ロコキングダムは、魔法の大陸「カロシア」で暮らす生き物「ジニ」と出会い、球状の「オーブ」を投げて仲間にし、属性相性のあるターン制バトルで一緒に戦うオープンワールド・モンスター収集RPGです。日本向け試遊会の映像では、最初の相棒を草・炎・水の3匹から選ぶ場面があり、ジニは進化し、捕まえたジニは図鑑に並んでいきます。ここまで聞いて『ポケットモンスター』を思い浮かべた人は少なくないはずです。実際、中国版の映像が出回り始めたころから、国内のコラムやYouTubeの紹介動画では「ポケモンっぽい」作品として取り上げられてきました。

では、どこが同じで、どこが違うのか。ロコキングダム側は公式発表と中国版の情報、ポケモン側は公式サイトの記述をもとに、ジャンルの中で両者を並べて比較します。権利をめぐる評価には踏み込みません。

出典に関する注記:本記事は2026年10月6日時点の情報で書いています。グローバル版『Roco Kingdom』は正式サービス前で、記事の内容は筆者のプレイに基づくものではありません。ロコキングダムの情報は、Steamストアページ(日本語)、日本公式サイト、Morefun Studiosのプレスリリース(PR TIMES、2026年8月26日・9月25日)、Steam公式ニュース、AUTOMATONの発表会レポート(2026年10月2日)で確認しました。バトルの細かな仕様は先行する中国版『洛克王国:世界』のもので、中国語の攻略サイトと英語の解説動画に基づきます。グローバル版で同じ仕様になるかは確認できていません。日本向け試遊会の様子は、YouTubeの実況動画(テンセントのプロモーション表記あり)の自動字幕から要約した「プレイヤー報告」です。ポケモン側の記述は、pokemon.com・pokemon.co.jp・任天堂の公式ページで確認しました。

結論|重なるのはジャンルの「骨格」、違うのは遊ぶ形と運営の形

先に結論をまとめると、ロコキングダムとポケモン本編シリーズは、モンスター収集RPGとしての骨格の多くが重なっています。最初の3匹、球状のアイテムでの捕獲、18の属性、進化、図鑑、色違い。さらに、オープンワールド、学校が舞台の物語、レベルをそろえた対戦といった点も、近年のポケモン(とくに『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』)と重なります。

一方で、違いがはっきり出るのは次のような部分です。

  • 価格と運営の形:ロコキングダムは基本プレイ無料のオンラインゲームで、ポケモン本編は作品ごとにソフトを購入して遊ぶ形です。
  • 対応機種:ロコキングダムはPC・PS5・Xbox Series X|S・iOS・Androidで機種をまたいだマルチプレイを予定しています。ポケモン本編は、たとえば『Pokémon LEGENDS Z-A』の対応機種がNintendo Switch/Nintendo Switch 2です。
  • 技を使うための資源:ポケモンは技ごとの「PP」、中国版ロコキングダムはジニごとの「能量」を消費します。

「ポケモンっぽい」と言われてきた経緯

まず確認しておきたいのは、日本向けの公式発表はポケモンに触れていないという点です。PR TIMESのプレスリリース2本、日本公式サイト、AUTOMATONの発表会レポートの本文には、ポケモンとの比較は出てきません。「ポケモンっぽい」という評は、主にメディアのコラムや動画から広がってきたものです。

  • インサイドのコラム(2024年8月18日):中国版の2021年12月のゲームプレイトレーラーについて、トレーナーらしき人物がボールのようなアイテムから呼び出したモンスターでターン制バトルをしているように見えるとして、「かなりポケモンっぽい」と紹介。ベータテストでどれだけ差別化されているかが気になる、と結んでいます。
  • 海外メディア:PC Gamerのスポンサー記事は、見出しで本作を「China’s smash-hit answer to Pokémon」(ポケモンに対する中国からの答えとなった大ヒット作)と表現しました。
  • YouTubeの動画:SOCIAL GAME LABさん(2024年12月)は中国発の「ポケモン風」オープンワールドRPGをまとめた比較動画で本作を紹介。中国版のテストをプレイしたHAKEN GAME SAGASHI NO TABIさん(2025年10月)は、想像以上にポケモンに近い手触りだったと概要欄に書いています。2026年10月には、類似性の是非を雑談形式で扱う動画も公開されました。

