稼ぐ

ノーと言う力を最大限に引き出す方法で稼ぐ

「今日飲みにいかないか?」
と、同僚が言った。

「う〜ん」と、ぼくは考える。
今日は帰ってからやりたいことがある。
今日やらなければいけないことか、といえばそうではない。
だけれど、この同僚と飲みに行くよりは、自分の時間を大事にしたいなんて考えることは邪なことなのだろうか。
悩む。
「どうした?」
と、同僚は顔を覗き込んできた」
(どうしたじゃねーよ)
内心毒づく。
おまえが俺をさそたりなんかするから、「どうした?」って状況になってるんだよ。
悩んでるんだよ。
わかれ!

例えばだ。
「ごめん、今日は用事があるから」
と断ったとしよう。

相手からしてみれば、「わかった」と引き下がってくれるかもしれないものの、俺と飲みに行くことは用事じゃねえのか、と思うだろ。
いやいや、突然だからね。
前もって言ってくれればよかったんだからね。
と、正当化もできるだけれど、「じゃあ、今度いつ行ける?」と先に聞かれても迷惑な話である。
なぜなら、俺は同僚と飲みになど行きたくないからだ。

で。

それなら、なぜ断ることに躊躇するか、だが、単純といえば、単純。

嫌われたくないからだ。

まったく自分でも困ったもんだ。
自分が好きでもない相手でも「嫌われたくない」と思うのだから。

でも、よくよく考えてみれば、なんで嫌われたくないのだろう。
嫌われたっていいじゃないか、なんて開き直れたらどれだけ気が楽になるだろうか。

というか、気が楽になるとわかっているなら、開き直ればいいじゃないか。

そうだ。
よし。

「俺、今日用事・・・」
意を決して断ることにした。
今日の俺は、今日からの俺は違うのだ。
俺は変わるのだ。

すると同僚が言った。
「A子さんくるぜ」
A子さん。
会社のマドンナである。

「用事・・・」と言いかけていた言葉に続けて「なかったんだ、ちょうどなかったんだラッキー行こうぜ」
と続けた。




で。

もちろん、その日、A子さんは来なかった。

ノーと言う力を最大限に引き出す方法で稼ぐ

こんにちわ、ぼくです。

今日は、ノーと言う力を最大限に引き出す方法で稼ぐ、というテーマでお伝えしたいと思います。

ノー。

いえてますか?

なかなか人付き合いってのも難しいもので、自分の心から参加したい行事だけ参加するってのは難しいものだと思います。
そこで、今日はまず、ノーといえない原因をちゃんと言語化してみてから、ノーと言わないことのメリットとデメリットをまとめます。
そのあとで、ノーという具体的な方法について話をして、その方法を使って稼ぐ案を考えていこうと思います。

なぜ「ノー」と言えないのか。

答え:不安

これに尽きると思います。

この不安というのは、一言にまとめると、「自身の価値の低下」に対する不安でしょう。

例えば、

  1. 次に誘われないかもしれない=友人としての価値低下
  2. ノリが悪いやつとして、言いふらされる=評判の低下
  3. いない場所で悪口の的になる=いじめられ役に立場の低下

とか、そんなところじゃないでしょうか。

ノーと言うメリット

時間が確保できる
やりたくないことをしなくていい

ノーと言うデメリット

時間を奪われる
自分がお願いしたときに断れるかもしれない

ノーといえない理由を具体的に

そんなにいかないことで、デメリットあるなら、
つべこべ言わず行けばいいじゃないですか。

でも、そうはいかないわけですよね。

それはなぜか。
それは、
心理学の葛藤でいうところの「回避と回避」という状況だからです。

回避と回避というのは、「Aしたくないけど、B(その結果)もやだ」という状況をいいます。

例をあげると、
「勉強したくないけど、悪い点はとりたくない」
みたいなやつですね。
どうですか、身に覚えありませんか?

試験シーズンには同じような経験したことあるんじゃないですかね。

だから、これって、何も特別なことじゃなくて、みんな経験することなんだと思うんですよ。

で。

この例でいえば、結果が悪い点をとる、であってその結果を受け入れるのであれば、最初の葛藤である、勉強したくない、に抵抗する必要もないんですよね。
しなきゃあ、いいんです。

仕事上のノー、についても同じです。

先にあげた、結果を甘んじて受け入れられるなら、それでいいんです。

で。

受け入れられないから、悩んでいるんだとお思います。

これを受け入れるということは、心理学的にいえば、障壁を乗り越えるということになるわけですが、いきなり達観して、葛藤を乗り越えることは難しいでしょう。

となれば、継続してしまった緊張の持続を解決するために、適応規制が働きます。

ここで、間違えて仕舞えば、緊張は持続し続け、適応障害をおこし、問題行動を起こしたり、神経症になってしまったりします。

甘く見ると痛い目を見るので、早期に解決できるならした方がいいです。

で。

どうやって解決するかというと、きれいに解決するなら、それは、合理的規制と言われる「努力」「説得」で、緊張を解消するしかありません。

ノーというにはどうしたらいいか

答え:自分の価値を高める

ということです。

結局のところ、努力するか、説得するか、しかなないにして、それでもそれが難しく感じるのは、どのように努力したらいいか、どのように説得したらいいのかがわからないからだと思います。

それがわかれば、あとはするだけです。

例えば、先に上げた例で言えば、人間関係、と言えば、複雑な気がしてしまいますが、そんなことはなくて、価値の問題なんですよ。

そう、自分自身の社会的価値。

ここでいうなら、同僚なので、会社の中という小さな社会での価値でしょう。
もしかしたら、課の中や、チームのなかといったもっと小さな社会かもしれません。

そこでの、自分の価値の低下を恐るから、そんなことを気にしながら生きていかなきゃ行けないんです。
だから、対処療法的なその場での解決策を考えるのではなく、ノーといいたいなら、普段から自分の価値を高めることを考えなければなりません。

考えてもみてください。
社長が、課長から飲みに誘われて、断ることを躊躇しますか?
アイドルが、ファンにお付き合いを申し込まれて、断ることに躊躇しますか?

それは立場の違いです。

所属している社会での価値の違いです。

課長の誘いを断ったところで、社長の価値は下がりません。
ファンのお付き合いを断っても、アイドルの価値は下がりません。

だから、気にせず断ることができます。

なので、相手にノーといいたければ、自分の価値を高める努力をするべきなんです。

とはいえ。

価値というのは、一定のものではありません。
そういうことを自動的にすんなりと判別つく人もいれば、そうでない人も多いでしょう。

だから、事前にノーと言わなければならないであろう対処に対しての対処をまとめておくことをお勧めします。

で。

そういう人向けのツールを用意したら、稼げるんじゃないかな、と思ったりしますし、販売しないにせよ、自分で自分に準備、提供することで、価値が増す、価値の低減を抑えるということは=稼げるに繋がることなんじゃないかと思います。

ノーといえない人のための意思決定アプリで稼ぐ

  1. ノーと言わなければならないかもしれない相手を羅列します。
  2. その相手と自分の力関係・価値位置を記載します。
  3. 力関係から、ノーと言った場合の力関係・価値位置の変化を記載します。
  4. ノーと言わなければならないかもしれない内容を記載します。
  5. それぞれに、力関係・価値位置から、ノーというか、言わないか、を決定し、記載しておきます。
  6. 決定したないようをもとに、3回程度イエス、ノーと答える練習をします。

これでOKです!

こういう特化型メモアプリもいいんじゃないでしょうか。
どうですか、プログラマーさん。

それでは悩まず、学校・会社にいってらっしゃい!

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