この記事は、5分程度で、ウィッチャー原作小説、全巻(約3,000ページ)読まないとわからない、シリラにまつわるエピソードを知ることができます。
ウィッチャー原作小説全巻のあらすじ:シリラ編
起
1巻:エルフの血脈
ケィア・モルヘンでウィッチャーの修行をしたのち、メリテレ寺院でイェネファーに師事します。
シリラとイェネファーはサネッド島で開催される魔法使いの集会に向かうのでした。
承
2巻:屈辱の刻
ゲラルトとも再会し、サネッド島の魔法使いの集会中、戦闘が勃発します。
逃げるために使ったカモメの塔のポータル。シリラはひとり砂漠に投げ出されました。
砂漠を彷徨う中、シリラはユニコーンのリトル・ホースと出会います。
その後、トラッパーズという荒くれ者集団に拉致されますが、<ネズミ>の一員と協力し、脱出。
<ネズミ>の一員になります。ファルカと名乗って。
3巻:炎の洗礼
ファルカとして<ネズミ>の一員として、盗賊となったシリラ。
すっかり盗賊としての生き方が身についてきた頃、ニルフガードの管財官モリフクロウは殺し屋ボンハートを雇うのだった。
転
4巻:ツバメの塔
シリラと<ネズミ>はボンハートと戦うことになった。
<ネズミ>はシリラ以外虐殺され、シリラはボンハートに拉致される。
シリラはボンハートの闘技場で、命をかけた戦いを強いられ、見せ物にされた。
その後、ボンハートはモリフクロウのところへ、シリラを連れて行く。
シリラの扱いについて交渉しているところで、シリラは力を取り戻し脱出するが、モリフクロウの攻撃で、顔に大きな傷を負い倒れる。
そこをヴィソゴタという隠者に助けられた。
体力を取り戻したシリラは、運命に導かれるように、ツバメの塔を目指す。
ボンハート、リエンス、モリフクロウはシリラを捕まえようとするが、氷上の戦いでスケート靴を履きこなすシリラに敗退。
シリラはツバメの塔に到着したのだった。
結
5巻:湖の貴婦人
シリラはツバメの塔のポータルで、エルフの国にたどり着く。
そこで、自分の出自(ララ・ドレンの末裔)であることを知らされ、<源流>の力は時空を超える力だと知る。
その力を欲するエルフたちに、エルフの王オーベロンの子を産むように強要されるが、オーベロンは役目を果たす前に、死んでしまう。
リトルホースと共に、時空を飛び越え逃げるシリラ。
イェネファーを救うためたどり着いたスティガ城で、ヴィルゲフォルツに敗れ囚われの身になってしまう。
ヴィルゲフォルツは、シリラから子宮を摘出し、その子を自分のものとしたいのだ。
ゲラルト一行の活躍で、シリラは救助され、ヴィルゲフォルツを打ち破りすべては終わったかに思った時、現れたのはニルフガード軍とそれを率いるエムヒル皇帝だった。
エムヒル皇帝にゲラルトとイェネファーはシリラを救うため、降伏し、シリラもエムヒルに従うことに同意した。
しかし、エムヒルは、シリラと会話をした後、何もせずに、軍を引き上げていくのだった。
大陸一の野心家も、実子の前に立てばただの親だったのだろう。
シリラは、ゲラルト、イェネファーと束の間の旅を楽しむ。
その後、結社の召集に応じ、結社の決定に身を委ねることを宣言する。
つまり、王に仕え、子を産むということを、だ。
シリラはシントラの子獅子としてではなく、イェネファーの娘。ヴェンガーバーグのシリラとして、それを望んだ。
しかし、その前に、ゲラルトと一度会うことを要求。
結社で多数決の結果・・・要求は認められ、リヴィアにいるゲラルトの下へイェネファーと共に向かった。
たどり着いたリヴィアでは、暴動が起こっており、それに対処していたゲラルトは瀕死の重傷を負っていた。
イェネファーは必死に治療しようとするが、思い虚しく、ゲラルトは死亡する。
まるで同じ命を共有していたかのように、イェネファーも同時に命を失った。
ジンへの願いのせいなのだろう。あるいはおかげなのか。
シリラは、リトルホース(イフアラクアクス)とともに、ゲラルトとイェネファーを連れ、時空の果てへと旅立つのであった。
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という話をシリラは、ガラハドにした後、ガラハドとキャメロット城に向かうのであった。
ゲラルトとイェネファーのその後の幸せな結婚生活について付け加えて。
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了