ゲーム発展国++は、カイロソフトのゲーム会社経営シミュレーションです。社員を雇って教育し、ハード・ジャンル・内容を選んでゲームを開発・発売しながら、雑誌レビューでの殿堂入りやミリオンヒット、自社ハードの発売を目指します。対応機種はNintendo Switch、Steam、PS4、Xbox、Android、iOSです。この記事では、序盤の手順、オフィス規模ごとのおすすめ社員、「傑作」になるジャンル×内容の組み合わせ、転職と自社ハード、2周目の引き継ぎを、攻略Wikiと攻略動画の情報をもとに整理します。

結論:序盤は受注開発で資金と研究データを稼いで安価な傑作の組み合わせで新作を出し、条件を満たしたらオフィスを移転して高能力の社員を集めます。終盤は教育と転職で社員を鍛え、日本ゲーム発展大賞のグランプリと自社ハードを狙う流れです(移転条件は「オフィス移転」の表を参照)。

出典について:ゲーム内の数値(費用・条件・社員の能力)は、有志が運営する「新・カイロパーク攻略Wiki」の調査値です。公式発表ではなく、機種やバージョンによって異なる可能性があります。攻略動画の内容は「プレイヤー報告」として区別して記載しています。

基本情報

項目内容
開発・発売元カイロソフト
ジャンルゲーム会社経営シミュレーション(公式サイトの表記は「ゲーム会社経営SLG」)
英語タイトルGame Dev Story
iOS/AndroidiPhone版 2010年7月12日、Android版 2010年12月3日(公式サイトの更新履歴)。App Storeの表示価格は800円
Nintendo Switch2018年10月11日(4Gamerの作品データ)。Nintendo Switch 2版は2026年6月25日リリース(公式サイトの更新履歴)
PS42019年12月5日(公式サイトの更新履歴)
Steam2022年3月27日、1,280円(Steamストア)
Xbox配信中(公式サイトのゲーム一覧に掲載)

公式サイトでは「自社ハードの発売や転職システムも搭載されたパワーアップ版」と紹介されています。社員が育つと作れるジャンルと内容が増え、人気のあるジャンルに相性の良い内容を組み合わせるとよく売れる、というのが基本の仕組みです。発売したゲームの売上本数と総資産はネットランキングで他のプレイヤーと競えます。Apple Arcadeでは別版の「ゲーム発展国+++」が配信されており、攻略Wikiによるとトロフィーと20種類以上のオフィス着せ替えが追加されています。

ゲームの流れと開発の仕組み

新作は、企画書でハード・ジャンル・内容・開発方針を決め、「ゲームの方向性」8項目にポイントを配分してから開発を始めます。開発が40%でα版、80%でβ版になり、バグ取りを経て完成です。企画はシナリオライター経験者、α版のグラフィック追加はデザイナー経験者、β版のサウンド追加はサウンドクリエイター経験者が担当し、いない場合は外注に頼みます(図1を参照)。

ゲーム発展国++の新作開発の流れの図
図1:新作ゲーム開発の流れと担当(新・カイロパーク攻略Wikiの解説をもとに作成)

完成したゲームは4人のレビュアーが各10点満点で採点し、合計32点以上で殿堂入りします。攻略Wikiによると、殿堂入りした作品は続編を作れるようになり、続編が殿堂入りしなかった場合はそのシリーズが終わります。

開発方針費用効果
通常開発+0%なし
速度優先+20%開発が速くなるがクオリティは下がる
クオリティ重視+30%ひらめきが生まれやすいが開発速度は下がる
研究重視+30%研究データを多くもらえる
予算増額+100%社員の気力が大幅に上がり、速度とクオリティの両方が上がる

注意:攻略Wikiによると、同じジャンルと内容で続けて作ったり、一定期間新作を出さなかったりするとファンが減ります。同じ社員を続けて担当にすると力を発揮できない(画面に「前回」と表示される)仕様もあるため、担当は毎回入れ替えます。

序盤の進め方(小規模オフィス)

小規模オフィスで雇えるのは4人までです。攻略Wikiの移転条件と、YouTubeチャンネル「0勝」「マインドゲーム」の攻略動画で紹介されている手順をまとめると、序盤は次の順で進めます。

