週刊少年ジャンプで連載中「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333のあらすじをネタバレ解説します。
前回のあらすじ
小笠原貞宗と市川助房を風間玄蕃が打倒し、綸旨を消失させ、無事にげることに成功した北条郎党。
風間玄蕃がいれば、足利尊氏を暗殺することもできるのではないか。
それについて、諏訪頼重は明確に、「できない」と答え、理由を語り始めるのだった。
「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333のネタバレ解説
ここからは、結末、登場人物、あらすじ、感想と考察、まとめの順番で「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333の解説をします。
時間がない人は、結末だけ読んでもらえれば、次回に置いてかれずにすみますよ！
あらすじを読む際は、ぜひ、登場人物を一読して、イメージ膨らませてから読んでもらえるとうれしいです。
「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333の結末
諏訪頼重が語る足利尊氏を暗殺できない理由。
それは、個の武として最強であること。
そして、足利尊氏は信者といっても過言ではないほどの信奉者に囲まれているということ。
それでも立ち向かうか、と諏訪頼重は北条時行に訊ねた。
北条時行は、それを聞いてなお、立ち向かうことを決意した。
「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333の登場人物
北条陣営
北条時行、主人公。十歳で英雄になると予言された子。
風間玄蕃、盗人。狐のお面。
諏訪頼重、信濃国の神官。未来が見える。
諏訪盛高、諏訪の解説名人。
雫、諏訪の娘。巫女。
孤次郎、諏訪の部下。目つき悪い。へんなとこで髪結ってる。
亜也子、諏訪の部下。頭ひとつ分おねえさん。黒髪ロング。
諏訪神党
根津頼直、三大将がひとり、三日月。
海野幸康、三大将がひとり、五文銭。
望月重信、三大将がひとり、センターハゲ。
足利陣営
足利尊氏、征夷大将軍。個の武の極みであり、異次元のカリスマ。ラスボス。
小笠原貞宗、信濃守護。視力自慢。
市河助房、信濃守護補佐。耳がいい？
その他
後醍醐天皇、当時の天皇。鎌倉幕府嫌い。尊氏大好き。だけど後に裏切る。
護良親王、後醍醐天皇の皇子
「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333のあらすじ
今回は、主人公北条時行が敵、足利尊氏の紹介です。
鎌倉幕府崩壊によって、
京は、後醍醐政権の中、権力闘争が起こっていました。
貴族代表は、護良親王（もりよししんのう）、後醍醐天皇の皇子。
武士代表が足利尊氏でした。
護良親王は、実績もあり非常に優秀。
しかも、天皇の血を引いた、つまりは後醍醐天皇の息子でもありました。
それもあり、征夷大将軍の地位についていたわけですが、
その治世はたった二ヶ月で終わってしまうのです。
それは、
後醍醐天皇が、足利尊氏に籠絡されたからでした。
カリスマ。
一言で片付けてしまうにはあまりに強大な力。
何度も、郎党を率いて護良親王は奇襲をかけましたが
一度も足利尊氏に傷一つつけることはできませんでした。
どころか。
郎党を皆殺しにしてなお、素手で、護良親王の刀を受け止め、膝をつき礼を尽くすのです。
個の武の極み。
北条時行に諏訪頼重は伝えました。
「暗殺することは絶対にできない」
それだけではありません。
話しは冒頭へもどります。
カリスマ。
護良親王の率いていた、歴戦の有志たちですら
気づけば、足利尊氏の信者となっている始末。
暗殺を許さない極まった個の武。
敵すら取り込み郎党とする異次元のカリスマ。
「頂点たる者に」立ち向かう覚悟はありますか？
諏訪頼重は、いつものようにおちゃらけることはなく、
真剣な眼差しで、静かに北条時行に訊ねた。
北条時行は応える。
「どれだけ差があろうが、諦めません」
あなたがくれた宝で、何度でも戦い続けます。
そんな無邪気な北条時行に、諏訪頼重は優しく微笑んだ。
「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333の感想と考察
1話使って、まるまると足利尊氏の１エピソードを書いてきましたね！
アンケートもよくて強気な構成です。
現在15話。
これは長期連載が確定的に明らかであるからできる構成だと思います。
諏訪頼重のファンタジー要素もですけど、
足利尊氏の異次元のカリスマや個の武の極みについては、
どのような表現がこれからされていくのか、楽しみですね！
また、これだけ尊氏大好き後醍醐天皇ですが、
北条時行が英雄になる1335年10歳。
中先代の乱をきっかけに、仲悪くなるみたいです。
北条時行のピークであり、
物語のセントラルクエッションにもなっている中先代の乱。
その先も描かれるのか、そこまでで終わりなのか気になるところです。
「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333のまとめ
今回は、週刊少年ジャンプで連載中「逃げ上手の若君」15話：尊氏1333のネタバレをまとめました！
ぜひ、マンガでも読んでみてくださいね！
マンガを読んだ上でのコメントや、考察お待ちしてます！
