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ザ・ボーイズS1を全話見た感想ヒーロー風刺のブラックコメディー

こんにちわ!
ヒーローものって流行ってるじゃないですか。
洋画でいえばアベンジャーズがラストを迎え大フィーバーでしたし、日本が誇る週刊誌少年ジャンプでも、1、2を争う人気連載はヒーローアカデミア。
他にもヒーローを題材にした作品が最近は漫画でも多いですよね。
マーベルのようなヒーローものが浸透したので、それを基にいろいろとアレンジされたものがたくさん作られています。

これって、昔でいえばウルトラマンがあって、ウルトラマンって巨大に変身して怪獣と戦うと、ビルとかバッタバッタ倒壊するわけですよ。
で。
セブンだか、タローだかで、そんなウルトラマンの戦いに巻き添えになって死んだ親を持つ子どもがウルトラマンを憎んでいるって話があったんですよね。
何話だったかよく覚えてませんが。

それを見たときに、ヒーローがヒーローとして戦う姿って、カッコ良くて、すばらしいものだとした思っていなかったので衝撃的でした。

で。

このザ・ボーイズ(The boyes)ですが、今話したウルトラマンの話まんまです。
まんまっていうのは、パクリだとかそういう話ではなくて、主人公の行動を起こし始める動機がそのままですってことです。

主人公は、ヒューイ・キャンベル。
電気店を営む大人しい青年です。

まあ、こんな感じのところまでは、予告編とか、帯分的なもので知ることができるので、正直、ぼくからすれば既視感が強くて見るつもりなかったんですよね。

物語を作る構成の技術に三幕構成という技法があります。
日本でいう起承転結見たなもんだ、と思ってもらって差し支えないです。

で。

その三幕構成のシーケンスに「インサイトインシデント」と定義されているものがあります。
正直、どんな海外ドラマ見ても、どんな映画見ても、どんな小説読んでも、インサイトインシデントがしっかりしているものが基本良作、それ以外は駄作といってもいいくらい大事なシーケンスです。

インサイトインシデントっていうのは、冒頭に目を引くインシデント(事件)を起こすってことなんですけど、それがこのザ・ボーイズは究極的に優れていると言えるでしょう。
さっきのウルトラマンの件も知っていたので、まあ、この主人公もなんかヒーローの活躍に巻き込まれて、大事な人を失うんだろうな、くらいの構えでドラマを見始めたぼく。

↓5分後のぼく

目を疑いました。
これは間違いなく地上波でやるドラマではできないやーつです。

ヒューイにはロビンという恋人がいます。
ふたりは仲良く手をつなぎながら、歩道を歩いています。

若いふたりが付き合いを今より一歩先にすすめる。

そんな心温まる会話をしていたそのときです。
悪の怪人が現れ、それと戦ったヒーローの攻撃は、ビルを直撃!
落下するブロック。
主人公を助けようとして、ブロックの下敷きになる恋人ロビン。
ロビン「怖い人にはならないでね・・・」バタン
ヒューイ「ロビンーーーー!」
みたいなよくあるシーンではなく。

手をつないで、お互いが、ヒューイとロビンが見つめあっていると

ビュン

Aトレイン(フラッシュみたいな高速移動ヒーロー)が通り過ぎます。

ロビンのいたところを。
ロビンの体の上を。
ロビンを肉塊にして。

まともに残ったのは、ヒューイが握ってた手だけでした。

高速移動しているヒーローにロビンは轢かれてしまったのです。
そして、その轢いたヒーローAトレインは、すぐその場を簡単な謝罪を述べて去って行きました。

手を繋いでいる恋人が、ヒーローの高速移動に巻き込まれて、肉塊になる。

ぼくの注意はぐぐぐぐと、ドラマに引き寄せられた音がしました。
もう、見るのを止めることはできませんでした。

そして、このあとの流れとしては、
ヒューイがいろいろあって、ブッチャーという男とその仲間たちと、ヒーローたちに復讐する、といった流れになるんですが、その最初の相手がトランスルーセントという透明人間なんです。

で。

透明になるだけでなくて、皮膚がダイヤモンドより硬くなるという無敵なヒーローなわけです。
ちょっとルーク・ケイジっぽいですね。無敵の皮膚男。

で。

それを捕まえるんですが、何やっても殺すことができない。
銃打とうが、ドリル使おうが皮膚を貫通することができないわけです。

こんな強キャラ、一般人がどうやって倒すの?

というところが熱いところです。
昔の漫画でARMSって漫画があってそれに出てきた主人公の父親なんかのバトルを思い出しますね。

当時はドラゴンボール全盛期で、特別なやつと特別じゃないやつの戦いなんてありえない。
特別なやつは特別なやつと戦うものだ、って世界観が少年たちを席巻していたので、特別じゃないやつが頭を使って、特別なやつを倒す、っていう物語にはオリジナリティを感じました。

そして、その時のような展開がこのザ・ボーイズで見ることができたわけです。
ちなみに、このトランスルーセントは、お尻に爆弾詰め込まれて、内部から爆破されて死にます。(グロい

このあとは、正直ヒーローを倒す! という話になかなかならないので、モヤモヤしました。

敵対するヒーローたち

敵対するヒーローたちがまた魅力的な既視感のあるヒーローたちです。
誰でもヒーローものを見ていたら、「こいつらを倒すとしたらどうしたら勝てる?」と考えたことあるんじゃないでしょうか。

このザ・ボーイズに登場する登場人物たちは、誰でも知っている有名なヒーローをモデルにしています。
そして、そんな彼らはヴォードという企業に雇われてビジネスとしてヒーローをしています。
というか、ヒーロー活動がビジネスとして成立しています、といった方が正しいかもしれません。

その中のトップ7。神7がヴォードのヒーローにも存在します。
それがセブンと呼ばれる7人です。

それがもう、いいの?っていうくらい既視感が強い。

例えばリーダーのホームランダー。
どう見てもスーパーマンです。
飛ぶ、目からビーム。怪力、とにかく強い。

そして、クイーン・メイヴはワンダーウーマン。ディープはアクアマン。Aトレインはフラッシュ。
ブラック・ノワールはバッドマン。

これはあくまで個人的な感想ですが
ブラック・ノワールはキミコの弟だと思います。(唐突

トランスルーセント以外のヒーローたちを今後どうやって倒していくのか、シーズン2が楽しみですね。

シーズン1の動機

ヒューイ:ロビンの恨みを晴らす
ブッチャー:奥さんのベッカをレイプしたホームランダーに復讐する

シーズン1の結末

ヒューイの結末

スターライトといい仲に・・・

ブッチャーの結末

ブッチャーの奥さんは実は生きていて、ホームランダーの子どもを無事出産し、幸せに暮らしていた。

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