こんにちわ!
ーー2度の驚きの法で結び付けられるゲラルトとシリラの運命に感動を覚えながらも、「驚きの法ってけっこうあちこちで乱発されているの?」と、疑問を持ちながらも、浦島太郎やら、鶴の恩返しなんて、日本の昔話もしょっちゅう驚きの法でてくるね、考えてみれば、と自己解決したーー
ぼくです!
- 10分程度で、1時間ドラマのウィッチャー8話(最終話)の内容を振り返ることができます。
- また、劇中だけでは描かれていない情報を知ることができます。
- そして、それら情報を踏まえた考察を得ることができます。
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1もこの8話でとうとう最終回となりました。
1話を初めて見たときには、「2話でこのふたり(ゲラルトとシリラ)出会うのかな」と思いながら見て、「全然出会う気配ないじゃあないか!」と驚き「これはふたりが出会うところまでが、シーズン1なんじゃないか」と予想しながら「ほら、思った通り!」と、ひとりドヤ顔していたことを思い出します。
今回では、イェネファーというせむしの少女の物語に一応の決着がつきます。
そして、ゲラルトとシリラ王女の運命についても。
きっと最終回もSomething More(期待以上のもの)です!
ウィッチャー8話の結末をネタバレ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話の結末をまとめます。
第8話の舞台になった地図
イェネファー視点:ソドン
シリラ王女視点:ソドン
ゲラルトとシリラ視点の8話結末
助けた商人に連れられてやってきた家。
引き寄せられるように、森にすすむゲラルト。そこには驚きの子シリラ王女がいた。
こうして、ふたりの運命は交わるのでした。
イェネファー視点の8話結末
混沌を開放し、ニルフガード軍をすべて焼き払うイェネファー。
そのあと、ソドンの丘にて、イェネファーの姿を見つけることはできなかった・・・
ウィッチャー8話のあらすじをネタバレ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話のあらすじをまとめます。
ゲラルト視点の8話あらすじ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話のゲラルト視点のあらすじをまとめます。
序:失った運命
ゲラルトは炎上した城の中、ニルフガードの兵士にシリラの居場所を尋問する。
しかし、ニルフガードの兵士は答えようとせず、盲信的にニルフガードの教えを口にするばかりだった。
ゲラルトは、ニルフガードの兵士を殺し、シリラを失ったと考え、ケィア・モルヘンを目指し旅立つ。
破:バッドエンド
シントラの難民キャンプ跡地。
一週間程度前まで、シリラ王女がいた場所だ。
夜。
死体を集めている男をゲラルトは見つける。
死体荒らしだと思い、ゲラルトは男を非難した。
しかし、男はどうやら死体を埋葬しようとしているようだった。
男ーー商人ユルガーーは言う。「なんの罪もないないのに、なぜ殺される」
「ほっとくわけにはいかんだろ」と、死体を運ぶ。
ウィッチャーセンス(ゲラルトむずむず)
が、反応する。
「早くここから離れろ」ゲラルトはユルガに言った。「一噛みであの世いきだぞ」
ユルガは怯えて、その場を離れた。
そのとき。
ゲラルトの足は何者かに掴まれる。
グールだ。
屍鬼であり、禁断の魔法の産物である。
死体がある場所に現れる低級怪物だ。
いつも通り準備万端であれば、問題なかったのかもしれない。
しかし、ウィッチャー七つ道具はローチに乗せたまま。
手に持つ剣だけで、包囲される最悪の立地で戦うことを余儀なくされる。
結果、ゲラルトは脚を大きく負傷し、倒れ、死を予感する。
「当然の報いだ」
急:親子
ゲラルトは夢をみる。
英雄に憧れて、バケツを被り棒を剣に見立てた子どもが幸せそうに暮らす夢だ。
食卓には豪勢な料理が並ぶ。
ドラゴンスレイヤーになる夢を語る少年ーーゲラルトーーにドラゴンとの付き合い方を教える。
「我々は生かし、生かすの」
暖かい夢だ。
ゲラルトが夢見ている場所は、荷馬車の上だった。
商人のユルガが助けてくれたのだ。
「寝ちゃダメだ、起きろ殺し屋のあんちゃん」
ゲラルトは目を覚ますと、ポーションを飲み、傷口に吹きかける。