  1. 受注開発で資金と研究データを稼ぐ:受注開発は納品時に報酬と研究データがもらえ、開発中にも研究データが入ります。納期に間に合わないと報酬はもらえないので、社員の能力で終わる仕事を選びます。0勝の動画では、序盤は自社ゲームより受注開発を中心にする方針が紹介されています(プレイヤー報告)。
  2. 安価な傑作の組み合わせで新作を出す:ジャンル「パズル」と内容「リバーシ」はどちらも最初から選べ、攻略Wikiの一覧では「傑作」に分類されています(合計費用500万円)。
  3. シナリオライター・デザイナー・サウンドクリエイターの経験者をそろえる:企画・α版・β版の担当には各職業の経験が必要です。0勝の動画では、現在の職業でなくても職務経歴にあれば担当できると説明されています(プレイヤー報告)。
  4. 研究データを社員のレベルアップに回す:職業レベルが上がると新しいジャンルが解放されます。マインドゲームの動画では、序盤から開発方針を「研究重視」にしていると紹介されています(プレイヤー報告)。
  5. ハードのライセンスは絞る:パソコン以外の他社ハードはライセンス料が必要で、ハードごとに製造終了日があります。0勝の動画では、3年目11月発売の「ゲームボーヤ」を製造終了が遅いハードとして勧めています(プレイヤー報告)。攻略Wikiの表では、ゲームボーヤのライセンス料は5,500万円、製造終了は16年目12月です。
  6. 5月のアイテム屋で「転職の教科書」を買う:アイテム屋は2年目以降、毎年5月2週に来て、1回に最大3つまで買えます。オフィスを移転すると価格が上がるため、両動画とも早めの購入を勧めています(プレイヤー報告)。

コツ:攻略Wikiの攻略メモには、7月と12月(夏休み・冬休み)は販売数が上がりやすいという投稿があります。日本ゲーム発展大賞は毎年12月3週に開催されます。審査対象の発売期限は攻略Wiki内で記述が混在しており(12月2週までとする記述と、12月3週発売の作品が受賞したという報告の両方がある)、未確認です。

オフィス移転の条件

オフィスを移転すると、雇える社員数に加えて、教育方法・宣伝広告・求人方法・受注開発の選択肢が増えます(図2を参照)。

ゲーム発展国++のオフィス規模と移転条件の図
図2:オフィス規模の拡大と移転条件(新・カイロパーク攻略Wiki「会社の規模」をもとに作成)
オフィス社員数移転費用条件(攻略Wiki準拠)
小規模4人-最初から
中規模6人6,000万円4年目以降、1本以上ゲームを開発したうえで総資金1億円に到達
大規模8人2億5,000万円①総資金3億5,000万円、②音楽賞・デザイン賞に各1回以上入賞。4年目12月3週〜6年目は①②の両方、7〜9年目は①②のどちらか一方を満たすと移転イベントが出る

おすすめ社員(オフィス規模別の優先度)

評価基準:ここでは、YouTubeチャンネル「マインドゲーム」の動画「20年以内にグランプリ達成する方法と、最強社員候補の解説」で、各オフィス規模で雇うよう勧められている社員を挙げます(プレイヤー報告)。動画の選定理由は初期ステータスの高さです。契約料・年俸・初期能力の合計(プログラム・シナリオ・グラフィック・サウンドの合計)は攻略Wikiの社員名簿の数値です。

時期社員契約料/初期年俸(万円)初期能力の合計動画での評価
小規模梶山奈保3,000/850115小規模で最も欲しい社員。職歴が豊富で、ハードエンジニア育成の候補
松山ちさと500/26059序盤に不足しがちなサウンド担当
堀田雄三2,000/700107シナリオが高く、プログラマーLv5の職歴を持つ
桂こじろう1,800/60079シナリオライターLv5の職歴でジャンル解放に役立つ
中規模(専門学校で探す)大島よしぢ3,000/1,200226シナリオが突出して高い(初期120)
神宮寺はるお3,800/1,300326能力が平均的に高く、どの担当にも使える
沢上エリ子8,400/1,200236シナリオが高く職歴も豊富。契約料が高い
雪山ほの子5,800/888187グラフィックが高い
木下としお3,000/1,024237サウンドが突出して高い(初期156)
大規模オフィス移転後(会社説明会を開く)ステイブジョビン20,000/3,000514初期ステータスが高く即戦力。契約料が高いので安い順に雇うよう勧めている
第壱ともこ55,000/3,500590
藤山ふじおA45,000/3,000877
すぎもと耕二75,000/4,000773
大堂ドルリン子85,000/6,000518
フランソワーズ花88,888/8,0001,085

同じ大規模向けの4人(ステイブジョビン、藤山ふじおA、すぎもと耕二、フランソワーズ花)は、攻略ブログ「ピヨたけジャパン」では「ハリウッドで探す」で加入する社員として紹介されており、出典によって求人方法の記載が異なります。同ブログは梶山奈保を序盤のサウンド担当として紹介しています。

求人方法は、知り合い経由(500万円)、雑誌で募集(1,200万円)、ネットで募集(5,500万円)が最初から使え、専門学校で探す(8,000万円)と会社説明会を開く(1億8,000万円)は中規模、ハリウッドで探す(3億5,000万円)は大規模で解放されます。攻略Wikiによると、上位の求人でも1〜2段階下の社員が応募してくることがあります。

