アニメ2期2シーズン開始記念!
転スラ人物紹介解説シリーズです。
この記事を読むと、以下のことがわかるようになります。
ミザリーのつよさ
ミザリーの正体
【転スラ】ミザリーの能力と強さをネタバレ解説!【転生したらスライムだった件】
始まりの悪魔である「原初の悪魔」、そのうちの一柱「原初の緑(ヴェール)」と呼ばれるミザリーは現在同じく「原初の赤(ルージュ)」ことギィのメイドとして従属しています。
外見は暗紅色のメイド服を着た緑色の長い髪の美女をしているミザリーもまた転スラ世界においては上位種ではあるものの、それに反して活躍するシーンはほとんどないです。
ギィから転スラ世界では「苦痛に歪む人間の表情」という意味を持つ名前ことミザリーをつけられたり、ミザリーとともにギィのメイドである「原初の青(ブルー)」ことレインに仕事を押し付けられたりなどろくな目に遭わないミザリーについて紹介していきます。
ユニークスキル及びアルティメットスキルの保有は不明
「原初の緑(ヴェール)」ことミザリーがユニークスキル及びアルティメットスキルを獲得しているかどうかは不明です。
というのもミザリーはレインとともに活躍する場面がほとんどありません。
例えば「妖魔王」フェルドウェイによる侵略でミザリーとレインは「始原の七天使」のガラシャとピコと対峙します。
ところが4柱が出会った場所が雪が積もる寒冷地とあってレインがやる気を失ってしまい、それに同調したピコによってなし崩しで女子会が行われました。
他にもスポットライトを浴びたシーンを挙げるなら、魔国連邦にてシュナからケーキのレシピを教えてもらったこととリムルの助力で覚醒進化できたことぐらいです。
何故ここまでミザリーの能力が発揮されるシーンがないのか、それはひとえにミザリーが弱いからだと考えられます。
「原初の悪魔」の一柱であり、精神生命体でありながらも受肉を果たしているうえに名付けまでされているミザリーは恐らくそこらの雑魚には負けないはずです。
しかしギィをはじめ、ミリムやリムルなど転スラ世界のトップクラスな上位者たちと比べたらあまりにも差があります。
まず第一にミザリーとレインはすでにギィに負けており、これを覆せません。
転スラ世界の悪魔族(デーモン)は精神生命体であるため、たとえ負けて死んだとしても数百年後には記憶も人格も完全に保有した状態で復活しますが、その時は復活するよりも力が失われてしまいます。
おまけに悪魔族は上下関係が絶対で、特に「原初の悪魔」以下の悪魔は彼ら彼女らには逆らえないです。
そんな「原初の悪魔」ではあるものの、「自分を殺した相手には従属しなくてはならない」という悪魔族のルールが適用されていることが判明しています。
それがミザリーとレインです。
ミザリーとレインは太古の昔にギィに挑んで返り討ちにされ、それが発端でギィが受肉した折に雑用として召喚されました。
そのためメイド服を着ており、実際に従事している仕事はメイドのような給仕や事務的なものばかりで、その一環として挙げられるのが情報収集です。
情報収集
ミザリーは私兵を持っており、この私兵を使って情報収集に勤しんでいます。
レインとは違って鋭い勘と何をしても成果を出す優秀さ、そして真面目な性格のミザリーならではの行動といっても過言ではありません。
けれど裏返せば、これはミザリーは情報収集に秀でた能力を持っていないという裏付けにもなります。
確かな分析力
実は転スラ世界にてミザリーは「緑の使徒(ヴェルド)」という傭兵団から神として崇拝されています。
活躍の場面があまりないミザリーの期待するファンには朗報かもしれませんが、実はこの傭兵団は世界を混沌に陥れることを目的とした危険な集団です。
この「緑の使徒」のリーダー・ジラードは神聖法皇国ルベリオスにグランベルが襲撃をかけていた頃、イングラシア王国で開催されていた西方諸国協議会に乱入します。
そして仲間であるアインの寿命を大きく削ってジラードは自分たちの神であるミザリーの召喚に成功しますが、ミザリーはそれどころではありませんでした。
何故ならそこにはリムルの配下としてやってきたテスタロッサがいたからです。
偶然の邂逅だったとはいえ、ミザリーは「テスタロッサには勝てない」と判断して逃げ帰るのでした。
ミザリーが能力を使って印象に残っているシーン
残念ながらミザリーはこれといった活躍がないですが、強いて挙げるなら「緑の使徒(ヴェルド)」に召喚されたシーンです。
歓喜するジラードとは裏腹に、ミザリーは沈黙したまま一点を見つめています。
その様子に困惑しながらも気づいたジラードが顔を向けた先にいたのが「原初の白(ブラン)」ことテスタロッサです。
おまけにテスタロッサの従者モスもおり、ミザリーはすぐさま撤退しました。
この時ミザリーは「お互い原初の悪魔ではあるが、テスタロッサは受肉したばかり」だと思います。
一見するとテスタロッサが不利なようにも受け取れますが、実は悪魔における「受肉したばかり」は戦いに明け暮れる元いた世界のままであることを指しています。
つまり戦闘の技量は全く衰えていないというわけです。
それに対してミザリーは長くメイドとして働いており、戦闘の腕は錆びついています。
付け加えるならテスタロッサはディアブロに次ぐ実力者です。
これだけの要素が揃っているなら、確かに逃げ帰るのも分かります。
ミザリーの能力の疑問点
いかに上位種とはいえ、弱いものや不出来なものがいるのは納得できます。
その弱いものがミザリーとレインですが、だからこそユニークスキルもしくはアルティメットスキルを獲得できないのは釈然としないです。
ウルティマは「自分は未熟である」という自覚を深め、アルティメットスキルの会得に成功しました。
そこにはシエルの手助けがありましたが、ミザリーはそういった深い悔しさや恥がないのでしょうか?
それとも根本的に楽観的で、今ある自分のスペックだけでいいと思っているのでしょうか?
そう考えるとミザリーもまた、自身の才能のみで転スラ世界を生きているキャラクターと言えるのかもしれません。
似たような能力を持つ他作品のキャラクターといえば?
名前:早坂愛
登場作品:かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
能力:万能な従者
似ているポイント:完璧なサポート
漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」にてヒロインのかぐやの従者であり、四宮家の使用人です。
代々四宮家に仕える家系の人間で、学校にいるかぐやをサポートするために幼い頃からかぐやと同じ学校に通学しています。
従者兼使用人のときは冷静沈着な性格ではあるものの、学校では元気なギャルとして擬態しており、そのギャップがたまらないです。
従者としてのサポートぶりは完璧で、かぐやのために裏工作をしたりしますが、その手際は全く隙がありません。
ミザリーは戦闘での活躍はないものの、メイドとしては文句なしだと思うので早坂愛を推してみました。
まとめ
【転スラ】ミザリーの能力と強さをネタバレ解説!【転生したらスライムだった件】
楽しんでいただけましたでしょうか!
アニメも再開され、マンガ版に追いつくかもしれませんね。
ぜひ、事前にマンガも合わせせて読んだり、原作Web小説も読んでみることをおすすめします。
そうするとまた違う絵が見えてくることでしょう。
この記事が皆さんの雑談の種になることを、祈ってます。それではまた!