なお、モンスター収集とオープンワールドの組み合わせという点では、Pocketpairの『パルワールド』と並べて語られることもあります。ただ、パルワールドはサバイバルクラフト要素が中心の作品で、比較の軸が大きく異なるため、本記事ではポケモン本編との比較に絞ります。

共通点①|最初の3匹、捕獲、18の属性、進化

モンスター収集RPGの「型」として、両者に共通する要素を図1にまとめました。ロコキングダム側は公式発表と試遊会の様子、ポケモン側は公式サイトの記述です。

ロコキングダムとポケモン本編シリーズの共通点を8項目で並べた比較図。最初の相棒はどちらも草・炎・水の3匹から選ぶ、捕まえ方はオーブとボールを投げる、属性はどちらも18、進化と図鑑がある、色違いがある、オープンワールドで乗って移動できる、学校が舞台、対戦ではレベルをそろえる
図1:ロコキングダムとポケモン本編シリーズに共通する骨格(ロコキングダム=Steamストアページ・公式サイト・プレスリリース・AUTOMATON・試遊会の実況動画、ポケモン=pokemon.com・pokemon.co.jpの公式ページから整理)

最初の相棒は草・炎・水の3匹から

日本公式サイトのジニ紹介には、ニャーブ(草)、スパーカ(炎)、ポワワ(水)の3匹が属性付きで載っています。試遊会に参加したYouTuberのふる茶さん(チャンネル「ふる茶 channel」、テンセントのプロモーション表記あり)の実況動画では、物語の序盤でこの3匹から最初の1匹を選ぶ場面が映っており、ふる茶さんは炎属性のスパーカを選んでいます(プレイヤー報告)。

ポケモンの公式ガイド(pokemon.com「Pokémon RPGs 101」)も、最初のパートナーは作品によって違うものの、通常はほのお・くさ・みずタイプの3匹から選ぶと説明しています。草・炎・水の3匹から旅を始める構成は、両者でほぼ同じです。

球状のアイテムを投げて捕まえる

ロコキングダムでは、ジニを「オーブ」で捕まえます。ふる茶さんの動画では、野生のジニとのバトル中にオーブを投げる方法と、バトルに入らずフィールドでオーブを投げて捕まえる方法の両方が映っていました(プレイヤー報告)。発表会のデモプレイでも、KENNさんが「プリズムオーブ」で「プリズムのユニコーン」を仲間にしています(プレスリリースより)。

ポケモンの公式ガイドは、野生のポケモンはHPを減らしたり状態異常にしたりしてからボールを投げると捕まえやすいと説明しています。『Pokémon LEGENDS アルセウス』(2022年1月28日発売)の公式サイトも捕獲の流れを「ポケモンを見つけよう」「狙いを定めて、ボールを投げよう」「バトルで弱らせよう」と紹介しており、フィールドで直接投げる捕獲はポケモンにもあります。ロコキングダムで捕獲の成功率がどんな条件で変わるのかは、2026年10月6日時点で公式には公表されていません。

属性はどちらも18。ただし顔ぶれは同じではない

Steamストアページは、ロコキングダムのバトルを「18の属性による有利・不利とスキル特性」を見極めるものと説明しています。ポケモンも、2013年の『ポケットモンスター X・Y』でフェアリータイプが加わって18タイプになりました(X・Y公式サイト)。属性の数は同じです。

ただ、中身は一致していません。日本公式サイトのジニ紹介で確認できる属性名は「光」「草」「炎」「水」「悪」「ノーマル」の6つで、全18属性の日本語名は未発表です。中国語の攻略サイト(18183の相性表、rocokingdomworld.orgの属性表)では、中国版の18属性は「普通・草・火・水・光・地・冰・龙・电・毒・虫・武・翼・萌・幽・恶・机械・幻」と表記されています(中国語表記のまま。18183は「普通」を「普」と表記)。ポケモンのタイプにはない「光」があり、逆にポケモンの「エスパー」「フェアリー」「いわ」と同じ名前はこの一覧に見当たりません。名前だけで相性の中身までは判断できませんが、18という数が同じでも、属性の組み立ては別物と見たほうがよさそうです。

進化・図鑑・色違い

ジニにも進化があり、発表会のデモでは、ユニコーンを進化させた「グレイスコーン」に乗ってフィールドを駆け回る様子が披露されました(AUTOMATONの記事より)。捕まえたジニは図鑑に登録され、イラストや生態の説明を読めます(試遊会の実況動画より)。Steamの開発者トーク(2026年9月7日)は、ジニは卵から生まれる存在だと紹介しています。