年俸に注意:攻略Wikiによると、職業レベルが1つ上がるごとに年俸が20%上がり、年俸は毎年3月末に引かれます。同Wikiの攻略メモには、職業レベル・職歴はゲームの売上とそれほど関係せず、能力値を上げたいなら教育(主にパチンコ)を中心にした方がよいという投稿もあります。YouTubeチャンネル「オメガ エル【SLG攻略】」の動画では、フランソワーズ花はすでにスーパーハッカーで転職の必要がなく、年俸が上がる回数が少ないと説明されています(プレイヤー報告)。

特別な条件で雇える社員

社員出現条件(攻略Wiki準拠)
ミスターX中規模オフィス、専門学校で探す、売上チャート10位以内
アブファラ国王中規模オフィス、売上100万本達成、会社説明会を開く
森野クマックスハリウッドで探す、グランプリ1勝目
チンパンGフォースハリウッドで探す、グランプリ3勝目、売上1000万本以上
カイロくんハリウッドで探す(14年目1月以降)、クソゲーム賞を除く全ての賞を5回受賞、売上2000万本以上、ゲームデックスで豪華ゲスト

傑作になるジャンル×内容の組み合わせ一覧

ジャンルは全20種、内容は全79種で、どちらも最大Lv5です。ジャンルは社員の職業レベルで、内容は特定の職業・レベルの社員に特定の教育を受けさせると解放されます。下の表は、攻略Wikiの「傑作」一覧から、解放の早い組み合わせと定番の組み合わせを抜き出したものです。合計費用はWikiに記載された値です。

ジャンル×内容ジャンルの解放内容の解放合計費用(万円)
パズル×リバーシ最初から最初から500
パズル×囲碁最初からサウンドクリエイターLv1でアニメ鑑賞520
アドベンチャー×ミステリー最初からシナリオライターLv1で読書885
アドベンチャー×探偵最初からシナリオライターLv2で読書800
テーブルゲーム×麻雀最初からプログラマLv1でパチンコ(中規模で解放される教育)525
シューティング×ロボットシナリオライターLv3最初から870
育成×動物デザイナーLv3最初から1,100
シミュレーション×恋愛プログラマLv4シナリオライターLv2で読書2,040
シミュレーション×ゲーム会社プログラマLv4プログラマLv5でゲームで遊ぶ2,180
RPG×ファンタジーシナリオライターLv5シナリオライターLv2で読書2,215
アクションRPG×狩りプロデューサーLv3デザイナーLv3でゲームで遊ぶ2,040
ネットRPG×中世欧州プロデューサーLv5ハードエンジニアLv2で映画鑑賞2,250

このほか攻略Wikiの一覧では、アドベンチャー×幕末・アニメ、アクションゲーム×忍者・時代劇・ホラー、サウンドノベル×恋愛・ホラー・探偵、音楽ゲーム×ダンス・ドラム、体感ゲーム×フィットネス・スキー、ボードゲーム×将棋、ネットSLG×ゲーム会社・競馬なども「傑作」とされています。0勝の動画ではRPG×ファンタジーとシミュレーション×恋愛が傑作の例として紹介されています(プレイヤー報告)。

方向性とレベルアップ:方向性の配分がジャンルや内容に合っていると、そのジャンル・内容のレベルが上がることがあります。攻略Wikiには、初回はレベルアップしないようだという報告があり、1回目の結果だけで「この方向性は合っていない」と決めつけず、方向性の相性は2回目以降も試すよう案内されています。ジャンルがLv2とLv5に上がったときに方向性ポイントが2ずつ増えます。なお、ジャンル「教育」「カードゲーム」は基本的に売れず、「シミュレーションRPG」はそこそこ売れるが大ヒットはしない、という投稿が同Wikiの攻略メモにあります。

転職と上級職

職業はプログラマー、シナリオライター、デザイナー、サウンドクリエイターの4つが最初から就ける職で、前提の職業をLv5にすると上級職に転職できます(図3を参照)。転職にはアイテム「転職の教科書」を使い、職業レベルは研究データで上げます。攻略Wikiは、雇用時の職業から転職すると条件を満たすまで元の職業に戻れない点に注意を促しています。

ゲーム発展国++の転職ルートの図
図3:職業の転職ルート(新・カイロパーク攻略Wikiの転職条件表をもとに作成)
職業転職条件主な役割
ディレクタープログラマーLv5+シナリオライターLv5デバッグとβ版
プロデューサーデザイナーLv5+サウンドクリエイターLv5企画とα版
ハードエンジニアディレクターLv5+プロデューサーLv5自社ハード作成
スーパーハッカーディレクターLv5+プロデューサーLv5+ハードエンジニアLv5すべて

