ジャンプSQで連載中「怪物事変」23話:鍛錬のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
四国狸総本山についた夏羽たち。
頭領の太三郎狸から幻結石を貰おうとしたが条件を出される。
太三郎狸から幻結石を奪えばもらえるということで、夏羽は素直に突撃すると、
太三郎狸の一撃で身体がひしゃげてしまうのだった。
「怪物事変」23話:鍛錬のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で「怪物事変」23話:鍛錬の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ!
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
「怪物事変」23話:鍛錬の結末
太三郎狸から幻結石を奪うことができず、一週間。
ひょんなことから四国狸次期頭領の伊予姫が太三郎狸に变化できることを知り、
伊予姫に特訓してもらうこととなったのだった。
「怪物事変」23話:鍛錬の登場人物
夏羽(カバネ)、主人公。屍鬼(クーラー)。
隠神(イヌガミ)、探偵。化狸。
紺(コン)、化狐。夏羽に夢中。
織(シキ)、蜘蛛男。化物と人のハーフ。
ミハイ、吸血鬼。オンラインゲーマー。情報通信技術担当。
太三郎狸(タサブロウタヌキ)、四国狸頭領。裏屋島を作り上げているボス狸。
伊予姫(イヨヒメ)、四国狸次期頭領の女子高生狸。
全吉(ゼンキチ)、伊予姫の従者。
晶(アキラ)、雪男子。
野火丸(ノビマル)、化狐。トリックスター。
「怪物事変」23話:鍛錬のあらすじ
太三郎狸の条件
幻結石は「変幻自在の石」と太三郎狸は語った。
言わば、狸の宝。
強い相手であれば、貸しを作っても良いと考えていたが、こいつは弱くて話にならないと、動かなくなった夏羽をつつく。
ひしゃげた夏羽を見て取り乱す伊予姫に、「だいじょうぶだよ、死んじゃいない」と隠神は笑った。
屍鬼(クーラー)
外来の怪物。
それとの半妖である夏羽は、基本、死ぬことはないのだ。
どんな損傷からも復活する。
そして
ダっ
復活と同時にまた太三郎狸に走り寄る夏羽。
バキョ
また一撃で打ちのめされる。
「こりんやつじゃ」と太三郎狸はいいながら、屍鬼である夏羽向きの条件を提示した。
・何度でも挑んで良い
・ただし一日一死まで
@客間
夏羽は目を覚ました紺に、しばらく屋島で世話になることを告げる。
「紺はどうする?」
「いっしょにいる!」
野火丸から伝えられた飯生からの指令を思い出し、紺は言い切った。
ならば、と。
夏羽は紺に鍛錬に付き合ってもらうことにした。
夏羽、初の鍛錬。
師匠は狐の紺。
鍛錬をしたことない、夏羽はただ紺に付き従う。
そして、延々と地面を掘る訓練をするのだった。
夏羽の正体
@屋島寺
隠神は、太三郎狸の下を訪れていた。
幻結石がなくても、屋島を維持することが容易いという事実を、隠神は知っており「渋るじゃないか」と太三郎狸に探りを入れる。
話題は、屍鬼に。
隠神は、屍鬼が死なないなら、もっと日本で繁殖していてもおかしくないのに、なぜか、夏羽以外みたことがないことに違和感を覚えていた。
太三郎狸は「屍鬼は繁殖できないからだ」と説明する。
隠神が一度屍鬼について情報を整理した。
屍鬼は繁殖できないが、同胞を増やすことはできる
増やす方法は、炎をわけること
分けることで弱まり、いつか消える(死ぬ)
それが屍鬼の一生だ、と。
違和感。
その正体について太三郎狸は考察する。
しかし、夏羽の炎は弱まっていない。
そして見た目は人間である。
この矛盾を解消することで真実がわかるのだと、隠神はわくわくしていた。
ミハイクエスト
@東京 隠神探偵事務所
織はミハイの部屋を訪れていた。
強くなるため。
もう、足手まといにはなりたくない。
土下座して懇願した。
そんな織に、ミハイは笑いながら示す。
ザクロの缶詰
惜しみない賞賛
土下座
ミハイの大好きなものだった。
渾身の土下座を見てご満悦なミハイは、織に歩行型VR装置で訓練するよう指示した。
起動。
はじまったゲーム。
ミハイクエスト。
織はVR空間を歩いていると、さっそくモンスターと出くわした。
スライムのようなモンスター。
だのに。
強烈な一撃をもらう織。
リアルでものけぞる。
これは体感型RPG。
だからこそ訓練になるのだ。
「せいぜい、死なないように励め」
ではな、とミハイはまたオンラインゲームの世界へと旅立っていった。
天才狸
@屋島
今日も夏羽は太三郎狸から幻結石を奪う戦いを挑んでいた。
一週間。
成果もなく、死に続けていた。
木陰から食事をしながら反省会をする夏羽と紺を見守っていたのは、全吉。
(見切る練習しなきゃそりゃそうだろ)
と、内心毒を吐いていた。
だって、夏羽は紺とひっかきの練習しかしてないのだから。
お?
そこへやってきたのは、屋島の四国狸次期頭領、伊予姫だ。
伊予姫は隠神にご執心。
隠神と仲が良い夏羽に対してライバル心を持っていた。
年齢ならなんやら比べたあと、
外で戦うことに。
伊予姫は、なんと太三郎狸に変身し、夏羽を圧倒する。
一度見たものはそっくりそのまま変身できる。
アホだけど、天才だった。
こうして、ひっかきの鍛錬ではなく、
伊予姫と、見切りの鍛錬を始めることで、確かな手応えを感じる夏羽であった。
一方、紺は、自分と穴掘りをせず、伊予姫と鍛錬する夏羽に対して、複雑な想いを馳せるのであった。
「怪物事変」23話:鍛錬の感想と考察
伊予姫、天才!
夏羽の両親探しがある意味、セントラルクエスチョンなわけですが、
事情が複雑になってきましたね。
屍鬼の設定が、純粋な吸血鬼ではなくて
ちょっと特殊ですし。
なぜ日本に夏羽しか屍鬼がいないのか。
そして、なぜ夏羽は人間なのに、屍鬼そのものの力を持っているのか。
意識しながら読み進めていこうとおもいます!
そして、紺切ない(ヽ´ω`)
「怪物事変」23話:鍛錬のまとめ
今回は、ジャンプSQで連載中「怪物事変」23話:鍛錬のネタバレをまとめました!
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね!
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます!