『SKET DANCE』『彼方のアトラス』の篠原健太先生の新連載!
週刊少年ジャンプで連載中『ウィッチウォッチ』第1話のあらすじをネタバレ解説します。
『ウィッチウォッチ』第1話のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で『ウィッチウォッチ』第1話の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
『ウィッチウォッチ』第1話の結末
主人公守仁は、魔女ニコを鬼艮術『金砕棒』で救い出した。
『ウィッチウォッチ』第1話の登場人物
守仁、主人公。一本角くせ毛。イケメン。鬼の末裔。
ニコ、ヒロイン。魔女。ゆるふわ妄想女子。
桃田、守仁とニコの幼馴染。モブ。カサゴ頭からスキンヘッドに。
犬塚、桃田の舎弟、帽子。
猿渡、桃田の舎弟、メガネ。
山本、桃田の舎弟。滑舌がわるい。天パ。
『ウィッチウォッチ』第1話のあらすじ
桃太郎
主人公、守仁は不良に絡まれた。
桃田、犬塚、猿渡、そしてキジではなく・・・なぜか山本に。
しかたないです。
山本、多いですからね、山本。
カサゴ頭の桃田の攻撃を難なく躱す守仁であったが、最終的にはわざと殴られるのだった。
魔女と使い魔
自宅。
父との食事。
「なぜ殴らせる?」と訊く父に、「わざと負けてやったんだよ」オレが手を出したら、やつらはただじゃ済まねえからな。
守仁は痛いイキリ野郎のように返答する。
しかし、事実だ。
守仁の家系は代々鬼の家系。
力を制御できないうちに、子どものころ、桃田たちを大怪我させたこともあり、躊躇していると守仁。
父は言う。
「鬼の力を恐れて躊躇する癖がついていると、いざというときに本気をだせなくなるぞ」
伏線に違いなかった。
続けて、
「ニコちゃんが使い魔にお前を指名した」
と言う。
ニコとは幼馴染の魔女である。
魔女は動物を使い魔として使役する。
ならば、なぜ守仁が使い魔に使命されたのか。
それは、
守仁の家系は、元々虎と牛から人化して鬼となった家系なので、
使い魔とすることができるのだそうだ。
受けないと、
とんでもない化物の姿に変えられてしまうので、受けるより他ないと父。
*とんでもない化物の絵はぜひマンガ出てみてくださいネ
同棲は突然に
というわけで(どういうわけだ?)
ニコは守仁の家に越してきて、同棲することになった。
ニコは箒にのって、空を飛び守仁の家に向かう途中、
妄想する。
「同棲! 幼馴染同士が! 高校生なのに!」
買い物袋からネギだす!
と、妄想運転には注意が必要。
バランスをくずしてそのまま・・・
ガシャーン!
ミッション・インポッシブル顔負けの、窓割りダイナミック!
守仁の家の窓を割って数年ぶりの再開を印象づけたのであった。
守仁は言う。
「まさか到着0秒でやらかすとは」流石に予想できなかった、と。
そんなやさしくイケメンに育った守仁を見てニコはまた妄想する。
(きっとニコを性的な目で見ているよ、いままさにエロいことを考えているよ!)
地味なワンピースをきているくせに、この娘。
なかなかのエロ脳である。
散らかった部屋を片付ける守仁。
回収した窓ガラスにニコは魔法を唱える。
「マジョリカバリー!」
キレイに治る窓。
「すげえ!」
感動する守仁であったが、パキャンと嫌な音が現実に戻す。
「ナンの音だ?」
ニコは当たり前のような顔で割れたマグカップを差し出して言う。
「生贄に捧げたマグカップが砕け散った音だよ」
ドヤ顔で
「これは物を大切にする想いを消費して発動する魔法なの」
「先にいえ!」
ボッスンのようにツッコミを決める守仁。
しかし、治った窓を見て
気を取り直して、キメ顔で守仁は言った。
「見違えたな、ニコ」
ニコの心臓は高鳴る。
ドッキっ! ポンポポン!
ここは少女漫画風の絵にならんのか。
もう篠原健人先生飽きたのかな、少女漫画風。
守護者は使い魔
調子づいたニコは、ペラペラになる魔法を披露するといって、
自分にかけてしまう「ペラペランコ!」
そして紙のようにペラペラになったニコは、風にのってどこかへ飛んでいってしまったとさ、完・・・ではなくて
追いかける守仁。
ニコがやっと動きをとめたとおもったときには、ひどい状況に。
壁と壁の隙間にすっぽりハマってしまい、守仁の身体では手を伸ばしても掴むことができない。
このまま魔法の効果が切れれば、ニコは潰れて死んでしまう。
絶体絶命のピンチ!
・・・しょうもないけれど、ピンチはピンチ!
そこに現れたのはカサゴ・・・ではなくて桃田。
壁は桃田の家の壁だった。
守仁は桃田に掃除機を貸してもらえるように頼むが、これみよがしに調子に乗った桃田はかそうとせず、守仁をここぞとばかり煽りまくる。
しかたない。
守仁は、なににかえても、ニコを守る覚悟をした。
鬼艮闘術(きごんじゅつ)。
「金砕棒」
鬼の力を開放して、壁を打ち砕き、ニコを助け出すことに成功した。
壊れた壁は、あとでスタッフがおいしくいただきました。
嘘です。
桃田の髪を引き換えにニコが修復しました。
自分を必死に助けてくれた守仁に対して、
幼い恋がいまもかわらないことを確信したニコは、守仁の背中にラヴビームを送る。
「好き・・・」
しかし、性格だけでなく守仁が真剣で真面目なのには意味があった。
災悪の予言
それは予言。
一年以内にニコに災いが起こる。
「予言は回避可能だ」と父が言ったことを思い出す。
守仁は心に刻む。
(オレの任務はニコの護衛)
こうして魔女と使い魔の同居生活は始まった。
『ウィッチウォッチ』第1話の感想と考察
待ちに待った篠原健太先生の新作はじまりましたね!
読み味は、「彼方のアトラス」「スケットダンス」よりでしょうか。
ちょうど中庸的なところになるかもしれませんね。
篠原健太先生も、「彼方のアトラス」は海外ドラマみたいにラストまで筋道決めた上で、ストーリー書いていった話で、それは週刊誌ではむずかしいものだったと、新しいアプローチについて語ってましたけど、日々面白さを追求する、「SKET DANCE」のような話の作りもよいですよね。
そこがうまいこと合わされば、篠原健太先生の先生?空知の銀魂のようなるのかもしれません。
ヒロインのニコは、「SKET DANCE」でいえば、ロマン。「彼方のアトラス」でいえば、アリエスでしょうか。
なんやらかんやらで、妄想女子系好きですよね、作者。
次回からもたのしく妄想炸裂させていってほしいですね!
『ウィッチウォッチ』第1話のまとめ
今回は、週刊少年ジャンプで連載中『ウィッチウォッチ』第1話のネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!