表の転職条件は攻略Wikiの転職条件表を採用しています。同Wikiの攻略メモには「ハードエンジニアレベル5でスーパーハッカーになれる」との記載もあり、ディレクター・プロデューサーのLv5も必要かどうかは出典間で記述が異なり、未確認です。

中盤〜終盤の攻略

教育で能力を伸ばす

教育は中規模・大規模への移転で種類が増えます。攻略Wikiによると、パチンコ(800万円、中規模で解放)は成功率27%程度で全パラメータが+6され、失敗しても費用以外の損はありません。パチンコ以外の教育には上げられる限界値があり、最も限界が高いのは海外旅行(2億5,000万円、大規模で解放)です。0勝の動画では、海外旅行で限界まで伸ばしてからパチンコに切り替える方法が紹介されています(プレイヤー報告)。

日本ゲーム発展大賞とゲームデックス

賞賞金(万円)備考(攻略Wiki準拠)
デザイン賞/音楽賞各1,000大規模オフィスへの移転条件に関係
準グランプリ5,000-
グランプリ10,0001回目で森野クマックス、3回目でチンパンGフォース、5回目でカイロくんが登場する。ただし雇用には求人方法・売上本数などの条件もある(「特別な条件で雇える社員」の表を参照)。2回目と5回目には新ハードの発表もある(出荷本数の条件あり)
クソゲーム賞−3,000バグを50〜60個残して出荷すると受賞できる

ゲームデックスは毎年7月に開催されるゲームショウで、初回は中規模オフィスに移転した後です。出展は「ゲストなし」1,500万円から「豪華ゲストを呼ぶ」7億円まであり、豪華ゲストはカイロくんです。マインドゲームの動画では、グランプリには面白さなど4つのパラメータが150以上必要なようだと述べられており、投稿者は13年目にグランプリを獲得しています(プレイヤー報告。条件は公式に公表されていません)。

自社ハードの開発

自社ハードを作るには、大規模オフィスとハードエンジニア1人以上が必要です。攻略Wikiによると、自社ハードは一度に1つしか販売できず、新しいハードを作ると前のハードは販売終了になります。12月中に発売すると出荷台数が増えやすく、繰り返し開発するほど出荷台数が増えるとされています。

種類仕様と費用(万円)
形態携帯型 40,000/据え置き型 60,000
CPU16ビットチップ 10,000/32ビットチップ 100,000/64ビットチップ 500,000/ポテトチップ 900,000(ハードエンジニア4人)
メディアカセット式 30,000/CD-ROM 50,000/DVD-ROM 150,000/ブルーレイディスク 350,000/パンチカード 939,999(ハードエンジニア6人)

費用は形態・CPU・メディアの合計で、最も安い組み合わせ(携帯型+16ビットチップ+カセット式)でも8億円です。ポテトチップとパンチカードを組み合わせると「カイロくん型自社ハード」を開発できると攻略Wikiに記載されています。

2周目の引き継ぎ

攻略Wikiのよくある質問によると、21年目1月を越えたあとに「最初から」を選ぶと2周目を始められ、引き継がれるのはジャンル・内容のノウハウレベルと方向性ポイントのみとされています。攻略Wikiと攻略ブログ「ピヨたけジャパン」によると、ジャンル・内容のレベルは引き継がれても、2周目で改めて解放する必要があります。

注意:ピヨたけジャパンでは、引き継がれるレベルは21年1月時点のもので、それ以降に上げても反映されないと説明されています。攻略Wikiのよくある質問にも、続けてプレイしてレベルを上げてもハイスコア計測時点のレベルに戻るという記載があります。

まとめ

  • 序盤: 受注開発と安価な傑作の組み合わせで資金を作る
  • オフィス移転: 中規模・大規模とも年数と資金の条件があり、大規模は受賞条件も絡む(詳しくは本文の表)
  • 社員: 小規模は梶山奈保、中規模は大島よしぢ・神宮寺はるお、大規模は会社説明会の高能力社員を安い順に(攻略動画のプレイヤー報告)
  • 組み合わせ: RPG×ファンタジー、シミュレーション×恋愛などが傑作。解放条件は職業レベルと教育
  • 終盤: パチンコ・海外旅行で能力を伸ばし、グランプリと自社ハード(大規模オフィス+ハードエンジニア)を狙う
  • 周回: 攻略Wikiによると、引き継ぎはジャンル・内容のノウハウレベルと方向性ポイントのみ。ジャンル・内容は再解放が必要

公式サイト:ゲーム発展国++(カイロソフト)/Steamストアページ