域

ノルウェーなど

好きな物

強者

嫌いな物

弱者

天敵

ロキ

声優

緑川光

外見

髪はルビーのような赤色で腰まで伸びた長髪。
体型的には細身で色白だが、その筋肉は身体の隅々にいたるまで、鍛えられており、最強の名に恥じない秘められたパワーを感じさせる。
顔は端正に整った顔立ちであり、その鋭く冷めたまなざしは、トール自身の退屈を表しているようだ。
服装は北欧神話に登場する神々が身につけているような白色の布製の服である。

性格

トールの性格を一言で表すと、最強ゆえに醒めている戦闘狂、である。
これまでの過去の中で自身に匹敵する敵に巡り合ったことがないため、日々退屈しており、常に強敵との闘いを求めている。
他者にはあまり興味がなく、神界や人間界の行く末にも気を留めない。寡黙で口数は少ない。

人物

北欧神話最強の神であり、別名：雷の狂戦士(バーサーカー)。

天界最強の武具と謳われ、その強烈な一撃は大地をも粉砕し、マグマに匹敵する灼熱は使用者をも焼き尽くす、と言われるハンマーのミョルニルを軽々と操り、敵を次々に滅ぼす。

また、天界最強の防具、鉄の手袋(ヤールングレイプル)も装着しており、これによって、ミョルニルの灼熱からトール自身を守ると同時にトールの強大すぎる力によってミョルニルを握りつぶしてしまわないようにしている。
加えて、鉄の手袋を外し、ミョルニルの眠れる力を開放することで放つことのできる必殺技を持っている。

トールは、周囲の神々から「アイツの本気が見てみたい」と言われるほど、闘いにおいては、負け知らずの神である。
そんなトールの名が神界に知れ渡った逸話がある。

太古の昔、北欧の神界、神々の国(アースガルズ)を恐怖と混乱に陥れた出来事があった。
巨人の国(ヨトゥンヘイム)の巨人たちの侵攻である。
それまでにも、巨人はたびたび神々の国を襲っていたが、それらはすべて巨人単独の侵攻であり、鉄壁の防御を誇る扉と守護天使たちの迎撃によって侵攻は防がれていた。

だが、それこそが巨人たちの策略であり、巨人は単騎でしか襲撃してこないという固定観念を神々に植えつけていたのだ。
その策略にまんまと引っかかってしまった神々の国の防衛体制は時が過ぎるごとに薄く脆くなっていった。
ある日、そんな神々の油断ともいえる隙をつき、66体もの巨人たちが一斉に侵略行動を起こした。

守護天使たちが防衛にまわるも、実戦経験の乏しい彼らは、たやすく巨人たちに蹂躙、惨殺されてしまう。
神々は城内に逃げ込み、絶望の表情を浮かべ、諦めかけていた。
城の扉を叩く巨人たち、絶望がそこまで迫ったとき、ひとりの神が扉を開け、巨人の群れに歩みを進めていった。
扉があいたことに喜ぶ巨人たちだが、次の瞬間、その頭部が鈍い音ともに破壊された。

気づけば、66体の巨人たちは死体の山と化し、血の雨が降る中で、その神は呟いた、「つまらん」と。

その神こそがトールである。
この時の功績が称えられ、巨人たちの頭部を破壊した技には「闘神の雷槌(トールハンマー)」の名が付き、代名詞ともなった。