週刊少年ジャンプで連載中「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
小笠原貞宗は諏訪大社で行われる「犬追物」を利用して悪巧みをする。
1対1の勝負。
諏訪頼重は、小笠原の対戦相手に、主人公、北条時行(長寿丸)を選抜し、
いま、小笠原vs北条のバトルが開始されるのだった!
「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333の結末
北条時行は、騎射戦と化した犬追物で、小笠原貞宗相手に劣勢。
残る矢は1本。点差は4点。
絶体絶命のピンチに追い込まれてなお「たのしい!!」と興奮するのだった。
「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333の登場人物
北条陣営
北条時行、主人公。十歳で英雄になると予言された子。
諏訪頼重、信濃国の神官。未来が見える。
諏訪盛高、諏訪の解説名人。
雫、諏訪の娘。巫女。
孤次郎、諏訪の部下。目つき悪い。へんなとこで髪結ってる。
亜也子、諏訪の部下。頭ひとつ分おねえさん。黒髪ロング。
足利陣営
小笠原貞宗、信濃守護。視力自慢。
「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333のあらすじ
先取点
諏訪神社で行われる「犬追物」。
主人公、北条時行とそれを追う刺客であり信濃守護の小笠原貞宗は一対一で勝負することとなった。
追加ルール。
「人を射ても得点になる」
小笠原貞宗が、北条時行を狙いすまし矢を放とうとした瞬間、
先手を取ったのは、北条時行だった。
獲物と定めた相手に、攻撃を加えられ、怒る小笠原貞宗。
それもすべて、諏訪頼重が北条時行に授けた作戦だった。
売られたケンカは必ず買うという武士の習性を活かし、逃げ上手な北条時行にターゲットを向けることだ。
弓の名手、小笠原貞宗ではあるが、弱点がないわけではなかった。
一射ごとに入魂する小笠原貞宗は連射ができない。
だから、一射ごとに、体勢を立て直し
躱し、躱し、躱せ。
そうしている間に、接待用、つまりは当てやすい赤色をした犬が、近くを通るので、それを射抜けという作戦だ。
そして、赤犬に矢を当て、1ポイント先取する。
まんまと術中にハマり慌てる小笠原貞宗。
残りの矢は1本。
これさえ躱せば、1ポイント先取している北条時行の勝利である。
小笠原貞宗が焦ったところで、射抜く対象を小笠原貞宗に変え、打ち抜き勝利する。
あとは簡単なはずだった。
しかし、小笠原貞宗はいままでの油断が消えた、武人の表情を取り戻し、馬上の死角、右後ろに馬を走らせた。
武士は皆小笠原を手本にすべし
死角に入り込まれたら、どれだけ身体をよじっても当てることはできない。
ゆえの死角。
「これはもう犬追物ではない、戦場の「騎射戦」だ」
と、諏訪大社の解説名人盛高は言う。
どれだけ逃げても、かならず死角に回り込む小笠原貞宗。
それもそのはず、彼は、「武士は皆小笠原を手本にすべし」と帝からお墨付きをいただき、家紋に「王」の文字をいれることを許された、生粋のモノノフなのだから。
現代まで続いている弓術なども、小笠原貞宗が形成した流派である。
南北朝鬼ごっこ 千里眼鬼 小笠原貞宗
が放った矢は、馬の操舵に集中していた北条時行の後頭部を捕らえた。
「5ポイント!」
小笠原貞宗に入った点が声高らかに告げられる。
絶体絶命のピンチ。
だのに。
北条時行は、「死」を意識することで、目を輝かせ、「たのしい!!」真価を発揮しようとしていた。
「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333の感想と考察
北条時行ピンチ!
ここからの勝ち筋を想像してみましょう。
きっとピンチをチャンスに理論が働くと想定して考えると、
死角にはいられるとピンチ!
を反転させて、
死角にはいられたことを活かして反撃!
となるんじゃないかなあ、と。
たとえば、身体をひねるから死角になるのであれば、ひねらない方法、飛ぶ、立ち上がるなどが考えられますよね。
1話での諏訪頼重とのやりとりでもあったように、飛びつくのは得意みたいなので、
相手の馬上に向かって飛び移る、牛若丸の八艘飛びみたいな演出があると、マンガ的にも映えそうな気がします!
八艘飛び、バエル!
見た目も牛若丸意識したデザインですしね。
さてさて、どのように打破するのか次回もたのしみですね!
「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333のまとめ
今回は、週刊少年ジャンプで連載中「逃げ上手の若君」9話:小笠原1333のネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!