特別な見た目として、Steamストアページは「生まれつききらめきをまとったジニ」「色違いのジニ」「ナイトメアに汚染されたジニ」の3種類を挙げています。ポケモンにも、通常と異なる色の「色違い」が野生やタマゴから非常にまれに出現する仕組みがあります(『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』公式サイトの攻略ページ)。色違いはどちらにもあり、ロコキングダムはさらに2種類の特別な見た目を用意している形です。

共通点②|オープンワールド、学校、レベルをそろえた対戦

ロコキングダムの特徴として打ち出されている要素の中には、近年のポケモン本編と重なるものもあります。

  • オープンワールドと騎乗:ロコキングダムはジニに乗って広い大陸を移動できます(発表会のデモでグレイスコーンに騎乗=AUTOMATON。Steamストアページには友達とジニに相乗りできるとの記述)。ポケモンでは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(2022年11月18日発売)が、公式サイトで「シリーズ初となる、オープンワールドのRPG」と紹介され、伝説のポケモンに乗ってパルデア地方を冒険できます。
  • 学校が舞台:ロコキングダムのプレイヤーはロコ・キングダム魔法学院を目指し、各学院から所属を選んで屋外授業やシーズンごとの授業に参加します(Steamストアページ)。『スカーレット・バイオレット』の主人公も、オレンジアカデミーまたはグレープアカデミー(バージョンによって学校の名前が異なる)に入学します(公式サイト)。
  • 対戦でレベルをそろえる:ロコキングダムのPvPは、ジニのレベルが一律に調整されます(Steamストアページ)。『スカーレット・バイオレット』のランクバトルも、公式のルール説明に「対戦中、すべてのポケモンは自動的にレベル50になります」とあります。

オープンワールド、学校、レベル統一の対戦は、ロコキングダムだけの特徴というより、『スカーレット・バイオレット』とも共通する要素と見るのが正確です。違いが出るのは、そのうえで何を強調しているかです。ロコキングダムのSteamストアページは、PvPを「課金額やステータス差に左右されない」対戦とうたっています。基本プレイ無料のゲームとして、課金が有利につながらないことを前面に出している点が、打ち出し方の違いです。

違い①|技の資源は「技ごとのPP」か「ジニごとの能量」か

バトルの中身で大きく違うのが、技を使うための資源です。図2で比べました。

技を使うための資源の違いを示した図。左はポケモン本編で、4つの技それぞれにPPがあり、使うたびにその技のPPが減り、0になった技だけが使えなくなる。右は点線枠の中国版ロコキングダムで、ジニごとに最大10の能量があり、技を使うとコスト0から10を消費し、聚能で1ターン使って5回復する。勝敗はジニが倒されるごとに1減る魔力で決まる
図2:技を使うための資源の違い(ポケモン=pokemon.comの公式ガイドと任天堂の旧作電子説明書、ロコキングダム=中国版の英語解説動画・中国語の攻略記事から整理。点線枠は中国版の情報)

ポケモン:技ごとに使用回数(PP)がある

ポケモンは、1匹が覚えられる技が4つまでで(公式ガイド)、技ごとに「PP」という使用回数があります。任天堂が公開している旧作(ニンテンドー3DSのバーチャルコンソール版『金・銀・クリスタル』)の電子説明書では、PPを「わざを使用できる回数」とし、0になるとその技は使えなくなると説明しています。同じ説明書では、ポケモンセンターでHPとPPを全回復できるとしています(『スカーレット・バイオレット』向けの公式ページで同じ説明は確認できていません)。

中国版ロコキングダム:ジニごとの「能量」を4つの技で共有

中国版『洛克王国:世界』では、技は各ジニが持つ「能量」(英語の解説動画ではEnergy)を消費します。中国語の攻略記事(700g手游网、GameRes)と、英語でバトルを解説しているTravis Zhaoさんの動画(2026年9月22日公開、中国版を解説。公式クリエイタープログラムのハッシュタグ付き)によると、仕組みは次のとおりです。

  • 能量は1体につき最大10(攻略記事)。技ごとのコストは0〜10で、バトルに持ち込む技は4つ(解説動画)
  • 「聚能」(英語の解説ではCharge)を選ぶと、1ターン使って能量が5回復する(攻略記事・解説動画)
  • 交代やバトルからの離脱では自動回復しない。探索中はテレポート地点の近くなどで回復できる(解説動画。GameResも、野外では能量を回復できず「锚点」〈拠点となる地点〉で全回復すると説明)
  • 勝敗は「魔力」(Magic Points)で決まり、ジニが倒されるごとに1減って0になると負け。探索を始めた時点では3で、ストーリーの進行で最大6まで増え、公式のPvPでは最大4(解説動画より)