そして、また意識が朦朧としながら、荷馬車に揺られるのだった。
「ヴィセンナ・・・ヴェセミル・・・」
ゲラルトの親と呼べるものたちの名を呼びながら。
シリラ視点の8話あらすじ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話のシリラ視点のあらすじをまとめます。
序:ゾラ
シリラが意識を取り戻すと、村で出会った気のいい女が目の前にいた。
馬を盗まれたのにもかかわらず、怒った様子もない。
ただシリラのことを心配していた。「何があったの?」
「男たちが現れて・・・」と、それ以上言えることもなく、言葉を飲むシリラ。
女ーーゾラーーは、「報いね」行きましょう、とシリラの手を引いて、自分の家へと連れて行く。
シリラがいた周りは、草木がなぎ倒され、馬も、男たちも身が引きちぎられ、ちみどろになって死んでいた。
破:家族
ゾラの家につくと、馬を飼育する少年がいた。
ゾラの息子だ。
「本当母さんは世話焼きなんだよ・・・」とため息をつく。「なんだお前喋れないのか?」
ぺしり。
「いて」
少年は後ろから優しくゾラに頭を叩かれる。「この子は大変な目にあったんだ。あんたの手伝いをさせるわけじゃないんだよ」
叱る様子にも愛情があふれていた。
「この子に礼儀でも教えてあげてね」
笑顔である。
しかし、そんな幸せなときも長くは続かない。
夜空に光球。
「ニルフガードがきたのね」
ソドンの丘の戦いの様子が離れたゾラの家からでもはっきりと見えた。
「大丈夫、ニルフガードは北へ向かうはず、勝っても、負けてもこっちにはこないわ」
急:今日死んでも
寝室。
シリラはゾラと一緒に寝ていた。
ゾラは言う。「私は今日死んでも、すべてを持っていたと胸を張って言える」
運命をまっとうした人間の顔だった。
続けて「でも、娘だけがいなかった」嬉しそうに、「だからあなたは運命なの」とシリラが存在してくれていることに心の底から喜ぶ。
シリラもそれを心のそこからうれしいと思った。
しかし、運命という言葉は、胸の奥にチクリと針を刺した。
このままでいいのだろうか。
イェネファー視点の8話あらすじ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話のイェネファー視点のあらすじをまとめます。
序:あと2日
船の上。
60人の魔法使いが、ニルフガードの侵略を阻止すべく、ソドンの丘の砦に向かっていた。
「2日間、砦を守り続けられれば、我々の勝ちよ」テメリアもケイドウェンも援軍にきてくれる。
ティサイアはみんなと力づけた。
上陸。
イェネファーはミッションの実質指導者であるヴィルゲホルツにーー
「ニルフガードはなぜシントラを攻めたの?」北へ行くなら、シントラを攻めない方が奇襲できたはずと
ーー質問する。
ヴィルゲホルツは「君は賢いな」と笑う。
その真意はわからない。
#考察にヴィルゲホルツの真意について掲載します。
破:Battle of sodden
砦につくと、イェネファーたちは状況の整理をする。
「ここで戦うしかない」と砦の指揮官に対して「馬鹿のこと言ってないで、子どもを逃しなさい」と怒るイェネファー。
やはり、子どものことになると冷静ではいられないのだ。
しかし、どこに逃げるところがあるというのだろうか。
結果、ここで援軍がくるまで戦い続けることを決意する。
夜。
ビールを飲みながら、ティサイアとイェネファーは初めて穏やかに会話する。
しかし、会話の内容は穏やかでなかった。
「死ぬ覚悟はできた?」ティサイアはいう。
イェネファーは「ええ」と微笑み「人の何回ぶんも行きたわ」
「でも、生きた意味も、生きる意味もない」
ティサイアはかぶりふって「そんなことはない。今からでも遅くないもの」優しく微笑む。
眠りについてからしばらくして。
イェネファーは目を覚ます。
魔力の反応を感じたからだ。
空の上には炎の球。フリンギラだ。
ニルフガードは、優秀な魔法使いはフリンギラだけだが、その代わり、弾丸のカートリッジのように使い捨ての、魔力の資質だけがある程度の魔法使いを大量に用意していた。
彼らの命と引き換えに、フリンギラは魔法を行使しているのだ。
彼女が、最初にティサイアから習ったことを、彼女なりに有効活用しているというわけだ。
均衡と制御。
左手を失いかけたあの日から。
そして、夜が明けた!
