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終末のワルキューレの『雷神トール』の『神器』をネタバレ解説!

アニメも1話から大活躍!
マーベルではマイティーソーでおなじみの雷神トールについてネタバレ解説します!

終末のワルキューレの『雷神トール』の『神器』をネタバレ解説!

アジチカ,梅村真也,フクイタクミ/ゼノンコミックス

トールの神器

神器名:ミョルニル、ヤールングレイブル
戦乙女:神側の神器であり、神側代表のため戦乙女との神器錬成はなし。
   (対戦相手の呂布の方天戟となった戦乙女はランドグリーズ)
形態:ミョルニル→巨大な槌、ヤールングレイブル→鉄の手袋
ミョルニルは第一形態が普通の大槌(眠った状態)
第二形態は槌の表面がひび割れ、まるで溶けているかのように真っ赤に燃え上がり、臓器のような肉状のものが割れた大槌の表面から隆起し、生き物のように体動した形態になる。

心臓のように作中も鼓動していた。(覚醒時)
第二形態へは、実力を認めた真の強者に対してしか覚醒することがなく、対戦相手の呂布の実力を認めたことで戦闘中に覚醒した。

ヤールングレイブルは鉄製の手袋で、トールの腕と一体化するように装着されている辛い手袋。ミョルニルを扱うためには装着しているとされているが、呂布の神器の方天戟に戦乙女四女ランドグリーズの「盾を壊す者」の能力により、破壊された。

ミョルニルを使った必殺技を解説

必殺技名:闘神の雷槌(トールハンマー)

地面にぶつかりそうになるギリギリまで倒れるように後ろに体をのけぞらせ、そこから起き上がる勢いを槌を振るう力に乗せて大槌を大きく振り下ろす技。

かつてアースガルズに攻めてきた66体の巨人を一撃で屠った大技。攻撃時、雷のような衝撃と轟音が響き渡る。

一撃の元に相手を葬って来た技のため、トールハンマーを放った際には神側の観客席は第歓喜し、誰もが神側の第一回戦勝利を確信するほどであった。

相手の返し手:対戦相手の人類代表呂布はこれを神器錬成で得た方天戟で受け止め、逆にトールの体に一撃を叩き込み、胸から腹にかけて大きな傷を作った。

必殺技名:覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)

伝説には記録されていない、伝説のその先でただ一度だけ放たれた技とされている。

覚醒した大槌を相手に向かって投擲する。投擲技にみせかけ、投擲自体が攻撃ではなく、投げたことによって大槌に加わった遠心力と速度の勢いを力に上乗せして相手に大槌を振り下ろすトールの本気の最強技。実際の神話ではミョルニルでヨルムンガンドだけは一撃で倒すことが出来なかったとされているが、この覚醒雷槌は作中「ヨルムンガンドを葬った技」と言われている。

作中2度この技を放ち、1度目は呂布の実力を認めた際にミョルニルが覚醒し、トール自身が本気を出して放たれた。

2度目は「天喰(そらぐい)」という呂布の全身全霊全てをかけた最強技に対抗すべく放たれた。1度目の覚醒雷槌は呂布の実力を認めたうえでの更なる追加攻撃にすぎなかったが、2度目の覚醒雷槌は生涯最高の一撃と言うほどに呂布の強さに応えるべく放った正に最強の一撃であった。

呂布奉先の反撃:
1度目の覚醒雷槌は、トールハンマーと同様に呂布はこれを神器で受け止めるが、その威力の凄まじさから、両脚がその衝撃に耐えきれず粉砕され、膝をついてしまう。

動けなくなり万事休すと思われた呂布の下に、愛馬の赤兎馬が駆けつけて、赤兎馬に跨り再起。

生前に極めたが己より強い相手が居なかったために使うことのできなかった最強の必殺技「天喰(そらぐい)」でトールに挑むが、トールは2度目の覚醒雷槌で対抗。真正面からぶつかり合った結果、呂布は左腕を吹き飛ばされ欠損し、右腕も再起不能な状態になった。

神器であった方天戟、戦乙女ランドグリーズも覚醒雷槌の威力に負け、神器錬成解除後にそのまま脱落。呂布は機能しなくなりぶら下がっただけの右腕を自ら噛みちぎって、両腕を欠損した状態で、己の全てを出し切るほど強い相手と戦えたことに満足して、トールに特攻。

トールもこのまで出来る強者に出会えたことに笑みを浮かべながら呂布の首をミョルニルで粉砕し、呂布は死亡。呂布の死を悲しんだ陳宮や赤兎馬、呂布軍は試合後にも関わらずトールに挑み、全員返り討ちに遭う。

呂布、ランドグリーズ、陳宮、赤兎馬、呂布軍兵士たちはそのまま「魂の完全消滅(ニブルヘル)」した。

ミョルニルの北欧神話でのエピソードを解説

ミョルニルは、古ノルド語で「粉砕するもの」を意味する。打ち付けても壊れることがなく、投げても再びその手に戻ってくるという逸話がある。

自在に大きさを変えて携行できる。欠点は柄が短いこと。ミョルニルは常に真っ赤に焼けている大槌で、扱うためにはヤールングレイブという鉄製の手袋が必要とされていた。

ドワーフの兄弟によって作られたとされ、その威力は凄まじく、一撃で倒せなかった生物はヨルムンガンドだけと言われている。

また、ミョルニルは武器だけではなく、トールの戦車を引く2頭の牡山羊を食べてしまったしても骨さえ無事ならばミョルニルを振ることで生き返らせることもできたとされている。

武器、蘇生に加えて、バルドルの葬儀の際には火葬するための火を浄化するのにも用いられたとされている。
ヤールングレイブルは古ノルド語で「鉄でできた掴むためのもの」「鉄の手袋」という意味。
他にも、ミョルニルは男性器を象徴しているという話もある。

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