解説動画は、PvPでは通常、相手のジニを4体倒せば勝ちになると説明しています。中国語の攻略・体験記事によると、PvPに連れて行けるジニは双方6体で、6体を連れて魔力4で戦う形です(中国版の攻略情報。グローバル版のPvPルールは未確認)。試遊会の実況動画でも、技のアイコンにコストの数値が表示され、コスト0の技を使っても数値が減らない様子が映っていました(プレイヤー報告)。日本語版での「能量」「聚能」「魔力」にあたる正式な名称は、2026年10月6日時点で発表されていません。

考察:資源の違いで、バトルの考え方はどう変わるか

技ごとのPPは、長い探索や連戦の中で「この技をあと何回使えるか」を管理する仕組みです。一方、中国版ロコキングダムの能量は、4つの技が同じ財布を共有し、回復には1ターンを使います。強い技を連打すれば能量が尽き、聚能で立て直すあいだに相手に動かれる。つまり、1回のバトルの中で「いつ大技を撃ち、いつ溜めるか」というテンポの判断が毎ターン求められる作りです。同じターン制・属性相性のバトルでも、悩みどころの置き方が違うと言えます(中国版の情報をもとにした筆者の考察で、グローバル版の仕様は未確認です)。

違い②|価格・機種・オンラインの作り

ゲームの骨格よりも違いがはっきりしているのが、遊ぶ形と運営の形です。図3にまとめました。

ロコキングダムとポケモン本編シリーズの違いを5項目で並べた図。価格はロコキングダムが基本プレイ無料とアプリ内購入でジニはガチャで売らない、ポケモンはソフトを購入、対応機種はロコキングダムがPC・PS5・Xbox・iOS・Android、ポケモンはNintendo Switch・Switch 2、友達との遊び、ジャンルと戦い方、発売・配信の状況
図3:遊ぶ形と運営の形の違い(Steamストアページ、公式サイトのテストFAQ、プレスリリース、AUTOMATON、Steam公式ニュース、『Pokémon LEGENDS Z-A』『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイトから整理)

基本プレイ無料、でもジニはガチャで売らない

ロコキングダムは基本プレイ無料で、Steamストアページには「アプリ内購入」の表記があります。AUTOMATONの発表会レポートによると、ナラティブディレクター兼ローカライズ責任者の小野(シャオ・イェ)氏は、ガチャでジニを収集する仕組みを取り入れなかったと説明しています。

ここは比較の軸を取り違えやすいところです。ポケモン本編はソフトを購入して遊ぶ形で(例:『Pokémon LEGENDS Z-A』は2025年10月16日発売、パッケージ版の希望小売価格7,128円〈税込〉)、もともとガチャでポケモンを集める作りではありません。つまり「ガチャがない」こと自体はポケモンとの違いではなく、基本プレイ無料のモンスター収集ゲームでありながら、仲間をガチャで売らないという点が、ロコキングダムの特徴です。グローバル版で何が有料になるかは、2026年10月6日時点で公表されていません。

PC・コンソール・スマホをまたぐ一つの世界

ロコキングダムは、Windows PC(Steam・Epic Games Store・Microsoft Store・公式ランチャー)、PS5、Xbox Series X|S、iOS、Androidに対応予定で、機種をまたいだクロスプラットフォームのマルチプレイを予定しています。友達とはジニに相乗りして移動したり、一緒に採集やバトルをして経験値を共有したり、お互いのホームを訪ねたりでき、友達と一緒だとジニの捕獲の効率も上がります(Steamストアページ、AUTOMATON)。開発者トークでは、友達とジニの育成や編成の体験を共有する仕組みも紹介されています。

ポケモン本編は、たとえば『Pokémon LEGENDS Z-A』の対応機種がNintendo Switch/Nintendo Switch 2です。協力プレイとしては、『スカーレット・バイオレット』の「ユニオンサークル」で最大4人が同じフィールドを冒険できます(公式サイトのポケポータル紹介ページ)。

また、AUTOMATONの発表会レポートによると、ロコキングダムでは正式サービス後も新しいジニが追加されていく予定です。アップデートで世界が広がっていく運営型のゲームとして作られている点も、大きな違いです。