ソドンの丘の上。
砦にきた魔法使いの数は昨晩の攻防を見て減っていた。
22人。
それが、魔法使いの残存兵力だった。
それでも、ソドンの魔法使いたちは諦めなかった。
トリスはキノコの毒胞子を使い、コーラルはテレキネシス、サブリナは弓矢と爆撃で攻撃した。
ニルフガード軍の第一陣は完全に敗戦ムード。
撤退を余儀なくされる。
それを見てカヒルは戦線を移す指示をし、大きく部隊を動かす。
本陣の兵がいなくなるほどに。
「いまよ、ヴィルゲホルツ」
イェネファーはその時を見逃さなかった。
全員の連絡役になっていたイェネファーは千里眼とテレパシーでソドンの魔法使いの指揮官をしていたのだ。
ヴィルゲホルツはポータルを使い、カヒルを強撃する。
一対一。
男と男の勝負。
勝負を流行るヴィルゲホルツにイェネファーは「魔力を節約して!」と呼びかける。
が。
ヴィルゲホルツはイェネファーの指示を無視して、攻勢を仕掛け続ける。
結果、魔力切れ。カヒルに破れる。
カヒルに負けたヴィルゲホルツは、蹴り落とされ、坂を転がり落ち、失神。
そこから戦況は大きく動くことになる。
急:均衡と制御と決着
フリンギラの魔法で砦の門は開けられ、ニルフガード兵の進行ルートは確保される。
また、ポータルに矢を放ち、砦の中に発射する。
砦の壁など無意味だ。
フリンギラは、どんどん人の命を代償に魔法をーー禁断の魔法をーー使い続ける。
ヴィニラは矢に倒れ、アントン、コーラルも力尽きる。
ティサイアはフリンギラに魔力を奪われ、トリスも大火傷を負い、サブリナは洗脳され、子どもと一緒に砦内で自爆テロを行う。
時を同じくして目を覚ましたヴィルゲボルツは、ソドンの魔法使いの生き残りに情け容赦なく止めをさす。
ヴィルゲボルツこそ、内通者であり、裏切り者だったのだ。
もう砦は陥落を待つばかりだった。
その中、イェネファーはなんとかティサイアを見つけることに成功する。
イェネファーはティサイアとずっと反目しあってきた。
しかし、死を目の前にして、初めて、素直に感謝を述べる。「あなたは私を救った」笑顔で「今度は私が救う番」
イェネファーは自身の混沌を爆発させ、ニルフガード軍をすべて焼き払った。
そして、戦闘が終了した後に、イェネファーの姿は・・・どこにもなかった。
ゲラルト・シリラ視点の8話あらすじ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話のゲラルトとシリラ視点のあらすじをまとめます。
序:運命を探す旅
シリラは目を覚ますと、ゾラに感謝しながら、家を抜け出す。
運命を探すために、運命に導かれるままに。
破:驚きの法
ゲラルトは馬車に揺られ、ユルガの家につく。
意識が朦朧としているゲラルトに対して、ユルガは驚きの法で助けてもらったお礼をすることを約束していた。
ユルガを出迎える女。
ユルガの妻は、そう、シリラを匿っていてくれたゾラだった。
ゲラルトは何かを感じ、森に向かった。
朝、シリラが向かった森へ。
急:森で出会う少女
森の中で、ゲラルトは出会った。
少女だ。
運命の少女、シリラ王女。
駆け寄るシリラ王女。
昔からの知り合いに、家族に再会したかのように抱き合うふたり。
シリラはいう。
「イェネファーって誰?」
ウィッチャー8話の登場人物をネタバレ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話の登場人物をまとめます。
ゾラ
ソドンの南にすむ商人の妻。
シリラを助けた。
善人。
ユルガ
ソドンの南にすむ商人。
ゲラルトを助けた。
善人。
グールの群れから助けてもらったお礼に、ゲラルトへ驚きの法を返す。
思いがけず家にいた、シリラは、元の驚きの法に加えて、ユルガの驚きの法でもゲラルトに結び付けられるのだった。
ヴィセンナ
女魔法使い。
ゲラルトの母。ゲラルトをウィッチャーに売った。
ウィッチャー8話の用語をネタバレ
Netflixドラマ版ウィッチャーシーズン1第8話の用語をまとめます。
ウィッチャー8話のネタバレまとめ
イェネファーは生死不明エンド。
ゲラルトとシリラはとうとう出会うことができました。
シーズン2はこのまま続くなら、原作通りであれば、ウィッチャーエルフの血脈につながる。
ウィッチャー8話のネタバレ考察
あとでかく。
ウィッチャー8話のネタバレ感想
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