比較表|ロコキングダムとポケモン本編シリーズ

ロコキングダムの欄で「中国版」と書いたものは、グローバル版での仕様が未確認の情報です。

項目ロコキングダムポケモン本編シリーズ
ジャンルオープンワールド・モンスター収集RPGRPG(『LEGENDS Z-A』は公式ジャンル「アクションRPG」)
価格基本プレイ無料(アプリ内購入あり)。ジニのガチャはなしソフトを購入(例:『LEGENDS Z-A』パッケージ版7,128円・税込)
対応機種PC・PS5・Xbox Series X|S・iOS・Android(予定)例:『LEGENDS Z-A』はNintendo Switch/Switch 2
最初の相棒草・炎・水の3匹から選ぶ(属性は公式サイト、選ぶ場面は試遊会の動画)通常はほのお・くさ・みずの3匹から選ぶ
捕獲オーブを投げる。バトル中・フィールドの両方(試遊会の動画)ボールを投げる。弱らせると捕まえやすい
属性18属性(「光」などポケモンにない属性を含む。全属性の日本語名は未発表)18タイプ(2013年の『X・Y』から)
技の資源中国版:ジニごとの能量(最大10)を4つの技で共有。聚能で5回復技ごとのPP。0になった技は使えない
オープンワールドあり。ジニに乗って移動『スカーレット・バイオレット』がシリーズ初
学校魔法学院で所属を選び、授業や大会に参加『スカーレット・バイオレット』の主人公はアカデミーに入学
対戦のレベルPvPはジニのレベルを一律に調整『スカーレット・バイオレット』ランクバトルは対戦中すべてレベル50
マルチプレイ機種をまたいだクロスプラットフォーム(予定)『スカーレット・バイオレット』のユニオンサークルは最大4人

クワックテストで確かめたいこと

グローバル版の初テスト「クワックテスト」は、2026年10月27日(火)11:00(日本時間)からPC・Android・iOSで始まる予定です。比較の観点から、テストで確かめたい点を挙げておきます。

  • 能量の仕組みがグローバル版でも同じか:最大値、聚能の回復量、日本語での名称。
  • 18属性の日本語名と相性:「光」などの独自属性がどう訳され、どんな相性になっているか。
  • 捕獲の条件:弱らせると捕まえやすくなるのか、オーブの種類で何が変わるのか。
  • PvPのルール:何体で戦うのか、レベル以外の能力差がどこまでそろえられるのか。
  • 課金の中身:テストは課金なしのため、正式版で何が有料になるかは引き続き発表待ちです。

注意:テストのビルドは開発中のもので、見た目・機能・テキスト・ローカライズ・バランスは製品版と異なる可能性があると、Steam公式ニュースのFAQで案内されています。テストで見えた仕様も、正式版で変わることがあります。

まとめ

  • ロコキングダムとポケモン本編は、モンスター収集RPGの骨格の多くが重なる。草・炎・水の最初の3匹、球状のアイテムでの捕獲、18の属性、進化、図鑑、色違いはどちらにもある。
  • オープンワールド・学校・レベルをそろえた対戦も、近年のポケモンと共通。『スカーレット・バイオレット』はシリーズ初のオープンワールドで、主人公はアカデミーに入学し、ランクバトルは対戦中すべてレベル50になる。
  • 属性の数は同じ18でも、顔ぶれは別物。中国版には「光」などポケモンにない属性があり、全属性の日本語名は未発表。
  • バトルの資源が違う。ポケモンは技ごとのPP、中国版ロコキングダムはジニごとの能量(最大10)を4つの技で共有し、聚能で回復する。グローバル版の仕様は未確認。
  • いちばんの違いは遊ぶ形と運営の形。ロコキングダムは基本プレイ無料でジニをガチャで売らず、PC・コンソール・スマホをまたいで遊べる運営型のゲーム。ポケモン本編はソフトを購入して遊ぶ形で、『LEGENDS Z-A』はNintendo Switch/Switch 2向け。
  • 「ポケモンっぽい」という評は、公式ではなくメディアのコラムや動画から広がったもの。日本向けの公式発表はポケモンに触れていない。

同じジャンルの作品が共通の「型」を持つのは珍しいことではありません。ロコキングダムがどこで自分の色を出しているのか。その手触りは、10月27日に始まるクワックテストで確かめられるようになります。